朝ドラ「わろてんか」第23週 第133回あらすじ・感想

わろてんか隊がゆく6

今日のあらすじ

わろてんか隊が無事 日本に帰還した。

風太は取材に来た新聞社から早速わろてんか隊の第二陣を打診されるが、てんや楓は心配する。

リリコと四郎は兵隊さんから預かった手紙を先方に届けに行ったところ、あの兵隊さんが戦死していたことを知る。特にリリコはひどくショックを受け、泣き崩れた。

「戦地に行く」という現実を痛感したてんは慰問団の第二陣は断るべきではないかと考える。

リリコが泣き崩れる姿や、てんが第二陣を断るべきだと考える姿を見た風太も今後のことを悩む。

しかし、気持ちを切り変えて、明るく自宅に帰った。

飛鳥は父の帰りに大喜びし、自宅で待っていたトキは涙をこらえて風太をねぎらう。

風太「トキ…待たせたな…。堪忍な…」

お土産がないと謝る風太に対しトキは…

トキ「…そんなん いらん…。あんたが無事に帰ってきてくれたんが…一番のお土産や…」

その夜、てんが鈴を鳴らすと藤吉が現れた。

今回は無事に全員帰還したものの、自分が送り出した「家族」が戦地で危険な目に合ったかもしれないという現実に胸を傷めるてんに、藤吉は「てんおばあちゃん」と明るくからかう。

藤吉「孫ができたんやから おばあちゃんや」

てん「…うちには子はいません。そやさかい、孫はいいひん」

藤吉は、戦死した兵隊さんに笑ってもらえただけでわろてんか隊は行った甲斐があったのだと話し、てんの選択が間違いではないと励ます。

翌朝、わろてんか隊に帰還を聞き付けた伊能は風太に電話をかけた。

風太は、第二陣の話も受けようと考えていることを話す。

伊能「一度うまく行ったからといって…次も無事だと言うことはないんだぞ…」

風太「分かってます…」

伊能「…なんのためにそこまでする?」

風太「…これは、行ったもんにしか分からん…。そやから また てんのこと…あと…トキのこと、頼みます…」

しばらく後、わろてんか隊と経営陣は第二陣について会議を開く。

風太は「続けるべき」だと決断したが、トキや楓は心配して反対する。

しかしキースやアサリたち、ショックで泣き崩れたリリコまでも、第二陣に行くと決断する。

楓「なんで…皆さん えらい目に合ったんちゃいますの?」

四郎「…確かに兵隊さんは明日をも知れん命です。そやけど…」

リリコ「その人らを笑わすことできたんは、芸人冥利につきるわ」

万丈目「もし漫才見てくれはった次の日に亡くなってしまう兵隊さんがおったとしても、わてらがやったことは無駄やなかったって…そう思えるようになったんです」

風太「俺らがいかなアカンねや」

キース「お国のため、会社のためやのうて、ゆうたら自分らの為に行くんや」

アサリ「そやさかい、心配せんでええ」

てん「…北村は笑いの会社です。うちらが笑いを忘れたらあかん。…そう思ってます…」

芸人たちの信念と覚悟を理解したてんは、社長として、わろてんか隊を続けることを決断した。

楓とトキも胸を傷めつつも納得する。

トキ「…皆さん、必ずご無事で戻ってきてくださいね…!」

その夜、てんと風太は藤吉の仏前で話をする。

昼間の芸人たちの覚悟を聞いたてんは、亡き兄・新一の言葉を思い出していた。

『人間は、お金や地位や名誉を競い合い、戦争までするアホな生き物や。そやからこそ、笑いが必要になったんや』

風太「…人はいつか必ず死ぬ。けど、その悲しみを乗り越えるために笑いがあるんや。つらい時こそ、笑うんや。きっとそうなんや」

北村笑店は、この後、外地だけでなく日本各地に慰問団を送り続けることになる。

つづく

今日のあさイチ受け

土曜日なので、あさイチはありませんでした。

今日の感想

笑いを届ける覚悟

昨日・今日は、良い話だったなと思います。

これまでの「笑いを商売にする」とは全然違う「つらい時こそ笑う・笑ってもらう」という芸人たちの覚悟に感動しました。

ショックで泣き崩れたリリコまで再び慰問団をやると言い出して…。

リリコたち芸人は、てんが心配している以上の信念と覚悟を持っていました。ぶれていたのは、てんの方でしたね。(仕方ないことだけど…)

一方 藤吉は芸人の信念と覚悟をちゃんと理解していました。子を思う母の愛と父の愛がそれぞれ少しずつ違うようで興味深かったです。いくら芸人が「行く」と言っても、社長であるてんが了解しないとわろてんか隊は旅立てません。てんもまた、社長として自分の信念と覚悟を持って決断しないといけませんね。(そう考えると、もう少し てんが自分発信で第二陣を出すと決断する展開でも良かったような気もします。ちょっと てんは受け身過ぎかも。)

「明日 兵隊さんが戦地で亡くなってしまったとしても自分たちがやったことに意義があったのだ」。そんな風に思えることって素晴らしいと思います。もしかしたら独りよがりかもしれないけど、そういう全身全霊の強い気持ちでやるからこそ、兵隊さんや阿久津さんにも伝わったんだと思います。

だけど、北村笑店の主要人物は皆50才前後くらいなので、誰も徴兵されてないからこそ、こうして信念を貫く活動ができるわけで、幸せですよね…。徴兵されていたら、自分の信念もへったくれもないでしょうし…。「感動した~」と思っていると同時に、戦争という残酷な現実を感じます。

トキと風太

トキと風太のやりとりも良かった…。すぐにガバっと抱き付いたりしないところがリアル。トキがどれだけ自分を心配していたか分かってるし、そのことで自分もつらいけど、それでもなお 第二陣を受けるという決断を曲げない風太もまた、笑いを商売にしてきた信念と覚悟がありました。風太、かっこいいよ。

(でも、自分がトキなら「行かないで!」って必死に言っちゃう……トキも頑張ってるね……泣けてきます)

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昨日の記事にも拍手&コメントありがとうございました☆ちゃんと拝読しております(^^*)

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