朝ドラ「ひよっこ」第4週 第21回レビュー

旅立ちのとき3

今日の物語

谷田部家

みね子は不安な気持ちを家族の前では出さないように元気に帰宅しました。

美代子「先生に相談したんだけどさ、就職のこと!探してみてくれるって♪なんとかなりそうだよ~。どんな仕事か楽しみだねえ~♪」

しかし美代子母ちゃんと茂じいちゃんは、そんなみね子の様子に気付きます。

美代子「みね子。難しいって言われたんじゃねえの?」

みね子「…え…」

美代子「違うの?」

みね子「違うのって?」

美代子「そうなんでしょう?」

みね子「……なんで分かんの…?」

美代子「あんたの顔見ればすぐ分かるよ。ふふ、母親をなめちゃダメだね♪」

みね子「……ごめんなさい…。でも、探してくれてんのは本当だよ!」

―夜、みね子の学校

外が暗くなってからも、田神先生はみね子のために、いろんなところに電話をかけて問い合わせを続けていました。

化学の藤井先生(女性)がやってきました。

藤井「まだいらしたんですか?どうしたんですか?」

田神「はは。谷田部みね子が東京で就職したいって」

藤井「今から?」

田神「事情がありましてね、家庭の」

藤井「なるほど…でも今からじゃ…」

田神「なかなかね…。お茶でも飲みますか?」

田神「職安にも問い合わせてみたけど、全然ダメで。付き合いのある会社に直接電話してみたんですけど」

藤井「今は人手を欲しがってるとこもあるんじゃないですか?」

田神「いやぁ、でもねえ、金の卵とか言ってもてはやされてっけど、蓋空けてみたら劣悪な職場だったってこともあるんでね…ちゃんとしたとこ行かせてやりたくて…」

藤井「そうですか…」

田神「東京はどんどん豊かになってっけど、茨城や東北は変わんねえですね」

田神「…子供を東京で働かせるしかねえ…私も本当なら何度でも東京さ行って、送り込んだ子供らの様子を見てやりてえです…でもそれもできねえ…。なんだか送り出すだけで…嫌んなっちまいます。へへ…。決めてやりてえな…みね子…」

藤井「…お手伝いさせてください!私も電話かけますよ!」

田神「いやあ、嬉しいなあ!」

その時、電話が鳴りました。

田神「はい、常陸高校でございます」

女性の声「もしもし?常陸高校の田神先生でいらっしゃいますか?…キャー!」

田神「…え?もしもし?もしもーし??あれ?」

電話の向こうで「キャー!」という声がして、そのまま電話は何も聞こえなくなりました。

実はこの電話は、夕方に一度 田神先生が電話をかけた向島電機の永井愛子からでした。

しかし、おっちょこちょいな愛子は、電話で田神と話した瞬間にお茶を書類の上にこぼしてしまい、慌てて布巾を取りに行って、電話中だということをそのまま忘れてしまったのです。

夜、向島電機

田神は電話口で「もしもーし?もしもーし」と大きな声で話しかけます。

愛子は、布巾で机や書類を拭きながら、「もしもーし」と聞こえる声に気付きます。

愛子「…ん…?なんの音…?……ん…??……あ…(受話器をとって)もしもし!」

愛子は自分が電話中だったことを、ようやく思い出してくれました(笑)

夜、みね子の学校

愛子との電話が終わり、田神先生は走り出します。

夜、谷田部家

みね子たちが食事をしていると、なんと田神先生がやってきました。

走ってきたようで、話すこともままならないほど息をきらしています。

田神は、みね子が慌てて入れたお水をグイっと飲み干します。

田神「みね子!おめえ運がいいぞ!ちょうど、ちょうどな、今日の夕方!欠員が出たそうだ!そこに行かせてもらえることになったぞ!!」

みね子「本当ですか…!?」

田神「しかもだ、どこの会社だと思う!?」

田神の言葉を聞き、今度はみね子が家を飛び出します。

みね子が家を出た後…

田神「いやあ、本当によかった…!」

美代子「本当にありがとうございました」

茂「ありがとうございました、先生」

田神「いえいえ、そんな」

夜、時子の家

みね子が向かったのは時子の家でした。

ビニルハウスで作業をしている君子を見つけ、時子はどこにいるか訪ねます。

君子「? 牛小屋だよ」

みね子は牛小屋に走ります。

みね子「時子!」

時子「どうしたの?みね子!」

みね子「仕事、決まったよ!私!」

時子「本当に?」

みね子「時子と一緒の工場だよ!」

時子「…!!」

時子は泣き出します。

時子「よかった…嬉しいよ…!みね子…!!!」

みね子「時子…」

時子「私…本当は怖かったから…ずっと…ずっと怖かったから……一人で東京行くの…怖かったから…!」

時子はみね子を抱きしめ、子供のように泣きじゃくります。

時子「自信なんかないし……強がってるけど…私…怖かったから…!うれしい…うれしいよぅ……!」

そんな娘の姿を、君子たちが見ていました。

正二(時子の父)「どうしたの…?」

君子「……(涙をふき)行かせるしかなくなっちまったよ…」

豊作「………」

少し落ち着いた時子とみね子は、牛舎のベンチに座って話をします。

時子「私…、本当は自信なんかないし…強がってないと、逃げたくなっからさ…。だから…」

みね子「そんなの分かってるよ」

時子「え…そうなの…?」

みね子「当たり前でしょ。あんたと私と、どんだけの付き合いだと思ってんの?あんたのことをね、家族とかは除くけどね、世界で一番分かってんのも、世界で一番考えてんのも、心配すんのも、世界で一番時子のこと好きなのも、私なんだからね!わかってんの?」

時子「はい……わかった…」

みね子「わかってんならいいけどよ」

時子「…すいません……ふ…ふふふ…」

みね子「何がおかしい?」

時子「なんか、恋の告白されたみてえな感じだ、ふふ…」

みね子「やだ、なんか恥ずかしい!もう!ふふふ…」

みね子「…」

時子「…みね子?」

みね子「……よかったよぉ………ほっとしたぁ……!」

時子「んだね、よかった…!」

2人はまた抱き合って涙を流します。

夜、谷田部家

その頃、美代子母ちゃんと茂じいちゃんは2人で話をしていました。

美代子「…本当に行ってしまうんですね…みね子…」

茂「んだな…でも、よかったな、時子と一緒で」

美代子「…はい…ほんとに……」

翌朝、バス停

三男がバス停に着くと、すでにみね子と時子が来ていました。

三男「お、はええな」

2人「三男!!!おはよう~!!!!」

時子「おはようのポーズは!?」

みね子「せーの!」

3人は、いつものようにそれぞれおかしなポーズをとって笑います。

三男は、朝からとても元気なみね子たちを不思議に思いつつ、元気にポーズを決めます。

バスの中

みね子たちは、昨日のことを三男に報告しました。

三男「でも、なんで時子んとこは行くけど、ゆうべのうちに俺んとこ報告に来ねえんだよ」

みね子「だって遠いし。三男んちは」

三男「そんなことなかっぺ~!」

時子「3人一緒だね♪」

三男「おう。嬉しいよ!」

みね子「邪魔してやっから♪」

三男「おう、邪魔しろ邪魔しろ~」

時子「邪魔しなくても大丈夫だって」

3人は笑い合います。

みね子の心『お父さん。春になったら、みね子は東京に行きます。お父さんは、そこにいますか?』

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「良かったですね」

いのっち「良かった~時子がさ、自分の代わりにみね子を行かせようとしてたんだよ?」

有働さん「それが2人一緒にね♪」

いのっち「同じところに」

有働さん「ちゃんと神様は見てる」

いのっち「良かったね。でも親は親で心配なんだよね」

有働さん「出すのはね」

今日の感想

今日もちょっと泣いてしまった…!(笑)

今日は、田神先生が走り出したところ~時子が泣き出すとこでウルウルしました。

田神先生…本当にいい先生ですね。

すぐに安心させてやろうって思ったんだろうけど、走って家まで来てくれるなんて!

バス降りてからだけでも1時間近く歩く距離なのに。(一体何時なんだ)

そして!時子と一緒に東京!!!嬉しい~!!!もしかしてそうなるのかなって思ってたんですけど、これは嬉しい!!

時子が強がってるだけってのは、これまで気づきませんでした。それを知ってたみね子は、「心配してくれてた時子に伝えたい」だけじゃなく、実は不安でいっぱいな時子に「私も同じ会社に行くよ!』って早く言ってあげたいって思ったのかな。

みね子が時子に告白してるシーンを見てたら、もしも!もしも!この先、時子と三男が結婚…!とかになった時には、みね子が三男に時子のことを託すシーンがありそうだなって思いました。「私が一番大好きな時子をよろしく!」みたいな。そんな日はくるのだろうか。みね子もいつか誰かと結婚するのかなあ。今んとこ、恋もしてないから想像できない。けど、想像するとなんかワクワクします。みね子の人生を応援している私がいます。

これをきっかけに、時子も無事 君子母ちゃんにも東京行きを認めてもらえることになりましたね。君子さん自身が、親友との絆や互いに支え合うことを知ってるから、抱き合う子供たちを見て「反対」と言えなくなったのかもしれませんね。

豊作兄ちゃんがなんか切ない顔してましたね。なんだろう?複雑なのかな??

向島電機の愛子さんが、意外におっちょこちょいキャラらしいことが発覚しましたね(笑)

まさか電話のことを一切忘れ去るとは(笑)

田神先生も「いざ東京に行ったら劣悪な職場もある」って言ってたけど、愛子さんがいるこの職場はそういう心配はなさそう!(なんてったって、配役は和久井映見さんですから。この人にいけずな役は似合いませんよね?…という和久井さんへのイメージは私だけ?笑)

これで、正式にみね子の東京行きが決定しました。

いのっちも行ってたけど…賛成していると言っても家族は心配でいっぱいですよね…。せめて、時子ちゃんと一緒に行けることになって本当に良かった!

三男も一緒だし♪3人の「変なポーズ」遊びは、意味わかんないけど(笑)癒されます。

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コメント

  1. 匿名 より:

    3人の「変なポーズ」遊びは、
    赤塚不二夫さんの漫画作品、『おそ松くん』の登場人物イヤミが行うギャグ、
    と思います。
    時期的にもあいますがどうでしょう。

  2. いそまる より:

    匿名(I)さん
    おそ松くんのイヤミですか?!(なつかしい!)
    イヤミといえば「シェー!」のポーズが有名で、私もそれしか知らないんですけど、いろんなポーズをしていたんでしょうか?
    でも、おそ松くんについて今調べてみたら、アニメは1966年から放送されたようです。
    現在のひよっこは1965年なので、イヤミのギャグではないのかも…??
    でも、もともと漫画が連載されていたようですし、みね子たちもイヤミを知ってるかもしれませんね♪もしそうなら面白いですね~♪
    (お名前が本名ぽかったので、匿名で投稿されてたコメントを表示させていただきました)