夕ドラ(再放送)「カーネーション」第2週「運命を開く」第9話~第10話 感想

朝ドラ「カーネーション」を再放送で初視聴。不定期で感想を書きます。

初見&予備知識いっさいナシなもので、2度目の視聴をされている方からしたら「それ違うよ~」「その予想間違ってるよ~」などツッコミたくなることもあると思いますが、お許し下さい(笑)

第9話「運命を開く」感想

お父ちゃんは地主さんから娘さんの婚礼衣装の発注を受けました。これはありがたいお仕事!

その際、地主さんから「あんたんとこも娘が4人もおるやろ」と小原呉服店の経済状況を心配されました。(地主さんって、こういう優しい人とめちゃくちゃ性格の悪いヤツとに分かれますよね・笑。ここは前者で嬉しい!)

その言葉を受けて娘たちのことを思ったお父ちゃんの表情に胸を打たれました。不器用なお父ちゃんが普段は表に出さない娘たち4人へのいろんな深い思いがあふれている表情だったと思います。あの顔は「ああ…これが親心なんだな…」とつくづく思わされました。私には子どもはいないので、同時に「私にはやっぱり親心は分からないな」とも…。「親心って、こうだよね」って一般論は分かっていても、子がいない私には お父ちゃんのようなあんな表情になることはきっと生涯ないんだろうな。ちょっと切なくもなりました。それくらい、親の愛は深いんだと一瞬で感じられたシーンでした。

先日 糸子とミシンの出会いのシーンもそうでしたが、言葉や説明がなくても「感じる」ことができるドラマだなと感じています。こういうのが「作り手の力」なのかな。

糸子はなんと、枡谷パッチ店の大将から「卒業したらうちで働かないか」と誘われ、大喜びでした!大喜びの糸子がこれまためちゃくちゃかわいかった~!

トミーズ雅さん演じる大将は、この時代の中で全然「女だから」とかいう先入観や思い込みは持たずに、糸子そのものを見てくれていて素晴らしく寛大なお人。糸子とも仲良しで、笑い合う2人がとても微笑ましかったです。

でも、大将は卒業してからって言ってたのに糸子は女学校辞めて早く働きたいって思ったようで。

道で会っても糸子を無視する勘助でしたが、2人きりになると昔のまんまでした。勘助…学校でいじめられてるのかな…?勘助は否定してましたが…いじめられてそう……。ちょっと心配です。

勘助の兄ちゃん・泰蔵に恋してる奈津。髪を結ってもらった後に泰蔵に会うまで帰らないとか、女の子らしいです。美容室帰りってきれいにセットしてもらえるから、好きな人に見せたくなりますよね~(笑)。普段はツンとしてるのに、心はものすごく乙女チャンですねぇ。

第10話「運命を開く」感想

糸子の祖父の命で、時々小原呉服店の様子を見にくる糸子の伯父・正一が苦手で逃げ回るお父ちゃん(笑)。この父はほんまに……どうしようもないやっちゃな!(笑)どうしようもないのに、なぜか愛おしく見えてくるのが不思議。まさにじゃりん子チエのテツと重なる。

今日の放送で、糸子のお父ちゃんとお母ちゃんのなれそめが正式に発覚。お父ちゃんは、元々 お母ちゃんの実家に出入りしてた呉服屋の番頭さん。そこでお母ちゃんと出会って駆け落ち同然の結婚。ってことは、この小原呉服店は、のれん分けでお父ちゃんが開いたお店なのかな?てっきり昔からある呉服屋で、お父ちゃんが継いだのかと思ってました。

伯父さんが糸子が働いているという噂を聞いてしまい、糸子が枡谷パッチ店に出入りしていることがお父ちゃんの知るところになってしまいました。女の子が働くということは、「貧乏だから」とか「娘を働かさな暮らせへんから」と思われてしまうんですね。それに対する天然お母ちゃんの言葉「お兄さま、糸子はそないに健気な子やありません」って!爆笑でした!伯父さんも「…それもそやな」って!(笑)誰がどう見ても健気のけの字もない糸子はいっそ清々しい!大笑いしました。

だけど案の定、お父ちゃんは大反対。糸子は、女学校を辞めて枡谷パッチ店で働きたいと懇願するも、父は激怒。殴られてしまいます。視聴者としては糸子を応援したいところだけど、第9話で地主さんと話してた時のお父ちゃんの表情を見た後だし…、頑張って女学校まで行かせているお父ちゃんの気持ちも分かるのでめちゃくちゃ切ないです…。

地主さんから娘さんの婚礼衣装の発注をもらえたお父ちゃんは久しぶりの良い仕事に張り切るけど、不況のあおりで掛売り(ツケ払いのような買い方)ができないと言われ困り果てます。要するに、まとまったお金がない小原呉服店では、地主さんのリクエストに応えられるような良い品をそろえることができないという点。うーん……これはつらい……。

しかも、そんな悩ましい状況の中、糸子は働きたいと何度も言ってくる。うわぁぁ………これはつらい……。仕事のことで頭が痛いし、それはすなわち家族を支えることにも直結してるわけで、できれば余計な問題を抱えずに仕事のことを考えたいであろうつらい立場のお父ちゃん…。それに、女学校を出て良い結婚をしてほしいという親心もあるでしょうし…。でも糸子だって父に怯えながらも、自分の道を歩くために必死に恐怖を堪えて言ってる訳だし、どっちの気持ちも理解できて本当につらいです。

糸子は子どもの頃から集金の回収もあの手この手で臨機応変にうまくやってのける子でしたが、何度もお父ちゃんに直談判するところはそういう糸子の性質が出てましたね。

そんなやりとりの中、糸子の様子を見ようと、小原呉服店の前を「チラッ」と覗き見ながら何往復もする枡谷大将夫婦(笑)。トミーズ雅さんがかわいい~!(笑)

それを知りながら、今は大将夫婦から隠れる糸子。(ああ、悲しくも父の遺伝子が濃くて逃げるのがうまい…笑)

糸子の「待っててな、うち、がんばるさかい」っていう大将夫婦への思いにジーンときました。でも同時に、糸子の中でもう家族以上に大切なものが見つかっていることへの寂しさも感じました。嬉しくも切ない「巣立ち」の時期は近そう。

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