朝ドラ「ひよっこ」第4週 第24回レビュー

旅立ちのとき6

今日の物語

列車の中

集団就職の子供たちのための専用列車です。

この年、集団就職列車は100本も運行され、1万5000人もの子供たちが東京へ向かいました。

列車の中には、制服を着て東京に出て行くたくさんの中学生がいます。

故郷を離れて泣いている子もいれば、お友達同士でわいわいとはしゃいだりお弁当を食べている子もいます。

みね子たちの担任だった田神先生と、中学校の教師と思われる女性も同行してくれています。

みね子たち3人は、2人掛けの席が向かい合った4人用の席に座ります。

時子「みね子、その服、すごいね、きれいだね」

みね子「へへ、そうでしょ?お母ちゃんが作ってくれたんだよ♪」

時子「へえ、すごいね♪」

みね子「私もさ、洋裁をもっとちゃんと教えてもらっとけば良かったかな」

三男「でもよ、みね子、おめえ不器用なのに、トランジスタラジオの工場って細かい仕事なんじゃねえのけ?大丈夫なのか?」

時子「そうだねえ…」

みね子「分かってるよ!そう聞いた時からできんのかなって…。考えただけで憂鬱になっから、考えんのやめてたんだ」

三男「やめんなよ、考えんの」

みね子「まっ!なんとかなっぺ!時子もいるし♪へへ♪」

3人はお弁当を食べます。

みね子のおべんとうはお赤飯。

時子のお弁当には「がんばっぺ!」と手書きした旗が立ててあります。

三男のお弁当には、ご飯とおかずの他に切ったリンゴが5つも入っています。

それぞれ、母のことを思いながら食べているのでしょう。

そんな時、みね子は隣の4人席で、一人ポツンと座っているメガネをかけた女子中学生(青天目澄子)に気付きます。

みね子「………かわいいねぇ、それ」

みね子は、その中学生が髪につけているシンプルな髪留めをほめます。

澄子「え……?……死んだお母ちゃんがくれたんだ…」

みね子「そう…」

みね子「こっちさ来ねえか?おいで♪」

時子「おいで♪」

三男「ほら、言うとおりにしねえと怖いぞ~姉ちゃんたちが~」

みね子「ほれ、ここおいで♪」

澄子は戸惑いながらも、みね子たちの4人席の空いている席に座ります。

みね子「どっから?どこの中学?」

澄子「福島のいわきです…。小名浜中学…」

みね子「私たちは奥茨城で常陸高校だ」

澄子「…はあ…高校……」

みね子「うん!これ一緒に食べよう!」

みね子たちは、お弁当を持っていない様子の寿美子に、自分たちのお弁当を分けます。

澄子「いえ…もらえないです…」

時子「食べよ、食べよ、はい♪」

三男「言うこと聞かねえと、おっかねえぞ、姉ちゃんたち」

みね子「おっかねえよ~」

時子「怖いよ~へへへ」

澄子「…いただきます…♪」

みね子「どうぞ♪」

澄子と話をしていくうちに、澄子が働くのも向島電機だと分かります。

みね子「あれま!」

時子「一緒だよ、私たちと♪」

澄子「え~!!!!ほんとかよ~!」

しばらく時間が過ぎ、はしゃいでいた中学生たちも疲れて眠ってしまった頃、東京 上野に着くアナウンスが流れます。

田神先生「よし!おめえら!支度しろ!もうすぐ着くぞ~!!!」

東京、上野駅

上野駅に降り、みね子たちは圧倒されます。

時子とみね子はぎゅっと手をつないで歩きます。

ナレーション「上野駅に着くと、ここで子供たちは迎えにきた人と共に、それぞれの職場へと向かいます」

生徒たちは一か所に固まり、しゃがんで職場の人間が来るのを待ちます。

みね子の心『お父さん、東京に着きました。私はこんなに大勢の知らない人を見るのが初めてで、みんななんだかものすごく急いでて、怒ってるみたいで、怖いです…。』

「えーっと、角谷三男くん!どこかな?」

年配の男性が三男を呼びます。

三男が働くことになっている日本橋の米屋の安倍善三です。

三男「あ…は、はい!!」

善三「ああ、君かあ、ははは!さ、行こう行こう」

男性は、三男の荷物をさっと持って歩き出します。

三男「あ、あの…!」

善三「ん?ああ、忘れてた!先生~!田神先生!」

田神「はい!あ…安倍さんですか?常陸高校の田神と申します!」

善三「はいはい。そういう訳で、角谷三男くん!確かにお預かりしますので!では!」

田神「よろしくお願いします!三男!しっかりな!!」

三男「は、はい!」

善三はさっさと歩き出します。

三男はチラチラとみね子たちの方を見て戸惑いながら、善三について歩き出します。

みね子たちは、大きな声で三男を呼びます。

みね子「三男!頑張ろうね!」

三男「おう!」

時子「三男!負けんな!負けたら嫌いになっからね!!」

三男「おう!分かった!」

三男は、人混みの中から顔を出して返事をします。

みね子「連絡取りあおうね!!」

三男「おう!!」

人混みの中で、三男の右手が上がりました。

三男はそのまま見えなくなりました。

三男と別れた後、他の学生たちもどんどん去っていき、残っているのが少人数になった頃、向島電機の愛子がやってきました。

愛子「ごめんなさい、遅くなってしまって!ごめんなさいね」

田神「あの…常陸高校の田神ですが、向島電機さん…?」

愛子「はい!永井です!すいません!」

田神「良かった…」

愛子「ふふ、お電話の感じだともう少しおじいさんかと思ってました、ふふ」

田神「…ははは…。あ、あの子たちです!おめえら、来い」

田神によばれ、みね子・時子・澄子が立ち上がります。

愛子「あら、かわいらしい♪」

田神「か、かわいらしい…?」

愛子「よろしくね、永井愛子です。愛子さんって呼んで。えっと、舎監といって、あなたたちの面倒を見たりします。えっと…」

愛子は名簿を取り出します。

愛子「助川時子さん」

時子「はい」

愛子「青天目澄子さん」

澄子「はい…」

愛子「……………ん?」

田神「ん?」

愛子「…書類だと2名になってますけど…」

みね子「…」

田神「え!?!?!…いやいや、向島電機さん!追加で1人お願いしてるはずでしょう!?谷田部みね子!」

愛子「そうでしたよね!?…え??どうなってんだろう…会社は大丈夫なのかな…ここに書いてないけど…」

田神「ちょ…しっかり調べて下さいよ!」

愛子「どうしましょ…!?ちょっと電話借りて、会社に確認してきます!」

田神「あ、一緒に行きます!ここで待ってろ!動くな!いいな?」

時子「はい!」

田神と愛子は駅の向こうの方に走っていきました。

みね子は呆然としてしゃがみ込みます。

時子「みね子、大丈夫?」

みね子「どうしよう…私…働けないのかな……?」

澄子「…」

時子「そんなわけないよ…!」

みね子「どうしよう…どうなるんだろう…私…。え…帰るの…?このまま…?帰れないよ…帰るわけにいかないよ…うう…いかないよ~帰るわけにいかない…!」

澄子「…大丈夫だ…きっと大丈夫だよ…な…?」

愛子と田神が戻ってきました。

愛子「ごめんなさいね!確認できました!ありました!谷田部みね子さん!」

みね子「……はぁ~!」

不安で涙をこぼしていたみね子は、息を吐きます。

みね子「よかった…!よかった…!」

田神「よかった」

愛子「ごめんなさい、心細い思いさせて、ごめんね」

みね子「はい…」

愛子「よろしくね、みね子さん」

みね子「はい、よろしくお願いします」

愛子「じゃ、行きましょう」

田神「じゃ、永井さん。どうかよろしくお願いします」

愛子「はい。お引き受けしました」

田神「みね子、時子、それに澄子。頑張れ!体に気をつけてな…!」

みね子「はい、お世話になりました」

時子「先生、ありがとうございました」

愛子「じゃ…こっちです」

愛子の案内で、みね子たちは歩き出します。

田神「頑張れ…頑張れ……」

田神は目に涙をためてつぶやきながら、見えなくなるまでみね子たちを見送ります。

みね子の心『お父さん、最初からなんだかトホホなことになってしまいましたが、みね子は元気です』

しばらく歩くと、愛子が広い駅に迷ったのか「あら?」と声をあげて周囲を見渡します。

愛子「…こっちだ…あははは……」

みね子の心『舎監さんの愛子さんは正直ちょっと頼りねえけど…』

澄子「大丈夫ですか?みね子さん」

みね子「うん」

時子「みね子。負けないで行こう、東京に」

みね子「うん」

そして、みね子たちは駅を出て、はじめて東京の街を目にします。

みね子の心『というわけで、お父さん、そしてお母さん。みね子は、東京に着きました』

つづく

今日のあさイチ受け

今日は土曜になのであさイチはありませんでした。

今日の感想

びっくりした~!みね子が職探ししないといけないのかと思いました!

愛子さん……大丈夫なのか、愛子さん!愛子さん、すっごいかわいいですよね(笑)

愛子さんが3人を連れて歩き始めた時、澄子の荷物を持ってあげようとした愛子さんが「おも…!」って言って荷物持てなくて、澄子が「大丈夫です」って言って荷物を普通に自分で持ったシーンがさらっと流れてましたが、めっちゃウケました(笑)

はー、ついに東京ですね。

今日は三男との別れで大泣きしました。

3人一緒に東京…という流れだったから、東京に出て三男と離れ離れになることをあんまり意識してなかったんです。

今日、あれよあれよという間に三男が去って行き、みね子たちと別れの言葉を交わす時間もとれなかったことが切なかったです。

それでも必死に叫んで三男を励ますみね子たちに感動しました。

時子の「負けたら嫌いになっからね!」は、言い換えれば「好き」ですね…♪ふふふ…♪

ここは将来 意外とうまくいきそうに思います♪

田神先生も、生徒たちのことを就職先の人に「よろしくお願いします!」としっかり声をかけてくれて…心から生徒たちの幸せを願って言っているんですよね…。その生徒を思う優しい姿に、最後まで涙しました。本当にいい先生…田神先生の出番はもうないのかなぁ?また田神先生に会いたいですね。

来週からは、ガラっとドラマの雰囲気が変わりそうですね。

新しい登場人物も多くて、覚えるのやストーリーの書き起こしが忙しくなりそうです♪

来週は私もちょっと出かけたりが多くなりそうなので、更新が毎日ちゃんとできるか自信ナシです(^^;)その日に更新できなくても後日更新を頑張る予定です♪

ちなみに今日29日の夜は、BSプレミアムで前作「べっぴんさん」のスピンオフ第一弾があるそうですよ~♪BS見られる方はお見逃しなく!

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コメント

  1. 匿名 より:

    こんにちわ。
    べっぴんさんもそうでしたが、今回の作品も要所で音楽を流さない。
    役者さんの演技で伝える。
    だからこそ、これだけ胸に感じるのではないでしょうか?
    私も、あなたと同じです。今週は、いっぱい泣きました。
    今週、泣かなかった人いなかったのでは、ないでしょうか?
    奥茨城の人々に、ものすごくほっこりさせてもらっただけに、ものすごく淋しい・・・
    早くも、奥茨城ロスになってしまいました。

  2. ハナノア より:

    いやー。
    ほんとに毎日泣いてました(笑)
    ホロリから号泣まで、パターンを変えつつ(笑)
    出かける直前に見てしまい、号泣してしまったときは困りましたよ~。
    赤くなった目をどうしようかと(;゜∇゜)

    みね子の、「がんばろうね!」の台詞がグッときました。
    「がんばってね」でも「がんばるんだよ」なく、「がんばろうね」。
    私もがんばるから!っていう気持ちが伝わってきて。
    あと、茂じいちゃんの別れの顔。
    いつも明るく励ましてくれたじいちゃんなのに、あの寂しそうな泣きそうな表情に泣かされました~(涙)

    来週からどうなるんだろう。
    泣くより、どうなるんだろうΣ(゜Д゜)ハラハラって感じかな。

  3. いそまる より:

    匿名さん
    こんにちは!匿名さんも泣かれたんですね…今週はほとんどの視聴者がどこかしらで泣いたでしょうね。
    確かに、泣かせるシーンで「泣かせるぞ!感動させるぞ!」と言った音楽は流れていないかも…!
    私も、BGMにも意識して観るようにしたいと思います♪
    奥茨城ロス!確かにそうですね!私もです!
    毎朝、のどかな風景と元気な住人に元気とやさしさをもらってました。
    淋しくなりますよね…。

  4. いそまる より:

    ハナノアさん
    そうそう、号泣からホロリ…まで私もありました!(*´∀`)
    15分のドラマで、目が赤くなるほど号泣させるとはニクいドラマですね(笑)
    「頑張ろうね!」いいですよね…!わかります!
    「一緒に頑張ろうね」って言ってましたもんね。私もすごく素敵だなって思いました。
    そうそう…じいちゃんの切ない表情!私もホロっと来ました。みね子が振り返るあの演出も良かったですよね!
    確かに!来週からはハラハラが多くなるかもしれませんね!ドキドキします!
    おっちょこちょいだけど、愛子さんがいる職場だから、変なとこじゃないと思うんですけど少し心配です。