朝ドラ「ひよっこ」第7週 第38回レビュー

椰子の実たちの夢2

今日の物語

向島電機、工場

大好きなおばあちゃんのことを思い出し、ホームシックになってしまった澄子は、仕事中もついぼーっとしてしまい、ミスを連発していました。

澄子のミスで、ベルトコンベアがストップします。

今日はこれでもう数回目…さすがに黙っていられなくなり、ライン長の松下が澄子を叱ります。

松下「今日 何回止めたんだ!澄子!」

澄子「…」

松下「働く気ないならクビにするぞ!田舎帰れ!!」

澄子「すいませんでした…」

幸子「松下さん!そんな言い方はひどいです」

気が付くと、幸子と同じことを思った工員全員が松下をじっと見ていました。

松下「…なんだよ…そんな目で見ないでくれよ…。別に本気でクビだって言ってるわけじゃないよ…俺だってそんなこと言いたくないよ…(汗)」

松下はその場を離れていきました。

みね子「…大丈夫…?」

澄子「…すいません…」

夕方、乙女寮、みね子たちの部屋

みね子たちは仕事を終え、部屋に戻りました。

幸子「ただいま~!」

時子「疲れたねえ」

幸子「忙しかったねえ」

優子「でも松下さんも、あの言い方はないよね」

豊子「まったくです」

みね子「…あれ、澄子は?」

時子「え?…あれ??」

澄子だけがいません。

みね子「…晩御飯には戻ってくるよね…?」

幸子「そうだね、今日はカレーライスだしね」

時子「カレーの時は気合い入ってるもんね、絶対2回お代わりするために」

優子「すんごい早いよね、食堂行くのも食べるのも」

カレーライスの日、澄子はいつもすごい勢いで1杯目を完食し、更に大盛りでおかわりを食べ、みんなを呆れさせているのです。

夕方、乙女寮、食堂

しかし、夕食の時間となり みね子たちが食堂に行っても、澄子の姿はありませんでした。

みね子たちは心配になり、食堂にいた他の工員に澄子を見なかったか尋ねます。

工員A「仕事終わった時、ではってったよ、外に」

みね子「外!?」

幸子「どんな様子だった?澄子」

工員A「どんなって…しょんぼりした感じだったけど…。あんだけ叱られとったもんに…」

みね子「…あ!…あの子…まさか…!」

豊子「…ばあちゃん…!?」

幸子「あり得るかもしれない…!」

みね子「行こう!」

みね子たち5人は寮を出て走り出します。

愛子「ちょっと?!どうしたの!?あんたたち???」

夜、上野駅

みね子たち5人は、上野駅に澄子がいると思い 捜しにやってきました。

5人「澄子!」「澄子~!?」

大きな声で澄子を呼びます。

豊子が、通行人とぶつかってこけてしまいました。

みね子「豊子、大丈夫け!?」

幸子「みんな、バラバラにならないで!はぐれちゃうから、私から離れないで!」

みね子「わかった!」

優子「大丈夫、大丈夫」

豊子は頷きます。

幸子「澄子が乗るのは常磐線だったよね?行こう!」

再び、乙女寮、食堂

みね子たち以外の食事が終わり、食堂はガランとしています。

愛子と和夫は、食事を食べに来ていないみね子たちを思います。

そんな時、電話が鳴りました。

愛子「はい、向島電機 乙女寮です。……はい、私が責任者の永井と申します。…向島中央病院…?…え?はい、青天目澄子はうちの工員です。澄子に何か…?…はい、……え!?」

再び、上野駅

みね子たちは澄子を見つけることができませんでした。

列車の音を聞きながら5人は歩きます。

みね子「…澄子…あれに乗っていっちゃったのかな…」

時子「わかんないね…」

幸子「もっと早く気付いてあげられれば良かったな…」

優子「ひょっとしたら寮に帰ってるかもしれないし…ね、帰ろう」

幸子「そうだね…」

すると、柄の悪い男のグループがみね子たちに話しかけてきました。

「お姉ちゃんたち、どうした?行く所ないのか?」

みね子たち「…!」

「迷子か?ははは!どっかうまいものでもごちそうしてやろうか。腹へってんだろう?」

「仕事困ってんだったら紹介してやってもいいよ、へへ」

男は、みね子たちの体を触って連れて行こうとします。

幸子「触らないで!」

幸子がその手を振りほどきます。

「なんだ!?」「なんだ!このガキ!」

幸子「私たちは、行き場のない迷子なんかじゃない!ちゃんと自分たちの力で、自分たちの場所で生きています!バカにしないでください!!」

男「ははは!まあ、いいや、とりあえず行こう」

男たちはまたみね子たちの腕をつかもうとします。

今度は時子が、男の体を思いっきり押します。

時子「触るな!!!」

男「なんだ!このクソガキ!こら!」

幸子「逃げるよ!」

みね子たちは走り出します。

夜、向島電機

みね子の心『お父さん、東京に出てきた私たちは、迷子みたいなものなんでしょうか。私は、なんだかとても悔しくて…』

みね子たちがトボトボと寮に帰ると、他の工員たちが話しかけてきました。

工員「どこさ行ってたの!?あんたたち!」

みね子「澄子、帰ってませんか?」

工員「澄子、病院やと!向島中央病院から電話あって、今 愛子さんが行っとんだ!」

向島中央病院、病室

みね子たちは走って病院に向かいました。

病室のドアを開けると、澄子がモグモグとバナナを食べていました。

愛子「あらあら」

みね子「どうしたのよ…!澄子!」

澄子「え?」

みね子たちは驚きを隠せません。

愛子「ちゃんと自分で話しなさい、澄子さん」

澄子「えぇ…」

幸子「どうなってんの…?」

優子「大丈夫なの?」

豊子「なしてバナナ食べてんの?どっか悪いの?」

澄子「…あの…おれ、銭湯に行ってて…その…なんていうか…」

愛子「銭湯の湯舟で眠って、のぼせて、気を失って、救急車で運ばれたのよね」

澄子「はい、簡単に言うと、そういうことです。へへへ」

愛子「難しく言っても同じだと思うけどね」

澄子「はい、すいません…」

みね子「…は…?」

幸子「何それ…。なんで銭湯なんて、一人で何も言わないで行くのよ…!?」

澄子「ゆうべ眠れなくて…、で、今日仕事で失敗して怒られて…。このままじゃ駄目だと思って、元気出さねえとなんねえと思って、銭湯行ってさっぱりして挑もうと思いまして。でも…寝てなかったから寝てしまって…へへへ」

優子「挑もうと思ったって…何?仕事?」

澄子「違いますよ、だって今日カレーの日じゃないですか♪元気ないとダメだべ?♪」

豊子「…はあ!?へば何!?おまえは、元気出して何杯も食べるために銭湯さ行ってのぼせて病院に運ばれたってわけ!?」

澄子「…はい。カレーの日なのに食えませんでした…残念です…無念です…」

豊子「何が無念だ!冗談でね!」

澄子「ん…?なんでそんなに怒ってんの…?」

愛子「あんたたち、どこ行ってたの?澄子さんを捜してたの?」

みね子「上野駅ですよ…」

愛子「上野駅?」

みね子「私たち、上野駅中 捜し回って、変な男の人に連れていかれそうになったり…とにかく上野駅中捜し回っていたんですよ…」

愛子「あら…」

澄子「なんで上野駅…?」

みね子「あんたが、ばあちゃんに会いたい・ばあちゃんに会いたいって言ってたからでしょうよ?」

澄子「……」

時子「工場で松下さんにクビだとか言われてたしさ、やんなっちゃったのかと思ったんだよ」

澄子「……」

澄子「みんな……。…おれのために…?……おれのこと…心配してくれて………おれの…」

澄子の目から涙が溢れます。

みね子「当たり前でしょうよ」

澄子「だって……だってぇ……」

澄子は嬉しそうにバナナを食べます。

澄子「うめえ…うめえ…」

愛子やみね子たちは笑ってしまいます。

豊子「バナナか泣くかどっちかにしろ」

澄子「すいません…」

ナレーション「この頃、バナナはとっても高級で、病気の時くらいしか食べられなかったんですよね」

夜道

みね子たち6人と愛子は、寮へ帰ります。

一番 背が高い時子は澄子をおんぶすることに…

時子「なんで私なの」

みね子「まあ…そうなんでないの、この中では」

時子「なんで?ね、本当に歩けないの!?」

澄子「なんか、まだちょっとフラフラすんだけどよぉ」

時子「本当に~!?」

澄子「時子さんがスターになったら、おれ自慢しますよ。おぶってもらったことあんだよ~おれ!って」

時子「はいはい」

豊子「自慢さなるかな?それ」

澄子「なっべした!ねえ?」

優子「なるなる♪」

幸子「なるね♪」

すると、ラーメン屋の屋台が見えました。

澄子「…あ!!!」

夕飯を食べていない6人のおなかが鳴るのが聞こえます。

愛子「…ふふ!みんな お腹空いてんでしょう!よぉし!食べていこうか!愛子さん、おごるよ!」

澄子「ええ~!?やった~!」

みね子「…あんた、食べられないでしょ?病人でしょう?フラフラすんでしょ~?」

澄子「いやいや、何言ってんですか!全然 元気ですよ~!」

時子「は!?ふざけんな!こら!」

時子は澄子を下ろします。

7人の乙女たちは、屋台でラーメンを注文します。

みね子の心『お父さん、私たちは決して迷子なんかじゃない。なんか…そう思います』

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「澄子ちゃん、良かったですね」

いのっち「おばあちゃんとこ行ったのかなって思ったけど」

有働さん「心配しましたけど、上野駅で絡まれた時に。ほら、ドカベンの人がこうやって…」

いのっち「岩鬼?(笑)」

※みね子たちに絡んだ男の一人が、葉っぱをくわえていた(笑)※

有働さん「あの人みたいになってたからね(笑)」

いのっち「いたのかな、昔は(笑)」

有働さん「ねえ、あれ、なんのために加えてるんだろ(笑)」

いのっち「僕はね、松下主任が大好きなんだよ」

有働さん「なんでなんで?」

いのっち「初登場の時からずっと注目してるの。主任。これからも注目していこうと思ってる」

有働さん「今日もね、なんかモゴモゴ言ってましたもんね(笑)」

いのっち「それにしても、女の子同士がこう…仲良くしてるのって、女の子同士の涙っていいものですね」

有働さん「何 おじさんみたいなこと言って!」

いのっち「仲良くしてるだけで涙でちゃう!」

有働さん「確かにね、今回多いしね」

今日の感想

いのっち、わかるわかる!(笑)

若い女の子が一生懸命 働いて、仲良く生きている姿っていいですよね。

特にこのドラマは、そのあたりの描き方がうまいから、ほんとに「仲良くしてるの見るだけで涙でてくる」っていう感想、すごくわかります!

今日の受けもそうでしたが、話題がいくつも出てきたりして、いのっちも有働さんもすごくひよっこに心動かされてて、いろいろ話したいことがあるんだろうなってのが伝わってきます。ひよっこは本当に、心動かされるドラマですよね。

確かにあの葉っぱななんの意味があるんだろう…(笑)

澄子ちゃん、あそこまで落ち込んでいたので、これは大事件になるんだろうと思って心配していました。先週の予告でも、松下さんが怒鳴るシーンや駅で絡まれているシーンがあって、なんとなく不安をあおるような予告でしたし。

しかし、ラストは澄子ちゃんらしいオチでしたね(笑)

今夜のカレーに備えて動いていた澄子ちゃん(笑)

みね子たちが、澄子がカレーをいつもたくさん食べるところを思い出しているシーンが始めの方に流れましたが、結局それが全てだったというオチでした(笑)ちょっと笑ってしまいました(*´∇`*)

澄子がおばあちゃんのことを思い出して元気を無くしていたのは事実。あの澄子が眠れなかったんですもんね…。でも、おばあちゃんと離れて暮らすことは、いくら悲しがって涙してもきっと変えられないんですよね…。

だからこそ、こうして澄子のために夜の東京を女子だけで必死に捜し回ってくれるような仲間がいるということが、澄子にとってどれほどありがたいことか!

先日の愛子さんの「一生懸命生きていなさい」にも通じているなと思いました。

変えられない事実は変えられない事実。何もできない。

だから、とにかく一生懸命生きなさいって。バナナがおいしい、心配してくれる仲間たちがいる、カレーがおいしい。悲しいこともあるけど、嬉しいことだってたくさんありますもんね。

澄子、頑張れ!

でも、ひとつツッコミ。

確か昨日の「椰子の実」を歌ったのが月曜のはず。(コーラスは毎週月曜)

カレーも確か、毎週月曜日…。

昨日のコーラスで「椰子の実」を歌ってホームシックになった澄子が眠れずに、今日の失踪事件になったんだと思うので、今日は火曜日…??今日もカレー??…あれ?(;’∀’)

ちょっと違和感でした~。(椰子の実を習ってから1週間経ってる設定??)

例の「椰子の実」の歌のアンサーが、みね子の「私たちは迷子なんかじゃない…と思います」なのかな。すごく良かったと思います。

故郷を離れた椰子の実は、今も漂っているのかもしれない。そのまま、この異国の地に根付くのかもしれない。先のことはわからないけど、今いる場所もかけがえのない居場所である……という風に私は解釈しました。

しかし、上野駅で澄子を探しつつ、一番お姉さんとしてみね子たちを守ろうともしていた幸子さんはすごくかっこよかったです。

幸子さんだって怖いだろうに。

最後の、ラーメンを注文した時の7人は本当にかわいかったですね♪(愛子さんも、ちゃんとかわいいのがすごい・笑)

すごく健気で明るくて健康的なこの若い6人は本当に応援したくなるし、見てて気持ちがいいです。毎日。頑張れ、乙女たち!(愛子さん含む・笑い)

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