朝ドラ「ひよっこ」第8週 第44回レビュー

夏の思い出はメロン色2

今日の物語

東京の街

綿引は今日も、実が目撃された街で聞き込みをしていました。

綿引がしょっちゅうここに来ていることを知っている近くの店の店主が綿引に声をかけます。

「あんちゃんもしつこいねぇ。人探しは警察に任せたほうがいいぞ」

綿引「…あはは、そうですよね…はは…」

向島電機 乙女寮

お盆休み前の日曜日。

みね子たち6人は、デパートで水着を買ってきました。

他の女子工員「あれ、楽しそうなこと。何買ってきたの?みんなして百貨店の袋もって」

みね子たち「…ふふ、別に♪」

みね子たちの部屋

みね子たちは買ってきた水着をそれぞれ袋から出し、嬉しそうに見せ合います。

幸子と時子は、この頃流行り出した大胆なツーピースの水着です。

幸子「早く海で着たいね♪」

優子「でもまだ一週間もあるよ、お盆休みまで」

みね子「ほんとだ~」

豊子「かっこいいですね、時子さんの水着。似合うんだべな」

時子「ありがと♪豊子は水着も堅いね、優等生だね、水着も」

豊子「これが限界です、私の」

豊子は、みんなに比べると少し地味な黒の水着です。

豊子「頑張りましたよ!これでも、へへ」

みね子「どうしよう、私、人生で一番高い買い物だったかもしんねえよ~」

時子「確かに…」

澄子「おれもだよ」

澄子は、紫色のツーピースの水着です。(以外に派手!笑)

澄子「ああ、いわきの父ちゃん、許してくれな…」

一同「……」

澄子の言葉で、みね子たちも故郷の家族に向けて手を合わせ謝ります。

みね子たち6人「…ごめんなさい!!」

夜中、乙女寮の廊下

皆が眠っている中、みね子は一人廊下に出て、深刻な顔で何かを考えていました。

朝、奥茨城、助川家

時子の実家に、『お盆には帰りません。ごめんなさい 時子』という時子からの葉書が届きました。

君子母ちゃんは、がっかりです。

正二「ああ…まあ、しゃんめえ。いろいろ忙しいんだっぺよ」

君子「……」

豊作「でもあれだな!「帰りません」だけじゃなく、「ごめんなさい」って書いてあるとこに、成長のあとが見えるんでねえか?」

正二「んだな!俺もそう思った!」

君子「……そんなことは分かってる!それに、ひょっとしたらそうじゃないかなって予想もしてました!なんかさ…ないの!?」

正二「なにが?」

君子「私には内緒でさ、「忙しいとは思うけど、お母ちゃん寂しがるから何があっても帰ってこい」とか手紙書くとかしてねえの?!」

正二「してねえよ?」

君子「…気が利かないね…ほんとに、もう!」

正二「…すいません…」

谷田部家

その頃、谷田部家にもみね子からの手紙が届いていました。

ちよ子「帰ってこねえのか…お姉ちゃん」

進「つまんねえな」

茂じいちゃん「正月まで我慢だな」

美代子「なんて書いてあったの?」

進「たくさん遊べって。でも「夏休みの宿題も頑張れ」って。どっちなんだよ!」

美代子「ふふ、そう」

ちよ子「私も!あとね、「ちゃんと高校まで行くつもりで勉強がんばれ」って。「お姉ちゃんが絶対いかせてやっから」って!」

美代子「そうけ…」

ちよ子「あとね、お友達を海水浴行くって書いてあった!いいね~海水浴!でもさ、海水浴行くって書いた後に「ごめんね」って書いてある。なんで??」

美代子・茂「…」

美代子「それは、あんたらを連れてってやりたいけど、自分だけごめんねって意味じゃねえかな」

ちよ子「そんなの謝らなくていいのに」

美代子「そうだね…」

進「あと、おねしょはしてねえかって書いてある」

茂「はは、正直に返事書かねえとな」

夕方、向島電機 乙女寮 食堂

今日はコーラスの日です。

乙女たちの歌声「夏がくれば思い出す やさしい影 野の小道

水ばしょうの花が咲いている

夢見て咲いている 水のほとり

しゃくなげ色にたそがれる

はるかな尾瀬 遠い空」

歌の合間に、時子はふとみね子の方を向きます。

すると、みね子はどこか寂しげでした。

時子「……」

この時、向島電機前に綿引が来ていました。

みね子を訪ねてきたのでしょうか。

しかし綿引は、乙女たちの歌声を聞きながら微笑み、帰っていきました。

夜、街

コーラスの講師(幸子の彼)の高島が、向島電機からの帰り道を歩いていると、綿引が立っていました。

綿引「よう」

高島「どうしたんだ、こんなところで」

綿引「今日はコーラスだったんだろ?」

高島「そうだが…。え?俺に会いたくて待っていたのか?」

綿引「違うよ」

高島「じゃあなんだ?」

綿引「みね子ちゃん、元気だったか?」

高島「ああ、元気そうだったけど…。なんでもお盆に帰らないそうだ」

綿引「!…へえ…そうなのか…」

高島「…え?元気かどうか聞くために俺を待っていたのか?」

綿引「悪いか」

高島「だったらいっそのこと、君もコーラスに参加したらいいじゃないか!」

綿引「男のくせにコーラスなんて、バカ言ってんじゃねえ!そんなものできるか!気持ち悪い!」

高島「……」

高島は、屋台のラーメン屋を見つめます。

綿引「…なんで黙ってるんだよ」

高島「いや…、前に一度、君にはおごってもらったことがあるからね…。さすがに2度目は僕の口からは言えないなと思ってね…」

綿引「なんだよ、それ。いいよ、食おうぜ!」

高島「いいのか?!」

綿引「いいよ」

高島「コーラスは?♪」

綿引「やんない!!」

2人は屋台のラーメンを食べます。

綿引は食べながら、最近あった出来事を話します。

綿引「それでな、つかまえたスリのおばさんが、俺たちの母親くらいの歳の人だったんだ。泣いてな…「捕まるのは仕方ない。でもその前に家族に会わせてくれ」って言うからさ、俺は「分かった」って言ったわけだよ。で、「ちょっとだけ待っていてくれ」って言って小さな家に入っていったんだ。その後、いくら待っても出てこないからさ、声をかけた。……おばさんの家でもなんでもなかった…。表から入って裏から出ていったらしい。そして消えた…。はぁ…そんなことばっかりなんだよ…俺。嫌になっちまう…」

高島「人がいいんだな、君は。素敵じゃないか。人のいい警察官なんて」

綿引「何が素敵だよ、駄目なんだよ、それじゃ。警察官がみんな そんなだったら成り立たないだろ、社会は」

高島「そうだろうか」

綿引「…」

高島「なんで黙ってるんだ?」

綿引「言い返すと嫌な感じになって、せっかくこうやって話せるようになったのに、もうできなくなるかと思ってな」

高島「…いいやつだな。わかった!話題を変えよう!お盆休みはどうするんだ?」

綿引「休みは1日だけだ。だから田舎には帰らない」

高島「何日だ?休み」

綿引「14日だけど」

高島「おお!決まりだな!!」

後日 向島電機、工場

明日からお盆休みです。

みんな、どこか浮かれモード。

そんな中、時子はやはりみね子の様子が気になります。

夕方、乙女寮の前

みね子と時子が寮に帰ろうとすると、帰省する他の工員たちと出会います。

みね子「気を付けてね」

みね子たちはそれを見送ります。

時子「…みね子」

みね子「?」

時子はみね子を、人気のない場所に呼び出しました。

時子「私はちょっとみね子が心配だよ」

みね子「なにが?」

時子「後ろめたいんでしょ?帰らないで海水浴行くの。っていうか…楽しいのが」

みね子「…」

時子「前、話してくれたことあるよね?お父ちゃんが出稼ぎに行ってから、なんだかテレビとか見て笑ってても、申し訳ねえなって気持ちになってしまうって。それは仕方ねえのかもしれないけどさ、みね子…ずっとそれじゃ楽しくないでしょ?このままお父ちゃんが見つからなかったら、あんた、ずっとそうなの?」

みね子「…わかんねえよ…そんなこと言われたって…」

時子「心配なんだよ私は…。みね子、それじゃ恋もできないでしょ」

みね子「自分だってしてないでしょうよ!」

時子「私は、映画に出て、その相手役と恋に落ちるって決めてっからいいの!」

みね子「決めてるって何?」

時子「とにかくさ、ちょっと心配なの。お姉さんとしては!」

みね子「誰がお姉さんだ!」

二人は微笑み合います。

みね子「…ありがと…」

夕方、乙女寮、みね子たちの部屋

みね子たちが部屋に戻ると、それぞれに手紙が届いていました。

みね子の元には、ちよ子と進から大き目の封筒がきています。

封筒を開けると、そこには2人が描いた絵が入っていました。

みね子「…!」

みね子と友達5人が、色とりどりの水着を着て海水浴を楽しんでいる絵です。

時子「どうした?」

みね子は5人に絵を見せます。

みんな「わあ~!」「すてきだね!」

絵の中には、ひとりメガネをかけている女の子がいます。澄子はそれを見つけて喜びます。

みね子の心『お父さん、みね子、海水浴に行こうと思います…♪』

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「いいですね、家族のそれぞれの思いやりが」

いのっち「海水浴行ったら悪いかなという気持ちがね」

有働さん「ね。それに対して「ちゃんと言ってね」っていうあの絵がね」

いのっち「(泣き真似して)素敵」

今日の感想

ちよ子と進から「行っておいで」の絵が届きましたね。

ちよ子がみね子の手紙を読んだ後、どこか「考えている」風だったのはこれだったんですね。

ちよ子もちょっとずつ大人になってますね~。

同室の6人で「海水浴に行こう!」と盛り上がるのはいいと思うけど、確かにそのままみね子が海水浴に行ってしまたら、視聴者はなんだかみね子のキャラじゃないなって思ってしまったのかもしれませんね。今日のようなエピソードは大切なのかも。みね子がこれから 東京で「我慢」するだけじゃなく、心から友達と笑い合ったり恋をしたりして生きていくためには。

時子が、みね子のそんな気持ちに素早く気付いたのも感動しました。

仲間は増えたけど、やっぱり さすが付き合いが長い親友同士ですね♪

時子の言い方も、優しくて・時子らしくて、いいなって思いました。

ちよ子たちの絵にはメガネをかけた子がいましたね♪

みね子は、澄子・豊子・幸子・優子のことを細かくお手紙に書いて話していたのかもしれませんね♪

澄子の水着が意外と派手なのは笑いました。

澄子、いいな~(笑)

高島氏と綿引氏が友達になってる(笑)

またラーメンおごらされてる(笑)

1回目の「おごってくれないか」にも驚きましたが、今日の言い方も笑いました。高島氏はよくわからない(笑)あのしっかりした幸子さんの彼氏って感じがしないです(笑)

しかし、どうも綿引さんとみね子がどんどん近づいていますね……これはどうも……どうも……この先…恋の予感を感じますぞ…♡

あんな「THE☆いい人」な綿引さんならみね子を安心して任せられます!(笑)

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コメント

  1. るんるん より:

    時子はなんで難しい顔してるんだろ?と思いましたが、みね子の心の中を感じてたんですね。新しい仲間も優しいけども、一番分かってくれる人が近くにいるっていいですね。ちよ子もだんだん大人になって、みんながお互いを思いやってるのが感じられて、いい話ばかりのドラマですね。
    高島さん、警察官(公務員)=高給取りってイメージなのかなぁ?工場労働者よりは安定してる仕事だし?自分より社会的立場が上(だと思ってる?)の人にはたかるんでしょうかね?(笑)

  2. いそまる より:

    るんるんさん
    時子、すぐにみね子の気持ちに気付いていましたね。みね子は別にあからさまに暗い顔してるとかじゃなくて明るく振舞っているのに、時子が気付いたっていうのが良かったですよね。
    やっぱり時子なんだな~って思うけど、他の仲間や家族たちも優しくて…。ほんと、今のところ本当に優しい人ばかりですね。
    この時代、やっぱり公務員の所得は高かったんでしょうかね?堂々とたかる高島くんはすごいですよね(笑)
    そういえば、デートでは幸子さんがおごることもあるって言ってましたよね。この時代なら尚更、デートでは男がお金を出すものって感じだったんじゃないかな?なので、高島くんってプライドないですよね(笑)