朝ドラ「ひよっこ」第8週 第48回レビュー

夏の思い出はメロン色6

今日の物語

喫茶店

突然、綿引に謝られ、みね子はキョトンと驚きます。

綿引「みね子ちゃんのお父さんを東京で捜すことができなくなってしまうんだ…

本当に申し訳ない…!」

みね子「…いえ、そんな!謝る事ないですよ、全然!…何かあったんですか…?…そのせいで、警察の上の人に怒られたとか?だったら謝るのは私の方で…」

綿引「ごめん!そうじゃないんだ…。…いつもそうだね…悪い癖だ…。最初にちゃんと説明しないから、余計な心配をかけてしまう…」

みね子「いえ…そんな…。どうかしたんですか…?」

綿引「…こないだ話した高萩で警官やってる親父がね…。怪我しちまって…大きな怪我で…。

足をね…、自分だけではもう歩けない…」

みね子は言葉を失います。

綿引「昨日(高萩から)帰ってきたんだけど、お袋も親父もさ、大丈夫だって言うんだけど…大丈夫なわけなくて。それなのに何度も…大丈夫だ、大丈夫だから帰れって。…俺しかいないんだよね…。だから……くにに帰ろうと思ってね…。…だから、東京にいなくなってしまうから、みね子ちゃんのお父ちゃん…」

みね子「そんな!心配しなくていいですよ、綿引さん!」

綿引「俺も心残りなんだ。絶対に見つかると思うんだけど…。だから悔しくてさ…」

みね子「…お仕事は…?」

綿引「警察官を辞めることになる。さっき届けを出してきた」

みね子「向こうではできないんですか?」

綿引「俺は東京の警視庁の採用試験を受けて警官になったからね…。警官やってたらさ、親父の面倒も見れないし。だからいいんだ」

みね子「……そうなんですね…。いつ…?」

綿引「あさってには帰る」

みね子「そうなんですか…」

綿引「ちょっと似てるね…俺たち」

みね子「え?」

綿引「お互い親で…人生が急に変わってしまった…」

みね子「…」

綿引「…だろ?」

みね子は小さく頷きます。

綿引「でもさ、嫌なだけじゃないよね…。子どもとして、嬉しいことでもあるよね…。…そう思わない?」

みね子「……はい。そう思います」

綿引「…遊びに来るよ、茨城なんて近いもんだよ。な?」

みね子「ですね…♪」

綿引「お父さん、きっと見つかるよ。諦めんな」

みね子「はい、ありがとうございます。…ありがとうございました。本当にありがとうございました」

綿引「…あ、溶けちゃったね…」

メロンソーダの上にのったアイスが溶けてしまいました。

みね子「溶けてもおいしいですから、クリームソーダは」

綿引「そうか。偉いな、頑張るな、クリームソーダ。あはは!」

みね子「んですね♪」

夕方、向島電機近くの道

綿引と別れたみね子は、足取り重く寮に帰ります。

夕方、乙女寮、みね子たちの部屋

みね子が部屋に戻ると、優子が布団を敷いて横になっていました。

(他のメンバーも部屋にいる)

みね子「あれ?大丈夫ですか?」

優子「大丈夫。ちょっと横になってただけ」

みね子「ならいいけどよ…」

優子は起き上がり、布団の上に座ります。

みね子はその姿を見て、思わず微笑みます。

優子「ん?なに?なにかついてる?」

みね子「あ、いや。優子さんがチョコンと座ってるのがかわいくて」

優子「え?なにかおかしいの?」

みね子「いやいや!あの…なんか…、なんかに似てるなと思って。なんかに…」

同室の他の4人も優子を見つめます。

優子「やんだ、見ないでけれ」

澄子・豊子「あ!」

澄子「座敷童!」

豊子「そんだ!」

みね子「それ!」

優子「…」

時子「ああ、確かに…ふふ」

幸子「似てる。…ふふ…!……あ、ごめん!」

優子はむくれます。

みね子「かわいいって意味ですよ!優子さん!」

夜、屋台のラーメン屋

綿引は、高島にも茨城に帰ることを話しました。

高島「そうか…茨城か…」

綿引「おう、いつか来いよ」

高島「どうしようもなくなったら、君のとこに向かうよ」

綿引「やだよ!そんな時に来るなよ、迷惑だよ!普通に遊びに来い、普通に。幸子さんと」

高島「うん」

綿引「頑張れよな、音楽」

高島「うん。ありがとう。君も頑張れ」

綿引「…おう!」

店主「へい、お待ち」

高島は、ラーメンをじっと見つめます。

高島「…頼みがあるんだが」

綿引「なんだ?」

高島「金を貸してくれ!」

綿引「は!?別れを告げにきてる人間に借金するのか?いつ返すんだよ?」

高島「頼む!148円だ!」

綿引「ん?少ないな…しかも細かいな…」

高島「ここの代金だ!僕がおごりたいんだ!そういう気持ちなんだ!でも金がないんだ…。だから貸してくれ!僕におごらせてくれ!必ず返す!返しに会いに行く!」

綿引「…ふふ、変なやつだな。必ず返しにこいよ。こなかったら、取り立てにいくぞ」

高島「ああ!」

再び、乙女寮 みね子たちの部屋

みね子は、仲間たちに綿引が茨城へ帰ることを話しました。

時子「そっか…帰るのか…茨城…」

みね子「うん…」

時子「寂しいね」

みね子「うん」

豊子「いい人でしたね」

みね子「んだね…」

幸子「雄大先生も寂しがるかな」

優子「いいコンビであったもんね」

みね子「んだよねぇ」

優子「みね子、綿引さんのこと、好きであったんだでないの?」

みね子「え?好きって?」

優子「好きって、だから、恋?」

みね子「え~!?」

澄子「そうだったのかよ?」

みね子「いやいや!」

幸子「お似合いだと思ってたけどさ、私」

みね子「いやいやいや!」

時子「この子はね、そういうの奥手だから、自分でも分かんないじゃないのかね?恋なのかどうかも。ね?」

みね子「何よそれ!」

豊子「お子様だはんで。ね~?」

みね子は豊子の肩を叩きます。

豊子「いて」

幸子「なんかこう…胸が痛いとか、いつでも相手の顔が浮かんでしまうとか、会いたくてたまらなないとか?」

みね子は自分の胸に手をあてて、考えているようです。

澄子「幸子さん、雄大先生にそんな風に思ってんのか?」

幸子「どういう意味よ、それ」

翌日、夕方、乙女寮、食堂

今日はコーラスの日です。

高島の指揮で、コーラスの声が響きます。

「♪恋はやさし 野辺の花よ 夏の日のもとに 朽ちぬ花よ

熱い思いを 胸にこめて 疑いの霜を 冬にもおかせぬ

わが心の ただひとりよ

胸にまことの 露がなけりゃ 恋はすぐしぼむ 花のさだめ

熱い思いを 胸にこめて 疑いの霜を 冬にもおかせぬ

わが心の ただひとりよ」

みね子は、ぼんやりしながら歌を歌います。

夕方、東京の街

綿引は、茨城に帰る直前まで、街で実の写真を持って聞き込みをしていました。

しかし、今日も手がかりは得られせん。

列車の時刻が迫ったのか、綿引は悔しそうな顔を浮かべ、荷物を持って帰って行きました。

みね子の心『お父さん。綿引さんが、茨城に帰りました。

お父さん…なんだか、変な気持ちです。

ひょっとして私は、恋…してたのでしょうか…?』

つづく

今日のあさイチ受け

土曜日なのであさイチはありませんでした。

今日の感想

予告が…来週の予告が…つらい展開になりそう…!(´;ω;`)

「もうどうにもならない」とか、「最後まで笑っていようって」とか、いつもと違ってそんな悲しいシーンばかりの予告でした…

向島電機が…!みね子たちが…!めっちゃ不安です…一体どうなるの…!?

幸子さんや松下さんは目を真っ赤にしていたし…。

やっぱり「この夏を忘れません」は、とても意味がある言葉だったのかもしれないですね…。

つらい…。このままいられればいいのに…。

綿引さん…茨城に帰ってしまいましたね。

警官も辞めて…。

意外な展開でした。てっきり恋が始まるのかと思っていたので…。

みね子は、綿引さんに初恋してたんでしょうね。

初恋の象徴となったのが、メロンソーダと「この夏」だったんですね。

この恋は、クリームソーダのように溶けて形がなくなってしまったのかな…。

でも「溶けてもおいしい」「頑張ってるな、クリームソーダ」なんて意味深なセリフもありました。

溶けたから終わりじゃないんだと思います。もしかしたら再会もあるのかもしれないし、再会がないんだとしたら、「溶けたからってなくなったわけじゃない」は、優しい大切な初恋の気持が心に残るっていう意味かもしれない、と思いました。

それに、次の恋の時はもう少しうまく自分の心に気付けるかもしれないですしね。

でも…お似合いだったので私も残念です…。

この2人がもう少しお互いの気持ちを育んでいく仲の良い姿がもっと見たかったです。

ただ、綿引さんの再登場は「有る」のではないかと思っています、今のところ。

高島くんがちゃんとお金を返すかどうかも気になるところですし(笑)、この2人の意外な友情もこのまま終わってほしくないところです。

高島くんと綿引さんをここまで親密にさせたこのストーリーにも、今後意味を感じるものであってほしいなと思うので、きっと「再登場はある」と思います。

しかし…寂しいですね…、綿引さんがいなくなるのは。

それに優子さんの体調も気になりますね…。もちろん予告のことも…。

あ~…来週いやだなぁ……。

しかし「座敷童に似てる」は駄目でしょ。みね子たち!

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