朝ドラ「ひよっこ」第9週 第51回レビュー

小さな星の、小さな光3

今日の物語

みね子の心『お父さん。優子さんが秋田に帰ることになりました。もう二度と会えないのかもしれない…そう思うと、とてもつらかったです…』

夕方、乙女寮、みね子たちの部屋

12月15日 工場閉鎖まであと5日。

優子の元に、母親から手紙が届きました。

優子「…私、最終日までいられねえ」

幸子「どうしたの?」

優子「あのね、港の近くに魚の加工工場があってね、そこで働けるようになったんだって」

豊子「よかったですね」

優子「うん」

澄子「帰っちまうのかよ…いつ?」

優子「19日にね、お母が迎えに来るって。お世話さなった方に挨拶したいからって」

みね子「そっか…最終日の前には帰っちゃうんですね」

優子「うん…。…ああ、でも、私の夢は幸子の結婚式に出るってことだったんだけどなぁ」

幸子「えぇ!?そんなのあるかどうかも分からないし、結婚したって、お金ないからやらないよ」

一同「ふふ…」

幸子「なんかさ…なんか、悪いことしたい」

一同「え?」

幸子「うん、したい」

澄子「泥棒とかですか?」

一同「ええ!?」

幸子「そういう悪いことじゃないよ!不良なこと」

豊子「不良って何するんですか?」

幸子「うーん…」

一同「…??」

幸子は、何か思いついた顔をし、みんなを近くに集め、廊下に聞こえないように小さな声で内緒話をします。

夜、乙女寮 玄関

もう日も暮れているのに、みね子た6人が急に外出しようと玄関にやってきたので、愛子はびっくり。

愛子「ちょっと!どこいくの?あんたたち!」

幸子「門限までには戻ります!あ、でも、鍵はかけないでくださいね!」

愛子「え!?ちょっと!?それって門限破る気 満々じゃないの?こら!」

一番最後に玄関を出た優子は、愛子にペコリと丁寧にお辞儀をし、少しいたずらっぽい笑顔を見せて外出していきました。

夜、向島電機の前の道

6人は、とても楽しそうに走り出します。

時子「青春映画みたいだっぺ~!」

みね子の心『お父さん…、笑ってるけど泣きそうです。泣きそうだけど、楽しくて仕方ないです。』

ナレーション「みね子たちが向かったのは、向島から近い浅草の街。

かなりの大冒険だったと思いますが、どんなことがあったんでしょうねぇ?」

しばらく後、夜、乙女寮、愛子の部屋

愛子「どこいったんだろう…こんな時間まで…」

ナレーション「…と、いっても、まだ9時過ぎなんですけどね。「こんな時間まで」という感覚も今とは少し違いますね」

夜、寮の近くの道

その頃 みね子たちは、いつも行っている銭湯のすぐ傍まで帰ってきていました。

6人は、今夜のことを楽しそうに話します。

「お嬢様方、ダンスホールにご一緒しませんか?」「これ、僕の愛車のポール♪」などと言って、キザな男に声をかけられたようです。

その時に豊子が淡々と言った「あなたとダンスするつもりはございません。失敬」と言った言葉を、みね子は豊子の真似をして言います。

豊子「おかしくねえですよ!」

一同「あはは!」

6人はラーメン屋の屋台を見つけます。

みね子「たくさん走ったからおなかすいたね」

幸子「せっかく夜の街さ行ったのに、結局工場近くの屋台かぁ」

優子「私たちらしいんでないの?♪」

みね子「んだね♪」

豊子「おめ、お金大丈夫か?」

澄子「みんなの就職祝いだぁ~♪」

みね子「うん!」

幸子「よし!行こう!おじさん、ラーメン6つね!」

みね子たちはラーメンを食べます。

幸子「ああ…歌いたいなあ」

時子「歌いますか?先輩♪」

幸子「ううん、そうじゃなくて。みんなでコーラスしたいなぁ」

澄子「そうですね」

時子「ここんとこ、それどころじゃなくて、コーラスお休みでしたもんね」

みね子「やりましょうよ!優子さんがいるうちに1回歌いましょうよ!」

優子「歌いたいね…!!」

みね子「ね!」

幸子「そうだね!やるか?!辞めてった子も誘ってさ!みんなで乙女寮最後のコーラス!」

みね子「んだね!」

後日、高島が働いている工場の敷地内

優子はこの日、一人で高島の元を訪ねました。

高島「優子ちゃん!」

優子「お仕事中すいません」

高島「いいけど、どうしたの?あ、帰るんだってね。田舎に」

優子「その話はいいんです」

高島「そう…。…何か怒ってる?」

優子「はい。どうしても一言、言っておきたいことがあって」

みね子の心『お父さん。後で知ったことですが、優子さんはこんな謎の行動を一人でとっていました。そして…優子さんの帰る日が来てしまいました』

乙女寮、みね子たちの部屋

12月19日。工場閉鎖前日となりました。

優子の母「皆さん、優子がお世話さなりました。たくさん聞いてますよ。皆さんのことは。仲良くしてくだすって。」

みね子たちは、寂しさでうまく話したり笑うことができません。

優子は涙をこらえ、笑顔をつくります。

優子の母「優子…。今日までありがとう…。よく けっぱってくれたが…ありがとうさん…!」

優子の母は優子の手をにぎり御礼を言います。

優子「お母……」

優子の母「えらかったね…!」

食堂

そしてみね子たちは食堂に移動しました。

愛子は、優子の母を席に案内します。

先日 工場を辞めた女性たちも久々に寮に遊びにやってきました。

高島もやってきました。

そして、コーラスが始まります。

いつものように、指揮は高島。演奏は和夫さん。

愛子と、優子の母が観客です。

幸子「愛子さん、そして和夫さん。そして乙女寮…。今日まで、本当にお世話になりました」

一同「私たちは、ここでの日々を絶対に忘れません。ありがとうございました!」

愛子と和夫は涙目で頷きます。

幸子「感謝の気持ちをこめて、みんなで歌います」

『♪見上げてごらん 夜の星を

小さな星の 小さな光が

ささやかな幸せをうたってる

手をつなごう 僕と

追いかけよう 夢を

二人なら 苦しくなんかはないさ

見上げてごらん 夜の星を

小さな星の 小さな光が

ささやかな幸せをうたってる』

ここでの日々が思い出されます。

初めて工場に入った時のこと。

「ご安全に~」といういつもの掛け声。

何度も失敗し、うまく仕事ができなかった日々。

愛子がいつも「頑張ろう!大丈夫!」と励ましてくれたこと。

幸子が「時間がかかってもいい。遅れて構わない。その遅れは仲間たちが取り戻す。だから、仲間ば信じて」と言ってくれたこと。

初めて失敗せず仕事ができたあの日、みんなが拍手をして喜んでくれたこと。

澄子を捜して上野駅に行ったこと。

みんなで夕暮れの海に行ったこと。

しょっちゅう みんなで銭湯に通ったこと。

いつも6人一緒だったこと。

いつしか、みね子たちの目は真っ赤になり、ぽろぽろと涙がこぼれます。

『見上げてごらん 夜の星を

僕らのように 名もない星が

ささやかな幸せを祈ってる』

愛子が大きな拍手をし、一同もそれに続きます。

愛子も和夫も泣いています。

みね子の心『お父さん。私は、この曲をみんなで歌ったこと、絶対死ぬまで忘れないだろうなって思いました』

皆、抱き合ったり手を取りあって泣いていました。

そんな中…

高島「…あの…!!!」

一同「…??」

高島は幸子を見つめます。

幸子「???」

みね子の心『お父さん、これだけでは終わりませんでした』

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「(ボソっと)なんか言いそうでした…」

いのっち「おはようございます!5月31日水曜日のあさイチです!」

有働さん「なんか、この曲をこんなにいろんな人の思いを、かみしめながら聴くっていうのが…みんなで歌ったっていうのがね」

いのっち「グっときたのが、あの子たちずっと一緒の撮影所で切磋琢磨して頑張って来た訳じゃないですか」

有働さん「撮影所って?ドラマの?現場でね?」

いのっち「個人個人が本当に涙だと思うんですよ。これで皆 離れ離れになっちゃうって」

有働さん「そうですね」

いのっち「現場で会えないねっていう涙も込みで。俺はキタから」

有働さん「役者さんだからね」

いのっち「あの子たちってほんとに、これから羽ばたいていく子たちじゃないですか」

有働さん「不安を抱きながらね」

ゲストの坂下千里子さん「うらやましいよ」

いのっち「チリちゃんも羽ばたいてるよ(笑)」

今日の感想

今日は、乙女たちの歌声に合わせて、これまでの乙女ちゃんたちの思い出が流れたシーンで号泣しました。

あれはやばい。あれはやばいです……!号泣です…!!

切ないです。健気で一生懸命 頑張ってきた乙女ちゃんたち。

6人がいつも小さな体を寄せ合いながら懸命に支え合って生きてきたなっていうのが、ブワーっと思い出されてたまりませんでした。

こんな若くて小さな子たち(と思ってしまう すっかりオバチャンの私)が、今どれだけの寂しさや不安を抱えてるかと思っただけで私まで胸が痛くて、それを取り除いてあげたい気分です。

いのっちの感想も、予想外の独特なものでしたが(笑)、でもなんか いのっちの言ってることわかる!

乙女寮の毎日は、本当にキラキラしたものでしたね。

みね子が「忘れません」とよく言っていますが、きっと忘れられないと思います。

最後に「悪いことしたい」と門限を破って夜に遊びに出かける…というのがね…!

かわいすぎるし、すごくいい展開だと思いました。

胸が熱くなりました。この年代だからこその時間でしたね。本当に素敵。

「不良なことって何?」と6人でキョトンとしちゃうのもかわいかったです。いい子だもんね、みんな…(ホロリ)

あと、玄関を出る時の優子さんのペコリがすっごく可愛かったです!!

は~ほんとにいい子たちだなぁ。

本当に、乙女ちゃんたちがキラキラしててかわいすぎる。

最初から最後まで、この6人 みーんなに幸せになってほしい!と思わされています。

高島くん、明日 もしかして求婚……!?!?

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