朝ドラ「ひよっこ」第10週 第56回レビュー

谷田部みね子ワン、入ります2

今日の物語

赤坂、すずふり亭の近く

中年男性とぶつかって小銭を落としてしまったみね子。

拾い集めましたが、確認してみるとまだ10円足りません。

みね子は辺りを見渡し、残りの10円を探します。

さきほど通りかかったさわやかな青年は10円玉が落ちている場所に気付きました。

しかし みね子は、その場所のすぐ傍まで行っても10円玉にまったく気付かず、ずっとあちこちを探し回ります。

青年は、10円玉を拾ってみね子に渡します。

青年「はい。そこにありました」

みね子「! ありがとうございました!よかった!」

青年「余計なお世話かもしれないけど、君が悪いんじゃないかな」

みね子「え?」

青年「こんな往来の真ん中で、財布 しかもがま口を開けてたりしたら こういうことになるでしょう」

みね子「…ですね…」

青年「しかも、今回はそうならなかったけど、泥棒に「ここに財布がありますよ」と教えているようなものだ」

みね子の心『お父さん…知らない人に怒られました…』

青年「あと、ずっと見てたんだけど、物を探す時に君のやり方だと見つからないと思うんだ。なかなか」

みね子「はぁ…」

青年「例えば、ここに何か物を落としたとする。そしたら、まずこの一角を絶対にないと言い切れるまで探す。で、次の場所に。わかるかな?」

みね子「はい…」

青年「君の場合、こっちかな?いや、あっちかな?ないな、こっちかな?…と、全部が中途半端。あれだと見つからないと思う。わかるかな?」

みね子「…んですね…」

青年「うん。今度から気を付けて」

みね子「はい」

青年「じゃ」

みね子「ありがとうございました…」

みね子の心『お父さん、確かにおっしゃる通りだとは思いますが…、最初から見てたのかよ…だったら一緒に探してくれたっていいじゃないの…という……。…すいません…』

みね子「…でも、よかった♪あって♪」

さきほどの青年は去っていきました。

ナレーション「この大学生は、島谷純一郎さん。慶応大学の学生さんです。皆さん、覚えていてくださいね!!」

みね子がすずふり亭に入ろうとすると、「CLOSE」の看板が出ています。

今は休憩時間のようです。

みね子「またやっちまった…」

みね子は、もしかしたらと思い、裏庭の方に回ります。

すずふり亭、裏庭

みね子の予想通り、裏庭ではコックの元治と見習いの秀俊が 玉ねぎの下ごしらえをしていました。

元治は今日も自分の担当量の玉ねぎをいくつか秀俊に押し付けます。

みね子「どうも!」

元治「お!来たな~!月末コロッケ娘~!」

みね子「ちょっと、なんですか、それ。すんごいお金ない感じがするんですけど!」

秀俊「確かに」

元治「今日もコロッケ♪明日もコロッケ♪だろ?ははは!」

秀俊「どうしたの?…あ、そうか!準備中だった?入れるよ、みね子ちゃんなら」

秀俊はみね子を店内に案内しようとします。

みね子「あ、いいんです。あの悪いですし。休み時間ですから」

元治「正しいぞ、コロッケ娘!」

みね子「だから、それやめてください」

元治「確かにな、開店5分前なのにさ、俺たちまだ休憩時間あるなって時に「いいかな?」って入ってくる客な!あれ、やだよな~!」

秀俊「そうですか?」

元治「あと閉店間際!(俺だったら)絶対入らない!まあ、飲食店で働く人間のマナーみたいなもんなんだよな!」

みね子「…手、止まってますよ」

元治「ん?」

みね子「…あの!私、今 すっごく思うんですけど!働ける場所があるということは、とてもありがたいことなのではないかと!ですから、大切にしたほうがいいですよ!!ほんっとに!!」

職を失ったみね子は、心の底から熱弁をふるいます。

秀俊は頷き、嬉しそうです。

秀俊「だよね!!」

みね子「はい!!」

元治「わかりましたよ!!」

すると、隣の中華料理屋「福翠楼」から、店主の五郎が出てきました。

五郎「いや~疲れた疲れた!」

みね子「どうも」

五郎「??」

秀俊「あ、お客さんで、月に一度…」

五郎「ああ!給料日娘か!」

すずふり亭と仲が良い五郎は、みね子の噂を耳にしたことがあるようです。

みね子「…あはは…」

五郎「あれだろ?最後はビーフシチューを注文するのを目標にしてる子だろ?」

みね子「はい!ふふ♪」

すると、サボっている五郎を迎えに、今日も妻の安江がやってきました。

今日も、またまた炒飯の注文が入ったようで、五郎は「また炒飯か!」と怒り出します。

五郎「炒めるのが1回でいいように注文をとってこいよ!気がきかねえな!」

安江「…は!?(怒)」

元治はみね子に「さっきのやつ言ってやれ!」と小声で言います。

みね子「…あの、働く場所があるということはとってっもありがたいと思うんです!ですから、大切にしたほうがいいいですよ!本当に!」

安江「そうだよね~!!!…だれ?」

元治「ほら、月末に一度だけ来る…」

みね子「一度ですいませんね!」

安江「ああ!茨城娘?」

みね子「はい」

安江は、噂に聞いていたみね子と会えたのが嬉しい様子です。

五郎「言ってることは最もだけどな!違うんだよ!このバカ女房は、亭主が額に汗して炒めていることへの感謝が足りないんだよ。あの店はな、俺がいないとできないんだぞ!料理だって俺の腕がないと!それが分かってないんだよ!」

安江「は!?私が店の料理ができるようになったらね、あんたはクビだからね!わかってる!?」

五郎「…(汗)」

みね子「あの…炒飯はいいんですか…?」

安江「!」

安江は注文をとっていたことを思い出し、五郎をひっぱって店に戻っていきました。

みね子「なんか、ここ。おもしろいですね」

しばらくすると、今度は法被を着た若い男性が、不機嫌そうに愚痴をこぼしながらやってきました。

「やってらんねえ!」

元治「よ!御曹司!」

「ふざけんな!何が御曹司だ!」

秀俊「あそこに和菓子屋さんの息子」

みね子「へえ…」

この青年は、和菓子屋 柏木堂の御曹司・ヤスハルというそうです。

秀俊「ちなみに、甘い物が大嫌いなんだって」

みね子「え?もったいねえ!」

ヤスハル「!?悪いかよ!あんこ屋の息子だからって、甘い物が嫌いで悪いか!?」

みね子「いえ…すいません…」

元治はまた「さっきの話、あいつにも言ってやったほうがいいんじゃないか?」とみね子をはやし立てます。

みね子「………あの…働く場所があるって…」

ヤスハル「うるせえな!!!余計なお世話だ!!!!」

みね子「……すいません……」

すると、今度はヤスハルの父(和菓子屋 柏木堂の店主・一郎)がご機嫌に歌を歌いながらやってきました。

一郎「ヤスハル!何さぼってんだよ。小豆を煮るぞ、小豆!」

ヤスハル「はぁ…。わかってるよ!小豆小豆うるせんだよ!」

一郎「和菓子屋なんだから、当たり前だろう。小豆のおかげでお前は大きくなったんだよ。お前の体はな、小豆でできているようなもんだぞ。なあ?」

元治「確かに!よ!小豆王子!」

ヤスハル「小豆小豆うるせえんだよ!!!(父に向かって)売れ残った豆大福みたいな顔しやがって!」

元治「うまい!!」

一郎はひょうきんな顔を見せ、みね子も思わず笑ってしまいます。

一郎「うまいよな?「売れ残った」ってつけるところが、気が利いてるだろ?うちの子。天才だよ、天才」

ヤスハル「ああ!いやだいやだ!甘々でいやだ!」

一郎「またでました!和菓子屋だけに、甘々ってか!ははは!」

ヤスハルは怒って店に帰っていきました。

一郎「ん?だれ?」

みね子「あ。私…」

一郎「あ、いけね。小豆だ、小豆」

一郎は、みね子が名乗る間もなく去っていきました。

みね子「…」

元治「変な親子だろ?(笑)」

みね子の心『お父さん。東京には、いろんな人がいますね♪』

すずふり亭

店が開店し、みね子はビーフコロッケを注文しました。

みね子「うんめぇ……。また来られるかな………」

鈴子「どうしたの?」

食後、みね子は職を完全に失ってしまったことを鈴子に話しました。

鈴子「…そう…。大変だったわね…」

みね子「はい…激動の年末です…。でも、話したらスッキリしました」

鈴子「…そっか…。……ん?」

みね子「ん?」

鈴子「え?…じゃあ…、仕事まだ決まってないの?」

みね子「はい…。今日も舎監さんが探してくれてるんですけど…」

鈴子「そう…。……そうか…。……うちで働く!?」

みね子「…え?」

鈴子「おかげさまで、ちょっと忙しくなってきててね、ホール係を一人探そうかなって思ってたとこなのよ!」

みね子「本当ですか!?」

鈴子「住み込みってわけにはいかないんだけど…裏のアパート、大家さんと仲良しで借りられるし!えへへ!そうする!?みね子!」

みね子「いいんですか!?本当に?本当に!?」

鈴子「ふふ!じゃ、そうするか!」

みね子「はい!!」

鈴子「あんたなら身元も確かだし」

みね子「私って、身元確かですか?」

鈴子「お父さんとお母さんの人柄は知ってるからね!これ以上 確かな身元はないからね!」

みね子「すんごい幸せもんだ…私…!どうしよう…ありがとうございます!本当に!」

鈴子「あはは!喜んで♪」

みね子は厨房の方へ行き…

みね子「すいません!谷田部みね子ワン!入ります!」

厨房にいる省吾「はいよ!谷田部みね子 ワ……あ!?」

元治・秀俊「ん?」

みね子は厨房に入り、働かせてもらうことになったことを報告します。

すると、一人になった鈴子が急に悩み始めます。

鈴子「…まいったな…。」

ナレーション「あら?せっかくの展開なのに、何か問題あるんですかね?」

すずふり亭の外

これから出勤でしょうか。

すずふり亭のホール係の高子が街を歩いています。

高子は、他の店の前に置いてあるキャラクターの人形看板に向かってご機嫌で話しかけています。

高子「(人形が話しかけてきている風な独り言)『高ちゃん、今日もかわいいよ~』♪♪」

ナレーション「…もしかして、この人が何かを…?」

つづく

今日のあさイチ受け

いのっち「仁美ちゃん、どうしちゃったんですかね(笑)」

(仁美ちゃん…高子役の女優さんが佐藤仁美さん)

有働さん「仁美ちゃんね(笑)。今日いろんな人が出てきましたね」

いのっち「新喜劇なみに あっちからこっちから出てきましたね(笑)」

有働さん「お母さんも…三男さんが心配では…?」

いのっち「最近 三男出てこないですから」

ゲスト・柴田理恵さん(三男の母ちゃん役)「三男は三男で米屋で頑張ってるんです!あの親子の間にはさまれて大変なんだから!」

いのっち「りんごとるのも大変だしねぇ」

柴田さん「そうそう(笑)」

今日の感想

確かに今日は、吉本新喜劇みたいでしたね(笑)

たくさんの人がコミカルに出てきましたね~♪

そして!まさかの、すずふり亭でみね子が働く展開!!!

これは驚きました!

そういうことか~!!!

嬉しい!これからは舞台がすずふり亭になるんですね!

…なるんですよね…?鈴子さんが妙に悩んでいたけど…せっけん工場のようにまたまたナシになるってことは…さすがにないですよねぇ…??(;’∀’)

高子さん、めんどくさがりだけど優しそうだし、みね子とも仲良しになってるっぽかったけど、何か問題があるのかな??

なんだろう、明日が待ち遠しいです。

とりあえず、今日は思わずいのっちたちも心配してしまうほどのハイテンション高子さんがラストシーンをかざってくれましたね(笑)

でも、心配している愛子さんに 働く場所が見つかったことを早く教えてあげてほしい!

今ならササっとメールで「仕事見つけたよ~!」って伝えることができるのに~!と思うと、便利になったなあ…と改めて思いました。

それから、みね子のお相手の可能性アリアリな青年・島谷純一郎くん。

さわやかな登場~と思ってたら、ああいうキャラなのね(笑)

でも、マイナス印象からのスタートで好きになるという展開はよくあるパターンですよね。こちらも、今後が楽しみです。

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