朝ドラ「ひよっこ」第10週 第57回レビュー

谷田部みね子ワン、入ります3

今日の物語

すずふり亭 厨房

みね子は厨房に入り、ここで働くことになったことを省吾達に伝えます。

省吾「え?何?うちで働くことになったの?」

みね子「はい!頑張ります!よろしくお願いします!頑張ります!嬉しいです!頑張ります!あ、頑張りますはもう言ったか…えっと…頑張ります!」

仕事が決まり、それが大好きなこの店ということで、みね子は大喜びです。

省吾「ははは、そうかそうか!よろしくな!」

秀俊「ホールやるの?」

みね子「そうなんですよ!ホール!かっこいいですよね!ホール!」

秀俊「やった!嬉しい!」

みね子「そんなに喜んでいただけるなんて…まいったな」

秀俊「え?」

みね子「え?」

秀俊「…そうじゃなくて、俺、忙しい時 調理場とホールと兼任だからさ、誰でもいいからホールに人が入ってくれたら、調理場にずっといられるから、本当に誰でもいいから来てほしかったんだ!嬉しい!」

みね子「…誰でもいいから…(苦笑)」

そんなみね子の背後で、鈴子は何やら省吾に顔や全身で合図を送ります。

省吾「…??」

省吾は、鈴子が何を伝えたいのか理解したようで、省吾もまた何やら焦り始めます。

秀俊「いつから?」

みね子「それは、まだこれから。私は今からでも!」

秀俊「本当に?」

ずっと不思議そうな顔をしていた元治が口を開きました。

元治「…高ちゃんのOK出たん…だ…よね……?」

鈴子・省吾「…!!!」

みね子「…? なんですか?それ?」

秀俊「え…まだなの?」

みね子「え?」

元治「え~!?」

みね子「え?え?」

鈴子は観念したように言います。

鈴子「…そこが問題なのよ…」

ちょうどそこに「ウワサの高ちゃん」こと高子が出勤してきました。

高子「すみません!美容室混んでて!」

みね子「あ、どうも!」

高子は美容室帰りの髪型を気にします。

高子「どうかな♪これ、流行りらしいんだけど…♪」

一同「……」

高子「…え?何?変?え?私も変かなとは思ったけど、そんなに??え?」

鈴子はみね子を外に連れ出します。

すずふり亭、裏庭

鈴子「落ち着いて聞いてね…」

みね子「はい」

鈴子「ひとつ、言い忘れたことがあるの。うちの店のホールには、最終面接っていうのがあるのね…」

みね子「あ、ああ!ということはまだ採用ってことではないんですよね?」

鈴子「そうなのよ!ごめんね!ごめんごめん…!!」

みね子「ああ!で、あの…どんな?」

鈴子「…高ちゃんの面接」

みね子「はい?」

鈴子「えっと…つまりね、うちのホールに入るには、一番 高ちゃんと一緒にいるわけでしょ?同じ仕事をするわけじゃない?」

みね子「なるほど。分かります」

鈴子「だからね、私が勝手に決めるわけにはいかないわけよ…。一番一緒にいて、一緒に働く人間がね、どう思うかってことがね、大事だからね」

みね子「なるほど…」

みね子「でも、私、高子さんとはうまくやっていけるっつうか、なんか自信があるっつうか♪」

鈴子「あはは~…あんたにあってもねえ…」

みね子「…はい…?」

鈴子「(小声で)そもそも…そういうことじゃないのよねぇ……」

みね子「???」

鈴子「…つまり!高ちゃんは、うちでは看板娘なわけ!わかる?」

みね子「娘…はい」

鈴子「それで、しかも嫁入り前なんだ。あの子は。だから、看板娘の座を奪われたくないわけ。わかる?」

みね子「はあ…」

鈴子「ようするに、自分よりいい女がホールにいるってことは、認められないわけなの」

みね子「…ということは…最終面接は…」

鈴子「自分よりいい女だと思ったら…」

みね子「思ったら…」

鈴子「採用はなし」

みね子「…え…」

みね子の心『お父さん。なんですか、その条件は。しかも、今、私はどういう顔をしたらいいんでしょうか。その条件を聞いて、「それなら私は駄目ですね」という顔もできませんし、「それなら私 大丈夫ですね」という顔も、女性としてはなかなかできないし…。顔が動かせません』

すずふり亭、厨房

高子が表のショーウィンドーの掃除に出ている間、厨房では、省吾たちコック3人が最終面接について話していました。

秀俊「厳しいですかね?彼女」

省吾「どうだろうな…」

元治「何年も合格者、出てないからなあ」

秀俊「そんなに!?」

元治「数々の美人が…」

省吾「…通り過ぎてったもんな…」

元治「ですよね…」

省吾たちは、これまでの最終面接を思い返します。

若いきれいな女性たちが最終面接に挑みましたが、高子はいずれも「不採用です!」と切り捨てていきました。

ショックを受ける女性、納得いかず軽く怒り出す女性、いろんな女性がいました。

「不採用です!あなた、自分のことかわいいって思ってるでしょ?」

「不採用です!髪が長すぎる!」

「不採用です!!」

店に戻って来て、ご機嫌で開店準備をする高子を見ながら、コック3人は溜息をつきます。

再び、裏庭

鈴子「ごめんね…最初はね、本当にあなたが…あ、「あなたが」っていうのは、高ちゃんのことね。「あなたが一緒に働くんだから、あなたがいいと思う人にしなさい。あなたに一任するよ」って言ったのよね…。そういうのって、あれでしょ?経営者としてはなかなか潔いことでしょう?筋が一本通ってるでしょ?でしょ?」

みね子「はい」

鈴子「ふふ♪それがね…なんだかいつの間にかこんなことになっちゃってね…。なんだかね…。でも、まあ…あの子も長いし…。職場で女同士の闘いなんての嫌でしょう?」

みね子「はい」

鈴子「私、よく分からないのよね、あの女同士の闘いっていうのかしら。そういうのあんまり(したこと)なくて。あはは、子供の頃からかわいくてね、私♪ふふ!町内の人気者だったのよ♪このあたりの♪」

みね子の心『…お父さん。なんだか話が違う方向へ行ってしまっているような気がします…。この話、必要でしょうか…?』

みね子は心でそんなことを考えながらも、楽しそうに話す鈴子に笑顔で相槌を打ちます。

鈴子「うふふ♪…話、それちゃったね…。ごめん、ごめん」

みね子「いえ」

鈴子「とにかく…頑張って」

みね子「…あの…何をどう頑張ればいいんでしょうか…」

鈴子「…わかんない」

みね子「…そうですよね…」

厨房

みね子と鈴子は厨房に戻りました。

省吾「…頑張れ…みね子ちゃん」

みね子「…やれるだけのことはやってみます…」

元治「大丈夫なんじゃねえの!?」

この場合の「大丈夫」の意味を思い、みね子は元治をにらみます。

元治「…怖い…」

秀俊「頑張ってくれ、みね子ちゃん」

みね子「…はい」

高子が厨房に入ってきました。

鈴子「高ちゃん!みね子ちゃんをね、ホール係で雇おうかなって思ってるんだけど…」

高子「……ほぉ……?」

みね子「よろしくお願いします!」

高子「へぇ……」

高子は、みね子を手招きしてホールへ出て行きました。

心配した鈴子が一緒について行こうとすると、高子は「ゴホン!」と咳払いをして鈴子を制します。

鈴子とコック3人は、仕方なく、厨房のドアなどの隙間からこっそり様子を見ることにしました。

ホール

高子はみね子を席に座らせます。

高子「ここで働きたいんだ…?」

みね子「…はい」

高子「……ふ~ん…。あのね!」

みね子「…」

高子「……あんみつ食べる!?♪♪」

みね子「…え?」

それを聞きに、鈴子たちが厨房から出てきました。

鈴子「高ちゃん!それって…!」

みね子「え?なに?」

元治「「あんみつ、食べる?」ってことは…?」

みね子「え???」

秀俊「ひょっとして…!?」

省吾「…採用だな…採用だな」

みね子「え?「あんみつ食べる?」は採用?」

鈴子「そういうこと!♪♪」

みね子「…やった!やった!」

高子「ヒデ~♪あんみつ頼んできて♪」

秀俊「はい!喜んで!」

省吾「みね子ちゃんすごいな!」

元治「大したもんだよ!」

鈴子「まあね、いざとなったら鈴子命令で採用しようかと思ってたんだけどね♪」

省吾「そうなのかよ♪」

鈴子「でも、できればそうじゃなくてね♪うん!うふふ!」

秀俊「あんみつ頼んできました!」

一同「うん!」

みね子「あの…ちなみに…合格の決め手はどういうことだったんでしょうか…」

元治「…聞く?お前…それ」

高子「…あのさあ!そういう噂があるのは知ってたけど!…え?みんな…私が自分よりいい女は落としてるって本気で思っていたの!?」

鈴子「違うの?」

高子「なんですか!鈴子さんまで!」

省吾「……いや、俺はそんな風には思ってなかったけどねぇ」

元治「え~!?」

鈴子「なによ、あんた自分ばっかり!」

省吾「いやいや…」

みね子「違うんですか?」

高子「そんなわけないでしょう!純粋に、一緒に働きたい人かどうか、それを見てただけ!」

みね子「先に言ってくださいよ~…」

ナレーション「やれやれ、長い一日でしたね。でも、よかった」

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「私はね!高子さんはそうだと思ってました!なんとなくイメージでは、高子さんがお局的にね」

やなぎー「いじわるお姉さんみたいな」

いのっち「もともとそうじゃなかったんだね」

有働さん「その人の本質を見てるんじゃないかと!私はそっち側で見てた!」

いのっち「本当に?」

有働さん「だから良かった!なんか共感しちゃった」

今日の感想

なに、今日の話!すごくおもしろかったです!!(*´∇`*)

なんだよも~!高ちゃん、自分よりかわいい子を落としてたわけじゃなかったんですね!オチに爆笑でした。なんだったんだ、今日の話!爆笑です。

でも、今日のエピソードのおかげで、すずふり亭のみんなの人間味というか、そういう部分がいっきに広がったように思いました♪

とくに鈴子さんと省吾さんは、いつも「優しくて完璧」っていう感じだったのが、今日はかわいいシーンがいっぱいありましたよね♪

鈴子さんと省吾さんが2人で身振り手振りでもなんだかワチャワチャしてたり、鈴子さんが急に「自分は若い頃からかわいかった」とか話し始めたり、省吾さんは「俺はそんな風に思ってなかったよ」と高ちゃんに向かってしらばっくれたり(笑)

高ちゃんもかわいい~。佐藤仁美さん、いいですよね~。なんかすっごくハマリ役!「不採用です」の連発も、髪型気にしたりしてるとこも色々かわいかった~。

あ、ちなみに、美容院に行ったという髪型の違いは全然わかりませんでした(笑)どこか変わってました?(笑)

みね子が働くとなって、秀俊さんが「やった!」と言い出したので、「あ、やっぱりみね子のこと好きなキャラなのか!?」て思ったら、「誰でもいいから」の連発(笑)

うーん、やっぱり「お相手」ではないのかな。

鈴子さんの意外な一面や、高ちゃんの性格(面接を顔で選んではなかったけど、「かわいい」とか言われるのはやっぱり好きそう)を思うと、向島電機でいつも愛子さんがみね子に言っていたやりとり(「愛子は乙女かどうか」とか「愛子は「お姉さん」」とかの・笑)に近いものがすずふり亭でもありそうな気がしました(笑)

あと、みね子の「どんな顔をしたらいいんでしょう」ってのにも爆笑でした!ほんとにね!(*´∇`*)

ああ!でも、この中でこれからみね子が働くのかって思ったら、余計に楽しみになりました!!

向島電機のみんなが離れ離れなのは本当に残念だったし寂しいけど、新しいスタートがすずふり亭とは本当に良かったです!!嬉しい!ネタバレ見ていなかったので、予想外のことに嬉しさ倍増でした♪♪

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