朝ドラ「ひよっこ」第11週 第61回レビュー

あかね荘にようこそ!1

今日の物語

みね子が住むアパート『あかね荘』1階廊下

みね子が管理人室の前を通ると、大家の富が声をかけてきました。

富「あら♪」

みね子「! どうも…明けましておめでとうございます」

富「どこが?」

みね子「…はい?」

富「どこがおめでたいのかしらねぇ。また一つ 年が増えるだけの話じゃない。やだやだ」

みね子「あはは…」

みね子「…あの、私1日だけ茨城に帰ったんです。で、これ、あの、お好きだって言ってたおまんじゅうです。お母ちゃんがつくりました。あと、干し納豆とかも入ってます」

富「ありがとう~♪」

みね子「どうぞ、よろしくお願いいたします」

富「あら!おいしそう!早速頂こうかしら!お茶のもう!」

みね子「え、いや…あの…」

富「え~、一人じゃつまんない」

みね子「あの…他のお部屋の方にご挨拶を…」

富「ここにいれば通るわよ!さ!どうぞ!」

みね子「…」

管理人室

みね子は部屋に入り、富に付き合うことにしました。

富「おいしそうねぇ、見た目は地味だけど」

みね子「はぁ…」

富「お茶」

みね子「え…?」

富、お茶のセットが置いてある方を差します。

みね子「…はい」

みね子の心『お父さん、なかなか手ごわそうです』

みね子はお茶を入れます。

富「ありがとう♪…あつい!」

みね子「あ…すいません…!!」

ナレーション「確かに、なかなか手ごわい大家さんですよね。簡単に紹介しましょう。立花富さん。1889年 明治22年生まれ。鈴子さんが言っていた通り、若い頃は赤坂きっての売れっ子芸者さんだったようです。今なぜアパートの大家さんをしているのかは、いずれ本人から…」

富はモグモグとお菓子を食べ…

富「…かわいいわね」

みね子「え?いやぁ…そんな…(照)」

富「いくつだっけ?」

みね子「19です」

富「19かぁ…!はぁ……」

みね子「…?」

その時、廊下を女性が通ります。

みね子「…あの?」

富「1号室の久坂さん。事務員さん」

すると、その「久坂さん」が管理人室のドアをガラっと開けます。

久坂「事務員ではありません。オフィスレディです。…と、何度言ったら分かるんですか?」

髪の長いその女性は、大家さんに静かに怒っているようです。

富「ん?え?」

ナレーション「この女性は、久坂早苗さん。年齢は不明。有楽町にある会社で働いているオフィスレディのようですが、謎に包まれています」

みね子は自己紹介をしました。

久坂早苗「…どうも、よろしく」

富「19ですって!随分若いわね♪」

早苗「どういう意味ですか~!?」

みね子「あ、そうだ!これ!茨城のまんじゅうなんですけど、お近づきのしるしに、どうぞ」

早苗「…これはご丁寧に」

富「おいしいわよ、これ♪」

早苗「…炊事場の水道。ここの大家さんが何度言っても直してくれないので、きちんと閉まらない。ギュっと閉めて。ぽたぽた落ちる(水の)音で眠れなくなるの。わかった?」

みね子「…はい、わかりました」

早苗「お願いします。じゃ。これ、ありがとう」

みね子の心『また別の意味で手ごわい感じです…』

あかね荘2階 廊下

みね子は2階に上がりました。

ある部屋から、ガタっと物音がします。

部屋の中に人がいるんだなと思ったみね子は、その部屋にも挨拶をするため、扉をノックします。

コンコン

みね子「こんにちは、ごめんください」

室内から「……ニャーオ……」

みね子「……? ごめんくださーい!」

室内から「…ニャー…ゴホ!ゴホ!」

みね子「…?」

すると、隣室のドアが開き、中から若い男性が顔を出します。

みね子「?」

この若い男性、先日 みね子がすずふり亭の前で出会った慶応ボーイ・島谷純一郎でした。

島谷純一郎「…借金取りの人じゃなさそうですね。だったら、そう言わないと、多分出てこないですよ」

みね子「え、いや、あの違います。あの私、5号室に引っ越してきた谷田部みね子です」

純一郎「あ、そうなんですか。島谷です、よろしく」

その時、みね子はこの男性と以前に一度会っていることを思い出します。

純一郎「どうかしました?」

みね子「あの、もしかして…」

みね子が前に会ったことを言おうとした時、さきほどノックした部屋からベレー帽をかぶった男性が出てきました。

啓補「あの、新田啓補です」

みね子「! あ、あの、5号室に越してきた谷田部みね子です。よろしくお願いします!そうだ、あの、これ茨城のお土産なんですけど、良かったら!」

啓補「食べもんですか…?」

みね子「はい」

啓補「ありがとう!嬉しい…!3日ぶりの食事やち!ありがとう!」

啓補は扉を閉めて部屋に戻っていきました。

みね子「3日ぶり…!?」

純一郎「漫画家さんらしいですよ」

みね子「へぇ…。あ、あの!これ、良かったら!」

純一郎「ご丁寧にありがとうございます。よろしくお願いいたします」

みね子「お願いします! あ、あの!」

みね子が再び、先日出会ったことを言おうとすると、また啓介が出てきました。

啓補「うんまかったです!こんで3日生きられますちゃ!ありがとう!」

そして啓介は帰っていきました。

みね子「…3日も…」

純一郎「…じゃ」

みね子「あ!あの!この間、お店の前で、お金を拾っていただいて…」

純一郎「…ああ…!はい」

みね子「あの時はありがとうございました!あのお金のおかげで運命が変わったんです。見つからなかったら、ご飯を諦めてたかもしんないし、本当にありがとうございました!」

純一郎「…今、いないみたいだからいいけど、廊下でそんなにバカでかい声でしゃべると、早苗さんって人が怒って飛んできますよ」

みね子「え…」

(早苗は外出し、近所の通りを歩いています)

純一郎「気を付けて。じゃ」

純一郎は扉を閉めて部屋に入っていきました。

みね子の心『お父さん…。なんだか変わった人ばかりです。3日も食べてなくて、あれで3日生きるって大丈夫なんでしょうか。それに、もう一人の人は、なんだか言ってることは正しいし、ちゃんとしてっけど、女の子に向かってバカでかい声って…』

ナレーション「島谷純一郎さんは、慶応大学の学生さん。九州の佐賀県出身です。実家は、地元では有名は由緒ある家柄で、企業主さんだそうで、その家の長男。いわゆる御曹司です。そんな感じ、しますね。

そして新田啓補くんは、北陸 富山県出身の漫画家 いえ、漫画家志望の青年です。東京に出てきて早5年。全く芽が出ないらしいです。でも、頑張っています」

すずふり亭、事務室

お正月ムードの赤坂の街。

すずふり亭も、まだお正月休み中です。

しかし、鈴子は仕事をしているようです。

みね子は茨城からのお土産を鈴子に届けます。

鈴子「大きなおまんじゅうね、ふふふ。いつもいつもご丁寧にありがとう」

みね子「いえいえ、とんでもないです」

鈴子「引っ越しは済んだの?」

みね子「はい。まあ、あの、鞄ひとつだけなんですけどね」

鈴子「だんだん増えていくんだよ。荷物ってのはね」

省吾「おう、来たな」

シェフの省吾もやってきました。

みね子「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします」

省吾「おめでとう、今年もよろしく」

鈴子「これ、頂いたわよ」

省吾「うまそう!(一口食べて…)うまい、うん、いい味だ。味付けはどうなってんだ?これ」

みね子「…わかんねえです…へへ…」

みね子は笑ってごまかします。

省吾「みね子ちゃん。これからは、食べ物商売で働くんだ。そういうことはちゃんと興味を持って頭に入れておかないと駄目だ。分かるか?」

みね子「…はい、分かりました。そうですよね…」

省吾は席に座ります。

みね子は、棚の上に鈴子と省吾と若い女性の3人が写った写真が飾ってあることに気付きます。

鈴子「ああ、それ?私の孫。つまり」

省吾「俺の一人娘。嫁に行ったんだ」

みね子「へえ、かわいい方ですね」

鈴子「この子がね、とんだアプレ娘でね」

みね子「アプレ?」

省吾「お母ちゃん」

鈴子「はい…すいません」

みね子「?」

ナレーション「アプレ娘とは、戦後すぐに流行った言葉で、はねっ返りで無責任というような意味なんですが、みね子には古すぎたみたいですね。このアプレ娘、登場はもうちょっとしてからのお楽しみ」

あかね荘、みね子の部屋

部屋の戻ったみね子は、写真を見つめます。

家族写真

お父ちゃんが最後に帰ってきた時の 稲刈りの写真

みね子の心『この写真、宗男さんがくれました。いい写真ですよね、お父さん』

工場員・愛子・松下で撮った記念写真。

寮のコーラス部で撮った写真。高島や和夫さんもいます。

そして、同室の6人で撮った元気いっぱいの写真。

みね子の心『工場で働いてた皆、元気してっかな。いつか皆で集まれたらいいななんて思います。私はいろいろな出会いがあって、ここあかね荘で、これから1人暮しを始めます』

みね子は、向島電機でもらったラジオのスイッチを入れます。

音量が上がっていたらしく、大きな音が一瞬鳴り響いたので、みね子は慌てて体でラジオを覆って音量が外に漏れないようにします。

夜になり、みね子は布団に入ります。

みね子の心『おやすみなさい。いよいよ明日は初出勤です』

窓から、赤坂の街を酔っぱらって陽気に歩く人々の声が聞こえます。

すると、おそらく早苗が窓を開けて酔っ払いに注意する声が聞こえます。

早苗「うるさい!!!」

みね子「!」

みね子の心『赤坂の街は夜でもにぎやかです…』

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「また色んな方が出てまいりましたねぇ!」

いのっち「そろってきましたね」

有働さん「大家の富さん気になるわ!元 赤坂の芸者!」

いのっち「いろいろ聞きたいよね」

有働さん「いっぱい(いろいろ)ありそうですよね!これね!」

いのっち「しかし、土曜日は久々に茨城帰ってね、寝た、寝た。実家に帰ってくると落ち着くんだよね」

有働さん「疲れが全部ね…」

いのっち「うん。ありがとうございました」

有働さん「ありがとうございました?(笑)」

今日の感想

やっぱりいました、先日の慶応ボーイ。

ここで再会となりましたか。

今後 みね子とどうなっていくのか楽しみですね。

みね子のお相手になるのかな…♡という気もしますが、えらくお家柄も良いようなので、その辺が障害になったりもしそうじゃないですか?

ああ、みね子は誰と恋をするんだろう。楽しみですね。

早苗さん。酔っ払いにまで怒鳴るってすごい(笑)

向島電機の時の「出会い」と全然違うメンバーだけど、大丈夫でしょうか。

仲良くなれるのかな。

ドラマの空気もガラっと変わりそうですね。

省吾さん…独身じゃなかったのか……なんとなく残念(笑)

かっこいいなあ、省吾さん…。

あと、久々にお父ちゃんの写真を見たら「相変わらずかっこいいな…」と思いました。

改めて、お父ちゃん…かっこよすぎ……。

向島電機の皆が懐かしいですね。早く再会してほしいです。

皆も今頃 新しい場所で一生懸命 頑張っているんでしょうね。

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