朝ドラ「ひよっこ」第12週 第71回レビュー

内緒話と、春の風5

今日の物語

喫茶店 白猫

省吾に続いて、鈴子にも同じように 喫茶・白猫にいる由香への届け物(恐らくお金)を頼まれたみね子。

みね子の心『お父さん…。鈴子さんもシェフも、なんで私に頼むんでしょうか…』

みね子は、重い足取りで店に入ります。

由香「またあんた~?…ま、そりゃそうか。秘密とか律儀に守りそうだもんね。座れば?」

みね子の心『…お父さん。また感じ悪いです…。』

さきほど、由香にうまく利用され、由香が食べたミックスサンドとコーヒーの支払いをさせられたみね子。今回は、注意を払います。

みね子「(ウエイトレスに向かって)あ、(注文は)大丈夫です。時間ないので、すぐ出るので!」

由香「ふーん」

みね子の心『もう払わされるのは絶対にごめんです!』

みね子は すぐに封筒を机に出します。

みね子「これ、鈴子さんから預かってきました」

今回も由香は それをパっと取り上げます。

由香「ありがと~」

みね子「…じゃ…」

由香「ご苦労様」

みね子「いえ………、…あの、何かお伝えすることとかありますか?」

由香「ない!」

みね子「………」

由香「怒ってる顔だね~。あれでしょ?あんなに優しくていい人たちを困らせるとんでもない娘だって。そうなんでしょ?」

みね子「違うんですか?」

由香「違わない」

みね子「は?」

すると、由香は突然 お腹を押さえて苦しみ出しました。

みね子「…え!?…どうしたんですか…!?」

由香「あ…いた…急におなかが…ちょっと…おトイレ行ってくるね…待ってて…ごめんね…!」

みね子「は、はい…!」

由香は席を立ち、店の奥にあるトイレの方に行きました。

みね子が由香を心配しながらテーブルの上をぼんやり眺めながら待っていると、由香がこそこそっとみね子の後ろを通って 店の出入り口の方へ歩いていきました。

みね子は気配を感じてあわてて振り返りますが、由香は店の外に出てしまいました。

みね子「あ!!!ちょ…!ちょっと待って…!!」

由香は、ガラス戸越しに笑い 手をふって帰って行きました。

みね子の心『お父さん…悪魔です…。やられました…。かなり腹が立ちます…。』

みね子がテーブルの上に置いてあった注文書を確認すると、由香は 今度はチョコレートパフェとコーヒーを食べていました。

みね子の心『チョコレートパフェって…!どんなんなんでしょう…!!チョコレートパフェ…私、食べたことないのに払うなんて…!!』

すずふり亭のある商店街

みね子「なんでチョコレートパフェを私が…!」

みね子はプンプン怒りながら 店へ向かいます。

途中、近所の薬局の前に飾られているマスコットキャラクターの大きな人形(高子が「いち子」と名付けている人形)を 八つ当たりで叩きます。

しかし、我に帰り、「ごめんね…いち子…」と謝るのでした。

すずふり亭 ホール

みね子「戻りました」

鈴子「おかえり」

鈴子は、高子に気付かれないようにみね子に合図し、2人は店の奥へ移動します。

しかし、高子はどうも気付いているように見えます。

すずふり亭 事務室

2人は事務室にやってきました。

鈴子「ごめんね、休憩中に」

みね子「大丈夫です。ちゃんとお渡ししました」

鈴子「うん…あ、そうだ。御茶代かかったでしょ?」

みね子「あ…大丈夫です…」

鈴子「大丈夫なわけないでしょ。どうせ チョコレートパフェとかなんとか食べてたんでしょ」

みね子「…はい…」

鈴子はお金をみね子のポケットに入れます。

みね子「いや!こんなに!」

鈴子「いいからいいから…!ね…?」

みね子「…すみません…」

鈴子は席に座り、仕事を始めようとします。

そんな鈴子を見ながら、みね子は…

みね子「…あの……、「元気でやってます」って…鈴子さんに伝えてくださいって…言ってました」

鈴子「……え…?」

みね子は笑顔をつくります。

鈴子「…そう…。…ありがとう…みね子…」

みね子の心『鈴子さんは私の嘘に気付いているように思いました…。なんだか私は、すごく失礼でいけないことをしてしまったようで…。嘘は駄目ですね…ごめんなさい……』

すずふり亭の裏の広場

どんよりとした気持ちのまま、みね子は裏庭に行き、元治と秀俊が野菜の下準備をしているところに合流します。

和菓子の柏木堂の息子・ヤスハルも来ています。

みね子「……」

元治たちは、みね子の暗い様子が気になります。

秀俊「…どうしたの?」

みね子「…いえ…」

元治「何かした?俺」

みね子「…違います…」

元治「良かった~俺 気付いてないうちに 人を怒らせるところがあるみたいでさ~」

秀俊「分かります」

元治「だろ!?(笑)」

いつものように元治がふざけても、みね子の顔は暗いままです。

秀俊「当ててみようか」

みね子「え?」

秀俊「由香さんでしょ?」

みね子!「

秀俊「シェフと鈴子さん、両方からお金を預かって渡した。内緒って言われて、喫茶店で」

みね子「…え!?」

元治「ああ、そういうことか~」

ヤスハル「…」

みね子「…わかってたんですか!?」

秀俊「うん。この前までは俺が頼まれていたからね。内緒って言ってるけど、皆 分かってる。高子さんも、元治先輩も。そしてシェフも鈴子さんもお互いのこと 分かってる。気付かないふりしてるけど…」

すずふり亭

その頃、高子は 事務所にいる鈴子の元に ミルクティーを入れてあげていました。

高子「すーずーこーさん」

鈴子「あ…もう(開店の)そんな時間?」

高子「ううん。まだ。はい、ミルクティー。元気出そう」

鈴子「…ありがとう、高ちゃん」

高子「ついでついで!私も飲みたかったし!…それに、お店のもんだし。あはは!」

そして 省吾は、厨房にて、何かをふっきるかのように 一心不乱に鍋を洗っていました。

再び 裏の広場

ヤスハル「…元気だったか…?由香…」

みね子「…え?」

ヤスハル「…幼馴染だから…」

みね子「…ああ…。…元気だったと思います」

元治「仲良かったもんな、ヤスハル」

ヤスハル「…いいやつだよ…あいつは…」

みね子「…」

ヤスハル「俺が今の家に来た時、優しくしてくれた」

みね子「……家に来た?」

ヤスハル「俺 柏木の子供じゃなかったから。もらいっ子ってやつ。柏木の親父とおふくろ、子供できなくてね。で、子供余ってて貧乏な親戚の俺が貰われたってわけ」

みね子「…!!」

ヤスハル「由香がいなかったら…逃げてたかもな…。そういうとこあんだよ、あいつ。弱いやつとか、駄目なやつとかのことが好きなんだ。面倒見たりすんのが。変なやつだよ」

みね子の心『お父さん…。驚きました…。ヤスハルさんと柏木のご主人は、どう見てもそんな風には見えなくて……』

元治「何 ハトが豆鉄砲くらったような顔してんだ」

みね子「だって…」

元治「いろいろあるよ。皆。俺なんか、親の顔も知らないしな」

みね子「え…!?」

元治「そういえば、俺を雇ってあげたら?って言ってくれたのも、由香ちゃんだったな」

秀俊「そうだったんですか」

元治「うん。あん時 もしそう言ってくれてなかったら、今頃どっかでのたれ死んでたかもな」

みね子の心『…お父さん…私には、何がなんだか…』

みね子は、あまりにもいっきに色んな情報が入って来て混乱し、頭を抱えます。

元治「おい、みね子。待ってるんだけど。俺。「それってどういうことですか?」とかさ!」

みね子「すいません…。今 頭がいっぱいなっちゃって…元治さんのことまで入らないです…!」

元治「なんで俺のことだけ入らないのよ!」

夜、BAR月時計

みね子の心『お店が終わって、シェフに初めて誘われました』

省吾は、月時計というバーにみね子を案内します。

店に入ると、カウンターにいる女性店主・竹内邦子がみね子たちに話しかけてきました。

邦子「いらっしゃい!あら!かわいい!」

省吾「俺、いつもの。みね子は…まだ19だったよな?じゃ、サイダーを」

ナレーション『竹内邦子さんは、省吾さんとは幼馴染。旦那さんは、貨物船の乗り組み員をしています。』

邦子が入れてくれたサイダーがおいしくて みね子は大喜びします。

邦子「良かった♪…あ、ねえ、茨城なんでしょ?今度 方言教えてくれない?」

みね子「方言?」

邦子「東京にはさ、日本のいろんな所から出てきた人たちがたくさんいるでしょ。で、お国なまりが話せなくて寂しい思いしてる人たちがたくさんいると思うんだ。もし、お酒を飲みに来て、ちょっとでもしゃべれる人たちがいたら、嬉しいんじゃないかなと思って♪企業努力♪」

邦子は、後ろの棚から 東北の方言について書かれた本を取り出して笑います。

みね子「すごい!それはきっと地方から出てきた人間は喜ぶと思います!」

省吾「良かったな、邦子」

邦子「あはは♪♪」

そこに、他の常連客が入ってきました。

邦子は、その客の出身地の言葉で話しかけ、客も自分の方言で楽しそうに話します。

みね子は、その様子をなんとなくうれしい気持ちで眺めます。

省吾「…みね子…。今日は悪かったな…。みね子からしたら、何やってんだって感じだよな…。父と娘がさ、ちゃんと会えるのに人を使いに出して…。何やってんだって話だよな…」

みね子「…そんな風には思いません…」

省吾「…そっか…。変なやつだったろ」

みね子は笑って首を振ります。

省吾「…どっから話したらいいのかな…」

みね子「…嫌なら…私は…」

省吾「なんか、話したいんだよ、みね子に…」

みね子「……」

つづく

今日のあさイチ受け

受けはありませんでした。

今日の感想

昨日 ヒデさんがみね子をちらっと見ていたのは「由香さんの件かな…」と気付いていたからだったんですね。やっぱり恋はないのか?毎日ヒデくんの存在が気になっています。

高ちゃんも元治さんも知っているとのことで…。

省吾さんと鈴子さんも、お互い分かった上でやっているようで…。

…何で そういう変な関係になっているんだろう。

すごく気になります。

早く知りたい…!

しかし、私のやじうま根性と違って、みね子は優しいですね。

最後も、言いにくいことなら言わなくていいということを省吾さんに言っていました。

みね子はいい子だな…。私ならヒデくんとかに すぐ「なんで!?なんでああいうことしてるの!?」とか聞いちゃうし、喫茶店から帰った後 すぐに省吾さんと鈴子さんにお金を請求しちゃいます(笑)

それに、伝言なんてなかったのに、鈴子さんに嘘の伝言を伝えたこと…。

本当にみね子は優しい。

でも、確かに もしかしたら鈴子さんを傷つけてしまったのかもしれませんね…。

感謝の言葉や伝言なんてないことを分かっていて、「はい!お金渡せて、みね子にも御礼を言ったから完了!」みたいに気持ちに区切りをつけていつも通りになろうとしているのに、あえて「嘘の伝言」を言われてしまうと、余計に 伝言も何もないことが際立つというか…。

でも、それがみね子の精一杯の優しさだということはちゃんと分かってくれていると思います。皆 優しい…。

高子さんも優しかったですね♪ああいう気取らない優しさ すごくかっこいいです。

そういう優しい人たちに囲まれて育ったはねっ返り娘由香さんは なんでああなったんだろう。でも、ヤスハルさんが ちゃんと優しいところもあることを教えてくれました。

そうなのか…、悪いだけの人間は、基本的にいませんもんね…。多分、由香ちゃんは何か寂しい思いをして育ってしまったのかなと思います。お母さんもいないようですし…。

食べたことがないチョコレートパフェをみね子に支払わせるなんて、すっごく酷!みね子だって食べてみたいよね!

そんなとこは間違いなく悪い子ちゃん!(笑)な由香さんですが、あたたかい目で牧野一家のことも見守っていきたいなと思いました。

元治さんもいろいろあるみたいだけど…みね子に無視される役どころ…(笑)

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