朝ドラ「ひよっこ」第13週 第74回レビュー

ビートルズがやってくる2

今日の物語

夜 あかね荘 管理人室

みね子は、涙で目を真っ赤にして、美代子との電話を終えました。

管理人の富に向かって、電話の御礼を言って部屋に戻ろうとします。

富は、そんなみね子を引きとめ、優しい笑みで、まんじゅうを(ずんだ餅?)をひとつ みね子の口元まで持っていきます。

みね子は、目を真っ赤にしたまま 口を開けて それをほおばります。

富「早苗ちゃんの田舎から♪まずくはないでしょ♪」

みね子は、涙をこらえて頷きます。

一部始終をこっそり見ていた早苗たち あかね荘のメンバー。

早苗は「まずくはないってなんだよ…」とつぶやき、炊事場に戻って行きました。

夜、みね子の部屋

みね子は部屋に入ります。

飾っている 実父ちゃんの写真を見たら、また涙が込み上げてきました。

部屋に座り込み、声を殺して涙をこぼします。

夜、炊事場

炊事場に戻った4人(早苗、島谷、祐二、啓輔)。

早苗は ふてくされている様子です。

島谷「…何を怒っているんですか」

早苗「別に怒ってなんかない」

島谷「明らかに怒ってるじゃないですか。ね?」

啓輔「…怖い顔ですちゃ!」

祐二「これで怒っとらんかったら、怒ったらどうなるんやっちゅう話やちゃね!」

早苗「あーん!?」

祐二・啓輔「……」

島谷「大家さんが、「まずくはない」と言ったことですか?」

早苗「そんなことで怒ってるわけじゃない」

啓輔「あの、これ そろそろ…」

啓輔は、楽しみにしている料理を完成させてほしいと促しますが、早苗はコンロの火を消します。

早苗「やめた!」

啓輔・祐二「えー!?」

早苗「うるさいな…」

再び みね子の部屋

みね子は 少し落ち着き、涙をぬぐいます。

再び 炊事場

みね子は着替えて炊事場にやってきました。

早苗・島谷・啓輔・祐二は、ただ黙って座っています。

みね子「…?どうかしたんですか…?」

祐二「あの…焼きうどんが中止になってしもて…」

みね子「…?」

みね子が不思議そうに島谷を見ると、島谷は早苗の方に目をやります。

みね子「…?」

みね子が早苗を見ると、早苗はアッチを向いてしまいます。

みね子「…怒ってます?」

島谷「だよね?」

みね子「はい」

早苗「あんたのせいだよ」

みね子「私!?何かしましたか?」

早苗「してないわよ、何も」

みね子「?」

早苗「何?父親が行方不明なわけ?」

みね子「…!……電話…聞こえてたんですね…。…そうですけど、それでなんで 早苗さんが怒るんですか?」

早苗「何で黙ってるわけ?」

みね子「?」

早苗「人には結構 色々言わせておいてさ。この2人なんて、才能も将来性も全くない話までさせられてさ」

祐二「え?!言うとらんちゃ!そんなこと!」

早苗「この人は、お高くとまってて、そういうこと絶対言わない人だから別だけど」

島谷「はい?なんで ついでみたいに、そういうことを言われなきゃならないんですか?」

早苗「うるさいな」

島谷「じゃ、あなたは何か告白とかしたんですか!?悩みとか!この人たちにとっての「才能がない 将来がない」みたいに匹敵するようなこと、何か言ったんですか!?」

祐二「やから、言うとらんて!そんなこと!」

島谷「それはいいんだよ!」

祐二・啓輔「……」

早苗「心は開いてるわよ、かなりね。私みたいに、謎めいた雰囲気醸し出してる人はいいのよ、これで!でもね、この子みたいに、一見「何の秘密もありませーん。バカ正直です。何でも話しちゃいます~」みたいな顔してさ!そんな顔してるくせに、秘密を持ってるっていうのは罪が重いのよ!」

みね子「は…!?なんだそれ…!意味がわからない!腹立つ!なんでそんなこと言われなきゃいけないんですか!?」

早苗「……」

島谷「…結局あれですか?せっかく友達になれたと思ったのに、なんで教えてくれないんだって…そういうことですか?」

早苗「……」

みね子「…島谷さんの言った通りなんですか?」

早苗「……そうよ!」

みね子「!」

啓輔・祐二「え?」

島谷「…」

早苗「なんで言わないのよ!理由を説明してみなさいよ!」

みね子「……言いたくなかったからですよ…」

早苗「なんでよ」

みね子「…すずふり亭の人たちは、もともとお父ちゃんのことがきっかけで知り合った人たちだから仕方ないけど、ここの人たちにはそんな風に思われたくなかったからですよ…」

島谷「…そんな風にって…?」

みね子「……かわいそうな女の子だって思われたくなかったんですよ!それがいけませんか…!?普通の、そんな事情っつうか、問題っつうか、そんなのない普通の女の子で、ここではいたかったんですよ!それだけですよ!」

島谷「……」

みね子「文句ありますか!?」

早苗「だったら、最初からそう言えばいいじゃない」

みね子「…どうやって言えっつうんですか」

早苗は、自分がちょっとおかしなことを言ってしまったことに気付いて黙ります。

島谷「…みね子ちゃんの勝ちかな」

みね子「ですよね」

啓輔「あの…」

祐二「あの、話の続きは、これを食べながらっちゅうのはどうですか…?」

みね子「…なんですか。それ。食べます。」

早苗「食べるんだ」

みね子「食べますよ!」

5人は炊事場の小さなテーブルを囲んで、焼きうどんを食べます。

みね子は、父が行方不明になった経緯などをいっきに話しました。

同時にパクパクと焼きうどんを食べます。

みね子「…だから、私決めたんです。東京に捜しに行って、東京で働いて、お金送って、妹や弟たちにために一生懸命頑張ろうって。と、いうわけです。おいしいですね、これ」

早苗「だろ」

みね子「はい」

早苗「ひとつ聞いていい?」

みね子「どうぞ」

早苗「状況は分かったけどさ、もしお父さんが見つからなかったら、このままずっと、あんたは ずっとこのままそうやって生きていくの?働いて、ほとんど 家に送金して、ずっと生きてくの?」

みね子「…そんなのわかんないです。でも、別に嫌なわけじゃないですから」

早苗「そう…」

島谷はみね子を見つめます。

みね子「…そんな目で見ないでください。私、かわいそうなんかじゃないですから。全然。自分でしたくてしてんですから」

島谷「…ごめん」

みね子「別に謝んなくても…」

島谷「うん…」

早苗「ま、この広い東京で、捜している人に会える可能性は低いと思うけど、この2人が売れるよりは可能性というか、確立は高いんじゃない」

祐二「そうやちゃ!」

啓輔「はい、その通りですちゃ!」

祐二・啓輔「…ん?」

みね子は思わず笑ってしまいます。

みね子「…ふふ、ですよね…♪」

早苗「そう思う」

祐二「そう思うって!ちょっと!(笑)」

夜、すずふり亭の裏の広場

仕事を終えて裏口から外に出た秀俊は、みね子が住むあかね荘を見上げ、心配そうな表情を浮かべます。

夜、すずふり亭 事務室

鈴子と省吾は、仕事をしながら みね子のことを話します。

鈴子「何か…楽しいことがあるといいね…みね子にも…」

省吾「…」

鈴子「何か起きないかね…楽しいこと。世の中、高度成長とかって浮かれてるんだからさ。みね子にもさ」

省吾「あるといいね…」

翌日、奥茨城 谷田部家

美代子と茂じいちゃんは、宗男叔父さんを呼び、実について発覚したことを伝えます。

宗男「そっか…。でも…どうしちまったんだろうな…アニキ…。その後よ…。さっぱり分かんねえな…なんだかな…」

茂「…」

美代子「…ごめんね、宗男さん。何かあるたびに来てもらって」

宗男「何言ってんだ、義姉さん。もうやめよう、それ。うちのやつも、ちゃんと分かってくれてっから大丈夫だ。あいつ、体もでっけえけど、器もでけえとこあんのよ!」

美代子「ありがとう」

宗男「いい女房だっぺ。滋子は」

宗男「まあね…。…おっかねえけど」

美代子「また、そんなこと言って」

茂「お前にはそのくらいがいいんだ」

宗男「そうなの?そうか…父ちゃんが言うならいいのか」

茂「ははは!」

宗男は、家から持ってきた野菜を美代子に渡します。

その時、妻の滋子が野菜を包んだ新聞紙が、今日の日付だと気付きます。

宗男「あ!まただよ!今日の新聞で包むなって言ってんのにね!あいつ!新聞は夜にゆっくり読むんだからよ~」

宗男はそう言いながら、新聞記事に目を通します。

すると…

宗男「……ん…?わぁ……!わ……!!わ…!!!!」

宗男は非常に興奮しています。

美代子・茂「????」

夕方(?)すずふり亭 営業中

営業中の店内に、みね子宛の電報が届きました。

配達員「アパートの管理人さんから、こっちにいるからと…。電報です」

みね子「……私に…」

高子・鈴子「……」

電報が届くということは、あまり良い知らせではないと推測できます。

みね子たちに緊張が走ります。

みね子は電報を開きます。

みね子「……ん…?」

『ビートルズ ガ ヤッテクル   コイワイムネオ』

つづく

今日のあさイチ受け

今日は ゲストの木村佳乃さん(美代子母ちゃん役)がゲストなので、3人一緒に受け(笑)

有働さん「絶対ビートルズだと思いましたよ!宗男さんから!(笑)」

木村さん「ですよね!」

いのっち「思いました!髪型からしてもそうだし、今までも伏線がありましたからね。お母さんも露知らずですね、東京ではいろんなことが起きてるわけですから」

有働さん「お母さんは聞いてないんですか?シェフにするのか、同じ寮の彼にするのか」

木村さん「お母ちゃんは、実は知ってるんです!お母ちゃんとみね子は心で通じ合ってるから分かるんです」

有働さん「え!?」

いのっち「台本見てるから」

木村さん「台本読まなくても分かるんです!」

いのっち「見てるからだろ!(笑)」

有働さん「信じちゃった!今の!(笑)」

木村さん「あははは!」

今日の感想

有働さんもやっぱり 島谷さんかヒデくんか気になっているんですね。

今のところ読めないですよね…!

どっちかだと思うんですけど……。(個人的には やっぱり綿引さんもまだまだ消えてほしくないけど…)

宗男さん(笑)

そんなことを電報で!(ノ´∀`*)

電話もまだない家が多かった当時は、やっぱり電報と言えば、不幸があったとか病気とか…そういうことがほとんどだったのかなと思います。

すごく緊張して開けたのに拍子抜けですね(笑)

今日は、富さんがみね子に あーんで すんだ餅っぽい和菓子をくれましたね。

確か、乙女寮の時も、みね子やみんながそれぞれ切ないことがあった日、愛子さんが同じように、かりんとうを あーん して食べさせてくれたことがありました。

まだまだ 「女の子」な みね子。(19歳)

周りの大人たちがこうして いつも、みね子に愛をくれているんだな、支えてくれているんだなって思いました。

早苗さんは、究極の「ツンデレ」ですね(笑)

みね子のことをちゃんと知って、相談にのったり支えてあげたりしたいんでしょうね。

みね子のとこに行って、「電話聞いちゃった。」って言えばいいのに。

早苗さんが、要するに「なんでも話して」って伝えるまで長かったですね(笑)

しかし、早苗さんがみね子に言った「今後のこと」は、確かにそうですよね…。

「お父ちゃんがいなくなったから」ってことで始まった みね子の出稼ぎだけど、ここまでお父ちゃんが見つからないと、「お父ちゃんがいない間」じゃなくて「これからずっと」ということも……。

一生懸命働いて、妹から感謝のお手紙ももらって嬉しくてやりがいも感じて、島谷さんにみね子が言った通り「自分でしたくてしてんですから」だけど…。

このまま ただ時が流れていくのは……みね子の人生はどうなってしまうんだろう…。

私としては、早くお父ちゃん見つかれって思っていました。

みね子が東京で成長するストーリーだから、「お父ちゃん見つかったら話が終わっちゃうのか…?と言うことは、全然見つからないのか…?」と時々思ったりしましたが、それでも、自分の希望を込めて、お父ちゃんはきっと割とすぐ帰ってくると思っていました。

でも、もうひよっこの放送も3カ月が過ぎ、あと半分ほどです。お父ちゃんは放送の最後の方までほんとに見つからないんじゃないかと近頃は思っています。めっちゃ嫌だけど……。

そうなると…みね子の大事な若い時間はどうなるんだろう…いつまでみね子は家族のために…って…なってきますね…。その辺りをどのように描くのか楽しみなような怖いような。

でも、このままいくと必ずみね子はその問題にぶち当たることがあるんでしょうね。

明日以降は、鈴子さんたちが言っていた「楽しいこと」が起こる予感かな?

楽しみです。

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