朝ドラ「ひよっこ」第13週 第76回レビュー

ビートルズがやってくる4

今日の物語  

奥茨城 小祝家 宗男の趣味の小屋

1966年 昭和41年 5月4日

宗男は、ビートルズ来日の情報が載っている新聞を真剣に読みます。

宗男「そっか…東京だけか…」

5月3日に、公演は東京だけで3日間、日本武道館で行われることが発表されました。

宗男「…武道館…柔道やっとこ…?畳か?そんなわけねえか…」

妻の滋子が、今日も怒って小屋に入って来ました。

滋子「まだか!?!?」

宗男「! ごめんなさい!はい!休憩終わります!」

宗男は慌てて 小屋を出て行きます。

1週間後、またまた宗男の小屋

宗男が読んでいる雑誌には、日本武道館でのコンサートが反対され、他の場所で開催されるかもしれないことが掲載されています。

宗男「どうなってんだ…?野球場でやんのか…?読売ランドってどんなことだ…!?」

ナレーション「武道の聖地である日本武道館で、不良のロックコンサートなんて と難色を示す意見が出ました。

ところがビートルズは、英国女王から勲章を贈られ、最終的には頭の固い人たちも一目置かざるをえなかったらしいですよ。で、晴れて日本武道館で行われることになりました」

宗男「いいのか…俺は!茨城にいて…!」

滋子がまた怒って入って来ます。

滋子「6月30日は、じいちゃんの十三回忌だ!忘れるな!」

宗男「……」

すずふり亭、休憩中

一方、みね子の周りは、違う意味で盛り上がってきています。

休憩時間、一同はお茶を入れて皆でおしゃべり。

省吾が「赤坂にビートルズが来るかもしれない」と言い出します。

省吾が商店街の寄合で聞いた情報によると、ビートルズはヒルトンホテルに泊まるらしいとので、ホテルと近い ここ赤坂にビートルズがやってくるかもしれないというのです。

ちょうど高子は、昨日 店に来た ヒルトンホテル勤務の常連客が「これから大変だ」「一体どうなるんだろう」と話していたことを思い出します。

鈴子「お客様の話をそんな風に聞くんじゃないよ。…でも、気になるね…、そのことなのかね…?」

高子「そうかもしれません!結構深刻そうでしたよ!しばらく休みなしって言ってました!」

鈴子「そうなの?」

省吾「で、昨日 (寄合で)話になったのはその…なんだ あの ファンっていうのか?それが赤坂に押し寄せてくるんじゃないかって話だよ!」

高子「これから忙しくなるんですかね…」

高子はちょっと面倒そうに言います。

鈴子「そんな嫌な顔するんじゃないよ!」

高子「! してません!これから、忙しくなるのかな!♪♪」

高子は強張った笑顔で言います。

省吾「柏木堂なんてさ、ビートルズまんじゅうを作ろうかなんて言ってたよ」

鈴子「バカだね、本当に!あはは!」

みね子「ビートルズは食べに来ないですか?すずふり亭に!」

省吾「さすがにそれは…どうかな。ホテルにはレストランもあるしな~」

元治「でもわかんないっすよ!お忍びで街とか歩いたりするかもしれないし!」

高子「やだ!どうしよう!」

元治「何そわそわしてんのよ、高ちゃんが」

高子「だって見初められたりしたら♪」

元治「ない!」

高子「わかんないでしょ!」

省吾「イギリス人だったよな、何が好きなんだろうな」

秀俊「来たらいいですね!食べさせたいな!すずふり亭の料理!絶対うまいって言うと思いますよ!」

元治「優等生だね、お前は。言うことが。ま、でも うまいとは言わないだろ、ビートルズは」

秀俊「なんでですか」

元治「日本語だもん、うまいは」

高子「じゃ、英語でなんて言うの?」

元治「え?…UMA~I!」

鈴子「バカだねえ!あはは」

省吾「イギリスか、研究してみっかな」

みね子「ふふ、楽しみですね」

みね子「……あの…、皆さんにちょっとお願いがあるんですけど…ちょっと持ってきますね…!」

みね子が持ってきたのは、大量の歯磨き粉でした。

省吾「なんだ!?」

みね子「そうなんです!…いりませんか…?歯磨き粉…」

省吾「なんだ、押し売りかよ?」

高子「あれ?なんだこれ。切られてる」

高子が言った通り、歯磨きの外箱の一部が切り取られています。

みね子「実は…これ、ここのラベルを3枚1口で送ると、抽選でビートルズの切符が当たるんです!」

鈴子「え…じゃ何?あんた、これ全部買ったの?」

みね子「へへ…自分のお金 ほとんどつぎ込んじまって…」

高子「そんなに行きたいの?」

みね子「いや、私じゃなくて、電報くれた宗男さんなんですけどね。行かせてやりてえなって思って…。手紙が来たんですけどね、字は下手だし、でっかい字でぎゅーっと買いてあって…」

宗男の手紙『宗男おじさんは、どうしても 何が何でもビートルズに会いたいわけよ。この気持ち、一番よく分かってくれるだろ、みね子は。今 どうにかして 東京に行けないものか計画中だ。ビートルズに今すぐ会いたい』

みね子「とにかく いても立ってもいられねえみたいで…なんとかしてやりてえなと思って、プレゼントできないかなって思ったんです。宗男さんは私たち家族にいつも元気をくれて、もちろん今もそうで…。「あ!これだ!」と思って、そこのトキワ堂薬局で買ったんです!でも、つい買い過ぎてしまいました…。沢山 応募した方が当たる確率高いし!」

元治「…みね子、お前、結構 博打で身を滅ぼす女なんじゃないか?分かるよ。でも。ついつぎ込んじゃうんだよな!」

みね子「え?わかんないけど、一緒にしてほしくないです」

秀俊「だよね!」

元治「なんで わかんないのに一緒にしてほしくなんだよ!」

みね子「なんとなく」

鈴子「で、これを買いませんかっていうわけ?」

みね子「どうですか…?物は悪くないんですよ、ほら!いくらあっても大丈夫ですよ!それに腐んないし!ね、高子さん…♪」

高子「…! …「ね」って言われても…!……」

みね子は高子をじっと見つめます。

高子「……(棒読みで)あ、そういえば、切れかかってたから1個!」

みね子「ありがとうございます!でも…1個でいいんですか…?大丈夫ですか?ほんとに…。すぐなくなりますよ…?何度も言いますけど、腐んないですよ?歯磨き、大事ですよ」

高子「………」

元治「やっぱ押し売りじゃねえか!」

高子「…じゃ…えっと……はい!!!」

高子は3つ買い取ることに決めました。

みね子「ありがとうございます!」

みね子は元治を見つめます。

元治「…え…?……ごめんな…ちょっと…金なくて…」

元治は2つ買ってくれることに。

みね子「ありがとうございます!」

秀俊「俺は…」

秀俊は、歯磨き粉を5つ取りました。

みね子「! いいんですか…!?」

秀俊「うん、腐らないしね」

みね子「ありがとうございます!!」

元治「何お前!」

高子「いい人ぶり!」

省吾「…うちは?」

鈴子「うーん……残りを引き受けるか!」

みね子「本当ですか!?」

省吾と鈴子で、残り20個ほどを買い取ってくれることになりました。

省吾「あはは、何年かかるんだ、これ使うのに(笑)」

みね子「すいません!…ありがとうございます!!」

みね子「…申し訳ないんですけど…あの…集金させていただいてもよろしいでしょうか…?」

高子「あはは、財布持ってこよ~」

皆は笑いながら財布を取りに行きました。

休憩時間、薬局前

みね子は、集金したお金を持って、歯磨き粉を追加で買いに薬局にやってきました。

ちょうど 近くを通りかかった島谷は、薬局の前で 歯磨き粉を沢山買うみね子を見かけます。

ナレーション「あらら、また買っちゃうんですね、みね子。元治さんが言うように、結構 ギャンブラーですね」

島谷は、みね子がいなくなった後 薬局の前を通り、店頭のポスターを見て、歯磨き粉に ビートルズのコンサートの抽選券がついていることを知り、優しく微笑むのでした。

翌朝…

福翠楼の五郎・安江夫妻も、あの歯磨き粉を使って歯磨きしています。

鈴子が分けてあげたんでしょうか。

あかね荘でも、みんな あの歯磨き粉を使っています。

みね子が皆にも買い取ってもらったのでしょうか。

大量のストックも置いてあります。

みね子が応募券を切り取り、葉書に貼り付けます。

みね子の心『お父さん。元気でお過ごしでしょうか。みね子は宗男さんのために歯磨き粉を買っています。当たるのかどうか分かんないけど、当たってほしいなって思うけど…、なんだかいっぱいの歯磨き粉を見ると、笑ってしまいます。お父さんに報告したいんです。一緒に笑いたいです。宗男さん…行けたらいいね』

奥茨城 谷田部家

その頃、奥茨城では、宗男が あの歯磨き粉を大量に谷田部家に届けていました。

美代子「え?歯磨き粉?」

宗男「そう!いいらしいぞ、ここの歯磨き粉は!だから、しまっといて、どっかに」

美代子「ありがとう、助かるよ」

宗男「腐るもんじゃねえしな!うん!」

美代子「うん。……?」

宗男「あ!あのな、義姉さん!このこと、滋子には内緒だかんな!内緒!御礼の手紙とか駄目だよ!駄目!」

美代子「そうなの…??」

茂じいちゃん「何やってんだ、お前は」

宗男「大事なことなんだよ、父ちゃん!こいつのおかげで…俺の戦争は終わるんだ…」

茂「……?」

美代子「…歯磨き粉で!?」

宗男「ふふ!内緒だかんね!滋子には!」

小祝家 宗男の小屋

宗男が谷田部家に行っている間、滋子は宗男の趣味の小屋に入り、宗男の雑誌を読んでいました。

滋子は、カーテンで隠してある棚の中に 大量の歯磨き粉が隠されていることに気付きます。

一緒に置いてあった新聞には、歯磨き粉を買って抽選に当たればコンサートに行けることが書かれていました。

ナレーション「思いっきりバレていますね。宗男さん」

滋子「……」

1カ月後、柏木堂

そして 1カ月が過ぎたある日、柏木堂には、スーツを着た男性客が来ています。

一郎とヤスハルと3人で、何やら打ち合わせをしているよう…。

男性「いや~本当に助かった。早速伝えるよ。ありがとう。決まったら連絡するから」

一郎「よし、任せといて」

男性「じゃ」

男性は帰って行きました。

一郎「さすがだな、ヤスハル!すごいよ!俺には思いつかなかったよ、俺には。恐れ入谷の鬼子母神とはこのことだ!」

ヤスハル「いいから。褒めなくて。そんなことより、どうすんだよ、安請け合いしちゃってさ。できるのか、うちで」

一郎「どうすんだよって…お前、どうすんの…?」

ヤスハルは大きなため息をつきます。

ナレーション「あらあら。何か問題が起きていますね。ここ、覚えておきましょうね」

すずふり亭 昼の営業時間

みね子は、ふと時計を見上げます。

午後1時半。

今日は、もし当選していたら ビートルズの切符が送られてくる日。

そして、あかね荘に郵便やさんが来るのが 大体いつもこの時間。

みね子は仕事をしながらも、そわそわして落ち着きません。

あかね荘

そして、郵便屋さんがあかね荘を訪ねます。

たまたま居た 島谷が郵便を受けとります。

島谷は、何通か届いた郵便物を順番に確認します。

島谷「………」

つづく

今日のあさイチ受け

今日は、最後の島谷さんの表情にざわついてスタート(笑)

いのっち「当たってるかも?」

有働さん「今の表情は当たってないんじゃない?」

いのっち「どうだろう!」

やなぎー「当たってるよ!」

有働さん「当たってたら大変ですよ!この後の映像づくりが!だって、ビートルズのコンサートをオンエアしないといけないから!」

いのっち「行けるかどうかわかんない。途中で何かあっていけなくなるかもしれない」

有働さん「そんな~!朝ドラでもそれは駄目だわ!明日、竹内さんいらっしゃるから!慶応ボーイのね!」

いのっち「聞きたいと思います」

明日は、島谷さん役の竹内涼真さんがゲスト出演されます♪♪

今日の感想

どっちどっち~!?!?(笑)

一瞬 笑ったようにも見えたような…!?

当たってたらいいですね。

宗男さんのイギリス・ビートルズ好きは、やっぱり戦争が関連しているようですね。

宗男さんにとって「ただ憧れ」だけじゃない何かがありそうなので、叶うといいな…。

有働さんは、映像の心配をしていましたが、乙女寮のみんなで門限やぶって夜の街へ遊びに行った時も、映像は何ひとつ無しで行ったひよっこなので、そこは問題ないと思います!(笑)

みね子の押し売りはすごかったですね(笑)

意外と貪欲(笑)

ヒデくんが5つも買ってくれた!さわやかに!

ヒデくんが一番給料安いだろうに。

ヒデくんとみね子は何もないのかな~。何かあるなら、そろそろ しっかり描かれてもいいと思うんですけど…島谷さんに比べて 恋愛に発展しそうな描き方はイマイチされないですね。

やっぱり島谷さんがみね子の相手なのかな~。

明日は、島谷さん役の竹内涼真さんがあさイチに出演されるので、要チェックです。

柏木堂に何か動きがありましたね。

予想を書きますが、当たっていたら ネタバレになってしまいますので、ちょっと間を空けて書きます。ネタバレになる可能性あるなら見ない!という方は、ここから先は読まないようにしてください。

多分…私の予想では、柏木堂の動きと、新たな出演者として発表された菅野美穂さんとが関係してるんじゃないかと予想します!

当たるかな~どうかな~。

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