朝ドラ「ひよっこ」第13週 第77回レビュー

ビートルズがやってくる5

今日の物語

今日は、もし当選していたら、ビートルズのコンサートの切符が送られてくる日です。

鈴子と高子は、緊張して落ち着かない様子のみね子に気を利かせ、まだ勤務時間中ですが 一度アパートに戻って郵便を見てくるように言ってあげます。

みね子は、一度は遠慮しますが、御礼を言って仕事を抜けてアパートに戻ります。

あかね荘 廊下

みね子は島谷と出会いました。

島谷「? どうした?」

みね子「あの!郵便…!」

島谷「郵便なら僕が受け取ったけど。大家さんは留守みたいで」

みね子「そうですか…あの、私には?」

島谷「…なかったけど…?」

みね子「………そっか…」

島谷「…うん」

みね子「…そっか……」

みね子はショックでその場に座り込みます。

みね子「…だめだったかぁ………」

島谷「…例の歯磨き粉の?」

みね子「…はい」

島谷は、何やら 先ほど自分宛てに届いた手紙に目をやります。

みね子「…悔しいなぁ……」

島谷「…大丈夫…?」

みね子「…はい………」

みね子は立ち上がります。

みね子「島谷さんにも協力してもらったのに、すみません」

島谷「そんな。謝ることないよ」

みね子「ありがとうございます」

島谷「…大丈夫?」

みね子「ふふ…ちょっとみっともないとこ見せてしまって…。へへ…しゃんめえ…」

島谷「? しゃんめえ??」

みね子「あ…仕方ないとかしょうがいないとか(の意味です)」

島谷「そっか…」

みね子「切り変えて、仕事頑張ってきます。島谷さんも大学ですか?」

島谷「うん」

みね子「頑張りましょう」

みね子は一礼し、店に戻って行きました。

島谷は 再び 自分に来た手紙を見つめるのでした。

みね子の心『お父さん…だめでした…悔しいし…なんだか寂しいです。しょんぼりです…』

すずふり亭 厨房

みね子は裏口から厨房に入ります。

みね子「すいませんでした!」

省吾「おう、どうだった?」

みね子「…だめでした…」

省吾「! 残念だったなぁ…」

元治「博打の才能はなかったか、みね子」

みね子「はい…皆さんに協力していただいたのに…すいません…。ありがとうございました」

すずふり亭 ホール

みね子がホールに戻ると、鈴子と高子が心配そうにみね子を見ます。

みね子は寂しげに微笑み、首を振るのでした。

みね子が仕事に戻ると、お客さん同士の会話が聞こえてきました。

男性客「そうそう、頼まれていたビートルズのチケット。やっと手に入ったよ」

女性客「ええ、ありがとう!あんまりよく分からないけど、流行ってるから一応見ておこうかなって♪」

男性客「うちの局じゃないからさ、放送。結構 苦労したよ」

男性客は、チケットを女性に渡します。

女性「サンキュー!」

みね子は、寂しげにその会話を聞きながら仕事をします。

鈴子は みね子の気持ちに寄り添うように小さく目くばせします。

休憩時間、裏の広場

みね子は 福翠楼や柏木堂の人たちにも 当選していなかったことを報告し、協力してもらったことに改めて御礼を伝えます。

五郎「ダメだったか…」

安江「残念だったね…」

一郎「まあ…でも、このあたりの連中はおかげで歯磨き粉には当分 不自由しないようになったわけだしさ。歯が丈夫になるよな!みんな!」

みね子「…ありがとうございます」

一郎「ん…?今、ちょっといいこと言ったか…?俺…!言ったよな…!?」

元治「中途半端だな」

皆が笑う中で、みね子も笑いますが、その笑顔は寂しげです。

秀俊「…大丈夫?」

みね子「…はい」

薬局の前

みね子は 薬局の前にあるマスコット人形をつつきます。

みね子「………ごめん…あんたが悪いわけじゃないのにね……」

夜、あかね荘 炊事場

夜になり、みね子はあかね荘の皆にも報告します。

みね子「すいません…」

啓輔「いや、そんな、僕らは2人で1個しか協力できんかったし…」

早苗「たった そんだけか」

啓輔「そんなこと言うたって…」

みね子「ありがとうございました」

祐二「残念やったちゃね」

みね子「はい…」

早苗「会社の女の子も、当たらなかったって言ってた」

みね子「そうですか…」

早苗「ま、私は、あの歯磨き粉、一番好きなやつだから いくつあっても困らないしいいけど」

みね子「…ありがとうございます…♪」

早苗「おにぎり 作り過ぎた。食べるか?」

みね子「…食べます!!!!」

今夜は島谷はどこかに出かけているようです。

どこかの飲み屋

その頃 島谷は、大学の仲間と飲み屋に来ていました。

仲間たちは、彼女の話をしています。

そんな中、話題はビートルズのことに…。

友人「あ、そうそう!ビートルズのチケット、入手したか?」

友人「ああ!先輩がコネあるらしくて手に入った!」

友人「俺はオヤジに頼んでなんとか」

島谷は、廊下で座り込んで落ち込むみね子の姿を思い出します。

友人「歴史的な日になるぞ。見ておかないとな」

友人「だよな~」

島谷「………」

夜、みね子の部屋

みね子は、切符が当たらなかったことを宗男への葉書に書きます。

ラジオからは、ビートルズの曲紹介の声が聞こえます。

みね子はプツンとラジオを切るのでした…。

数日後  奥茨城、小祝家 宗男の小屋

宗男は、みね子から届いた葉書を読んでいます。

みね子の文章から、「コンサートに行かせてあげたい」と強く思ってくれていたことが伝わってきます。

宗男「ありがとな…みね子…。…こっちも全滅だったわ…ハートブレイクだ~」

宗男がゴロンと横になると、棚の上から歯磨き粉がたくさん落ちてきました。

宗男は、天井に飾っているイギリス国旗をじっと見つめます。

ビートルズ来日まであと3日に迫りました。

翌日の夜、すずふり亭の裏の広場

みね子が仕事を終え、すずふり亭を出ると「おう、みね子、ご苦労さん」という声が聞こえます。

宗男の声です。

みね子「…うわ!!!!!宗男さん!!!!!!!」

みね子は、悲鳴に近いような声をあげて驚きます。

宗男「よ!」

みね子「よって!どうしたの!?」

宗男はバイクに座り、みね子を待っていたようです。

宗男「来てしまった!あはは!」

みね子「…もしかして!切符 手に入ったの!?」

宗男「いや。ありがとな、みね子。俺も応募したけど、全滅だったわ。あっちの方じゃ歯磨きを手に入れるのが大変でよ。参ったよ」

みね子「そう……。…え?切符ないのに来たの?」

宗男「おう。居ても立っても居られなくなっちまってよ。とりあえずな。ここがお前のアパートか?」

みね子「うん…」

宗男「いいとこじゃねえか!なあ!おう!そうか!よし!行こう!いや~コイツ(バイク)で来たら時間かかっちまって、夜になってしまったわ。疲れたわ」

宗男はアパートの入り口に移動します。

みね子「…????」

宗男「何やってんだ?早くしろ」

みね子「え?ちょっとまって!」

夜 管理人室

みね子はまず管理人室に寄ります。

みね子「すみません…。あの…私の叔父が来てまして…」

宗男「叔父でーす!」

富「………」

みね子「ちょっと!ふざけないで!」

宗男「大丈夫だって、任せろって!手紙でお前にいろいろ聞いてっからな、大丈夫だ!」

宗男「みね子が大変お世話になっております!叔父の小祝宗男と申します!」

富「…変な頭。それ、かつら?」

宗男「そんなわけないでしょ!ひっぱってみ!」

富は遠慮なく、思い切り宗男の髪をひっぱります。

宗男「いててて!!!本気でやっかな…!」

富「世も末だ!」

みね子は溜息をつきます。

宗男「空いてる部屋、ないですかね?とりあえず、ビートルズが東京離れるまでいようと思うんですよ、東京」

みね子「え!?そうなの!?大丈夫なの!?」

宗男「大丈夫だ!大丈夫じゃねえけど、大丈夫!」

富「…」

宗男「どうかね?ばあちゃん!」

みね子「ばあちゃんって言っちゃだめだって!!」

富「…」

宗男「なんで?」

みね子「なんでって…!富さんって言って!」

宗男「そうか…ふーん…。良い名前ですね!富さんか!あ!有名な!ほら、貫一 お富!「金色夜叉!熱海の!ね!」

富「あれはお宮!!」

宗男「ぶははは!」

みね子「宗男さん!!!!」

宗男「そうだそうだ!大事なもの忘れるとこだったわ~!すごいよ!驚いちゃうよ!」

宗男は、お土産の品をテーブルに並べます。

宗男「これは、しそまんじゅう。これは梅ようかん。しみこんにゃく。サヤエンドウ!うまいぞ~!うまくて腰抜かすんだから!うちで作ったんだから!あはは!ね、みね子!」

みね子「う、うん…。…おいしいんですよ!本当に!」

富「…………」

富は、引き出しを開けて鍵を取り出し、それを宗男の前に置きます。

みね子「! いいんですか!?」

富は微笑みます。

夜、炊事場

管理人室を出たみね子と宗男。

宗男の騒がしい声が炊事場にいる住人一同(早苗 島谷 祐二 啓輔)に聞こえます。

住人一同「??」

みね子が炊事場に顔を出します。

みね子「あの~…」

すると 続いて宗男が騒がしく登場します。

宗男「おう!!!!東京の若者よ~!!!!」

住人たち「…!?」

宗男「世界を変えるのは君たちだ!ロックンロールだっぺ~!!!!!」

宗男は一番近くにいた啓輔の肩を叩きます。

宗男「宗男さんでーす!」

みね子「…よろしくお願いします……」

つづく

今日のあさイチ受け

今日は、島谷役の竹内涼真さんがゲスト!

一緒に受けスタート!…のはずでしたが、大雨のニュースが入ったので、受けという感じはありませんでした。

残念~!

今日の感想

まさか宗男さんが東京に来るとは!!!!

みね子が叫んだシーンは大笑いしました。

富さんをも黙らせる宗男さん…

現時点で 宗男さんが一番の変わり者ですね(笑)

でも、宗男さんはきっと明るく振舞っているんですよね。

本当の変わり者は、富さんかな(笑)

いや~しかし、宗男さんはすごかった!「宗男さんでーす」だし(笑)

てっきり みね子の部屋で寝るのかと思ったら、1室借りちゃうんだから驚きです。

あかね荘の1室 空いているところが怪しいので きっと誰かが使うんだろうな・何かあるだろうなと予想していましたが、宗男さんとは!

しかし……宗男さん、たしか 6月30日はおじいちゃんの十三回忌だったと思うのですが…。

(滋子さんのセリフより)

6/30、7/1、7/2 がコンサートなようなので…一波乱ありそうです。

少ないお給料でやりくりしているお金から歯磨き粉を買って、みんなに協力もしてもらっても当選できなかったチケット。

それを、コネで簡単に、苦労もせずに入手しているお客さんや島谷さんの同級生。しかも、お客さんは ビートルズへの想いがあるわけでもないみたい。

切なかったですね。

島谷さんは、自分たちの恵まれた環境と、みね子の様子を比べて 色々思うことがあるようですね。恐らく島谷さんも……持ってますよね…………。

そういえば 今日も早苗さんは優しかったですね。

みね子の帰宅時間に合わせて おにぎり作り始めてたんでしょうね。

好きな歯磨き粉だから とか、優しいな~。

一郎さんは…いいこと…言えたの…か…?(笑)

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コメント

  1. ハナノア より:

    宗男さんでーす、ウケた!!!
    東京 来るんだろうなぁとは思ってたけど、怒濤の展開に爆笑してしまいました(≧▽≦)
    それと、早苗さんのあの台詞、胸キュンでした(〃ω〃)
    やさしすぎる!
    気のせいか、表情が柔らかくなってきたように見える…(〃ω〃)

  2. かるび より:

    宗男さんと富さん、個性のぶつかり合いでしたね!
    私の中で一番好きなシーンになりました。大笑いしました。
    宗男さん役の峯田和伸さんと、富さん役の白石加代子さんは以前にも『奇跡の人』というドラマで共演していて、(同じ脚本家さんです)久々にこの2ショットを観られて感無量でした。いそまるさんももし、『奇跡の人』を観る機会がありましたら是非チェックしてみてください。おすすめのドラマです!(ご存知でしたらごめんなさい)

  3. いそまる より:

    ハナノアさん
    「宗男さんでーす」はウケましたよね!(^^*)
    私は 東京来るとも思ってなかったので更に爆笑でしたよ~(笑)
    みね子が叫んだのも面白かったです。

    早苗さん、優しいですよね~!!
    最近 前髪上げてて より綺麗ですね。
    「おにぎり作り過ぎた」とかかわいすぎます!
    愛子さんや乙女寮のお姉ちゃん組とはまた違うタイプの 良いお姉さんですね♪
    みね子は幸せ者ですね♪

  4. いそまる より:

    かるびさん
    個性のぶつかり合いでした!(爆笑!)
    私も大笑いでしたよ~!宗男さん、いいですよね~!
    ドラマで共演されていたんですね!全然知りませんでした。
    宗男さん役の俳優さんを、これまで見た記憶がないんですけど、この俳優さんはいつもはもっとちゃんとしてるんでしょうか?(笑)
    宗男にハマリすぎていて、「小祝宗男」さんという人を連れて来てドラマに出してるように見えています(笑)
    「奇跡の人」全然知らないんです。なかなか以前放送されていたドラマを見る機会がないのですが、覚えておきます!(^^)v