朝ドラ「ひよっこ」第14週 第83回レビュー

俺は笑っていきてっとう!5

今日の物語

1966年7月3日、ビートルズは日本での公演を終え、次のステージとなるフィリピンへと旅立ちました。

わずか5日間の滞在でしたが、台風とともにやって来て、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ彼らは ビートルズ台風と呼ばれました。

夜、裏の広場

宗男の妻・滋子は一足先に奥茨城に帰りました。

宗男とみね子は、夜空を見上て叫びます。

宗男「ビートルズー!!ありがとなー!!!!」

みね子「ありがとうー!!!!へへ…」

みね子「なんか お祭りみたいだったね」

宗男「んだな。ビートルズは世界を祭りにしてしまうんだ」

みね子「そっか。宗男さんもだけどね」

宗男「そっか?」

みね子「ふふ、なんだか賑やかだ」

宗男「ああ…。…そろそろ帰んねえとな」

みね子「そうか……、んだね……」

みね子の心『お父さん。宗男さんが、帰ってしまいます。当たり前だし、分かっていたことだけど…』

翌朝、あかね荘 炊事室

宗男は、あかね荘の住人にお別れを伝えます。

宗男「漫画が本になったら教えろよ~。奥茨城でベストセラーにしてやっから!」

祐二「ありがとうございます!!」

宗男「早苗ちゃん。あんたはよ、美人さんなんだからよ、分かってっか?」

早苗「分かってる」

宗男「でもな、もうちょっと笑え!笑うともっとかわいくなっど?俺みたいに!こうやって♪」

宗男は面白い表情をしておどけ、早苗は思わず少し笑います。

宗男「ほら!ほら!ね!かわいかっぺ!?♪」

宗男「島谷君。(小声で)みね子を、よろしくな。よろしくな」

島谷「…はい、頑張ります」

宗男「よし!てなわけで、皆!これからも、みね子をよろしく頼むわ!」

管理人室

宗男は、富に鍵を返します。

宗男「富さん!お世話になりました!ありがとう!いくら払ったらいいもんだろう?泊まらせてもらった分」

富「そんなもの…もらえない」

宗男「え?…そうか…?いいのけ?」

富「…お赤飯、ありがとう!おいしかった!」

宗男「へへ…。富さん、みね子をよろしくお願いいたします!」

富「…(茨城のイントネーションで)分かった!」

宗男「へへへ!」

すずふり亭 休憩時間 ホール

秀俊は、宗男にポークカツサンドを渡します。

秀俊「お昼にでも食べて下さい」

宗男「うわ…!すげえ…!ほんとに!?うわぁ…嬉しいわ!ありがとうございます!」

みね子も、省吾や鈴子たちにお礼を言います。

宗男「…あの」

鈴子「どうした?」

宗男「みんな…俺はね、嬉しかったです。みね子が東京で、優しい人たちと一緒にいて、かわいがってもらっていて、それが何より 嬉しかったです。本当に嬉しかった…ありがとうございます…!」

みね子「……」

宗男「身内のモンが言うのはおかしいかもしんねえけど…、こいつは本当にいいやつです。いいやつなんです!幸せに生きてもらいてえんだ!どうか…どうか…これからもみね子をよろしくお願いいたします…!」

宗男は頭を下げます。

省吾たちすずふり亭の一同も宗男に頭を下げ、みね子も宗男の隣で すずふり亭の皆に向かって頭を下げます。

鈴子「…谷田部家の皆さんによろしくお伝えください。私にお任せ下さいと」

鈴子はみね子の顔を覗き込みながら笑います。

宗男「はい…ありがとうございます!伝えます!」

省吾「宗男。また来いよ」

宗男「ありがとうございます!ハヤシライス!うまかったです!また今度来ますよ!!」

宗男「高子さん、みね子をよろしくね。厳しくやっていいかんね!」

高子「そう!?わかった!ピシピシ!(笑)」

宗男「ヒデちゃん!ありがとな!みね子をよろしくな。で、ヒデちゃんも頑張れ!早く 元治を抜かせよ~!」

秀俊「はい!そのつもりです!もうすぐだと思います!」

元治「だよな~!…は!?」

元治「……」

宗男「元治、そんな顔すんな!寂しいのは分かるけどよ」

元治「誰が…」

宗男「俺は寂しいよ!おめえ、好きだからよ!」

元治「…………そういうさ…、…急にさ…まっすぐなことをさ……ずるいんだよ…腹立つわ……俺も好きだよ!!」

宗男「元治~!!!!」

元治「…宗男!!!」

二人は固く抱き合います。

高子「きゃー!残念ながら…美しくはないね…!(笑)」

すずふり亭の前

宗男はバイクにまたがります。

みね子だけが外まで見送りです。

みね子「ありがとね…」

宗男「何言ってんだ。こっちこそだ。…おめえよ、ローリングストーンズってバンド知ってっか?」

みね子「よく知んねえ…」

宗男「なんかな、あいつらはよ、イギリスから俺に喧嘩売ってる感じがするんだわ。売られた喧嘩は買わねえとな。そのうち日本さ来るわ、きっと。…んだからよ、俺はまた おめえに会いに来るって意味だ」

みね子「…ふふ!うん!ありがとう!」

宗男はみね子の頭をクシャクシャとなでます。

そして 宗男はバイクに乗って帰って行きました。

みね子の心『お父さん…。私はなんだか とても不思議な気持ちです。ああ、私は 茨城に帰る人を見送る人になってしまったんだな…と思いました。』

薬局の前で、みね子はマスコットキャラの看板をつつき、「頑張ろうね…」とつぶやき、すずふり亭に戻ります。

薬局には、薬のポスターが貼られています。

きれいな女性が写っているポスターです。

ナレーション「おや…?おやおや?なんだか気になるポスターですね。カメラもしっかり映していますね。メモメモ!『ノドナオール』…そこじゃないですね。「川本世津子」」

すずふり亭、休憩時間 ホール

秀俊は棚から備品を出します。

数が多いので、みね子も手伝うことにしました。

秀俊「…大丈夫?」

みね子「? そんなに重くないですよ?」

秀俊「じゃなくて、急に寂しくなっちゃったんじゃない?」

みね子「…分かっちゃいました?へへ…」

秀俊「分かりやすいからね。子供みたいに」

みね子「え~?」

棚をしめようとしたみね子は、何かを見つけます。

みね子「……!」

みね子が見つけたのは、失踪前、実父ちゃんが置いていった谷田部家のお重でした。

みね子「…これ……」

鈴子「…!」

元治が省吾も厨房から出てきて、みね子に気付きます。

省吾「…!」

みね子「……うちのですか…?」

鈴子「みね子のお父さんから預かったのよ…。お父さんと…それから、お母さんとね…」

みね子「……なんで…」

鈴子「なんで私に教えてくれなかったんですかって?…そうやって、めそめそするに決まってるからだよ。あんたには悪いけど…それは、私が預かったの。短い時間だったけど、あんたのお父さんは そういう約束をちゃんと守る人だと私には分かってる。だから、信じてる。必ず 取りに見えるってね…。来るよ…。あんたのお父さんは、絶対…!」

みね子「………」

鈴子「だから それは、私がお預かりします。…いいね?」

鈴子は微笑みます。

みね子「…はい」

みね子の心『お父さん。鈴子さんに言われっと、本当にそうなるような気がしてしまいます。そういえば、ここ、すずふり亭のある場所 町はとても演技がいいというか、願が叶う場所だそうです。そのいわれは……。ごめんなさい、ちょっと忘れました』

すずふり亭の前

ナレーション「私がみね子に変わってご説明しましょう♪そもそも、徳川家康が江戸に幕府を…うう…!?!?!ええ!?!?!?」

ナレーションさんが、ナレーションを中断して驚きます。

それもそのはず、なんと、すずふり亭の前を 実父ちゃんが通りかかり、ショーケースを見て足を止めたのです!!!!

お父ちゃんは、エビマカロニグラタンやハヤシライスの食品サンプルを見つめます。

実「………」

すずふり亭

すずふり亭は、開店時間となりました。

鈴子「はい!店 開けるよ!」

鈴子が「OPEN」の看板を外に出すためにドアを開けようとした瞬間、電話が鳴ります。

鈴子は電話に出るため、OPEN看板をみね子に渡します。

そして みね子がドアを開け、外に出ます。

すずふり亭の前

みね子が外に出た時、実父ちゃんは 既にショーケースの前から歩き出して 少し向こうの方にいました。

みね子が実父ちゃんに気付けないまま、実は曲がり角を曲がり どこかに行ってしまいます。

つづく

今日のあさイチ受け

今日の展開で 相当驚いた表情のイノッチと有働さん!

台風のニュースがあるので あさイチが開始次第 まずはニュースセンターに切り変える予定だったらしく、字幕で「まずは ニュースセンターからニュースです」と出ているのに、あまりの衝撃に2人は朝ドラ受けを話し始めました。

有働さん「やっと…」

いのっち「すれ違っちゃった…。でも…無事だって…ことは…。似てる人…!?」

有働さん「いや、似てる人じゃないと思います!ちょっと びっくりしましたけど…!」

今日の感想

ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!

今日は衝撃の展開でしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

ひいぃぃぃぃぃぃ!!!

かなり興奮しています!!!

有働さんとイノッチも黙っていられない展開でしたね。

オープニング映像に お父ちゃんの名前出てたってことですよね。

それを見逃していたので、お父ちゃんが出るなんて思ってもなかったので、ほんとに「……ん?……んえぇぇぇ!?!?!?!」って叫んでしまいました!

ナレーションの増田さんも驚いていましたね!すごく面白いやり方でしたよね(笑)

あー!!ほんとに、あと数秒!数秒 何かが違っていたら出会えたかもしれないのに!!!!あーーーーー!!!!!切ないです!!!!!もどかしいです!!!!!

お父ちゃん…やっぱり記憶喪失説が濃厚ですね。

「エビマカロニグラタン」は、お父さんが初めてすずふり亭に来たあの日、ショーケースを見て一番最初に興味を持ったメニュー。

忘れていても、心のどこかが覚えている……ということだと思います。

はぁぁぁぁ……切ないよぅ……!!!!

今日は、薬のポスターについてのナレーションも面白かったですね。「ノドナオール…そこじゃないですね」とか(笑)

いや~ひよっこのナレーション、ほんとに好きです。

この女優さん、どんな風に関わってくるのかな?

宗男おじさんと元治さんの妙な友情には笑ってしまいました(笑)

元治先輩と宗男さんは「似たタイプ」かもしれないけど、宗男さんのほうがより素直に自分の心を人に出せるのかもしれませんね。元治先輩は、それが面白くなかったのかも。元治も宗男さんを見習って、もうちょっと 素直になれるといいですね。

宗男さんが言った「みね子が東京で、優しい人たちと一緒にいて、かわいがってもらっていて、それが何より 嬉しかったです」って言う言葉がジーンとしました。

あと、ローリングストーンズのくだりも、宗男さんらしくて良かったです。

宗男さん、優しいですね♪

宗男さんの言葉はお父ちゃんにも通じるような。

今はどこで何をしているか分からないお父ちゃんも、優しい人と一緒にいてくれればいいんだけど…って思いました。

でも……だけどさ……だけど…もし…もしですよ、…記憶喪失中に新しい家族なんかできていたら……とか…ちょっと…考えちゃう………。…そんな展開はないかな…さすがに…きつすぎるかな…(^^;)

今日は 宗男おじさんがあさイチに出演した分が 録画として放送されましたね♪

今日は前編、月曜に後編が放送されるみたいですので、月曜も要チェックですよ~♪

ちなみに、今日の放送で宗男さん役の峯田さんが言っていたことで印象的だったのが、チケットを若い女の子譲った件について。

峯田さんは「宗男さんは、自分と対峙したイギリス兵から何かを受け取ってたんだと思う。それを、チケットを譲って 宗男さんも誰かに伝えた。あの女の子もまた誰かに何かを伝えていってくれれば…」という感じのことをおっしゃっていました。

だからこそ、わざわざナレーションで「この女の子、のちにロック評論家に…なんてことになったらいいですね♪」というのが入ったんでしょうね。

戦争~ロックまで、形は全然違うけど、そこにある良い思いがつながっていったら素敵ですね。

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コメント

  1. るんるん より:

    オープニングで、お母ちゃんは(回想)だったけど、お父ちゃんはなかったので、何だろうと思いました。お店の前のシーンはすれ違うんだろうなと思ったけど、ドキドキでしたね!キレイな身なりになってるお父ちゃん、どこで何してるんでしょうね??

  2. いそまる より:

    るんるんさん
    オープニング ちゃんとチェックしないと駄目ですね~(笑)
    でも、気付いてなかった分、驚きも一層 強かったです♪(笑)
    すれ違うかも…って思いながらも、出会え!出会ってくれ!って思っていました。
    はー…いつ再会できるんですかね…。
    お父ちゃん…本当に何をしているんでしょうね…。