朝ドラ「ひよっこ」第16週 第91回レビュー

アイアイ傘とノック1

今日の物語

すずふり亭の裏の広場

最近 ずっとすずふり亭の周りをウロウロしていた愛子と、ようやく再会したみね子。

愛子「もう~!なんでなかなか見つけてくれないのよ~!(泣)」

みね子「え??」

みね子「どうしました?」

愛子「知りたい?」

みね子「…え?…はい」

愛子「そう…?じゃ、そこまで言うなら…♪」

みね子の心『…「そこまで言うなら」と言うほど…言っていませんが…』

みね子「ぜひ聞きたいです!教えて下さい!」

愛子「そう?じゃ、教えてあげる…♪」

みね子の心『愛子さん、全く変わっていません♪』

愛子「向島電機がなくなってからね…」

愛子は、みね子たちと別れてからの自分のことを話してくれました。

みね子の心『愛子さんは、向島電機が倒産した後、小田原に暮らす弟さんご家族のもとに身を寄せていたそうです。皆さん 優しい方だったのですが、なんか居づらくて、「新しい仕事が見つかった」と嘘をついて 東京に戻ってきたそうです』

愛子「…と言ってもね…こんな年の女の独り者になかなか仕事はなくてね…。今、職探し中…。でもさ、みね子さんがここにいるんだなって思ったら、会いたくて、話したくて、結局来ちゃった…」

みね子「ありがとうございます。嬉しいです」

愛子「…そう?」

みね子「はい!すっごく嬉しいです!」

愛子「…みね子さん…♪」

みね子「愛子さん♪」

2人は抱き合います。

2人が固く抱き合っていると、すずふり亭の裏口から省吾が出てきました。

省吾は晴れた空を気持ちよさそうに見上げます。

その横顔を見た愛子の顔付きが変わります。

愛子「……!!」

愛子は、軽く放心状態になり、腰から地面に倒れ込みます。

みね子「??ん??」

愛子「……」

省吾「…?」

省吾「大丈夫ですか?」

愛子「だ、大丈夫です。ね、みね子さん!」

みね子「あ、あの、以前お世話になっていた工場で舎監をやっていた永井愛子さんです」

愛子「永井です。愛子です…」

省吾「あ、牧野省吾と申します。すずふり亭でシェフをやらせていただいています」

愛子「はい…牧野省吾さん……」

省吾「はい」

愛子「…はい」

省吾「……?」

愛子は省吾を見つめます。

省吾「よろしければ店でコーヒーでも。母もおりますし」

みね子「そうですね、愛子さん」

みね子が愛子を誘う前に、愛子は嬉しそうに笑いながら店に入って行きました。

みね子「?」

省吾「どうぞ」

すずふり亭 ホール

省吾は、ホールに愛子を案内します。

鈴子「あら!」

愛子「どうも!ご無沙汰しております」

高子「あ!!!」

愛子「え?あ…!」

高子は愛子を見て驚き、愛子も少し気まずそうです。

みね子「高子さん、会ったことありますか?」

高子「いや、会ったっていうか…!…どなた…!?」

みね子「以前話した 工場の舎監さんです♪」

鈴子「どういうこと?」

愛子「なんか…いろいろうまくいってなくて…みね子さんに会いに来たんですけど…入りにくくて……すみません…」

みね子、愛子、鈴子、省吾は同じテーブルに座り話をします。

高子は、少し離れたテーブルに座って、愛子の話や姿をチラチラを覗き見ながら、おしぼりの準備を進めます。

鈴子「そうですか…大変でしたね」

愛子「いえ…ありがとうございます。なんか…哀しくなってきちゃって…。私みたいに、この年で女一人って…、本当にどこにも居場所ないんだなって…「なんの価値もないのかな…私は…」って…。「どうなるんだろう…私は…」って……」

高子は、自分を愛子に重ねているのか、少し寂しげな表情を浮かべます。

みね子「…愛子さん、言ってたじゃないですか。つらいことがあった分、これから私は幸せしか待ってないって。これからの私は大変なことになってしまうわよ!って…」

愛子「……そうなのよ…」

みね子「…え?「そうなのよ」??」

愛子「…ちょっと忘れかけてた、それ」

みね子は、愛子らしいその返事を聞いて少し微笑みます。

愛子「…ふふ…」

愛子は少し涙を浮かべます。

みね子「愛子さん?」

愛子「あ、違うの、哀しくて泣いているんじゃないの。なんか嬉しくて。さっきね、嬉しかったの♪どうしようかな…もういいや!言っちゃおう!図々しくなくちゃ!女は!ね!鈴子さん!」

鈴子「え?あ…え?」

愛子「さっき…さっきね…、省吾さんに…シェフに……一目ぼれしちゃって…私♪」

省吾「…ええ!?」

みね子「え~!?!?」

高子「!?」

鈴子「ああ…(動揺)」

愛子「一瞬で恋に落ちて、そしたら急に元気が出てきました…♪まだ私 大丈夫なんだわ、まだまだ乙女なんだわって思ったら、そしたら頑張れる気がしてしまって♪ありがとうございます!現れていただいて…♪」

省吾「え…?いや…え~…??(動揺)」

鈴子「なるほどねえ!こんなんで良かったらいつでもどうぞ!」

省吾「なんだよ、それ」

(ここで、ちょっとおもしろくなさそうな不機嫌な高子が写ります)

鈴子「どうなの?あんたは」

省吾「どうなのって。え…」

愛子「あ!いえいえ!いいんです!恋していることが大事なんです。結果じゃなくて…。だから…失恋させないでください…」

省吾「え…あの…え~!?!?」

後日、すずふり亭 営業時間

みね子の心『お父さん。愛子さんは、あの日に就職を決めて 今 絶好調です。会社はこの近くらしいです』

就職が決まってこの近くで働き出した愛子は、すずふり亭にしょっちゅうご飯を食べにくるようになりました。

省吾が 配膳用の小窓からホールを覗き、愛子と目が合います。

愛子は照れながらお辞儀をします。

みね子の心『そして、なんだか可愛いです…♪』

みね子「シェフ!愛子さん オムワンでーす!♡」

省吾「…なんだよ、それ」

元治「愛子さん オムワンです」

秀俊「シェフ!愛子さん オムワン お願いします」

省吾「…なんだよ…お前らは…」

夜、あかね荘 みね子の部屋

みね子「すごいんだね、恋の力って」

みね子と時子は布団を並べて敷き、眠る前のおしゃべりをします。

時子「へえ…。みね子からそんな言葉が聞けるようになるとはね」

みね子「何よ~!」

時子「みね子は恋人が恋しくなってしまったわけ?」

みね子「別にそんなこと言ってないでしょ」

時子「さっきから島谷さんの部屋の方を見てるでしょうよ」

みね子「…そう!?」

時子「何が「そう?」よ!恋しいんだね~!」

みね子「何冷やかしてんのよ!」

時子「ふふ…♪」

みね子「どうしてんのかね、今頃…。島谷さん…♪」

翌日 安倍米店

ナレーション「どうしてんのかねぇ…、三男は♪」

そして、舞台は久々に 三男が働く米屋に!

善三「三男?なんでそんなに精米急いでいるんだ?」

三男「平野さんが、今日は急いでるって。大丈夫です、やっておきますんで!」

善三「そうか」

三男「あ!さおりさん!伝票 書き直しておきました!」

三男は、善三が書いた伝票の文字を書き直してさおりに渡します。

さおりがいつも、善三が書いた文字が見づらいといつもボヤいているからです。

さおり「…あ…ありがとう…」

三男はコソっとさおりに伝えましたが、善三にも聞こえていました。

三男はテキパキと仕事を進めます。

善三「…ま、俺の思った通りになってるな!三男、おめえは、いつの間には仕事ができるようになった!な!」

三男「そうですか…?(嬉)」

善三「三男、座れ」

善三「いいか、三男。この店にはな、跡取りがいねえ。普通に考えたら一人娘が婿をとって後を継ぐてことになる。分かるか?」

三男「はい」

善三「ところがだ、肝心の娘が 全然愛想がねえ。つまりモテない!」

さおり「はあ!?」

善三「したがって親がなんとかしてやるしかねえ。だから三男!お前を雇ったんだ!」

三男「…え!?」

さおり「冗談じゃない!何勝手なこと言ってんのよ!」

善三「何がだよ!?」

さおり「私は自分が好きになった男の人と結婚します!あんたが決めることじゃない!」

三男「そ、そうですよ、旦那さん。さおりさんの言うとおりです」

善三「さおり~!?誰だ!それ」

三男「さおりさんは さおりさんですけど…」

善三「こいつはな、さおりなんて名前じゃねえ」

三男「…え?」

善三「自分でな、親が付けてやった名前を変えやがったんだ!」

三男「え!?!?」

さおり「…何が親がつけてやった名前よ!米屋の娘に米子(よねこ)なんて名前つけるからでしょうが~!!」

善三「分かりやすいだろうが!」

さおり「ふざけんな~!!!」

三男「え…米子…!?」

さおり「…とにかく、私は、あんたに決められた人と結婚したりしません!」

善三「ああ、そうかい!!」

さおり「…ただ!私が自分で三男君を好きな場合は別…」

善三「…!」

三男「…え?」

さおり「…私は、あんたに決められたからじゃなくて、三男君が好きなの…!」

三男「……え!?」

善三「よし!分かった!決まりだな!!」

さおり「うん!」

突然 思わぬ形で意気投合した親は微笑み合います。

三男「いやいや…え!?!?」

そんな すったもんだの中、なんと 三男の兄・太郎と 時子の兄・豊作が来店します。

太郎・豊作「こんにちは~」

三男「…え…!?兄ちゃん…!?!?!」

太郎「おう!」

豊作「よ!三男!元気か?」

さおり「お兄様…!?」

さおりは豊作にかけよります。

さおり「私に三男君をください!」

三男「え!?!?」

豊作「いや、俺でねえ、こっち」

太郎が手を挙げ、さおりは太郎の前に移動します。

さおり「私に三男君をください!!」

太郎「はい♪わかった♪」

太郎は優しく快諾します。

三男「何 言ってんだ!兄ちゃん!」

ナレーション「いろいろ恋が芽生えてるようですね。」

東京の公園

その頃、佐賀から東京に帰ってきた島谷は、公園のベンチに座って 何かを考え込んでいました。

島谷「………」

すずふり亭の裏の広場

休憩時間、みね子は「恋しちゃったのよ♪」と歌をくちずさみながら、落ちていた木の棒で地面に みね子と純一郎の相合傘を書いていました。

つづく

今日のあさイチ受け

今日は祝日なので あさイチはありませんでした。

今日の感想

今日は なんだかいろんなことがありましたね~!(笑)

まずは愛子さん!

省吾さんに一目ぼれしたそうで!前回の私の予想がちょっと当たりました♪

でも、一目ぼれしていて店に入りづらかったのかな?と予想していましたが、今日 一目ぼれしたそうなので ちょっとハズレ(笑)

内巻きになった愛子さん♪

いろいろ哀しい思いもしていたようですが、相変わらずの愛子さんらしさが見えた時は嬉しかったです。

年下なのに みね子が気をつかってあげなきゃいけないとことか、鈴子さんにテンション高く話しかけちゃうとことか、愛子さんらしかったですね♪

愛子さんが 苦しい心境でいっぱいだった時のみね子を支えた言葉が、自分に返ってきましたね。

「これからの私は 大変なくらい幸せになる」というあの言葉を聞いた時、愛子さんにも本当に幸せになってほしいと思ったので、愛子さんがかつての自分の言葉でまた元気を取り戻してくれてすごく嬉しかったです。

でも、あんなに前向きで明るかった愛子さんでも、仕事探して落ち込んでいたというのはすごく分かるなって思いました。

自分には価値がないって思ってしまう気持ち、すごく共感します…。

みね子たちくらい若いとね…やっぱり「まだまだ!」って感じがするけどさ…年をとるとね…そして、一人だと尚更ですよね…。

高ちゃんも、愛子さんのそんな話が聞こえて、ちょっと共感するような顔をしていましたね。

そして、省吾さんへの恋!

恋は元気をくれますよね、確かに。

愛子さんが元気なってくれてよかった!

省吾さんと愛子さん、もしかしてうまくいくんじゃないかなって気がしています!楽しみです♪

でも、高ちゃんが面白くなさそうな顔してませんでした!?高ちゃん、省吾さんが好きなんでしょうか??

そして、三男!久々の三男!(笑)

まさか さおりちゃんが偽名だったとは!爆笑でした!

みんな「子」のつく名前な中で、なんだか彼女だけ ハイカラな名前だな~とは思ってたんです!だから だったのか~(笑)

さおりちゃんと書くべきか 米子ちゃんと書くべきか迷います~(><;)

善三さんはやっぱり 婿養子として三男を狙っていたんですね!

そして、さおりちゃんも三男が好き!やっぱりそうだったのか!

以前 コメント欄で「米屋の父娘で一時的に手を組んで婿養子の話を推していく流れ」がありそうと予想して下さった方がいらっしゃいました!

それが9週のことだったので、随分経ちましたが、そうなりましたね~!!!

すごい!お見事な予想だな~と感動いたしました!(^^*)

あの喧嘩ばかりだった親子が、三男を婿養子に!という目的で一致団結しそうですね(笑)

しかし、三男は時子にとっても一途に恋をしているので、ほんと どうなるのか気になります!!時子VSさおりちゃん にもなるかも…!?

そこに突然現れた兄ちゃんズにも爆笑!

なんて しれっと現れるんだ!(笑)

と思ったら、すぐ逆プロポーズする行動派のさおりちゃん!(笑)

冷静に「俺じゃない」と言う豊作兄ちゃんと、「どうぞ♪」とほがらかな太郎兄ちゃん!(笑)

最後は大笑いの連続でした~!

ちなみに、お米を急いでいる平野さんは放置でいいんでしょうか?(笑)

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コメント

  1. ハナノア より:

    ここにきて三男のターン!
    あのわちゃわちゃ感、大好物です(笑)!
    父娘のニヤリを見て笑っちゃいました。
    きましたね(o≧▽゜)o!
    なんだかんだで米屋に婿養子の三男も違和感ない(三男は苦労するだろうけど(笑))んですけどね、やっぱり時子のことが気になります。
    愛子さんのみね子と会ったときのへの字口がとってもかわいくて、一気に愛子さんワールド思い出しました♪
    そして島谷さん、ベンチで浮かない顔してましたね。
    鈴子さんも富さんも心配してたけど、やっぱり関係ないとは言い切れないですもんね。
    若いときは、身分的なものとか年の差とか育った環境とか乗り越えられる!って思いがちだけど、どこかしらに影響がでてくるものですからね。
    こんな風に思うなんて、年取った証拠だな~(笑)😅

  2. るんるん より:

    今日はいろいろ急展開でしたね。お兄ちゃんズ「東京」に浮かれてる感じでしたね♪「分かった」には笑わせてもらいました(^^)米屋の親子は共通の目的に団結しそうだし(笑)三男は押し切られて終わりかなぁ。
    島谷さんの表情は、先週の鈴子さんと富さんの予感?が当たりでしょうかね。ととねえちゃんの時も切ない恋で終わったし、今回もそうなのかなぁなんて、朝ドラあるある?な予感がしてます。

  3. いそまる より:

    ハナノアさん!
    だいぶ待たされましたが、三男のターンです(笑)!
    父娘が完全に一致団結しましたね!今まで笑い合ったことなんかなかったのに!(笑)
    そう、さおりちゃんと三男単体では非常に応援したいのですが、時子ですよね~…うーん…どうなるんでしょう!?

    島谷さんの件、おっしゃる通りだと思います。うんうん と、うなずいてしまいました。
    ほんと、乗り越えられる!ってみね子たちも思ってると思うし、乗り越えてほしい!って視聴者も思うんですけど…、やっぱりゼロにはできない問題ですよね…。
    私も 年とったんだんな~と思うこと多いです(笑)
    朝ドラを見る目線も、数年前に比べて変わって来た気すら していますよ~(笑)。

  4. いそまる より:

    るんるんさん
    太郎兄ちゃんの「分かった」は最高でしたよね!なんでいきなりわかるんだ!(笑)適応力ありすぎ(笑)
    いや~でも、三男の 時子を想う気持ちは年季入ってますからね~安倍親子がグイグイいっても なかなか難しいと思いますよ~(笑)
    かといって…さおりちゃんの哀しい顔を見たくない気持ちもすでにあって、もし時子VSさおりちゃんになったら どうしよう!?と思っています(^^;)
    みね子&島谷さんは…心配ですね…。みね子には幸せになってほしいですが……。