朝ドラ「ひよっこ」第16週 第95回レビュー

アイアイ傘とノック5

今日の物語

夜、あかね荘 炊事室

漫画家コンビは、炊事室で原稿を広げ、自分たちが描いた漫画を楽しそうに読んでいました。

そこに早苗が通りかかります。

漫画家コンビは慌てて原稿を隠しますが…

早苗「?何隠した?」

祐二「…え?なんのことですけ?」

祐二はすっとぼけます。

啓輔「見せられんちゃ」

祐二「あ!おい!なんで俺がとぼけとるのに、見せられんとか言うんや!」

2人は観念して、漫画原稿を早苗に提出します(笑)

タイトルは『恋の初心者(ひよっこ)』

祐二「みね子さんをモデルにした漫画ですちゃ」

啓輔「茨城から東京に働きに来た女の子が、お金持ちの青年と恋に落ちて、幸せになるシンデレラストーリ-ながですちゃ♪」

早苗「ふうん…」

翌日、すずふり亭の裏の広場

みね子たちは、広場で野菜の仕込みをします。

(元治・秀俊・みね子は野菜の皮むき、高子は雑誌を読んで休憩中)

みね子はご機嫌に歌を歌います。

高子も徐々にみね子の歌にのっていき、2人は大合唱します。

「♪仰ぐ青空は ごらん ただ一つ

たどる その道は

たとえ 違おうと

僕らは みんな恋人さ

かたく 手を握り合おう

僕らは みんな恋人さ

明日を 信じて行こう~♪」

元治「なんだよ、なに?高ちゃん、何かいいことでもあったの?」

高子「あった~」

元治「え!?」

みね子「なんですか~?♪」

高子「教えな~い」

元治「どうせ10円拾ったとか、そんなんだろ」

高子「ちがーう!でも教えなーい」

元治「いいよ!人にいいことあった話なんて楽しくないし!」

みね子「そんなこと」

元治「あるよ!」

高子「分かるよ、君のその気持ち…。私もかつてはそうだった…だけど 教えなーい!!!」

元治「あっそ!!」

秀俊「あはは。で?みね子ちゃんは何?うまくいってるの?島谷と」

みね子「…え?…ふふ♪いいんですか?うまくいってる話しても?♡」

秀俊「いいや(笑)もう分かった(笑)」

みね子「なんでですか~♡聞いてくださいよ♡」

元治「だから!つまんないから!(怒)なあ、ヒデ!」

秀俊「先輩と同じだと思われる嫌ですから」

その頃、喫茶 白猫

みね子が以前に 省吾と鈴子の「おつかい」で行った 喫茶 白猫。

この日も、省吾の娘・由香が白猫に来ています。

由香は、オムライスをパクパクと食べながら、誰かと待ち合わせしているようです。

偶然 隣のテーブルに座っているのは なんと島谷でした。

しかし、由香と島谷に面識はありませんので、「ただ喫茶店で席が隣同士になった見知らぬ人」でしかありません。

島谷は父と待ち合わせをしていました。

ほどなくして、島谷の父がやってきました。

島谷の父「待たせて悪かったな」

2人はコーヒーを頼み、話を始めます。

島谷の父「年内に出す予定だった新薬だが…、どうしても製造許可がおりなかった。…社運とかけた開発だっただけに…残念だ…。今回の一件で、銀行からも融資の継続は難しいと言われている。それがわが社の状況だ。分かるよな…?」

島谷「…はい」

島谷の父「すべて私の責任だ。私の見通しが甘かった」

島谷「…いえ…そうとは思わないです。予測できなかったことだと思います…誰にも…」

食事をし終えた由香は、隣の席から聞こえてくる重苦しい会話が なんとなく耳に入ります。

島谷「会社や従業員のためにも、次の新薬の開発を急ぐしかないと思います。そのためには、外からの資金を調達するしかない…」

島谷の父「私もそう思う。お前には、卒業したら色々助けてもらいたい。…武富製薬の社長の一人娘の小百合さんを覚えているか?」

島谷「はい。高校生の時に一度、父さんとお宅にお邪魔した時に…」

島谷の父「いいお嬢さんだろう」

島谷「ええ…まあ…。…?」

島谷の父「…縁談がある。お前との」

島谷「…え…?」

話が思わぬ方向に進み、由香は思わず 島谷親子のテーブルの方に視線を向けます。

島谷「…ちょ…ちょっと待って下さい」

島谷の父「お前もさっき言った通り、大切な従業員を路頭に迷わすわけにはいかない。そのためには武富製薬から援助を受け、できれば合併に持ち込みたい。どうしても今回の縁談は、断るわけにはいかないんだ」

島谷「…ちょっと待って下さい。……僕には、好きな人がいます。お付き合いさせていただいています。もちろん まだ学生の分際だし、先の話だとは思うけど…、いつか一緒になれたらと思っている人です」

由香は、この話の流れに一人興奮しだし、飲んでいたジュースを思わず 大きく音をたてて吸い込みます。

島谷の父「……どういう人なんだ?」

島谷「谷田部みね子さんと言います。同じアパートに住んでいる人です。レストランで働いています」

由香は、先日ここで会ったすずふり亭の新人が 「谷田部みね子」と名乗っていたことを思い出し、驚きます。

島谷「とても真面目に生きている人で、素晴らしい女性です」

島谷の父「…お前が好きとだと言う人だ。きっと 素敵な人なんだろうな…」

島谷「はい」

島谷の父「でもな、純一郎…。私は、生まれ育った生活とか環境が近い人と生きた方が、人は幸せだと思っている。時代が変わろうとそれは変わらないと私は思う。私もお母さんもそうだった。親が決めた結婚だ。初めて会った時には、もうそうなることが決まっていた。だがな…息子に 幸せになれそうもない相手を勧める親はいない。それだけは分かってくれ」

島谷「……」

島谷の父「縁談は進めさせてもらう。…助けてくれ。この通りだ…」

父は、島谷に向かって頭を下げました。

島谷「……やめてください……」

しかし、島谷はそれ以上 何を言うべきか分かりませんでした。

島谷の父「…飛行機の時間までまだある。寿司でも食べないか。ここからは、今の話はなしだ。大学のこととか聞かせてくれ、な?」

2人は店を出て行きました。

話を聞いてしまった由香は、眉間にしわを寄せて考え込みます。

そこに、ヤスハル(和菓子の柏木堂の息子)がやってきました。

由香が待ち合わせしていたのはヤスハルだったようです。

ヤスハル「悪い悪い!急に店が忙しくなっちゃってさ」

由香「え?ああ…ヤスハルか…」

ヤスハル「は?なんだよ、呼び出しといて」

由香「なんか…それどころじゃなくなっちゃったよ…。どうなっちゃうの…?一体…」

ヤスハル「え?何が??」

由香「気になる…。あのさ、すずふり亭の谷田部みね子だっけ?同じアパートの大学生と付き合ってるんでしょ!?」

ヤスハル「みたいだねえ…??」

由香「…はあ…。あんまり大したこと知らなそうな顔だね…」

ヤスハル「へ?なんだよ~!」

由香「帰るね…これ払っといて…」

由香は、支払をヤスハルに押し付けて店を出て行きました。

ヤスハル「(伝票を見て)オムライスなら自分ちで食えよ~!」

夜、すずふり亭の裏の広場

島谷が広場を通ると、仕事中のみね子の声がすずふり亭から聞こえてきました。

みね子の声「5番さん ビーコロワンです!」

島谷は、自分に頭まで下げた父の切実な姿を思い返すのでした…。

夜、営業時間が終わった後 すずふり亭の裏の広場

すずふり亭の営業時間が終わった頃、広場にコソコソとやってきたのは、由香でした。

由香「なんで私がこんなこと抱えているのよ…全然 関係ないじゃない。あんな田舎娘の恋なんて 関係ないでしょ…どうでもいいでしょ…」

由香は一人でブツブツつぶやきながらも、どうしても みね子のことが気になるようです。

仕事終わりの元治が店から出てきました。

由香は慌てて隠れます。

次に、みね子が店から出てきました。

店を出たみね子は、大きく伸びをし、「みね子、今日も一日 よく働きました。ご苦労様でした」を自分をねぎらい アパートに帰ろうと歩き出します。

すると、物陰から突然 由香が出てきました。

みね子「うわ!!!!」

由香「のんきだね…」

みね子「え!?」

由香「どうも。あのさ、ほんとにさ、こういうの嫌いなんだけど。私、おせっかいっていうか、そういうの本当に大嫌いなわけ!」

みね子「……なんの話でしょう?」

由香「ちょっと付き合って!」

みね子「え!?嫌です!やだ!」

由香「いいから!」

みね子「やだ!なんですか!?」

由香「あんたのことだから!!!あんたと、大学生の恋の話!!」

みね子「…え?」

由香は、みね子の腕を引っ張って歩きます。

夜、BAR月時計

由香は、みね子を月時計につれて行きました。

そして、今日 見聞きしたことを話すのでした…・

つづく

今日のあさイチ受け

今日のゲストは、省吾役の佐々木蔵之介さん!

というわけで、なんと すずふり亭の(セットの)前からあさイチはスタート!

有働さん「あれ言ったほうがいいのかな…!?言わないほうがいいのか…当人同士の方がね…」

いのっち「でもさ…でもさ…近くだから行っちゃいます!?(笑)」

有働さん「月時計ですか(笑)」

そして、すずふり亭の外観セットを少し見学した後 すずふり亭の店内に入ります。

有働さん「今日は我々の貸し切りということで」

いのっち「お店の人いるんだろうね?」

有働さん「いると思います。いないと私たちも困っちゃうので」

店内の細かく作り込まれた小道具にも興味津々な2人。

鈴子さんが座る席には、しっかり中身も書き込まれた「予約ノート」まで!

有働さん「で!今日のゲストがいらしゃっているはずです!」

いのっち「料理長 省吾役の佐々木蔵之介さんです!」

で、蔵之介さんが厨房から登場!

蔵之介「いらっしゃいませ!(笑)」

大盛り上がりのいのっちと有働さん。

あとは、セットを3人で回って色々見学。

予約ノートの中身まで書いてあることにもビックリしましたが、本当にセットも小道具もしっかり演出されていて素敵でした。

すごいなあ。

こんなお店あったら本当に行ってみたい!!

今日の感想

(今日は うまく時間が作れなかったので、一先ず 感想だけ書きます♪)

島谷さんと父親の話を、まさか由香さんが聞くとは。

由香さんは どんな風にこれから関わってくるのかな?と思っていましたが、こういう展開か~。

面白半分でみね子に近づいた感じではなさそうでしたね。

ヤスハルくんが、由香さんは優しい人だみたいなことを言ってたと思いますが、そういう「つらい立場の人を放っておけない」由香さんが出てきたのかな。

でも、どうなんだろう…。

こういうことを、他の人から聞かされるというのは複雑だと思います。

できれば、島谷さんの言葉で聞いて、島谷さんときちんと話して気持ちを聞きたいですよね。

島谷さんも島谷さんですごく悩むだろうし、すぐにみね子に話せるとは限らないし、そしたら、由香から先に聞いてしまったみね子は「なんで話してくれないんだろうか」とか、不安はどんどん大きくなってしまいますよね…。

やっぱり、「住む世界が違う」という問題が出てきましたね。

住む世界が違うなんて、悲しい言葉だと思います。できれば「これから住む世界を同じにしたい」ですよね。

けど、やっぱり…何もないことにはできないことだと思います。

島谷さんのお父さんの「生まれ育って生活や環境が近い人と生きた方が 人は幸せだと思う」「息子に、幸せになれそうにない相手を進める親はいない」という言葉が印象的でした。みね子の視点で見てしまうから、とても切なくなるけど…、お父さんの親心も最もなんだろうな…って思いました。ただ「会社のためにこの見合いを受けるんだ!」と強要されれば反発もできるんだろうけど…。

島谷さんは…何を選ぶんでしょうか。

…というより…島谷さんの「夢」を聞いているみね子は、何を選ぶんでしょうか。

切ない展開になりそうに思います…。

漫画家コンビが描いているシンデレラストーリーが、みね子の「叶えられなかった夢」になるんでしょうか。

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