朝ドラ「ひよっこ」第17週 第101回レビュー

運命のひと5

今日の物語

夜、世津子の車の中

みね子を送り届けた後、世津子は 今にも涙が溢れ出そうな瞳で、脱力し、ぼんやりとしています。

助手席にいるマネージャーの谷は、心配して「大丈夫ですか?」と声をかけます。

世津子「…うん」

世津子は笑顔を作って答えますが、その直後に また表情を曇らせます。

夜、すずふり亭

一方、みね子はすずふり亭に戻りました。

みね子が出演したコマーシャルですが、店の営業時間内だったため、鈴子たちは見れなかったようです。

みね子「私、なんつうか、緊張してしまって、もうどうしたらいいか分かんなくて固まってしまって!こんなですよ!こんな!」

みね子は、自分がいかに緊張していた再現します。

省吾「あはは!ロボットみたいだな!」

省吾たちは大笑い。

みね子「ほんと そんな感じなんですよ!頭の中 真っ白で…「帰らして下さい…!」って思ってて。そしたら、なんとそこに…!」

鈴子「そこに??」

みね子「救いの神が現れたんですよ!誰だと思います!?」

みね子はクイズを出します。

元治「わかんねえ!」

みね子「もう!早いですよ!ちゃんと考えてくださいよ!」

元治「考えても分かんない!」

みね子「もう!全然考えてないじゃないですか!」

元治「分かんないもん。あ!ウルトラマン!」

みね子「なんで そんなもんが現れるんですか」

省吾「はい!鞍馬天狗!」

みね子「そういうことじゃないです!」

秀俊「分かった!ちょっと自信あります!答えは…時子ちゃん!」

みね子「ブー!残念でした!」

鈴子「いいから早く教えてよ~!」

みね子「先日お店にいらした川本世津子さん!女優の!!」

一同「へ~!!」

秀俊「そっちだったか~!」

元治「なんだよ、お前!「そっちも思ってた」みたいな!お前、結構負けず嫌いだな!」

秀俊「先輩はもう少し負けず嫌いになった方がいいと思います!」

省吾「お前ら、漫才でもやったらどうだ?(笑)」

元治「はい!(笑)」

秀俊「嫌です!」

鈴子「で、どうなったの?」

みね子「それで、世津子さん、私の手をにぎってくださって、安心させてくださって。そしたら ちょっと気持ちが楽になって。やってみようって思えたんです。でも「お父さん」って、笑顔でうまく言えなくて…。自分ではそのつもりだったんですけど、なんか変な顔になっちまって…へへ、ああダメかぁって思ってたら、世津子さんが「良かったよ」って言ってくれて…♪」

鈴子「へえ」

みね子「それで無事に終わりました♪」

省吾「ご苦労さま♪」

鈴子「乾杯しましょう~!♪」

みね子の心『お父さん。今日は、私にとっては、まるで大冒険でもしたような、そんな一日でした…♪』

夜、あかね荘、愛子の部屋

パジャマに着替えたみね子・時子・愛子の3人は、愛子の部屋で今日のことを話します。

時子「じゃあ何よ…みね子、私より先にテレビデビュー?」

みね子「いや…そういうことじゃないでしょうよ」

時子「でも今、胸の奥がチクっとした…。嫉妬したのかもしんない」

みね子「ちょっと時子~!」

時子「…でも思い直した。みね子だしね」

みね子「…は!?どういう意味よ!?」

愛子「分かんないわよ!時子さん!世の中、何が起きるかなんて、本当に分からないわよ!ある日 突然、大女優になってしまうかもしれないわよ…!私が!」

みね子「え?愛子さんが…?」

3人は笑い合います。

時子「ふふ…。私も報告あったんだけど…なんか かすんじゃったな~」

みね子「え?何?何よ~」

時子「ゴホン!…小さな役なんだけど、ドラマに出られることになったんだ…♪」

みね子「えーーー!!!本当に!?」

愛子「すごいじゃない!時子さん!」

時子「はい!これがね、縁というか…なんというか、不思議なもんで。乙女寮にいた時、オーディションに落ちたじゃないですか?緊張してなまってしまって…。その時の面接の人が、私を覚えててくれてさ。その役がね、おもいっきり茨城なまりのある女の子の役なんだよ。で、「そういえば!」って思い出してくれて!めちゃくちゃなまってる役をやらせてもらえることになったんだ!」

みね子「すごいね!!」

時子「みね子みたいに主役じゃないけどね」

時子はスネたふりをして からかいます。

みね子「ちょっと!何よそれ!もう!」

みね子も、時子のアゴをつかんで怒ります(笑)

愛子「2人そろってテレビデビューか~♪」

みね子「時子、本当におめでとう!」

時子「ありがとう…!ずっと、なまりをなくそうと思って努力してきたのに、変な感じだよ」

みね子「ふふ♪」

時子「で、どうだった?撮影現場!」

みね子「あ、そうだ!ちょっと待ってて」

みね子は部屋に戻り、今日もらったお金をもって戻って来ました。

愛子「なあに?」

みね子「今日のアルバイト代、ギャラっていうらしいです」

時子「らしいね」

みね子「2500円…。すごいですね。私のお小遣い2か月分です…」

愛子・時子「…」

みね子「すごいなあ…こんなに稼げるんだなって思ったけど…。…なんか、怖くて、私。よく分かんないけど…もちろん お金をたくさん稼いだりして、そしたら うちが楽になるかなとか、欲しいもん買えるかなーとか思ったけど…怖くて」

時子「…」

愛子「分からなくはないよ」

みね子「だから これはこのまま うちに送金しようと思います…♪」

愛子「みね子さんらしいね」

時子「うん、みね子らしいね」

みね子「そう?なんか、あんまし嬉しくないような…。ま、いっか♪いい思い出になったしね♪」

時子「んだね♪」

みね子の心『でも、コマーシャルに出たことは、やっぱし本当は…ちょっと嬉しかったです…♪遠い未来に、私が結婚して、子供が生まれたら、「お母ちゃん、コマーシャル出たことあんだよ~!」って、自慢しようって思いましたよ…♪』

日曜日、あかね荘 みね子の部屋

みね子が部屋にいると、誰かが訪ねて来ました。

扉を開けてビックリ。

川本世津子でした。

世津子「こんにちは」

みね子「! どうも…。…あの、何か…?」

世津子「お休みの日にごめんなさい。すずふり亭さんに伺ったら、こちらだと聞いて」

みね子「あ…大丈夫です…。あの、どうぞ」

世津子「あ…。今からちょっと出られないかな?」

みね子「あ…大丈夫ですけど……??」

世津子「私のうちに来てほしいの」

みね子「…え?」

世津子「大丈夫かな、時間…」

みね子「…はい、今日は特にすることないし…洗濯ぐらいしか…すぐ終わるし…」

みね子「…あの…なんで私…???」

世津子「………会ってほしい人がいるの。あなたに…」

みね子「…?」

世津子「お願いします」

世津子は、少し 目を泳がせましたが、みね子をまっすぐに見つめます。

みね子「…?…はい、分かりました。支度するので、少々 お待ちいただけますか?」

世津子「すずふり亭の先の通りで、この間の車で待ってます。急がなくて大丈夫だから…」

みね子「わかりました」

世津子「…ありがとう…」

みね子は、世津子が時折見せる 思いつめたような つらそうな表情が気になります。

みね子「あの………、……大丈夫ですか……?」

世津子は一瞬 驚いた表情になりましたが、いつもの「川本世津子」の余裕のある笑顔に戻り、「ありがとう。大丈夫。待ってます」と答えます。

回想

そして、舞台は みね子が世津子に お父ちゃんの写真を見せたあの夜に戻ります。

世津子は、みね子から渡された お父ちゃんの写真に視線を落とします。

世津子は、黙り込みます。

みね子「…」

世津子「…本当だ、優しそうな人だね」

世津子は、「いつもの世津子」を演じているように話します。

みね子「はい♪ありがとうございます♪」

世津子「お父さん…お名前は?」

みね子「実です。谷田部実です」

世津子「…そう…素敵な名前」

みね子「そうですか?ありがとうございます♪「作物が実る」の実です。うち、農家なんで」

世津子「ふふ、そっか…」

世津子「みね子ちゃん…ご家族は他には?」

みね子「お母ちゃんとじいちゃんと、妹と弟です」

世津子「うん…。…お母さん…きっと明るくて優しい方なんだろうね…」

みね子「はい。父が、いつか帰ってくるって、信じてんです。母は…」

世津子「そっか……」

回想おわり

つづく

今日のあさイチ受け

受けはありませんでした。

非常に残念!

今日の感想

うわーーー!!!!

物語の確信に触れる感じがする回でしたね…!!

世津子さんが訪ねてきた時は、「みね子!早く!早く行くんだ!」って興奮しながら見ていました(笑)

私は、最後のシーン・車での菅野美穂さん(川本世津子)の演技に泣いてしまいました。

まだ、彼女が何を秘めているのか分かりません。

でも、もう ここまで来たら、お父ちゃんの何かを知っているのは間違いなさそうですよね…!?

どんな関係なのか、どんな想いがそこにあるのか。

今は何も分かりません。

だけど、世津子さんは 何かしら苦しい感情を持ったことは分かりました。

その苦悩の表情と、その中でも「いつも通りの川本世津子」を演じようとする表情が揺れ動く演技が、すごいなって思いました。

世津子さんの苦しそうな思いの理由は分からないのに、泣けてきました。

きっと、この先にあるのは、世津子さんにとってもつらい現実なのかもしれませんね…。

かなりヘビーな内容になりそうな予感がします…。

一方、時子は、なまりオーディションが2年経って 仕事につながるとは!

時子がんばれ~!

あと、愛子さんがいると すごく和みますね。

3人がパジャマで同じ部屋で過ごすシーンは、胸が熱くなりました。

乙女寮なくなっても、こんな風にまた過ごせる日が来るなんてすごく嬉しいです。

ギャラは一切使わず 実家に送金。自分は、撮影の時のことを面白おかしく皆に話したり、ちょっと嬉しかった思い出にしたり、子供ができたら自慢話にしようとか、そういう気持ちを持てるみね子は本当に健気でかわいいなって、抱きしめたくなりました。

みね子が何気に、出来事を面白おかしく話すトークスキルが高い(笑)

島谷さんが高所恐怖症の話、高子さんがお皿をキャッチした話、みね子が緊張してロボットみたいだった話。どれも、みね子の顔付きとか 面白かった~♪

さて、明日はどうなるんでしょうか…!!!!

明日は、オープニング曲で流れる出演者の名前に お父ちゃんがあるかどうか、まずはチェックしたいと思います。

でも、もしかしたら、ドラマ開始直後に再会してからオープニング曲という流れもあるかも!?ドキドキしながら8時を待つことになりそうです…!

あー!!!今からドキドキする…!!!!

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