朝ドラ「ひよっこ」第18週 第108回レビュー

大丈夫、きっと6

今日の物語

赤坂、すずふり亭の前

美代子が奥茨城へ帰り、みね子は実を連れて赤坂に帰ってきました。

そして、まずは、すずふり亭に案内します。

みね子「ここ」

実「…あれ…、ここ、来たことあるな…」

みね子「…え!?」

実「え?…あ、ごめん、あの思い出したのではなくて、最近」

みね子「ああ…。…え!?」

ナレーション「そういえば、2人はすれ違っていたんですよね」

すずふり亭(定休日)

すずふり亭に入ると、鈴子と省吾が迎えてくれました。

鈴子は実の姿を見て、少し驚き、微笑みます。

省吾は、涙が溢れるのをグっとこらえるような顔をしました。

みね子「父です」

鈴子「…ご苦労様でした」

実「どうも……」

鈴子「良かった!ね、みね子」

みね子「はい」

省吾「また会えて、嬉しいです」

省吾は、握手をしようと手を出します。

実「あ…ありがとうございます…。…あの…」

省吾「大丈夫です。私が覚えています」

実「…!……ありがとうございます」

実はしっかりと省吾の手を握ります。

夕方、すずふり亭の裏の広場

みね子と実はすずふり亭を後にし、裏の広場にやってきました。

実「優しい人たちだね」

みね子「うん!」

みね子「ここだよ」

みね子は、あかね荘の前で立ち止まります。

夕方、すずふり亭

省吾と鈴子は、2人きりで話します。

省吾「…少し あか抜けてたね。谷田部さん」

鈴子「…省ちゃん、私…ちょっと…ちょっとだけ思ってたの。あまりにもつらくて苦しいことがあって、もう嫌になって、逃げだして、そうやって自分を捨てるっていうのか…そういうことだって……」

省吾「……なるほど…。それはそれで責められないよね…」

鈴子「…でも、違った。あの目を見たらね」

省吾「うん」

鈴子「うん」

夕方、あかね荘 廊下

みね子は、管理人の富に挨拶をしようとしますが、管理人室に富がいません。

みね子「あれ?いないな…珍しいな…」

仕方なく、みね子は部屋に向かおうと階段を上ります。

すると、階段上から下を覗き込む挙動不審な祐二を見つけます。

みね子「あ…?」

祐二は慌てて、2階の廊下を走って行きました。

みね子・実「…??」

2階に上がったみね子が、自室のカギを開けて部屋に入ろうとすると、廊下の向こうから時子がやってきました。

みね子「時子!」

時子「おかえり、みね子」

みね子「ただいま」

時子「…助川時子です。同じ、奥茨城です。私とみね子は幼馴染で親友です。お母ちゃん同士も親友なんです。なので、小さい頃からずっと一緒に育ってきたようなものなんです」

実「そうですか」

時子「…おかえりなさい、実さん」

時子「みね子、いがったね…!」

みね子「ありがとう、時子…」

時子はみね子をギュっと抱きしめます。

記憶はないながらも、そんな2人を見て優しく微笑む実。

直後、時子がやってきた方の廊下の隅で、こちらを覗き見している女性を見つけます。

実「…??……?」

みね子「……あ、愛子さん!」

愛子「あら!!」

覗き見していたのは愛子でした。

愛子「見えてた?♪ふふ、もういい?もういいかな?♪」

時子「はい!」

愛子は手招きします。

愛子と時子が、みね子と実と連れていったのは、空き部屋になっている2号室でした。

2号室

2号室には、愛子と時子以外に、富 早苗 漫画家コンビと、あかね荘の住人が全員そろっていました。

テーブルには、おいしそうな食事も並んでいます。

愛子「どうぞどうぞ!」

みね子「え?」

愛子「お座りになってください♪」

みね子と実も着席します。

時子「愛子さんがね、ひょっとしたら、みね子とお父ちゃんとお母ちゃんが来るかもしれないから歓迎しようって♪それに、一人一人 挨拶すんのも大変だかた、いっぺんにすむように集まって迎えようって♪」

一同は自己紹介をすませ、食事を始めます。

富「あの~」

実「あ、はい、なんでしょう?」

富「私、思うんですけどね、なんて言いますか、助言とでも言うんでしょうか」

実「はい」

『助言』と聞いて、実は皿とお箸を机に置き、姿勢を正します。

富「私、年をとっておりますでしょ、そうは見えないかもしれないけど、結構とってるんです」

実「…」

富「見えないかもしれないけど♪生まれは明治22年なんです。見えないでしょ~?」

実「……ええ」

実は戸惑いながらも、笑顔をつくって答えます。

富「で、17の時に花柳界というところに入りましてね、あまりの美しさにあっという間に、赤坂じゃ知らない人はいないくらいに有名になりましてね、赤坂一の美人芸者なんて言われてね~ほほほ!」

実「…へえ~、はは……」

実は、相変わらず戸惑いながらも、笑顔で相槌を打ちます。

愛子「富さん!?話それてない?回り道してない!?」

富「…え!?…そうね、それてるわね…」

富がしゃべっているのに、ひたすら食事をモグモグ食べ続ける漫画家コンビを早苗が注意します。

早苗「聞きなさい!」

漫画家コンビ「はい…」

富「つまり、年をたくさんとってきますとね、忘れてしまうんです。いろんなこと」

実「…」

富「どんどん忘れていくんです。それは、悲しいことでもあるけど、でも、それだけじゃないの。それでも、ちゃんと生きていける。毎日、新しい出来事はあるから!」

実「はい、ありがとうございます!」

実は、笑顔でしっかり返事をします。

早苗「…ん?」

時子「…ん?」

一同「…ん?」

富「…?どうかした?」

早苗「なんか違う気がする…。それだと、忘れたままでいいってことにならないか…?それはそれで…ねえ…?違う気がする…」

愛子「…そうねえ…」

富「……私、なんて言った…?」

早苗「え?もう忘れたんですか?嘘でしょ、それ」

夜、漫画家コンビの部屋

食事会が終わり、漫画家コンビは今日も漫画を描いています。

(描いている漫画のシーンは、実らしき男性が登場しています。みね子をモチーフにした漫画を描き続けているみたい)

啓輔「僕らの漫画は…一体どこへ向かっとるがや…?」

啓輔がふとつぶやきます。

祐二「わからんけど、人生っちゅうもんは、そういうもんやろ」

啓輔「…おお~!」

祐二「今の良かったな!誰かに言わせようか!?」

夜、愛子の部屋

実がみね子と一緒に暮らすことになったので、みね子の部屋に居候していた時子は、愛子の部屋でお世話になることになりました。

時子「ありがとうございます。実さん、楽しそうな顔してた」

愛子「そう?良かった!」

時子「見事な仕切りでした♪」

愛子「舎監の血が騒いじゃったかな!?♪」

時子「ふふ。ですね!」

夜、みね子の部屋

みね子は布団を2つ並べて敷きます。

実は、世津子が準備してくれたカバンの中から、きれいにたたまれた洋服(出稼ぎで働いていた時の制服・世津子と出会った時に来ていた服だと思います)を取り出します。

世津子への感謝や、いろんな思いが実の胸に溢れます。

ギュっと目をとじ、洋服に向かってお辞儀をするような動作をしました。

みね子「疲れたでしょう、お父ちゃん」

実「ん…?いや…。みんな、いい人たちだ」(なまっている)

みね子「ふふ…今ちょっとなまった♪」

実「そう?」

2人は笑います。

実「……謝んないといけないね。私がいなくなって、苦労させたんだよね…」

実はみね子に向かって、深く頭を下げます。

みね子「…ううん。それはいいの。だって、アパートの人たちもそうだけど、すずふり亭の人たちも、近所の人たちも、それに工場のね、寮で一緒だった子たちとも一生の親友だし…。東京に来なかったら、出会えなかったでしょ?だから、楽しいことや嬉しいことの方が多いんだ」

実「……ありがとう…」

みね子「ふふ!なんか照れくさいね、こうやって一緒に寝るの」

実「そうだね」

みね子「…でも、夢みたいだ…。嬉しい……」

実「……」

みね子「おやすみ、お父ちゃん」

実「おやすみ…」

みね子の心『大丈夫って、私は思いました。お父ちゃんは、たとえ記憶をなくして、なんにも覚えてなくても、やっぱし優しいお父ちゃんに変わりはなくて…。…大丈夫。時間はかかっかもしれないけど……きっと、大丈夫』

つづく

今日のあさイチ受け

土曜日なので、あさイチはありませんでした。

今日の感想

ハイ、今日も泣きました(笑)

今週は見事に6日間 結構な大泣きでした。

はー…すごい週だった…。

お父ちゃん、優しいですよね。

鈴子さんが愛子さんに話した通りの人柄は、まったく変わってない。

富さんの話を、食事の手をとめ姿勢を正し、きちんと聞こうとするところ。

富さんの脱線話にも、優しく愛想笑いして相槌を打つ優しいところ。

自分は知らない人ばかり・戸惑うことばかりだけど、相手の気持ちをちゃんと受け入れようとしている表情や笑顔。

世津子さんと別れることになったけど、感謝を忘れないところ。

お父ちゃんらしくて、すごく嬉しいです。

ドラマとしての世津子さんの出番はあれで終わりなのかな。

でも実際は、テレビをつければ「川本世津子」を見てしまうこともあると思うので、きっと谷田部家はちょっと複雑ですね…。

菅野美穂さんの演技力に本当に引き込まれました。

すごかったなあ…。

今日の放送でも、またまた愛子さん登場で音楽が変わって明るくなりましたね~。

愛子さんはいいな~。ほんとにかわいくて、愛おしいです(笑)

愛子さんみたいな人になりたいかも。

あと、省吾さんの「私が覚えてます」は、たまらなかった。

予告でこのシーンが流れてて、今日までずっと心待ちにしていました。

省吾さんのかっこよさや優しさが表れてますよね。

すごく好きなシーンです。

でも「あか抜けてたね」とも話していましたね。鈴子さんと2人の時に。

私は、ついつい「ああ、変わってない、お父ちゃんだ」っていう部分を探して見てしまうけど、変わってしまったところもあるってことなのかな…。

そりゃそうですよね。東京で、女優さんと、あんな豪華なマンションで暮らしてたんだし…。

来週の予告では、奥茨城に帰省してましたね!!!!

これは、テンションあがる~!!!!

でも、予告を見る限り、「奥茨城に帰った!土のにおいをかいだ!記憶、戻った!!!!」という展開はなさそうですね…どっかでちょっと期待してました、その夢のような展開を(笑)

予告映像の中に、茨城なまりのお父ちゃんの声で「ここで、もういっぺん やりなおしてえ!」っていう言葉がありました!!!

なまってるってことは、きっと「ここ」は奥茨城のことですよね!?ああ…!!早くその展開が見たい…!!!

あと、きよさんが なんだか笑わせてくれそうなシーンもありましたね(笑)

あ~久々の、どっぷり奥茨城編!?すごく楽しみです!!!

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コメント

  1. るんるん より:

    省吾さんの言葉、すごく勇気づけられますよね!来週は奥茨城でもっとお父ちゃんが元気になっていくようで、楽しみですね(^^)記憶喪失っていうと最終的に思い出すっていう展開が多いけど、周りに温かく迎え入れられて、ここからまた始めるっていうのもいいですね。お母ちゃん、また好きになってもらえるといいですよね♪
    きよさんのアレは本気なのか、ボケなのか気になります(笑)

  2. いそまる より:

    るんるんさん
    省吾さん、勇気づけられました!
    来週、楽しみですよね!まだまだ切ないこともあるだろうけど、元気な週になりそうですね!
    お母ちゃんのセリフには本編でも泣かされそうですね…!
    きよさんの壮大なボケだと思いますが…(笑)ひよっこの予告の作り方おもしろいですよね~♪