べっぴんさんスピンオフ「忘れられない忘れ物 ~ヨーソローの一日~」前編

べっぴんさんスピンオフ「忘れられない忘れ物 ~ヨーソローの一日~」の詳しいストーリー解説と感想(前編)です。

ある日ヨーソローで起こった出来事を、オムニバス形式で5話に分けて描いたユニークなスピンオフとなっています♪

はっきり言って、めちゃくちゃコミカルで面白いです!(笑)

でも、最後にはホロリと涙も………。

そんな全5話の物語を、全話 詳しく解説いたします。

長くなるので、前半3話と後半2話に分けて記事にします。

べっぴんさんスピンオフ「忘れられない忘れ物 ~ヨーソローの一日~」解説・前編

舞台は、さくらと健太郎が東京に旅立ってから1年後の昭和39年のある日のヨーソローです。

第1話 喫茶店修行

ある日の朝。

この日は、ヨーソローの店長・二郎の代わりに、妻・五月が1日店長を務める日です。

(二郎はドラムの仕事で出かけた。幼い息子は、全ヨーソローの店長・すずが あずかってくれた)

朝早くから、良子の夫・勝二がやってきました。

勝二はコーヒーを注文し、書きかけの回顧録の原稿をテーブルに出します。

勝二は、定年後には喫茶店経営などにも憧れると五月に話します。

勝二は、ヨーソローの外の電話機から良子に電話をかけ、ヨーソローに来ていることを伝えます。

電話の向こうの良子は小言を言っているようです。

その間に五月は、勝二の回顧録をこっそり読みます。

『見合いの席で、思いもよらず再会することになった訳だが、久々に会う良子は、上品で美しい女性になっていて驚いた。

こんな無骨で不器用で、15も年上のおっさんのところに、本当にこんなにかわいらしい人が来てくれるのだろうか…?

だけど良子は、嫁に来てくれると言ってくれた。私は決心した。何をしてでも、良子を守っていこうと決めた。

良子は本当に頑張ってくれた。

苦労しながらも龍一を育て、仕事も一切手を抜かなかった。

だからもし、第二の人生に機会があったなら、私は良子に「ご苦労さん」と言ってやりたいと思う。とびきりうまいコーヒーを入れて…』

回顧録を読み、勝二がどうして喫茶店をやりたいかの思いを知った五月。

五月は、ちゃんと良子に「愛してる」と言葉で伝えることを勧めます。

そして、勝二が良子に「愛している」とちゃんと伝えるための練習をすることに。

五月が良子役となって練習します。

演技とは言え、感極まった勝二は五月の手をにぎります。

そこに、なんと息子の龍一がやってきました!!

龍一は海外に旅に出ていましたが、歯の治療のために日本に一時帰国していたのです。

(歯の治療だけは日本じゃないと駄目!らしいです・笑)

父が五月の手をにぎって真剣な顔をしている姿を見てしまった龍一は驚いて叫びます。

龍一「…えええええ~~!?!?!?!」

龍一は、2人の仲を疑います。

勝二は必死に弁明しますが、言葉がうまく出てこず、龍一の誤解がとけません。

「お母ちゃんに言わな…!お父ちゃんが愛してるのは…五月やって…!」と暴走する龍一を、勝二は必死に止め、2人はもみ合いに。

勝二「わしが…わしが愛してるのは…良子なんや~!!!!!」

(※勝二の絶叫をきっかけに、中島みゆきの「世情」がドラマチックに流れる・笑)

そこに登場したのは、なんと、良子(笑)

良子は外で全て聞いていたようです。

良子「ずっとずっと前から知ってたわ。勝二さんが、私のこと、龍のこと、家族のことを大事に思ってくれてること…。でも、言葉にして伝えてくれると、それもまた嬉しいものね。ありがとう」

勝二は無意識に絶叫していたようで、とても恥ずかしがります。

騒ぎは一段落。五月は、勝二に美味しいコーヒーの入れ方を教える約束をし、良子たち3人家族は帰って行きました。

END

感想

中島みゆきのBGMに大笑いしてしまいました。

なんだ、これ(笑)

この時点で「このスピンオフ…コミカル仕立てや!」と大ウケしました♪

良子ちゃんは愛されていますね~♪

本編では、勝二さんが突然「喫茶店やりたい」と言い出しましたが、一応 コーヒーで妻をねぎらってあげたいという思いがあってのことだったんですね~。

実際、本編で良子ちゃんは勝二さんの喫茶店でしょっちゅうコーヒーを飲んでいた気がするので、もともと良子ちゃんがコーヒー好きだったという裏設定もあるのかな!?と想像したりしました(^^)

第2話 もうひとつのキアリス

ランチタイムとなりました。

キアリス創業当時から縫い子をしている時子たち4人がヨーソローにやってきました。

五月は少し用事で外出したため、店内には4人だけです。

4人は、先ほど勝二が忘れていった回顧録を勝手に読み、勝二の 良子への愛に感動します。

4人は、回顧録に出てきた「第二の人生」について ふと考えます。

縫い子の腕を生かして、キアリスのように新しいブランドを立ち上げられないかと考えますが、お店を始めるための場所もないのだから…と諦めます。

その時、どこからともなく、時子の父・時久が登場!!(笑)

時久は、そろそろ仕事を引退しようかと考えているらしく、自分の店を使えばいいと言います。

しかし、それだと、キアリスのすぐ傍で新しいブランドを立ち上げることになってしまうので、さすがに縫い子シスターズの気が引けます。

「そんな近くでキアリスと同じもの 作っても売れるわけないわ~!」「私ら…キアリスの物しか作れないしね…」

ここで、時久が悪魔のささやき…

時久「簡単や…。…ちょっと違うもの作ったらええねん…」

4人「…!?」

時久「品質を落として、ちょっとだけ違う物作ったらええやん…」

この悪魔のささやきに、時子たち4人もそそのかされていきます…

「確かに…ちょっと変えれば…」「その分安くして、沢山売れれば…」「売上が上がるし……」

4人はすっかりその気になり、キアリスの偽物ブランドを始める気満々になります。

すっかり悪魔にそそのかされてしまいました。

その時、君枝の息子・健太郎が店にやってきました。

健太郎の、天使のような けがれのないオーラで、4人は我に返ります。

4人「あ……健ちゃーん!!!!♡♡」

(美形な健太郎は、縫い子たちのアイドルなのです・笑)

健太郎を追って君枝も店にやってきました。

もちろん 君枝や健太郎は、先ほどの悪魔の計画(笑)を何も知りませんが、4人は後ろめたくなり、君枝に「ごめんなさい」と謝ります。

君枝「え????」

4人「私たち…ずっとキアリスで働きたいです…!お願いします!」

君枝「?? ふふ?何を言うてるの?時子さんたちあってのキアリス。実際に物を作ってる皆さんたちこそが、キアリスそのものなんやと私は思うわ」

4人は感動して涙を流します。

君枝「これからもキアリスをよろしくお願いします♪」

そして4人は、悪魔のささやきをした時久を責めるのでした(笑)

END

感想

コミカルすぎる2話です(笑)

4人が第二の人生について話をしているシーンでは、「なんか…なんかな…」「なになに?」など、すみれたち4人の真似をするシーンがありましたが、かわいかったです(笑)

あと、時久の登場シーンでは、時久が「(店の場所なら)あるよ!」と言ったのに対し、4人が「今の、勝二さんに言うてほしかったな…」とぼやきます。

これって、勝二さん役の田中要次さんが出演していた民法ドラマの人気セリフなんですよね?

小ネタが多い!(笑)

あと、時久さんの扱い!!!!(爆笑)

あれじゃ、極悪非道の人間ですよ!!!時久さん、あんな人ちがうから!普通の、気のいいオッチャンやから!!(爆笑)

そして、健ちゃんのキラキラオーラ!(爆笑)

全体的に「なんだこれ!」でした(笑)

おもしろいシーンがたくさんあったのですが、全部 文字に書き起こすと大変なので、その辺りは省きました。ごめんなさい。とにかく面白いので、BSで見れなかった方は是非 地上波での放送を楽しみにしてほしいです!

第3話 店長の謎

ランチタイムが終わって、ヨーソローの休憩時間。

五月は買い出しに出かけ、店には誰もいません。

しかし、五月は鍵をかけ忘れていたのです。

誰もいない店内に、何者かが侵入しました……。

栄輔の部下・玉井です。

玉井は怪しげに店内を物色します。

何かを探しているようです。

玉井は、先ほど 時子が忘れていった巾着袋を見つけます。

そこに、近江から観光に来ていた 坂東節子と静子がやってきました。(すみれとゆりの親戚)

2人は、すみれからこの店のことを聞いていて、神戸に来た帰りに立ち寄ったのでした。

玉井を見つけた節子たちは、玉井のことを店長だと勘違いし、玉井もそれに乗っかって演技をします。

しかし、どことなくぎこちない店長の様子を見て 節子たちは不審に思い始めます。

玉井がトイレに行っている間に、警官が店にやってきて、指名手配犯の人相画を持って来ました。

その似顔絵や特徴は、「店長」(玉井)にそっくり!

節子たちは動揺します。

節子「…もしかして…あの男が…犯人……!?」

(※ここで、火曜サスペンス劇場の音楽が流れ、完全に節子さんのキャラが変わる・笑。

節子さん役の山村紅葉さんは、サスペンスでおなじみの女優さんなので)

節子は、すみれから聞いていたヨーソロー情報を見直して推理をし、玉井が偽の店長だと確信。

確実な証拠を得るため、トイレから戻ってきた玉井を試すため、「ウインナーコーヒー」を注文します。

玉井は、注文通り、生クリームがたっぷりのったウインナーコーヒーを提供します。

節子「…これは、ウインナーコーヒーではありません!なぜなら、ウインナーが入っていないからです…!」

節子は、想像の崖の上で 玉井を追い詰めます(笑)

玉井「…???」

節子「私はあなたに、わざとウインナーコーヒーを注文したのです…!あなたが店長なら、プリプリのウインナーに、アツアツのコーヒーを出してくれたでしょう!」

玉井「え?いや、違うでしょう…」

節子「あなたは、偽物の店長です!!」

節子の推理は間違っているようで合っている めちゃくちゃなものですが、実際 店長だと嘘をついていたことは事実。

玉井は観念し、本当のことを話します。

玉井「わしは、財布探してただけなんですけど…」

その時、玉井のポケットから、時子の巾着袋が落ちます。

先ほど、急に入ってきた節子たちに驚き、思わずポケットにしまい込んでいたのでした。

明らかに女物の巾着を所有していた玉井を見て、節子たちは「泥棒!」と叫びます。

そして、静子から傘で殴られそうになり、玉井は慌てて店から逃げていきました。

泥棒を撃退して節子と静子は満足気。

玉井が出した「偽物」のウインナーコーヒー(笑)を「意外とおいしいね」と言い合いながら飲みます。

そこに、先ほどの警官が、凶悪犯が逮捕されたと伝えに戻ってきました。

しかし、凶悪犯が逮捕されたのは、ここから離れた大阪だと言うのです。

節子たちは不思議に思いながらも、時子の忘れ物の巾着を警官に届けます。

節子「…ほんなら、さっきの人はなんやったんやろ?」

静子「なんか…財布を探しているとか言うてたけど…」

節子「そんなんデタラメやろ。お財布なんか、どこにもあらへんやん」

コーヒーを飲み終わり、立ち上がった節子。

節子がずっと座っていた椅子の上に、玉井が探していた財布があったのでした…。

END

感想

玉井…(笑)

スピンオフに玉井が出てくる時点でちょっと笑ってしまいます。

相変わらず、半ズボン+靴下でした(笑)

店長に扮した玉井が、メニューと間違えて節子たちに渡したノートが「二郎と五月の愛の交換日記」。

これには爆笑でした(笑)

五月ちゃんと二郎ちゃん、そんなのしてるのね(笑)

見ては いけないものを見た気分(笑)

この話も完全コミカル!

山村紅葉さんの扱いに爆笑です。

スピンオフだからってこんな悪ふざけするなんて…NHKってすごいなあ…(笑)

火サスの音楽の使いどころも面白いので、これまた地上波の放送を楽しみにしてほしいです。

しかし、凶悪犯の人相画はどう見ても玉井そのものでしたよ~!

無理のある よく分からない展開でした(笑)

スピンオフなので、良し(笑)

この続きは、後編でどうぞ→ 後編 

スポンサーリンク
スポンサーリンク大
スポンサーリンク大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする