朝ドラ「ひよっこ」第19週 第111回レビュー

ただいま。おかえり。3

今日の物語

奥茨城村へ向かうバスの中

みね子と実は、バスに乗りました。

実にとって、2年と8カ月ぶりの奥茨城です。

(車掌の次郎・運転手の小太郎は、みね子と実から記憶がないことを報告された模様)

実は窓の外の景色を眺めます。

心配そうな次郎と目が合ったみね子。

次郎に向かって微笑みます。

次郎「…いがったな、みね子!」

みね子「うん、ありがとう」

次郎「俺も、みね子と実に乗ってもらえてうれしいよ。…俺のこの仕事は、今年で終わりだ。…バスに、もう車掌は必要ねえんだと。ワンマンカーっつうのになるんだ、全部な」

みね子「…じゃあ、これからどうすんの?次郎さん…」

次郎「まだ分かんねえ…へへ…。んだから、みね子と実に乗ってもらえて、嬉しいよ」

みね子「…」

実「あの…」

次郎「お!?なんだ!実!」

実「…ご苦労様でした…」

次郎「…!」

みね子「…ご苦労様でした」

次郎の目に涙が溢れます。

次郎「…なんだよ~泣かせんなよ~!もう…!」

実「…あの、私はバスに乗る時はどこに座ってましたか?」

次郎「ああ、実は、ずっと俺としゃべるために、ここに座ってたよ、いつも」

次郎は、バスの入り口に一番近い席を差します。

実「…そこ、いいですか?」

次郎「おう!来い来い!!」

実父ちゃんは いつも座っていた席に座り、バスの中や景色を見つめます。

次郎は、嬉しそうでもあり、切なそうにも見える表情で実に微笑みます。

奥茨城

そして、バス停に到着しました。

次郎「じゃあな」

みね子「うん、ありがとうね、次郎さん、小太郎さん」

次郎「また酒でも飲もうな、実。バカで恥ずかしい思い出、いっぱい思い出させてやっからよ!」

実「ありがとう」

次郎「じゃあな!」

バスが走り去っていき、みね子たちは家に向かって歩き出します。

みね子「こっちだよ。ここからうちまで、歩いて1時間くらいかな。遠いね」

実「うん…」

みね子「秋になると、コスモスがいっぱい咲くんだよ!」

実「へえ…」

実は、周囲を見渡しながら歩きます。

そして、家が見えて来ました。

みね子「あれ。…あれがうちだよ」

実「……」

みね子「…なんか怖い?」

実「…大丈夫だ」

谷田部家の畑

畑では、美代子と茂が作業をしていました。

みね子「お母ちゃん!じいちゃん!!」

美代子と茂がその声を聞いて顔をあげ、みね子と実が帰ってきたことに気付きます。

特に茂は、実と再会するのは今日がはじめてなので、美代子以上に驚きます。

美代子は実に駆け寄ります。

実「…帰って…きました…」

美代子「……おかえりなさい……」

美代子の目から涙があふれます。

実「…ありがとう…」

実は、茂に向かって深く一礼します。

谷田部家

ちよ子と進も交えて、家族が集まりました。

実「…お父さん。美代子…。みね子。ちよ子…。進…。ご心配をおかけして、すみませんでした。申し訳ないです。…それから、自分の家族のことが分かんなくて…なんつっていいのか…、本当にごめんなさい…!」

ちよ子は涙をこらえ、首をふります。

実「記憶が戻るかどうかも分かんねえし…、自分がどうなんのかも、さっぱり分かんねえ。でも…ここで、取り戻してえ。もういっぺん、やり直してえ。生き直してえ。…そう思って、帰ってきました。どうか、よろしくお願いします」

実が頭を下げ、美代子も深く頭を下げます。

茂「…よく帰ってきたな。よく帰ってきた…!」

実「…ありがとうございます…!」

茂「……美代子、メシにすっぺか、腹へったな」

美代子「あ…はい!」

進「…いいのけ?もういいのけ?話、おわり!?」

進は、待ってましたとばかりに実に駆け寄り、実のヒザに座ります。

進「父ちゃん!!」

実「お…あはは!進かあ!結婚重いなあ…!」

実は、進の思いを受け止めるように接します。

進「おっきくなったよ!」

実「おっきくなったか~!そうか!」

ちよ子「お帰りなさい…お父ちゃん…」

実「…ありがとう、ちよ子」

つづく

今日のあさイチ受け

あさイチはありませんでした。

今日の感想

今日のラストも「ピヨピヨ」効果音でなくて、ニワトリでしたね。

どういう意図なのかな~。

ついに、お父ちゃんが奥茨城に帰ってきましたね。

切なくもあり、嬉しくもあり…という感じです。

でも、やっぱり嬉しいですね…♪

みんなが「おかえり」って言うんだけど、実さんは「ただいま」とはまだ言えませんでしたね。

ちょっと切ないな…とも思いますが、実さんが、記憶をなくした今の自分自身で精一杯 嘘をつかずに接してくれている証拠じゃないかなと思いました。

「みんなが「おかえり」と言うから、一応「ただいま」と言っておこう…」と思って「ただいま」と言うのは簡単だと思います。

だけど、それをしないのは、ちゃんと向き合っているからだと思います。

家族として、まずは第一歩…という感じでしたね。

あまり分かっていない進が屈託なく父の胸に飛び込む姿は良かった。

幼い進がいてくれるからこそ、話がはずんだりしそう。

ちょっと安心しました。

次郎さん…仕事がなくなってしまうんですね…。

こちらも、とても切なかったです…。

バス会社の社員なんだから、他の仕事や役割をあげてほしい…。

クビだなんてひどい会社だ……。

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