朝ドラ「ひよっこ」第19週 第113回レビュー

ただいま。おかえり。5

今日の物語

奥茨城 田んぼ

みね子たちが田植えの準備をしていると、田植えの手伝いのため、宗男がバイクに乗ってやってきました。

いつも通り 元気に現れた宗男ですが、実の姿を見つけて驚きます。

宗男「兄貴!帰ってきたのか!」

ちよ子と進が宗男に駆け寄ります。

ちよ子「ちょっと待って!あのね、お父ちゃん、帰ってはきたけど…なんつうかね、まだお父ちゃんには戻ってねえんだ。だから、無理に思い出させようとかしちゃだめだよ!」

宗男「…分かりました、すいません!」

宗男「…弟の宗男だ」

宗男は微笑みます。

実「…うん」

宗男「全然似てなかっぺ?へへ」

実「うん…」

宗男「改めて、よろしく」

宗男が手を差し出し、実はその手を握ります。

そして、宗男は 実を抱きしめます。

宗男「よーし!俺が来たから百人力だ~!」

茂「どうだか。さっさと支度してこい(笑)」

宗男「よっしゃ~!」

同じく谷田部家の田植えを手伝うために、助川夫妻と角谷夫妻もやってきました。

4人も、実を見つけて驚きます。

みね子「この間話した 君子さんと正二さん、きよさんと征雄さん」

実は一礼します。

そして、田植えの準備が着々と始まります。

ちよ子「お父ちゃん、大丈夫け?」

進「大丈夫け?」

実「うん」

きよ「そうか、まだ思い出さねえのか」

美代子「うん」

きよ「いがっぺよ!そんなもん!」

きよは、離れた場所にいる実に向かって叫びます。

きよ「じゃあ、あれか!実さん!私が初恋の相手だっていうのも覚えてねえのか~!?」

実「……え?」

きよ「…冗談だ!あははは!」

征雄「おめえ、なんてこと言うんだ!悪い冗談やめろ~!」

きよ「いいんだよ!笑っちまえば!あはは!つらいことや悲しいこと、気つかわねえで、み~んな、笑っちまえばいいんだよ!なあ、美代子、君子!」

美代子「きよさん、ありがとう」

君子「んだね!私だってさ、できることなら全部忘れちまいたいよ!嫁に来てからのこと!」

正二「んだな~。…え~!?!」

一同「あはは!」

みね子「強いね、茨城の女は」

実も皆と一緒に笑い、みね子の言葉にうなずきます。

茂「始めっか~!」

一同「はーい!」

いよいよ 田植えを始めます。

きよ「みね子、なんかちょっと都会暮しで、細っこくなったんでねえか?できんのか?田植え!」

みね子「残念ながらできるよ!茨城の女だからね!」

きよ「あはは!そうか!」

皆が田んぼに入る中、実は苗をもったまま、どうしたらいいか戸惑います。

宗男「兄貴!カモンカモン!」

実「うん…」

実も皆に習って田んぼに入ります。

宗男「兄貴、こうやってよ、筋に沿って2、3本ずつ植えるんだ、筋に沿ってな」

実は、宗男に言われた通り 苗を田んぼに植え始めます。

すると、先ほどまで戸惑っている様子だった実の手がテキパキと動き始め、手際よく苗を植えて行くのです。

皆、驚いたように実を見つめます。

一同「………」

ちよ子「お父ちゃん、すげえ…」

進「すげえ…」

実「…?……!…あ…すいません…あの…別に思い出したわけではなくて…あの…、…なんでできんだっぺ…?」

茂「へへ、体が覚えてんだっぺ!」

実は自分に驚いているようです。

動揺したのか、実が田んぼの中で転びます。

一同「ああ~!」

実「ああ~!しまった!」

みね子「大丈夫け~?」

助けようとしたみね子も転んでしまいます。

どろんこになってみね子の顔を見て、ちよ子と進が「タヌキだ!」とからかいます。

ちよ子「大子山のたぬきだ!」

みね子「なんだって~!?」

一同「あはは!」

そして 今度は宗男が盛大に転びます(笑)

みね子の心『お父さん…なんだか色んなことが、大丈夫な気がしてきました。だって、お天道さまは見ていてくれるはずだから。頑張っていれば、きっと大丈夫。』

田植えが進み、美代子と君子は歌を歌います。

「♪庭の千草も 虫の音も 枯れて淋しく なりにけり」

宗男「いいもんだなぁ。女の人が歌ってんのはなぁ」

実も微笑みます。

みね子は、2年半前の稲刈りを思い出します。

晴れた秋空の下、こうして 皆で協力し合って稲刈りをしたあの日。

あの日、遠くでこっちを見て笑っていた実。

実は、今日も 田植えをしながら笑っています。

夕方、田んぼ

田植えが終わり、手伝いの皆は帰っていきました。

実は、田植えが終わった田んぼの景色を見つめ「きれいだな」とつぶやきます。

みね子「きれいだね…」

実「……」

茂「…ゆっくりでいいんだ、ゆっくりで」

実「……」

茂はポンと実の背中をさすり、自宅の方へ歩き出します。

みね子も実を見つめます。

茂「さ、うちさ帰っぺ」

美代子「はい」

皆が家に向かって歩き出します。

みね子は、2年半前の稲刈りの日と同じ言葉をかけます。

みね子「谷田部家の皆様! 今年も田植え、お疲れ様でございました!」

ちよ子「…お疲れ様でございました!」

進「お疲れ様でございました!」

美代子と実は顔を見合わせて笑います。

つづく

今日のあさイチ受け

あさイチはありませんでした。

今日の感想

はー。今日も良かった。

2年半前の稲刈りの頃とリンクさせているシーンがたくさんありましたね。

2年半前の稲刈りは、みね子が少し大人になった頃でした。

高校3年生という時期もあって、村を出ていく時子や三男のことから「将来」や「出稼ぎに出ている父」の気持ちなんかも よく考えるようになっていたし、稲刈り前夜には大人の話に混ぜてもらったり。そして、結果的に、お父ちゃんがその後 失踪してしまったり…。

印象的な日になったのだと思います。

あの日をなぞるように 実さんが帰ってきた田植えの日を描くというのは、なんかグっときました。

お父ちゃんは、まだ完全なお父ちゃんじゃないのかもしれないけど、でも、お父ちゃんがそこにいて笑っている。

いがったね、谷田部家!

宗男さんと実さんを、ああやってしっかり見ると、「よく考えると全然似てないな」って思っちゃったんですけど(笑)宗男さんがそこに触れてました(笑)

宗男さんも、お兄ちゃんに会えてよかったね…。

宗男さんやじいちゃんは、美代子さん以上に 実さんともっと長い時間を生きていてるんだよなぁって思ってジーンとしました。

きよさんの「笑い飛ばそう」っていう姿も、きよさんらしくて良かった。

今日のきよさんを見てて、第2週のサブタイトル「泣くのはいやだ、笑っちゃおう」を思い出しました。

茨城の女が強いって言っても、美代子さんもみね子も悲しくなることもいっぱいあるだろうけど、まわりに皆がいてくれるから頑張って前を向いて笑えんだと思います。

相変わらず、朝ドラはあったかいなぁ。

予告でも流れたきよさんの盛大な嘘(笑)

実さんは「え…あの人に恋を…!?僕はどんな好みを…」って一瞬悩んだのかな(笑)

田植えでは、やっぱり「体が覚えてる」というシーンがありましたね!

時子や富さんの会話はここの伏線(?)だったのかな。

これからも、体が覚えているというシーンがちょこちょこ出てくると嬉しいな。

みんなとの田植えの中で、実さんも一緒にいっぱい笑っていましたね。

ほんと、いい時期に帰ってきましたね♪

みね子が言った通り、きっともう一度奥茨城で生きていけると思える回でした。

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