朝ドラ「ひよっこ」第21週 第124回レビュー

ミニスカートの風が吹く4

今日の物語

―奥茨城 谷田部家―

実「みね子のことなんだけど…、このままじゃ いけねえと思うんだ。あの子は…俺が行方が分からなくなってしまったことで人生が変わってしまった…。だから、元に戻してやりてえんだ…なんとかして…」

茂「…んだな…」

宗男「…解放してやんねえとな、みね子を…」

実「少なくとも、働いた分のほとんどを仕送りするようなことからは解放してやりてえんだ。なんとかして…。じゃないと…」

宗男「うん…終わんねえよな…谷田部家に起きた悲しい出来事がよ…」

美代子「…だよね…。好きに生きさせてあげたいよね…」

実「ただ…現実的なことを考えっと、今は ただ 俺が帰ってきただけで、経済的には何も変わってねえ。畑でも働き手が一人増えただけだ。普通に考えたら、また俺が東京や水戸かどっか行って働くのが一番金になるし、いいんだろうけど…。…美代子に、もう心配かけたくねえし…」

美代子「…」

実「となると、収入を増やす手立てを考えねばなんねえと思うんだ。でねえと、みね子にずっと頼ることになってしまう。…なんか、できることあんじゃねえかって思うんだ」

そして実父ちゃんは、米だけではこれからは厳しくなっていくので、何かできることを探したいと話します。

茂じいちゃんは、実が米作りを止めようと考えているのかと思いましたが、そうではありません。

実「米やめようなんて思ってねえよ。父ちゃんの命みてえなもんだっぺ?米は。父ちゃんだけじゃねえ、この家のことを ずっと支えてきてくれたんだ、米は。」

実は米づくりをやめるつもりはなく、その上で、米を頑張って作りながら出来ることを探したいと考えていました。

(メロンやイチゴ作りで成功している人もいるけれど、一度 米をキッパリ辞めてしまうと、簡単には田んぼには戻せないので、それは危険だと実は考えているので、そういうもの以外で)

実「宗男、滋子…。相談にのってくれねえかな?」

宗男「…おう!俺も一緒に調べっからよ!」

宗男と滋子は、実からの相談に快く応じてくれました。

滋子「あれだな…こうしてしゃべってっと、実さん、昔と全然変わんねえな」

実「…そうけ?」

滋子「変わんねえよ。しゃべることが なんつうか、すーっとしてて かっこいいよ!弟と全然違う!」

宗男「だな!あははは!あ!?どういう意味だ!?」

一同「あはは!」

宗男「俺…思うんだけどよ。悲しいことはよ、降って来るみたいにいきなり起きるんだ…」

宗男は、部屋の隅をぼんやりと見つめながら 話し始めました。

宗男「…どんなに、きちんと誠実に生きててもよ、悲しいことや嫌なことは、いきなり起こる…。どうしようもなく起きるんだ…。でもよ…悲しいことから救ってくれんのは、人だよ。人間だ。立ち直らせてくれんのも人だよ。んだからよ、誰かに助けてもらったら、誰かを助ければいい。それでいいんだよ。人を救うのは人だよ。みんながそうすりゃ世界はきれいに回ってくよ。だっぺ!?」

実「…うん」

滋子「こういう、すぐ話がでっかくなって、訳わかんなくなっとこが、実さんと違うとこだな!(笑)」

宗男「しっかり者の長男と夢見る次男だかんな!(笑)」

―東京 すずふり亭の前―

その頃、東京では、流行りのミニスカートを履いた由香が、すずふり亭の前をウロウロしています。

「大人は、親に甘えず自分から親に対して動くのだ」とみね子に叱られた由香は、すずふり亭に入ろうか迷っているようです。

しかし、勇気が出ません。

由香「…まだ無理…!いきなりは無理!」

由香は、すずふり亭に入るのを諦めます。

由香が次に向かったのは、柏木堂でした。

由香は、店主の一郎に声をかけます。

由香「こんにちは~♪」

一郎「由香ちゃん!」

ヤスハル「由香!?どうしたんだよ!?」

由香は、ヤスハルを無視して、一郎に「頼みがあるんだけど…♪」とカワイイ顔でお願いします。

一郎「おう!なんだ?なんでも言ってみな?嬉しいからよ。由香ちゃんから頼まれごとなんて♪」

ヤスハル「いやいや!(内容を)聞いてからにしろって!」

ヤスハルは一郎に注意しますが、ヤスハルも由香も聞く耳を持ちません。

―東京 テレビ局の廊下―

その頃、みね子と秀俊は、テレビ局に出前を届けていました。

今日も、テレビ局には沢山の人が忙しそうに働いています。

廊下に立って出前を渡す相手を待っている間、みね子は、ここであったことを思い返します。

秀俊「…思い出しちゃう?川本世津子さんのこと」

みね子「……はい」

みね子「…でも…、なんか不思議ですよね。あの時、急にコマーシャルに出ることになんなかったら、ひょっとしたら お父ちゃんにまだ会えてなかったかもしんないなって…」

秀俊「そっか…そうだよな…」

―再び 奥茨城、夕方 谷田部家―

宗男たちが帰った後、美代子と実は 縁側で話をします。

美代子「…さっきは、ありがとう…嬉しかった…」

実「…最近 思うんだ…。思い出せなくてもいいって…。……ここで生きてることが、好きだ。美代子のことも、…好きだ…」

美代子「……」

美代子「…あの、似合ってたよ…さっきの…ミニスカート」

美代子は恥ずかしそうに両手で顔を覆います。

実「あはは…履いたらどうだ?」

美代子「いやだ!もう!恥ずかしい!」

美代子は実の肩を叩いて笑います。

実も幸せそうに笑っています。

実「…こっからだ。取り戻すんだ…、絶対に…!」

美代子「…はい…!」

―再び、東京 テレビ局の廊下―

出前を渡し終えた みね子と秀俊は、店に帰ろうと廊下を歩いていました。

すると、テレビ局のスタッフが 廊下から楽屋に声をかける声が聞えます。

「川本さん!あと20分ほどお待ちください!」

そして、その楽屋から、川本節子の声がします。

節子「はあい!分かりました。」

みね子「……!」

楽屋と廊下はパーティションで仕切られているだけなので、パーティションの隙間から、世津子の姿が見えます。

熱心に、辞書のようなものを読み 何か書き物をしているようです。

みね子「………」

秀俊「……」

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「世津子さん…どうしてるかなと思って…」

いのっち「思ってましたよ」

有働さん「だって あの時…人を好きになる気持ちは…何も悪くなかったじゃないですか…」

いのっち「悪くなかったね」

有働さん「状況があれだったから…」

いのっち「この後 どうなるんだろうね…。佳乃ちゃんのミニスカートは姿は回想でまた入れても良かったと思うね」

有働さん「すごく短かかったですもんね!でも、もう1回 好きだよって…美代子 好きだよって。もう1回初心に戻れるってのが…」

いのっち「ここからですよ。ここから。早くしろって、スタッフが!(笑)」

有働さん「すいません」

今日の感想

有働さん、今日は、えらくブツブツとつぶやくように受けていましたね(笑)

世津子さん視点に立つと、すごく切ないあの展開が有働さんの心に随分刺さっているのかな。

お父ちゃんは、記憶がなくてもお父ちゃんですね。

必死に、みね子のことを考えてくれているんですね。

でも、確か みね子はお父ちゃんに、東京で良かったこともたくさんあったと話したことがあったと思います。

あまりにも「みね子がかわいそうだ。なんとかしてやらないと」ばかり言ってしまうと、それはそれで、東京で前向きに頑張っているみね子がかわいそうな気もするのですが、今日 お父ちゃんが言った「少なくとも、働いた分のほとんどを仕送りするようなことからは解放してやりてえんだ。」という言葉が良かったです。

働いて、そのお金を実家に送らないと実家の借金が返せない・皆が苦労するというのが目に見えている以上、いくらきれいごとを言っても、みね子はそこから逃れられませんもんね。

お父ちゃんたち、何をするんだろう。

これが ひよっこの最後の大きな山場になってくるんでしょうか。

宗男さんが言った言葉、切なかったです。

どんなに真面目に生きてても、悲しいことは突然降って来る。

本当にそうですよね……。

私の周りにも 悲しい思いをしている方がいて、そういう方のことが この宗男さんの言葉で思い出されて、苦しくなりました。

宗男さんは、「自分のせいでみね子の人生が…」と思い悩んでいる実さんに、「それはどうしようもない。自分じゃどうしようもない 突然怒ってしまった悲しいことだったんだ。助けられて、今がある。だから、今度は自分が誰かを助けていけば それでいいんだよ。自分を責めることないよ、兄貴」ってことを言っているのかなと思いました。

この宗男さんの言葉は、皆に知ってほしいなと思います。

ほんとに、大げさじゃなく、そういうことで世界はハッピーになると思います。

私も頑張ろう!

あと、美代子母ちゃん!

お父ちゃんが「好き」って言ってくれましたね。

照れたように言ってたし、本気の言葉だと思いました。

それに、ミニスカートのことでじゃれたり恥ずかしがったりして笑い合う2人は、見ててキュンキュンしました!!!

まるで若い男女の初恋同士のようで、とても素敵です。

記憶がなくなってると分かった時は とてつもなくつらくて、「なんて脚本書くんだ!ひどすぎるだと!」と、納得できない程だったんですけど、こんな素敵なシーンを見せられちゃうとは。

今日の美代子さんと実さんは、記憶をなくしたからこその2人でした。

ひよっこ、すごい。

世津子さん、再登場ですね。

ドキドキ…。

以下、ちょっとネタバレ有の内容になります。

(今日Yahoo!ニュース見てたら見てしまったネタバレ?について書きます)

ネタバレ見たくない人は、この先は見ないでくださいね~

今日のヤフーニュースで、島谷くんが再登場!?というネタバレ記事がありました。

もし これが事実なら、ヒデくんが休みをとった時、佐賀に行ってたっぽくないですか!?

昨日ね!「ヒデくんは、もしかして佐賀に行ったとか?」って感想に書こうと思ったんです!

今更 みね子の傷をえぐるように島谷くんを出すかな~?とも思ったので、書くのをやめたんです。

でも!ほんとに!「佐賀に行ったのでは?」って思ったんです!!!(笑)

もし この時の予想が当たってたら嬉しいので、あえて今日 書いておくことにしました(笑)

以前、島谷くんは、みね子との会話で、「佐賀までは15時間くらいかかる」と言っていました。

15時間だったら、最低2日休みが必要ですよね…!?

みね子が元気がないので、みね子のために島谷くんに何かを伝えに言った…!?とか!?

スポンサーリンク
スポンサーリンク大
スポンサーリンク大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. るんるん より:

    お父ちゃんの「取り戻すんだ」ってセリフ、たしか予告にもありましたよね?でも、お父ちゃんが取り戻したいのは過去の記憶じゃなくて、これからのみんなが幸せに暮らす生活なんだ~、前向きな姿がいいなって思いました(^^)お母ちゃんの「また好きになってもらえるかな?」って心配も解決しましたね♪
    島谷くん再登場らしいですね。カホコに見慣れちゃったので、キャラの違いに動揺しそうです(笑)

  2. いそまる より:

    るんるんさん。
    お父ちゃんのセリフの意味、気付いてませんでした!
    「みんなが幸せに暮らす生活」なんですね!…意味が分かると、余計 ウルウルきました!(今さら!?笑)
    お母ちゃん良かったですよね…!
    カホコ、私も見てます!彼、キャラ全然違いますよね!充希ちゃんもだけど。
    役者さんってすごいですよね!どんな登場になるのか…ドキドキ…。