朝ドラ「ひよっこ」第21週 第125回レビュー

ミニスカートの風が吹く5

今日の物語

―テレビ局の廊下―

川本世津子の楽屋の前を通りかかり、世津子が中にいることに気付いたみね子と秀俊。

みね子は世津子に会おうとはせず、そのまま歩き出します。

少し歩いたところで、秀俊がみね子に声をかけました。

秀俊「あのさ、みね子…。気になるんじゃないの?みね子のさ、そういうとこさ…。自分の気持ちじゃなくて、こうしたら あの人はどう思うかなとか、どう感じるかな、嫌かな、喜ぶかなって思ってしまうところ、俺はいいなと思うんだ。でも、いっつも そればっかりになってるのは どうかなと思うな。いいところだと思うけど。今もそうなんじゃない?あの人に対して どういう気持ちなのか俺には分からないけど。気になるんだろ?みね子は、あの人のことを嫌いなわけじゃない。でも、お母さんやお父さんに悪いと思うから、声がかけられない。たまには やめてみたら?もうちょっと 自分の気持ちを大切にしてみたらどうかな?顔も見たくない 気になんかならないのなら、帰ろう。じゃなかったら、戻ったら?」

みね子は、自分の心を見透かしているような秀俊の言葉に驚き、考えます。

みね子「…行ってきます」

秀俊「…そう」

みね子「はい!」

秀俊「じゃ、先に帰ってる。みね子はサボってパチンコに行きましたって言っとくわ!(笑)」

みね子「え!?ちょっと!そんな!」

秀俊「あはは。…じゃ、お店で待ってるね」

みね子の心『…お父さん。なんか ヒデさん、ちょっと変わりましたよね…?私も、思い切ってみることにしました…。』

―世津子の楽屋―

みね子は 廊下から少し顔を出して、世津子に声をかけました。

みね子「こんにちは」

振り向いた世津子は驚き、そして戸惑い、どうしたらいいのか分からないような表情を浮かべました。

みね子は部屋に入ります。

世津子「あ…またコマーシャル……?」

みね子「違います。出前です。へへ」

世津子「そっか…」

みね子「あの…座ってもいいですか?」

世津子「え?…ああ…どうぞ……」

みね子「失礼します」

みね子「あの、お父ちゃんのことなんですけど」

世津子「…え…!?」

みね子「あ…聞きたいですか?聞きたくないですか?」

世津子「……えっと……、……難しい質問だな…それは…」

世津子は言葉を詰まらせます。

みね子「じゃあ、言いますね♪ 奥茨城に帰って、元気でやってます。思い出したりとかはしてないけど、自分を取り戻そうとして元気でやってます」

世津子「……そう…」

みね子「すみません。一方的に言って。難しい質問ということは、聞きたくないわけではないなと思ったので。すみません」

世津子「いや…どうも………」

世津子「…あれ?…そんなにハッキリ物を言う女の子だったっけ?」

みね子「え?…そうですよ…?はい♪」

みね子「なので、お父ちゃんは大丈夫です」

世津子は目を潤ませて、「ありがとう」と答えます。

みね子「…世津子さんは、大丈夫ですか?」

世津子「え…?」

みね子「大スターの心配を私なんかがすんのはアレなんですけど。…でも、やっぱし、ちょっとは…」

世津子「…ありがとう…。…大丈夫。…に、するしかないから」

みね子「……大丈夫にするしかないか…。分かります…。世津子さんの気持ちは分かんないけど、大丈夫にするしかないってのは…分かります」

みね子はテーブルの上に広がった辞書や台本に目をやります。

世津子「ああ…小学校、ろくに行ってないから、漢字とか苦手で…」

世津子は、台本に書いてあるほとんどの漢字を辞書で調べ、台本にフリガナを書き込んでいたのです。

みね子は、世津子から届いた手紙が ひらがなだらけだったことを思い出します。

世津子「…ふふ…恥ずかしい…」

みね子は首を振ります。

みね子「世津子さんって、ツイッギー好きですか?」

世津子の楽屋には、ツイッギーのポスターが貼ってありました。

世津子「え?…あ、かわいいよね…♪これと同じようにはできないけどね。年齢もスタイルも違うし」

みね子は、1着だけ買ったミニスカートの話をします。

みね子「まだ外には履いてなくて、でも、なんか嬉しかったです!」

世津子「うん、なんか分かる。私も試着だけした。試着して、鏡で自分を見て、「おお~!!」と思って、ふふ!でも、買わなかった」

世津子「でもね、自分の持ってるスカートの丈を短くしてみたりしたよ。でも、なんか違うんだよね。長かったものを短くしたものと、もともとミニスカートとしてデザインされたものとは、何かが違うんだよね。人間でいうと、性格が違う感じがするんだよね。ふふ、分かる?」

みね子「なんか、分かる気がします」

みね子は次に、ミニスカートブームは背が高い時子にピッタリで嬉しいと話し、高校時代の話をします。

高校時代、背が高いことで 時子が他校の男子などにからかわれた時、三男が相手と喧嘩して時子をかばったことがあったのです。

みね子「そん時、三男が言ったんですよ。『時子!下向くな!堂々としろ!女優になりてえんだっぺ!?だったら自分に自信もてよ!下向いてる女優なんていねえど!?下ばっか向いてると背中まがっちまって きれいじゃなくなっと!!』って」

世津子「へえ、なんかいいね。同級生か…いいね、そういうの」

みね子「へへ…」

みね子「…あの、台本、良かったら 私 手伝います」

世津子「え…?…時間、大丈夫なの?」

みね子「はい。パチンコ行ってることになってるんで」

世津子「あはは!そんな女の子だったっけ?あはは!」

みね子「ふふ!」

―愛子の部屋―

ちなみに、同じ頃、愛子は部屋で、長かったミニスカートの丈を詰めてミニスカートを作っていました。

―安倍米店―

そして その頃、三男が働く米屋では…。

三男が配達から戻ると、さおりがミニスカートを履いて掃除をしていました。

さおり「おかえり!あ!そう?似合ってる?ありがとう!」

三男「え、いや、似合うとは言ってませんが…」

さおり「結構 勇気出したんだ!えへへ!」

三男「あははは……。あ、旦那さんは?」

さおり「出かけた!今夜は帰らないって…」

三男「そうですか。…え!?!?!」

さおり「三男君…あやまらなきゃいけないことがあって…。私…」

三男「…?」

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「米子~!!!!っていう感じですね!」

今日の受けはこんなもんでした。

今日の感想

今週のサブタイトル「ミニスカートの風」。

ミニスカートブームを、解放や新しい風になぞらえている今週の見せ方 おもしろいですね。

ヒデくんが 今日も みね子の心を動かす言葉を言ってくれましたね。

すごく みね子のことを分かってくれていて感動しました。

言葉に愛もあったし。

ものすごく ハッキリ言ってくれますよね。

みね子のいいところだけど、もっと自分の気持ちに正直に動いてもいいのでは?というのは、今後のみね子にも影響を与えそうだなと感じました。

みね子が この間 由香ちゃんとの話の中で「事情はあれども それを自分で選んだなら自由じゃないのか」と言っていました。

それも一理あるし、ヒデくんが言ったように、お母ちゃんたちが嫌な思いするかもと分かってても、自分の心に正直になってもいいんじゃないかというのも一理あるなと思い、自由って難しいなって思いました。

難しいけど、これまで 家のために という道を歩くしかなかったみね子が、これから先 自分で人生を切り拓いて進んでいくようになるためには、「自分の気持ちを大切にして選ぶ」ということが大事な一歩になっていく感じがしました。

みね子は「ヒデくんが変わった気がする」と言っていましたけど、みね子も少しずつ変わってますね。

ヒデくんもみね子も まだまだ若い2人だから どちらも少しずつ大人になっているのかな。

みね子は やっぱり世津子さんのこと 好きなんですよね。

世津子さんの優しさに救われたこともあったし、世津子さんが悪いわけじゃないことも分かってるし。

お母ちゃんが今日のこと知ったら、そりゃ複雑な気持ちになると思うけど、みね子はすごく素敵でした。すごく優しかったし。

今日のみね子を見て「本当に大人になったなぁ」ってつくづく思いました。

自分が優しくしてもらったことをちゃんと受け止めて感謝できているし、相手の心を分かろうとしてあげていて。ほんとに素敵でした。

世津子さんが言った「大丈夫にするしかない」という言葉。

宗男さんもいつも「大丈夫だ。大丈夫じゃないけど、大丈夫だ」って言ってましたよね。

みね子もそうだし、ひよっこの登場人物は皆、悲しいことがあっても前を向いて生きています。

ひよっこは、ドラマ全体が明るいのに どこか切ない感じもあって、でも 明るくて、一生懸命で優しいドラマだと思います。

こういうセリフは、そんなひよっこのイメージとすごく重なります。

ドラマのテーマでもあるのかなぁ。

ミニスカートと、長いスカートをミニ丈に詰めるのは何か違うっていうのは、なんか今後の伏線かな?

ちょっと気になりました。

愛子さんは、自分のスカートをミニにしたっぽいですね~。

あちゃー(笑)なんか違うらしいですよ!愛子さん!(笑)

で、久々の米屋のターン!!

久しぶりに出てきた三男が、オッサンみたいに歌ってて笑えました。

昔のドラマでは ああいうご機嫌な配達屋さんとかお巡りさんをよく見かけた気がします(笑)

三男と時子に、あんなエピソードもあったんですね。

三男 かっこいいやん……!

こういう話を聞くと、さおりちゃんには悪いけど、やっぱり三男から時子への恋心を応援したくなります!

さおりちゃん…何を言うんだろう…!

そういえば、和菓子屋でも 由香ちゃんが一郎さんに何かお願いしてましたね、あれの続きも早く見たいな。

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コメント

  1. ハナノア より:

    三男~!
    米子(笑)~!
    さおりさんのシーンのあの曲なんなの~(笑)!
    合いすぎてて爆笑でした!

  2. いそまる より:

    ハナノアさん
    有働さんも「米子~!」って叫んでましたね(笑)ハナノアさんまで!(笑)
    あのバックで流れてたかわいい曲 なんて言う曲ですかね?
    当時の流行りの歌ですかね?気になりましたよね!
    これから記事を作成する8/26分でも流れてましたよね!
    8/26は全体的に大笑いして見ました(笑)