朝ドラ「ひよっこ」第1週第2回レビュー

お父ちゃんが帰ってくる!2

今日の物語

夜、東京、実の寮

実は、一緒に働く仲間たちに家族写真を見せます。

実「長女のみね子です。今、高校3年生なんですけど、この時、高校入学の時に写真館行って撮って、みんな固くなっちゃって。あはは。こっちが次女のちよ子で、こっちが長男の進です。こっちは嫁です」

実は嬉しそうに家族のことを話していました。

翌日、みね子の学校の庭

放課後、時子は担任の先生と「就職相談」をしています。

みね子と三男は校庭のベンチに座って、時子を待ちながら話をします。

みね子「まだかね~時子」

三男「さあな…」

みね子「決まったんかな、就職先」

三男「さあな」

みね子「何?さあなさあなって!」

三男「そんなこと俺に聞かれてもわがんね」

みね子「何怒ってんの?」

三男「別に怒ってねえ」

みね子「東京いくんだねえ…時子も」

三男「さあな…」

みね子「…あんたはいいね、そうなったら一緒に東京で」

三男「…何いってんだ、おめえ。俺は別に行きたくて行くわけじゃねえ。農家の三男坊は生まれた時から、いつかはうち出て働くことに決まってんだ」

みね子「…お米屋さんだよね。日本橋とかいうところの」

三男「みね子、おめえはよ?東京さ行きてえとか、うち出てえとか思ったことねえのか?」

みね子「ねえよ、ねえ♪私、畑仕事大好きだし、農業を頑張ろうと思ってるわけよ。うちのことも好きだし。そりゃ東京どんなかチラっとは覗いて見てえけどさ、働きてえとか暮してえとか全然思わねえよ♪奥茨城好きだし♪」

三男「…へえ…」

みね子「…!………ごめん…」

三男「なんで謝るんだ?」

みね子「さあ…」

みね子「でもね、本当は私も中学出た時に、武雄とかと一緒にさ集団就職で東京さ働きに行ったほうがいいんじゃねえかなって、お父ちゃんとお母ちゃんに。…そしたらお父ちゃん出稼ぎ少なくしたりして畑やれっかなって思って。んでも「心配すんな、高校は行っとけ」って。「楽しいぞ」ってお父ちゃんが言ってくれたんだ」

三男「へえ…そうだったのか」

みね子「たいして頭も良くないのに、ありがたいことだよ、本当に」

三男「…その割には勉強してねえな」

みね子「! …お父ちゃんは、高校は楽しいぞって言ってくれたんだ。勉強しろとは特に行ってなかったよ!」

三男「なんだよ、それ、おめえ!ははは」

みね子「ふふ」

谷田部家の畑

みね子の母・美代子と茂じいちゃんが畑仕事していると、時子の母・君子がやってきました。

君子「手伝いにきたんだ♪うちは男手あっからね♪」

美代子「ありがとう!」

茂「手伝いにきたんだか、しゃべりに来たんだか」

君子「どっちもだ♪じいちゃん、カボチャこさえてきたから、切りのいい時食べて」

茂「おう悪いな」

美代子「ありがとう」

君子「いいのよ、しゃべりに来たんだから♪」

茂「ほれみろ、やっぱしだ。ひひ」

美代子「時子ちゃん、仕事決まったのけ?」

2人は畑仕事をしながら、娘たちのことを話します。

君子「まだ。どうだかね、決まるのかね」

美代子「反対なの?あんたは」

君子「うーん。わかんね。まあ気持ちは分かるけどさ。東京さ行って、女優になりてえっていう?ほら、私も女学生の頃はこの辺りじゃ、一二を争う美人だったわけだしね♪」

君子は、自分を「1」、美代子を「2」の順番に指さして笑います。

美代子は、逆に自分を「1」だと言い、二人はどっちが「1」かちょっと言い合いになり、笑い合います。

君子「でもよ、子供が東京に行くのがいいのか、亭主が東京に行くのがいいのか…。なんで東京に行かなくちゃいけねえんだか」

学校の廊下

時子の就職相談が終わりました。

時子は、担任の田神先生に礼を言って教室を出ます。

田神「おう、頑張れよ、時子!」

時子「はい」

みね子と三男は廊下で待っていました。

みね子「どうだった?時子!」

時子「うん。決まったよ。なんか、トランジスタラジオつくってる工場だって」

みね子「へえ!よかったねえ!」

時子「工場の敷地内に寮もあるし、工場が女ばっかしらしい。いい仕事だって先生が言ってた」

みね子「そう、おめでとう!」

三男「帰りながら話さねえと、バス乗り遅れっぞ!」

みね子「あ、んだな!」

バスの中

しかし、3人はバスではあまり話をしませんでした。

就職が決まった時子は、何かを考えてるいるのかじっと窓の外を見ています。

みね子はその横顔を時々見つめるのでした。

みね子の心の声

『お父さん。東京はどんなところですか?私は少し東京が嫌いです…。私の好きな人はみんな東京に行ってしまう…なんでみんな、ずっと奥茨城にいてはいけないのでしょうか…?』

バスから降りた帰り際、三男はちょっと変なポーズをとって時子にエールを送ります。

三男「おめでとう!じゃあな!」

時子はプっと吹き出し、「ありがとう」と笑顔で答えます。

みね子と時子は、子供たちが野球をしている野原んい寄り道し、ベンチに仲良く座って肩を寄せ合います。

限られたこの時間を惜しむように、みね子は時子の肩に頭をもたげます。

夕方、助川家

家に帰った時子は、仕事が決まったことを君子に報告します。

時子「仕事…決まった…」

君子「………そうけ………」

隣の部屋でそろばんをはじいていた時子の兄・豊作は、ちらっと時子の方を見ます。

何も聞こえなかった父・正二は「おかえり~」と元気に声をかけますが、時子は返事もせず部屋に行ってしまいました。

正二「ど…どうした???」

夕方、角谷家

家に帰ろうとした三男は、りんご畑で仕事中だった家族に怒られます。

母・きよ「どこで油売ってんだ!!こんな時間まで!!」

父・征雄「さっさと手伝え」

三男「分かってるよ」

長男・太郎「何やってんだ!おめえ!東京さ行くと思ってたるんでるんじゃねえのか?あ?」

三男「そんなことねえよ!」

太郎「…なんだ、兄貴に向かってその口の利き方は!なんだ!!」

三男は逃げ出します。

夜、みね子の家

みね子が家に帰ると、家族は心配そうにテレビを囲んでいました。

ニュースによると、東京 赤坂の建築現場で事故があり、作業員5人が下敷きになって死亡したとのこと…。

みね子「…!」

美代子「お父さん…これって…」

ニュース番組「建設会社によりますと、事故現場で働いていたのは、東北や北関東からの出稼ぎ労働者だということで…」

美代子「亡くなったの…出稼ぎの人だって…」

茂「どんだけいると思ってんだ。出稼ぎが。考えてもしゃんめえ!」

美代子「……」

茂「はあ、こんなもんがあっから、知らなくていいことまで…」

茂はぼやきながらテレビのスイッチを切ります。

美代子自身、心配でたまらない気持ちでしたが、不安そうな子どもたちのために気丈にふるまいます。

美代子「…ごめんね、おなかすいたよね!遅くなっちゃったね!ごはんつくるね♪」

みね子「……」

みね子は、本当は一番不安だろう母の心中を思います。

みね子「お母ちゃん!電話借りにいこう!」

美代子「え…でも、こんなことでいちいち…」

みね子「行こうって!じいちゃん!ちょっと行ってくる!」

茂「……」

みね子と美代子は、夜道を懐中電灯で照らしながら、近所の郵便局を目指します。

夜、郵便局

みね子たちは郵便局で電話を借り、東京に電話をかけます。

交換台『はい、交換台です』

美代子「すみません、あの、赤坂局5782番、特急でお願いします」

交換台『電話を切ってお待ちください』

ナレーション「この頃、奥茨城から東京への電話は、30分待つのは当たり前。電話が込み合うと1時間以上待たされることもありました」

不安な時間を過ごすみね子たち…

ようやく電話が鳴ります。

美代子「もしもし!」

実『どうした?』

実の声が聞こえた瞬間、美代子は安堵して涙を流します。

実『どうした?美代子か?ん?』

美代子「…はい……あの……ごめんなさい、電話なんかしてしまった…」

実『かまわねえけど。どうした?泣いてんのか?』

美代子「よかった…よかった……」

実『?ははは』

美代子はみね子に電話を代わります。

みね子「……」

実『もしもし?』

みね子「もしもし…」

みね子もホっとして涙があふれます。

みね子「みね子だよ…」

実『みね子か!』

みね子「お父ちゃん…お父ちゃん……」

実『うん、どうしたあ?こっちは心配ねえから』

みね子「うん…」

実『おめえまで泣くことねえよ?稲刈りには必ず帰るから!それまでしっかりやんだぞ!わかったか?『

みね子「わかった……わかったよ…!」

夜道

郵便局からの帰り道、ホっとした2人はご機嫌です。

美代子「安心したらおなかすいたね♪」

みね子「ほんとだよ、ぺこぺこ!もう~」

すると、茂がちよ子と進を連れて向こうから歩いてきました。

美代子「お父さん!お騒がせしてすいませんでした!実さん大丈夫でした!電話でちゃんと話せました」

茂「だから言ったっぺ、この、はは」

ちよ子「え?父ちゃんと電話でしゃべったの?ずれえ!」

進「ずれえ!」

みね子「ずるくね!……ずるいか…?ふふふ♪」

後日、谷田部家の畑

みね子が畑仕事をしていると、遠くからバイクに乗ったやたら派手な男性がやってきました。

男性「みね子~!!フォー!!!」

ナレーション「この人は宗男さんと言って、みね子のお父ちゃんの弟。叔父さんですね。なんだかおかしな人ですね。朝ドラには変なおじさんがよく出てきますよね。なんでなんでしょうね♪」

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「さすが(ナレーションの)増田明美さん!そう思ったところでした!」

いのっち「変なおじさんばっか出てくるなって」

有働さん「でもさ、あの時代って、お父さんと電話できるだけで嬉しいっていう…」

いのっち「安否確認も今は携帯とかSNSでできるけど…できない時代だから。電話がつながった時はあんだけ泣いてしまうっていうのは、あの時代ならではだし、やっぱそれだけ普段離れて暮らしてるから、頑張っているけどつらいんだよね。お母さんもね、一人でひっぱってなきゃいけないかた」

有働さん「今はお父さんたちが見たらうらやましいかもしれないですね。あんなに泣いてくれたりして」

今日の感想

いのっちがいいこと言ったなあと思います。

美代子母ちゃん、「普段頑張ってけど本当は寂しい」んだね。

君子母ちゃんが東京の愚痴言った時も、自分は寂しいとか何も言わないけど。

茂じいちゃんに何を言われても不安がぬぐえなくて、それでも子供たちの顔を見てハっとしてご飯を作り始めて、すごく強くてかっこよかった。そんな母ちゃんの気持ちを察して「電話借りにいこう!」って美代子母ちゃんを連れ出すみね子もまたかっこよかった。

実父ちゃん、無事で良かった。

時子ちゃんちも、「東京に行く」ということになんかあるようですね。君子母ちゃんも、外では明るいのに家では暗いというか…東京のことをどう扱っていいのか自分の心が本当に分からないようでした。

三男んちとか、時子ちゃんちとか。

登場人物多いわ~。朝ドラ!って感じ!(笑)

覚えられるかな~(^^;)

あと、クセが強い変なおじさん出てきたな~。

朝ドラでは変なおじさん…のくだりは面白かったけど、宗男おじさんは特別に変ぽい!

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