朝ドラ「ひよっこ」第23週 第138回レビュー

乙女たちに花束を6

今日の物語

みね子は、美代子母ちゃんに手紙を書きました。

「お母ちゃん。川本世津子さんは今 私と同じあかね荘にいます。それを知ったら、お母ちゃんは、嫌な気持ちになるかもしれないけど…嘘はつきたくないから」

「みね子様。知らせてくれてありがとう。そうだったんですね。でも、そんな時に お母ちゃんのことは気にしなくて大丈夫です。お母ちゃんは、そんなにやわな女じゃないですよ」

―朝、奥茨城 谷田部家―

みね子に、そんな返事を返した美代子。

家族で食べる朝ごはん中、大盛りのご飯をパクパクと食べ「うんめぇ~!」と元気に笑います。

谷田部家は 笑顔でいっぱいです。

―日中、谷田部家―

そんなある日、宗男と滋子が谷田部家にやってきました。

実が相談していた「新たな収入源」について話すためです。

宗男と滋子が提案したのは、「花の栽培」でした。

どこにでも咲いている上に、食べることすらできない「花」が商売になるのか…?実・茂・美代子は不思議に思います。

宗男「花は、これからの仕事だよ」

宗男と滋子はすでに、しっかりと下調べをしていました。

このあたりの気候だとシクラメン・チューリップ・西洋菊が適していることを話した後、新聞記事の切り抜きを見せます。

記事には、たしかに「全国に広がる花栽培 はち花直売で高収入」などという記事がたくさんです。

茂「…おれが古いのかぁ…?」

宗男「父ちゃんが古いわけじゃない。間違ってるわけじゃない。ただ、いろいろ変わって来てるっつうだけだ。ここらの人間にとってみたら、花は野に咲くもんだし、飾るにしたって買ったりしねえけどよ。でもよ、東京はその花の咲く野原がどんどんなくなってきてるんだ。そりゃそうだ。あんだけ沢山の人が、住むところと働くところとさ、どんどんできちまうわけだから。だっぺ?」

美代子「…うんうん、だよね…」

宗男「米は、大事なもんだ。生きるために必要なもんだ。生きることの象徴みたいなもんだ。だからよ、それを作ってるってのは、誇らしいことだ」

茂「おう」

宗男「花は、その先の象徴だ。平和の象徴でもある。楽しく生きるってことの象徴でもある。それによ、ツイッギーと一緒だ。女の人が買うもんだっぺ?女の人は花が好きだっぺ?これからは、女の人が自由に好きなもんを買う時代がくるんだ。だから、花なんだ」

滋子「ふふ、いちいち話がでっかくなんなあ、あんたは(笑)」

実「…父ちゃん…どうかな…?」

茂「………おめえが、やりてえと思うなら、やったらいがっぺ…!!」

実「……俺は…、やってみてえ…!」

茂「…おう!分かった!!」

宗男「やった…!よし!決まりだな!よし!一緒に勉強すっぺ!!」

宗男「やったな、滋子!」

滋子「んだな!」

滋子は すでに知り合いを通じて 花の栽培で成功している人に会いに行ってくれていたのです。(いろいろ教わったり、最初の苗木を分けてもらったりするため)

滋子「大変だったんですよ。気難しい変な人でね。でも、話はまとめた♪」

実「どうやって?」

滋子「それがな、ビートルズが好きなんだと!」

宗男「え…?!いいやつじゃねえか!!」

滋子「で、「ラブ・ミー」……」

宗男「ラブ・ミー・ドゥか?」

滋子「それのレコードが欲しいんだと言ってて、だから、やった」

宗男「はは、そうか!……「やった」…??」

滋子「うちにあったから、やった」

宗男「……それって…俺のか…?」

滋子「んだ」

宗男「………え………」

宗男は少し固まり、立ち上がり 「うわぁ……うわぁ……」とショックを受けながら部屋の中をグルグル歩きます。

そして、ショックのあまり 縁側から足を滑らせ庭に落ちてしまうのでした(笑)

実「…あはは…宗男、ありがとな」

茂「はは、何やってんだ~(笑)」

―東京、柏木堂―

その頃、柏木堂では、今日も由香がアルバイトで働いています。

(ちなみにヤスハルは、あの停電の夜に暗闇でこけた時にアゴにケガをしてしまい、アゴにガーゼをつけている・笑)

そこに、鈴子と省吾がやってきました。

由香「いらっしゃ……!」

鈴子「…私、氷あずき…」

省吾「…じゃあ、俺…イチゴ…」

由香「……はい…。こちらへどうぞ…。(厨房に向かって)氷あずきとイチゴお願いします!」

省吾「…由香…、ゆっくりでいいんだけど…、なくしたものを取り戻さないか…?おれたち…」

由香「………」

由香「……鈴子さんと…、鈴子さんと買い物に行きたい…」

鈴子「…!……うん…!」

由香「…お父さんと映画見に行きたい…」

省吾「…ああ、行こう!」

3人は、涙を流します。

一郎「…よかったね、鈴ちゃん、省ちゃん」

鈴子「…いっちゃん、あんた、由香がここに来てること、私に内緒にしてたわけ?」

省吾「そうだよ!」

一郎「え!だってさ!」

由香「そうだよね!言うよね!むしろ、言ってって意味だよ!」

一郎「え!?俺~!?」

由香・鈴子・省吾は3人で泣きながらテーブルに座り、手を重ね合います。

一郎とヤスハルは、もらい泣きを浮かべながらそれを見守ります。

―すずふり亭 休憩時間―

由香との仲を取り戻す一歩を歩き始めた鈴子と省吾は、みね子たち従業に、すずふり亭にも「新しい風」をふかせようと思っていることを提案します。

省吾「ずっと増やさずに来たが、メニューをひとつ 増やしてみようと思う。ヒデ、元治、お前たちでひとつ、新しいメニューを考えてみろ!」

秀俊「!!!先輩!!!!!」

元治「す、すごいな!」

秀俊と元治は、感激し、やる気をみなぎらせます。

鈴子「それから、みね子。これも、ずっと変わらずに来たんだけど…制服、新しくしようかと思って。あなたが自分で考えて?」

みね子「え!?」

鈴子「そのまま作るから♪」

みね子「私が!?いいんですか!?そんなの…!」

鈴子「そうして♪」

みね子「嬉しい…!」

つづく

今日のあさイチ受け

土曜日なので あさイチはありませんでした。

感想

今日もニワトリの鳴き声でした。

今週は水曜以外 ニワトリでした。

確実に みね子が大人になってきたことを表してるみたいですね。

みね子と世津子さんのことで、美代子母ちゃんのことが少し心配だったんですけど、みね子はちゃんと自分からお母ちゃんに伝えたんですね。

感動しました。

自分の気持ちにしたがってやったことを、ありのままの気持ちで素直に伝える。みね子らしくて良かったです。

お母ちゃんの優しい返事も良かった。「茨城の女は強い」ですもんね。手紙でそう書いただけじゃなく、しっかりご飯を食べて笑って前を向いて生きているお母ちゃんはかっこいいです。こちらも、自分や家族に起こった悲しい出来事を、お母ちゃんはお母ちゃんのやり方で「なし」にしようとしているんですよね。

宗男さんと滋子さん、谷田部家からの相談のことをものすごく真剣に考えてくれてましたね。

宗男さんのプレゼン、すんごくよくできたプレゼンだったと思います。宗男さんはすごいな。

滋子さんがレコードをあげちゃってたというオチは…あららら~宗男さん……(^^;)

先行投資ですね(笑)

でも、すでに花の栽培が新聞にも取り上げられるくらい人気になっているということで、盛り上がってる事業にポンと参入する人は失敗しがちな気がするので、ちょっと心配。頑張れ!

あと、ヤスハル。あごをあの時 ケガしてたんですね、ヤスハル。

その小ネタはいるのか?(笑)

省吾さんと鈴子さんと由香ちゃん。家族に戻る第一歩が踏み出せて良かったですね。

由香ちゃん、今までも「お父さんと映画行きたいな」とか考えてたのかな。まだまだ子供みたいでかわいいですね。

そして すずふり亭にも新しい風をとりいれるそうで!楽しそう。

でも、制服変わっちゃうのか~みね子に似合ってて好きだったんだけどなぁ。

来週の予告では、かなり気になるシーンが…!

まず、ついにツイッギーコンテストが開催されますね!時子どうなるんだろう!!!あと、時子が久しぶりに奥茨城の実家に帰ってるシーンもありました!何があるんだろう…時子の行方がすっごく気になります。

そして、三男の泣き顔と「女は永遠には待てないよ」と言っているさおりちゃんのシーンも写りました。三男が時子を好きだと言ってた気持ちと、さおりちゃんから三男への気持ちは似てると思ってたけど、「私は あなたが時子さんを永遠に思おうとしてたようにはなれないよ」という意味かなぁ?なんだか 大きく動きそうですね。

あとあと!松下さん!向島電機の松下さん!!!!!いましたよね!?!?!

松下さん、すっごく好きだったら再登場 かなり!かなり!かーなーり!嬉しいです!!!!!早く会いたい~!!!!!「ご安全に~!!」

だけど、予告のラストシーンでは、鈴子さんが眠っている富さんの寝息をそっと確認するような場面が…………

え…………………?ん……?え………こわい…………え……?

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コメント

  1. ヨコ ハイリ より:

    いそまる様

    いつも画面を思い出させてくださる
    記事ありがとうございます。

    今日のお花の話が宗男おじさんからありました。

    その時に思い出したのが

    初めのころのお話ですが
    お父ちゃんが帰ってきたときに
    妹のちよ子が持っていた花束と、
    とっても美しい花が咲く家に向かう奥茨城のシーンでした。

    今日のお話だとお花を副業にされるみたいで、
    とってもよかったと思いました。

    あの場面がとっても良かったので。

    でも予告編の富さんのことが
    いそまる様と同じくとっても心配です。
    大丈夫ですよね。富ちゃん・・・。

  2. いそまる より:

    ヨコ ハイリさん
    4話でお父ちゃんが東京から帰って来た時のことですね。
    コスモスの花畑がとてもきれいでしたよね。
    あの時、ちよ子が花束をつくって渡していたことは忘れてました!(自分で自分の記事を確認しました・笑)
    4話で既に「花」が印象的な演出に使われていたんですね。「花」が後半のキーになることを見込んでだったのでしょうか?なんか素敵…。
    4話で みね子とお父ちゃんがコスモス畑の横を歩くシーンはとても良かったですよね。

    富ちゃん…大丈夫ですよね……まさかまさかの予告だったので、怖いです……。