朝ドラ「ひよっこ」第2週 第7回レビュー

泣くのはいやだ、笑っちゃおう1

今日の物語

朝、谷田部家

無事 稲刈りが終わり、今日は実父ちゃんが東京に再び出発する日です。

みね子はいつものように鶏舎に卵を取りにいきますが、この日は卵が産まれていませんでした。

みね子「…今日はないのけ…?まあ…こんな日もあるな…」

一同は朝ごはんを食べ始めますが、なんだか盛り上がりません。

みね子たち兄弟は、顔を見合わせます。

実は昨晩、3人は話をしていました。

回想

3人の寝室にて…

みね子「いいかい?明日、お父ちゃんと別れる時、あんましビービー泣くんじゃねえよ。お父ちゃんだって悲しくなっちゃうんだから」

ちよ子・進「…」

みね子「ほら、あんたらの好きな「ひょっこりひょうたん島」の歌でも言ってんでしょ?」

ナレーション「ひょっこりひょうたん島というのは、ちょうどこの年のスタートした奇想天外なミュージカル形式人形劇で、ドン・ガバチョをはじめとする個性豊かなキャラクターたちの笑いと冒険の物語に子供たちは夢中になっていたのですぞ♪」

子供たちは小声で、ひょうたん島のテーマソングを歌います。

「苦しいこともあるだろさ♪悲しいこともあるだろさ♪だけど僕らはくじけない♪泣くのは嫌だ笑っちゃおう 進め~♪」

ちよ子「…わかった」

進「わかった」

回想おわり

みね子「ほら、あのオリンピックの聖火リレー知ってる?」

実「うん。あれだっぺ?松明みたいなの持って走るやつだっっぺ?」

みね子「あれ、日本全国の都道府県回るんだって。茨城も通るんだよ。でも茨城は筑波山のあたりを通るんだって。だから遠いね。奥茨城の近くは通んないって」

実「そうか、遠いな」

みね子「んで、そうやって全国走って東京さ着くんだね。すごいね~」

みね子は食卓を明るくしようとして話していましたが「東京」という言葉が出た途端、実父ちゃんやみね子母ちゃんが固まります。

みね子の心「…お父さん、この沈黙を破ろうとしてみたけど、うまくいきませんでした…」

朝、谷田部家の庭

みね子が学校に出かける時間になりました。

実父ちゃんは、鶏舎の屋根の補修をしてくれています。

みね子「お父ちゃん。頑張ってください」

実「うん」

みね子「いってきます」

みね子は自転車を押して歩き出します。

実「みね子!」

みね子「ん?」

実父ちゃんは作業中の軍手をはずし、みね子の頬を両手でつかみおどけます。

実「おりゃ~!」

みね子「ん!なによ~!」

実「別にいがっぺよ~?ははは!」

みね子「やめてよ~!」

実「ははは、気つけてな」

みね子は自転車に乗って走り出します。

みね子「いってきます!いってらっしゃい!」

実「おう!」

2人は笑顔で別れました。

―朝、助川家の前

時子「遅い…。今日はしゃんめえ…名残惜しかっぺ…。あ…なまってしまった…!」

みね子が今日は特別遅いだろうという予想に反して、みね子が元気にやってきました。

みね子「時子~!」

時子「なんだっぺ!明るいなあ!は!なまってしまった!」

将来の夢が「女優」の時子は、なまりが出ないように日ごろから気を付けているようです。

みね子「おはよう!」

時子「父ちゃん、今日帰るんじゃないの?」

みね子「うん♪」

時子「…あ…そう…」

みね子「ほれ、行こう♪」

時子「みね子も大人になったねえ…」

再び、朝、谷田部家

実が帰り支度をしていると、ちよ子と進が学校に向かう時間になりました。

実「お、行くか?学校」

ちよ子「…お父ちゃん…頑張ってください…」

進「頑張ってください…」

実「…ははは、なんだ、その顔は~」

2人は目に涙をいっぱいにためています。

美代子「ねえ2人とも、お姉ちゃんに何か言われたんだっぺ?」

ちよ子「…泣くなって…笑いなさいって…」

実「…」

ちよ子「でも難しい…」

進じいちゃん「へへ、泣くのか笑うのかどっちかにしろ」

ちよ子「んなこと言われたって…」

美代子「どっちにすんの?」

実「ははは!正月には帰ってくるから!な?正月はもちっとゆっくりだ!」

ちよ子・進「わかった!」

2人は泣きながら実父ちゃんに抱き付きます。

進じいちゃん「結局 泣くことにしたのか。はは」

しばらく後、バス停までの道

実と美代子は、2人でバス停まで歩きます。

実「…よかったのに」

美代子「お父さんがバス停まで行けって」

実「そうか…」

美代子「うん…」

実は、美代子が両手で持っている風呂敷包みを片手でヒョイと持ってあげます。

そして、空いている方の手で美代子と手をつなぎます。

美代子「……どしたの?」

美代子は照れながら、嬉しそうに実を見ます。

実はもっと恥ずかしそうに答えます。

実「…いがっぺ、別に」

美代子「東京には私なんかよりとてもきれいな女の人、たくさんいんでねえの…?」

実「いても関係ねえ…」

美代子「…いねえとは言わねんだね…」

実「…!………いねえ…!」

美代子「…ふふ、遅いよ♪ふふふ」

実「ははは」

みね子の学校、授業中

田神先生「日本の人口は数年後には1億人突破だ。中でも東京の人口は1000万。これ、茨城の5倍だ。すげえなあ」

遠くで汽車の汽笛が聞こえます。

みね子はうわの空で外を見つめ、つぶやきます。

みね子「三男…東京へ向かう汽車は今のかな…。…今頃だっぺねえ…。…はあ…時子も三男もあれに乗って行っちまうんだね……寂しくなるねえ…」

田神先生「安心しろ、俺はずっとみね子の傍にいっと」

みね子「ふふ…何いってんだ、おめえ」

みね子は三、すぐ後ろの席の三男が言ったと思って振り向くと、田神先生がすぐ傍に立っていました。

みね子「うわ!」

田神先生「先生はずっとここさいっからよ、みね子」

みね子「…そりゃどうも…」

田神先生「そりゃどうもでねえわ」

先生はみね子の頭をこづきます。

時子はみね子に口パクで「ばーか」と言い、みね子はペロっと下を出します。

この間、三男はずっとうつむいて真剣な顔で何か考えていました。

三男は、こっそり新聞の聖火リレー記事を読んでいたのです。

夕方、東京赤坂、すずふり亭

東京に戻った実父ちゃんは、すずふり亭を訪ねます。

ウエイトレス・高子「いらっしゃいませ!お一人様?相席でよろしいですか?」

実「あの、客ではなくて…」

店主・鈴子「…ああ、奥茨城の!」

実「はい!」

鈴子「ちょっとお待ちください」

店は今日もにぎわっています。

実「すいません、お忙しい時間に」

鈴子「いえいえ、こんなの忙しいうちには。どうぞ」

実「いえいえ、あの今日はですね、これを食べてもらおうと思って寄っただけなんで」

実は風呂敷包みからお重を取り出します。

実「家内が作ったまんじゅうです」

鈴子「そんな、わざわざ!」

実「良かったら皆さんで。先日いただいたポオクカツサンド、家族で食べました。家内も子どもたちも大喜びで!「おいしいね、おいしいね」って!本当にありがとうございました!全然お返しにもなんねんですけど」

鈴子「ありがとうございます」

鈴子は厨房に声をかけます。

鈴子「みんな!ほら、この間いらして頂いた奥茨城の…」

鈴子はふと、まだ名前も知らないことに気付き実の顔を見ます。

実「あ、谷田部です」

鈴子「谷田部さんからお土産!いただいたよ!」

高子「ごちそうさまです!」

厨房からコック長の省吾が出てきました。

省吾「わざわざありがとうございます!」

実「いえいえ、すいません、忙しい時間に!じゃあ、私はこれで」

鈴子「ああ、ちょっとお待ちになって。お重お返ししますから」

実「いえいえ!忙しいんだから!また寄せてもらいますから!その時で大丈夫です」

鈴子「分かりました。今度はゆっくりいらしてください」

実「はい。本当にありがとうございました。お仕事頑張ってください」

省吾「ありがとうございます」

実が店を出た後…

省吾「いい人だね」

鈴子「ね♪」

夜、実の宿舎

実が宿舎に戻り、荷ほどきをしていると、同室の男が話しかけてきました。

男「あんた、稼いだ金どうしとるんや」

実「はい、もらうとすぐにその場で郵便で」

男「ほう、そりゃその方がええわ」

実「なんでですか?」

男「俺んたみたいなやつを狙ってよ、上野でスリが多いんやと」

実「え!?」

男「一生懸命ためて稼いだ金、クニ持って帰ろうとしとったらまるっきりすられちまって。まあ、こら帰れんわつって泣きながらここに戻ってきたやつがおったわ」

実「…でも…なんでよりによって俺らみてえなもんから…あんましですね…それは…」

男「弱いもんはよ、弱いもんから盗ろうとするでな」

実「…」

男「あんたも、給料もらって郵便局いく時も気つけたほうがいいぞ」

実「ありがとうございます」

実とその男との会話を、同室の他の男たちが何やら聞き耳を立てているように見えます……。

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「子供たちの別れるところが…」

いのっち「ね、分かるけどどっちかにしろなんて言ってね。次 正月だって、帰ってくるのね」

やなぎー「今週いなくなるんでしょう?」

いのっち「ん……なにがですか…」

やなぎー「…」

いのっち「なんですか!(やなぎーの肩をたたく)」

やなぎー「だって先週から言ってなかった…?番宣かなんかで…」

いのっち「見てないことになってますから!皆!」

有働さん「お父さんが?」

やなぎー「これ以上言わないほうがいい…」

いのっち「まあまあ…」

有働さんキョトン…(笑)

やなぎ―がぶっこみましたね(笑)

何も事前情報見てない視聴者でも、先週の予告を見れば予想はできることとは言え、いのっちがちょっとあせってましたね~。

いのっちは知っているのね。「見てないことになってる」のね(笑)

でも有働さんは本当に何もネタバレ見ずに視聴してるようですね♪

今日の感想

不穏な空気…!!!!

さいごの宿舎での会話…!!!

将棋かなんかしてた2人組、絶対盗人ですよね!?

いやだ~!!!!こういう展開は本当に嫌だ~!!!

ほんとに、一生懸命働いたお金を盗むとかすっごく腹が立つんですけど…すでに今から!(早い?笑)

やだなあ…先週に比べて今週はこわいな…

みね子と父ちゃんの別れはグっときました。

頬を両手でグニグニ~ってするやつ、東京から帰ってきた時、ちよ子と進にはやってたんですよね。でも もうお姉さんのみね子にはやってなかった。なのに、別れ際になってみると「やっぱり何歳になってもかわいい我が子」って気持ちでいっぱいになって、結局子ども扱いの愛情表現が我慢できなかったのかなと思います。先週の「みね子を大人扱い」も良かったけど、そこからの今日のグニグニが良かった。

幼い子供たちとの別れもね…切なかったですよね。結局泣いちゃうんだけど、でも一生懸命お姉ちゃんとの約束を守ろうとしてるとこは健気でかわいかったなあ。

あと、夫婦のやりとりまであるとは。よかったな~…。

実父ちゃん、あんなに照れて母ちゃんの顔見れないくらいなのに手つなぐんだもん!可愛すぎる!

はよ借金分稼げて奥茨城に戻ってきたらいいのに!!

すずふり亭の人たちはこれからどのように物語に関わっていくんだろう?分からないけど、すごく優しい人たちなので親密になっていくのが楽しみです。

でも、こんなに優しいお父ちゃんで、こんなに義理にも厚いのに…なんでいなくなっちゃうんだろう…。

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コメント

  1. 匿名 より:

    こんにちわ。
    同じこと思いました。
    サイコロ振っていた2人組、絶対スリですね。
    行方不明の原因・・・・お父さんが給料を全部盗られて、帰れなくなるとしか思えません。

  2. いそまる より:

    匿名さん、コメントありがとうございます。
    絶対あの2人ですよね…あいつら怪しいですよね…!
    いやだ~!
    そんな展開はお父さんがかわいそうすぎてつらいです…。