朝ドラ「ひよっこ」第2週 第8回レビュー

泣くのはいやだ、笑っちゃおう2

今日の物語

放課後、みね子の教室

高校生活最後の秋、就職も決まって卒業を待つばかりとなったある日、三男は放課後に時子を教室に呼び出しました。

時子「何?話って」

三男「…」

時子「…あのさ、三男。悪いけど、私のこと好いてくれんのは分かるけど…」

三男「そっちの話じゃねえんだ」

時子「え?」

みね子「違うの!?」

こっそり廊下で立ち聞きしていたみね子が教室に入ってきました。

みね子「三男が思いつめてるなんて、それしかねえと思ったけど!ふふ」

三男「…違う」

時子「あ…そ…。じゃあ何?」

時子はちょっとムスっとします。

三男「…聖火リレーやんねえか!?」

みね子・時子「??」

みね子「聖火リレーってどういうこと?え?全然わかんねえよ。ねえ?」

時子はムスっとした顔のまま軽くうなずきます。

三男「んだから、つまり、なんつうか…」

時子「何!?」

三男「…」

みね子「三男、どういうこと?分かるように説明して」

三男「…つまりだ、東京オリンピックの聖火リレーが今まさに日本全国で行われようとしてんのは知ってっぺ?」

みね子「うん」

三男「茨城も走る。ところが茨城っつっても、下館から水戸を通って土浦までだ。そこじゃ高校生も走るんだぞ。みんなの声援を受けて。日の丸の旗振られて走るんだ。悔しくねえか?」

時子「別に」

みね子「悔しいっつっても仕方ねえんでないの?」

三男「なんでだよ」

みね子「なんでって…茨城のどっか走るんだったら、そら中心が選ばれんのはしゃんめえ」

時子「そういうこと。奥茨城なんだからしょうがない。茨城の奥なんだから。そんなこと言ったら、日本中全部走って回らなきゃならなくなるし。ね!」

みね子「…時子、ちょっと冷たすぎだ。さっきのことで気まずいのはわかっけど…とりあえず忘れっぺ?」

時子「…」

三男「恋の話はまた別の機会にな…」

三男はちょっとにやけて言います。

時子「いらない!」

時子「わかった!ちゃんと聞く!」

みね子「うん!ほら三男がなんか考えてることなんてなかなかないことなんだから♪」

時子「そうだね♪」

三男「そうだよ…あ!?」

みね子「いいから続けなさいって」

三男「おう…。んで、俺は思ったわけだ。ここ奥茨城村でもやったらどうなんだろうか、聖火リレーを。オリンピック?聖火?関係ねえべとか言ってんじゃなくて、自分たちでもやんだよ!村を縦断して、村中の人たちが応援する中、村の人が走るんだ!聖火持ってよ!どうだ?」

みね子「うん、なんかおもしろそうだ!」

三男「だっぺ!?そうだっぺ!?」

時子「……なんで?冷たく言ってるんじゃないよ。なんのため?村のため?そうなの?違うでしょ?」

三男「……なんか…俺…残してえんだ…俺が、この村にいたんだってことを…なんか…残してえんだよ…」

時子「…ふうん……」

みね子「……やろう。ね?やろうよ!ほら私もさ!3人で一緒に走りたいよ!やっぺ!?面白そうだし!ね!時子♪」

時子「…うん!やっぺか♪」

三男「ほんとか!?」

みね子「うん!で、何をどうすればいいの?」

三男「いやわかんね。ここまでだ」

みね子「はあ!?駄目だねえもう!そういうとこが三男だね!ほんとに!」

三男「どういう意味だ!」

みね子「どうもこうもねえよ!」

時子「誰か大人に相談してみるしかないね」

夕方、谷田部家

みね子は、三男と時子を家に連れてきました。

「相談する大人」を茂じいちゃんに決めたのです。

三男「そういうわけで、話を聞いてもらおうと思ったわけですが、うちの親は…『くっだらねえこと言ってねえで、さっさと手伝え!ばか!』…となるのが目に見えてるっつうか…」

時子「うちの親は…『楽しそうだねえ!で、私はいつ走るの?いつ?一番!?』…というのが目に見えて…あまり建設的な話ができないというか…」

一緒に話を聞いている美代子母ちゃんは、三男と時子の母親がそう言う姿が想像できすぎて思わず笑ってしまいます。

三男「というわけで、ここはやっぱしみね子のじいちゃんに相談してみようとなりまして」

茂じいちゃん「…つまりアレだ。真っ先に折れが思い浮かんだわけじゃねえってことだ」

三男「あ…!いえ…!」

みね子「じいちゃん!」

茂じいちゃん「ま、いがっぺ」

じいちゃんはいたずらっぽく笑います。

みね子「もう~!じいちゃんってば!」

庭の鉄棒

ちよ子と進は、鉄棒で遊びます。

大人たちが話す間、外で遊んでいろと言われたのです。

進「まだ?つまんね、話し合いは」

ちよ子「しかたなかっぺ。子供なんだから。順番で大人になんの。次は私が大人の話に入る番」

進「え~!?」

再び、谷田部家

茂じいちゃん「つまりだ、そういうことは村の議会で決めることになる。なぜかっつうと、金がかかるからだ。金といっても、どれほどかかるかわかんねえけど、お前らの小遣いでできるもんじゃねえのは確かだ。つまり村の予算を使うことになるわけだかんだ」

みね子「…大事だね」

茂じいちゃん「ただな、楽しいことに使わねってわけではねえぞ!うちに村は、どんなに厳しくても祭だけはにぎやかにやっぺ!って村だ!んだっぺ?」

みね子「うん!」

時子「どういう風に進めたらいいんですか?村長さんにお願いにあがるとか?」

茂じいちゃん「あいつはだめだ!もうほうけとる!役所で寝てばっかしだし使えねえ!」

みね子「じゃあどうすんの?」

茂じいちゃん「この村で祭をやる時には、青年団が動く。村を仕切ってるし、金を集める。青年団が引き受けてくれりゃ、もう実現したも同然だ。まずはそこだ」

みね子「青年団か…」

美代子「お父ちゃんも青年団長だったんだよ♪かっこよかった~♪」

みね子「へえ~!♪」

ナレーション「この時代、中学や高校を卒業すると、たいていの若者は地元の青年団に入りました。ここ奥茨城村の青年団の結束は固く、村長も一目置いていたようです」

みね子「どうした、三男」

「青年団」というワードが出てから、三男はうつむいてだまってしまいました。

三男「…絶望的だわ…そりゃ…今の青年団長はうちの兄貴だ…。俺の言うことなんて、頭っから聞いてくれねえよ…保守的で、これが。「バカなこと言ってんじゃねえ!」で終わりだ…!」

時子「…副団長はうちの兄ちゃん…。村で一番ケチ!」

一同「……」

三男「ダメだわ…こりゃ…」

茂じいちゃん「そうか。んだら、話は終わりだな」

みね子「え!?ちょっと待ってよ!じいちゃん!じいちゃん!」

茂じいちゃん「諦めんじゃねえのか?」

三男「諦めたくねえよ!俺…!」

時子「どうしたら青年団を口説けるんだろう…」

茂じいちゃん「うん…話もってく前にしっかり計画建てることだな。いろいろ質問責めに合うぞ。そん時にちゃんと応えられないと却下されちまう」

時子「なるほど…」

夜、それぞれの家

時子と三男は、それぞれ家の仕事を手伝いながらも、兄にどう話そうか考えて挙動不審になっていました。

時子の兄・豊作「なんだ?小遣いならやんねえぞ?金を無駄にするの一番嫌いなんだからな、俺は!」

三男の兄「時間を無駄にすんじゃねえ!」

夜、みね子の家

みね子「青年団か~かっこいいね~」

美代子「あんたももうすぐ入るんだよ」

みね子「え?私が青年団員か~へへへ」

翌日、みね子たちの学校の廊下

みね子たちは、オリンピックに関する本を借りて勉強します。

途中、紙を落としてしまった三男。

時子は「何やってんの、もう」と言いながら一緒に紙を拾い上げます。

みね子「あんたら、映画界の吉永小百合と浜田光夫みたいだっぺ」

時子「え…吉永小百合…♡?」

三男「そうか?ま…まあ、同じ「みつお」だしな…♪」

ナレーション「吉永小百合と浜田光夫コンビの青春映画は、封切られるたびに大ヒットを記録。特に10代20代から絶大な指示を受けていました」

3人は帰りに公園によったりして、聖火リレーの準備を続けます。

そんなある日、みね子は父に手紙を書きました。

『お父さん、その後いかがお過ごしでしょうか。

奥茨城はすっかり秋になってまいりました。

ソバが立派に育ってきました。クリも食べ頃です。

お父さんが青年団長だった話を聞きました。

なんだか私も誇らしかったです。

そしてお父さん、私たち3人は…

あ、まだ決まったわけではないので内緒にしておきます』

ある日、谷田部家

郵便屋さんが配達に来ました。

みね子が実宛てに出した手紙が戻ってきたのです。

美代子「…あれ…?…転居先不明…?」

茂じいちゃん「なんだ?」

美代子「東京から。…郵便、戻ってきてしまって…。送り先にいねえって…みね子の手紙…どうしたんだっぺ…お父ちゃん…」

茂じいちゃん「……」

つづく

今日のあさイチ受け

いのっち「心配ですね」

有働さん「どうしたんだっぺなあ」

いのっち「ねえ…。でも昔のポスターとそっくりだなあと思ったら、あれ、わざわざ描いたんですね」

(※吉永小百合…のくだりで、昔の映画宣伝ポスター風の絵が映り、登場人物はみねこ・時子・三男が描かれていました)

有働さん「あの3人でね」

いのっち「でもああいう風景がいっぱい見られるだけで、ほっこりしますね、朝からね」

今日の感想

冒頭の偽告白にはやられました(笑)「おお…突然の青春…!」とちょっとドキドキしたのに!(笑)

聖火リレーの話ならなんで時子ちゃんと2人なんだよ!まぎらわしい!はじめからみね子も呼びなさい!三男!(笑)

断ろうとしてたように見えた時子ちゃんが、「そっちの話じゃねえ」と言われて拗ねる感じは意外で可愛かったです(*´∇`*)

「好きって言われても断ろうとしてたなら、告白されなくて良かったんじゃないの??」って思うところですが、時子ちゃんのプライドがちょっと踏みにじられちゃったのかな?(;´∀`)

でも、今日の感じを見てるとこの2人案外この後うまくいきそうな気もしました。なんだかんだで、自分をずっと思ってくれてる三男に時子ちゃんの気持ちが動いていきそう。

青年団の頃の実父ちゃんの写真はかっこよすぎました…!美代子母ちゃんも「かっこよかったんだから~」とのろけてましたが、いやマジでかっこよすぎだっぺ~!こんな人が近くにいたら絶対好きになってしまう。青年団長だった頃もさぞファンが多かったことと想像します。んで、母ちゃんも村で一・二を争う美人なんだから、これはほんと美男美女カップルすぎてまぶしい…!(笑)

聖火リレーの相談は、「絶望的だ…」という三男に、「じゃあ話は終わりだな」とスッパリ言うじいちゃん(笑)

ムリだと思うなら諦める。諦めきれないならやる。そんなことに悩む時間はもったいねえ!って気持ちなんでしょうね、男らしい。

「話もってく前にしっかり計画建てることだな」というアドバイスも的確ですね。これって、どんなときにも言えることですよね。相手に質問攻めにされて何も言えないほどの気持ちや下調べしかしてないなら論破されて叶わなくても当然。何かをやりたいと思うなら自分たちがまず頑張らないとね!…って、この場合はどんな下調べをしてるんだろう?聖火の意味や、どのコースを走るかとかの具体的な計画を考えているのかな?高校生3人でやるのは難しそう!でも、こういうことを3人で一生懸命考えている姿は青春って感じがしますね。

手紙…帰ってきちゃったんだ……!やだ~!

まだ父ちゃんが東京に帰ってそんなに日も経ってないよね…!?

ほんとにやだ……。この先を見たいような見たくないような…。

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コメント

  1. 匿名 より:

    こんにちわ。
    3人のやりとり、かわいいですよね。
    私にもあったなあ・・・・・あの頃のこと思い出して、ほっこりします。
    でも今週は、見るのつらいです・・・・・・

  2. るんるん より:

    お父ちゃん、どうしたんでしょう??いきなりすぎますよね~(^^;)でも、当時の郵便だから、それなりに時間たってるのかな?
    同じ仕事場の、よくない人たちに何かされちゃったんでしょうか?それとも、ポオクカツサンドで洋食屋さんに転身?だったらいいけど(笑)

  3. いそまる より:

    匿名さん♪こんにちは♪
    3人のやりとりかわいいですね。
    今日(4/12)の3人も可愛くて、ずっと仲良しでいてほしいなって思いました。
    わかります!私も見るのつらいです…一度の失踪は仕方ないとして、せめて今週末か来週あたまにスグ帰ってきてほしいです(´;ω;`)

  4. いそまる より:

    るんるんさん♪
    本当にどうしたんでしょうか…。
    今 何月なんでしょうね?私も気になっています。
    すずふり亭が何か関わっているような予感が私もしています!
    ほんと、それだったらいいんですけど…全然わからないので本当にドキドキしています。