朝ドラ「わろてんか」第3週 第16回レビュー

一生笑わせたる4

今日のあらすじ

藤吉とキースのことが儀兵衛に知られてしまい、儀兵衛は激怒する。

藤吉の素性を確認したところ、藤吉が大阪の米問屋の長男だと分かり、儀兵衛は「商家の長男長女が結ばれることはない!」ときつく言い放った。

てんが「そんな関係ではない」と否定しつつも藤吉をかばったので、儀兵衛は更に怒り、てんを蔵に閉じ込めてしまう。そして藤吉たちには、この家に近づくなときつく念押しした。

藤吉とキースは、藤岡屋を後にする。藤吉をを取り返すことができたリリコは上機嫌。

しかし藤吉は、最後に見たてんの悲しそうな顔が頭から離れなかった。

くすり祭りは今日が最終日。藤吉の一座はすぐに大阪に帰る予定だった。

だが、藤吉はキースたちに「先に帰ってくれ」と言い、京都に残ることを決めた。

蔵に閉じ込められたてんは、母が運んでくれる食事にも手を付けず、ただぼんやりと座っているばかり。

母・しずは、あの芸人が「手紙の人」かとてんに尋ねた。

てんは「子供の頃はただの憧れどした。会いたいと思ったことはあったけど…家を継ぐために忘れると決めました。そやのに…なんの因果か再会して…いっぺんは嫌いになったはずやのに、…なんでやろう…ほっぺたが固まってしもて……」と、自分の立場を頭では分かっているのに 笑うことができなくなっている複雑な胸のうちを話す。

しずは儀兵衛に、てんが笑えなくなっていること・あの芸人が「手紙の相手」であることを話す。そして、「てんはちゃんと分かっています。お別れだけ させてやってください」と頼み込んだ。

しかし儀兵衛は「手紙の男なら尚更会わせることはできない」と言う。

夜になり皆が寝静まった頃、蔵の小窓から てんを呼ぶ声と鈴の音(※)が聞える。

(※…昔 藤吉がてんにあげたもの。13話にて、てんと藤吉が再会した時、再び藤吉の手に渡ったままになっていた)

てんを心配して藤岡屋に忍び込んだ藤吉だ。藤吉は大阪に帰ったと思っていたてんは驚く。

「…良かった、これできちんとお別れが言えます…。うちはお婿さんをとってこの家を継ぐ身どす。これからは、そのことだけを考えて生きていきます」

てんは、うつむいたまま言った。

そして顔をあげ、「藤吉さんのお手紙…嘘でも…ほんま楽しかった…!子供のころからずっとお手紙読んで、笑って、夢見て、励まされた。ほんまおおきに…ありがとうございました!」と笑う。

すると藤吉は「手紙の礼をせなあかんのは、俺の方や!この8年間、手紙を書くことで励まされてきたんや。俺、やり残したことがあるて気付いたんや」と言う。しかし、家から誰か出てくる音が聞えたので、藤吉は「また来る!必ず来るからな!」とてんに約束し、逃げるようにその場を立ち去った。

やってきたのは風太だった。

風太は、いつもようにお饅頭を半分こして てんに差し入れする。

しかし、てんは食べないどころか、風太の方を見ようともしなかった。

翌朝、てんは昨晩の食事も風太からの差し入れもまったく食べていなかった。

トキたちは、てんの体を心配する。

風太「食べへん、しゃべらへん、笑わへんか…。なんやねん、せっかく分けたったのに……」

夜になり、また鈴の音が聞えた。

「…藤吉さん…!?」

小窓から顔を出した藤吉は「また来る言うたやろ。もう嘘はつかへん」と微笑んだ。

藤吉は、野宿している神社の木からもぎとってきた柿を てんに差し入れする。

ずっと食事に手をつけることのなかったてんだが、藤吉がくれた柿を食べ「おいしい」と笑った。藤吉は「もっとぎょうさんもいでくるわ!」と喜ぶ。

2人は微笑み合いながら 柿を食べる。

今夜もてんにお饅頭を差し入れようとやってきた風太は、その光景を目にしてしまう。

風太はお饅頭をにぎりつぶした。

そして翌朝。

神社で野宿していた藤吉は何者かにたたき起こされる。

風太だった。

つづく

今日のあさイチ受け

あさイチはありませんでした。

感想

今日は良かった…。1回目はそうでもなかったんですけど、あらすじを書きながら録画で2回目を見た時に、最後の柿のあたりでホロっときました。

まさにロミオとジュリエットですね。(読んだことないんですけど…笑)

食事も食べず、いつも半分こしてきた風太のお饅頭も食べず、しゃべろうとしない位 ふさぎこんだてんちゃん。

それが、藤吉が来た時の顔!

泣けて来ました。藤吉がくれた柿なら食べるという素直さにも。

頭で考えていることと本当の心が違い過ぎて笑えなくなったてんちゃんが、藤吉が来た時だけ笑えるというのが泣かせます。それに、藤吉と柿を食べた翌朝は、蔵で眠っているのに幸せそうな寝顔でした。

もう、てんちゃんの心を溶かすのは藤吉しかいないんですね。

なんか、これまで てんちゃんと藤吉にイマイチ感情移入できずにきたけど、今日の2人を見てたらようやく応援したいというか…そんな気持ちが生まれました。

恋愛ってよく「障害がある程燃え上がる」というけど、全然関係ない傍観者の私も 儀兵衛さん・お家(長男長)というあからさまな障害が出てきたことで燃えてきたのかも(笑)

私がイライラしていたてんちゃんの「うちは家を継ぐ。もう忘れます」発言も、今日の「藤吉以外に笑えないてんちゃん」を見たら、あんなに呪文のように「もう忘れる」と繰り返していた気持ちもわりと納得できてきました。

藤吉にとって、8年間手紙を書き続けたということがどういうことなのかというのも今後明かされそうですね。手紙は、藤吉自身のことも元気にしていたらしいので、早くその内容を聞いてみたいです。

でも儀兵衛さんはめちゃくちゃ怒ってるし、これからホントにどうなるんだろう。

あと風太も切なかった~!(><)いつもの「半分こ」も全然ダメだし、しゃべってもくれないし。

風太だって、誰よりてんちゃんのことが心配でたまらないだろうし、「なんで俺じゃあかんのや…」って思ってると思う。てんちゃんが自分のことを好きになってくれていたら、こんなことにならず皆うまくまとまったんじゃないかって。でもそれは叶わなそうで、その上 藤吉と一緒に柿を食べてるのなんか見ちゃったら寂しくてたまらないだろうな…。

風太がせつなくて、ほんと「なんで風太じゃダメなんだろう…」って思っちゃいました。

あと てんちゃん…トイレはどうしてるんだろう…(笑)

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