朝ドラ「わろてんか」第3週 第17回レビュー

一生笑わせたる5

今日のあらすじ

風太は藤吉に対して怒りを露わにする。

「てんは、婿さんもろて、藤岡屋を継ぐ身なんや。お前なんかの出る幕やない!」

「半端モンのくせに、てんを奪う気か!?甲斐性もない根性もない、ろくに芸もできんカス芸人のお前に、アイツを守れると思ってんのか!」

藤吉は「そやけど…俺は、どうしてもやらなあかんことがあるんや!」と言い返し、風太は藤吉を殴ろうとする。

そこにリリコが現れ「藤岡屋の手代が人を殴ったとしれたら、さそかし大騒ぎやろうな」と脅して風太を止めた。

風太が去った後……

リリコは藤吉に、一緒に大阪に帰ろうと言う。

しかし藤吉は「さっき あいつに締め上げられて 初めて分かった。俺はおてんちゃんに惚れてしもたんや」と自分の思いを話す。

リリコは藤吉をひっぱたき、「うちは絶対あきらめへん!」と言ってその場を走り去った。

てんは、相変わらず食事に一切手をつけず、笑うことも話すこともなく、蔵に座っている毎日。

藤吉は毎晩、てんに会うため藤岡屋に忍び込んでいた。

ある晩、藤吉は、てんに送り続けた「手紙」への思いを語る。

てんは藤吉にとって、自分の芸に笑ってくれた最初のお客さんで、たった一人の「ご贔屓さん」。ご贔屓さんがいてくれることを励みにして、「なりたい自分」の姿を手紙に書き続けた。

大阪の家に帰ってからも 芸人への未練があった藤吉は、ご贔屓さん(てん)を笑わせ続けたいと考えていた。

そんな想いから、「芸人で頑張っている自分の姿」を手紙に書き続けていたのだった。

そして藤吉は、大阪に来ていたリリコと再会し、リリコに誘われて再び家を飛び出し、今に至る…。

藤吉は、嘘の手紙を書いたことを謝罪する。

「ほんまに、すまんかった…。……そやから、俺は最後におてんちゃんを…」

一方 風太はその頃、大阪の伊能栞のもとを訪ね、「てんの婿はんになってやってください!」と頭を下げていた。

「このままやったら、あの泥棒芸人にかっさらわれて、大阪に嫁いでしまいます。…伊能さんやったら、旦さんも感謝してはるし、てんも伊能さんやったらって言うてます。わても…その…わてよりちょっとだけ男前やけど……まあ許します…。どうか、もう一度 縁談を考えなおしてやってください!!」

伊能はしばらく考え、「君は嫁に行かれるのが嫌なだけじゃないのか?」と風太の心中を分析した。

「婿をとってくれたら、同じ屋根の下にずっといられる。…違うかな?」

風太は視線をそらして、しらばっくれる。

伊能は、もしてんが大阪に嫁ぐことになったら「また会う日がくるかもしれないな」と楽しそうに微笑んだ。

翌朝、神社で野宿している藤吉の元に 実家の米屋の番頭が現れた。

リリコが藤吉の居場所を知らせたのだと言う。

番頭は藤吉の母が倒れたことを伝え、藤吉を一刻も早く大阪に連れ戻そうとする。

藤吉は動揺しつつも、「今日中に大阪に戻るから、もうちょっとだけ待ってくれ」と懇願する。

その晩、藤吉はお土産にチョコレートを持って てんの蔵を訪ねた。

「ほんまは俺が日本一の芸人になった時、おてんちゃんの部屋を埋め尽くすほどのチョコを贈ろうと思ってたんやけどな。…そうもいかんようになりそうや…。」

「おてんちゃん、覚えてくれてるか?」

藤吉はそう言うと、8年前に屋根の上で見せたように溶けたチョコレートを口のまわりにペッタリとつけて、「石川チョコ衛門」を演じた。

てんは久しぶりに声をあげて大笑いする。

「泥棒さんや!あはは!チョコ衛門さんや!あははは!」

声に気付いた儀兵衛としずは縁側に出て、藤吉が来ていることと、蔵の小窓から見えるてんのはじけるような笑顔に気づく。

久しぶりに見たてんの笑顔に、両親は驚く。

てん「久しぶりにわろて お腹いたい!あはは!…悔しいけど、これからもうちは藤吉さんの一番のご贔屓さんや♡」

藤吉「……俺は、おてんちゃんが好きや…!」

てん「!」

藤吉「そやから、これかもずっと…わろ…」

その瞬間、藤吉は足を滑らせてハシゴから地面に落下してしまった。

儀兵衛は 倒れている藤吉の首元をつかんで ひっぱりあげた。

藤吉・てん「!!!!」

つづく

今日のあさイチ受け

今日のあさイチは総集編でしたので受けはありませんでした。

感想

今日も風太劇場が良かった~!風太劇場は、コミカルあり・かっこよさあり・切なさありで、非常に素晴らしいと思う!

冒頭の、藤吉VS風太。「てんを奪う気か」でハっとしました。

風太は(あとで伊能様に指摘される通り)、婿さんがきてくれたら、自分も手代・番頭として てんを守り続けることができる・てんの笑顔をずっと見ていられるっていう風に考えていたんですね。

なんて切ない…!

もちろん 儀兵衛さんのように番頭からてんのお婿さんになりたいという気持ちが一番の夢だろうけど、それが叶いそうもない風太にとっては、せめてもの ささやかな夢がそれだったんだ…。

これに気付いたら、なおさら風太が切なくて泣けてきました。(泣いてないけど)

藤吉に言った「半端モンのくせに、てんを奪う気か!?甲斐性もない根性もない、ろくに芸もできんカス芸人のお前に、アイツを守れると思ってんのか!」という言葉も、きっといつも 風太が自分自身に言っている言葉なんだと思う。

(でも なんでほんとに風太じゃダメなんだろう…?儀兵衛さんは実際、別に恋愛してたわけでもないのに、しずさんと結婚できたのに…)

で、風太が切なくてかっこよくて、私の気持ちも盛り上がって来たところで伊能様のツッコミ!

で、風太の「……違うし」「……いや、違うって言うてるし……」で爆笑でした!あの顔!風太の顔!(笑)

(あと、この時の風太に笑う伊能様(というか高橋一生)の笑顔がかっこよくて とろけそうでした・笑)

風太は二枚目になりきれないな~ホント。不憫なくらいです。でも、ほんとにカワイイ奴!

物語上、風太の恋は叶わないんだろうな~ってのは分かってるのに応援しちゃいます。

ちなみに、風太とリリコが将来的に何かあるのではなかろうかと私は予想しています。

最近 妙にこの2人が出会うシーンが多いので、縁があることの伏線なんじゃないかな…?

藤吉さんが大阪の家に戻ってたシーンの回想が映りましたが、学生服でしたね。あの人 今 何歳なの…?(^^;)はっきりした年齢 教えてくれないかな~。

でも、少年(?)時代に芸人になると言ってリリコの一座にいた→あきらめて実家に帰る→再び 芸人目指して旅にでる……って、風太の言う通り、半端モンすぎると思う!!!

ちょっとどうなん?!そんな男!(笑)

あと藤吉のセリフで、リリコから「一人じゃつらい。また一緒に旅せえへんか」って誘われて再び芸人になるため家を出たと言うセリフがありましたが、「一人」って何?よくわからん…(^^;)

旅の一座じゃないの?リリコ単独なの?え?でもキースいるでしょ?ちょっと何がどうなってるのかよくわからん…。少なくとも もうちょっとキースを大事にしたれよ、リリコ(笑)

最後はついにバレちゃいましたね。藤吉が来てること。

でも、いちいち言わなかったけどさ…、あれだけ毎晩毎晩来てて バレない方がおかしいよね……(笑)家もすぐそばにあるし、話声とか絶対家の中に聞こえるはず。

朝ドラでは 「絶対バレそうなシチュエーションでも絶対バレない」というのはアルアルで、逆に笑ってしまいますね♪

…あと…、てんが蔵にいる期間 いくらなんでも長すぎません…?もう1週間くらい経ってそう。

そもそも、これ……、どうなったら蔵から出してもらえるんですか?(笑)

おばあ様のハツさんは「天照大神みたいに籠って」とか言ってたけど、いや、別にてんが自発的に入ってるわけじゃないし!(笑)

スポンサーリンク
スポンサーリンク大
スポンサーリンク大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. るんるん より:

    風太の思いも切ないけど、儀兵衛さんも切ない顔してましたね。娘を蔵に閉じ込めても何もならないことはわかってるんでしょうけど・・・儀兵衛さんは番頭から入り婿だから、娘には立派な相手をって思いがあるのかなと思いました。お嬢さんと結婚させてもらったから恩返ししなくちゃ!みたいな。
    しかし、藤吉はダメンズですね~(^^;)モデルの方はどうなのか知りませんが、今回はダメ夫を支える妻ってコンセプトなんでしょうか?(笑)

  2. いそまる より:

    るんるんさん
    儀兵衛さんの思い、そういうものなんですかね。なるほど…。
    たしかに、自分がそうだからこそ という思いはあるのかも。番頭さんから入り婿ってのは、ものすごくレアなケースなんでしょうかね?
    ダメ夫を支える妻ってコンセプトなのかな?って私もちょっと思いましたが、てんちゃんもそこまでしっかりしてるわけでもなく…(^^;)
    でも、伊能様に新一兄さんの論文を送ったことが藤岡屋を救ったりしてたので、潜在的に勘がいい という設定はありそう。
    やっぱりてんが支えるという感じになっていく気がしますよね。