朝ドラ「ひよっこ」第2週 第9回レビュー

泣くのはいやだ、笑っちゃおう3

今日の物語

谷田部家

みね子が実父ちゃんに出した手紙が転居先不明で返ってきました。

美代子「どうしたんだっぺ…お父ちゃん…」

茂じいちゃん「なんか手違いでもあったんだっぺ」

美代子「…そうですよね。なんかの手違い。手違い…」

美代子は自分に言い聞かせるようにつぶやきます。

みね子の学校

一方、奥茨城で手作りの聖火リレーをやろうとしているみね子たちは、まずは先生方に必要なことを取材することにしました。

みね子は、担任の田神先生(社会科)に相談します。

田神先生「どうした、みね子。急に村のことについて知りてえなんて。試験に出ねえぞ、そんなの」

みね子「あ…あの…私はずっと奥茨城で生きていくわけなので…」

田神先生「アジャパー…!そんで村のことについてもっと知りてえのか!ガチョーンだな!みね子!すばらしいな!よし!なんでも教えてやっぞ!」

時子は、科学の藤井先生に尋ねます。

時子「テレビのニュースで聖火リレーを見まして、あのトーチはどういう風に作られたものなのかと興味を持ちまして!藤井先生もいつかおっしゃっていたじゃないですか、なんでなんだろうという興味をもつことが全ての出発点であると」

藤井先生「あらら…。そうげ、うん。実に素晴らしい!これもオリンピックの賜物かもね!」

三男は、体育の木脇先生に質問したいのですが、木脇先生はマラソン中。

その速いペースの三男はぜえぜえと息を切らしながら必死についていきます。

(ちなみに木脇先生役は、ナレーションを担当している増田明美さん♪)

三男「せ、せんせい!木脇先生!」

木脇先生「聖火リレーねえ。なんで三男そんなことが知りたいのけ?」

三男「ニュースを見て興味を持ちまして!トーチを持ちながら走るというのはなかなか難しいのではなかろうかと!」

木脇先生「なるほどね!そこに興味持ったんだ!よしわかった!走りながら話そう!」

三男「ええ~!!」

ナレーション「たいへん失礼しました♪」

夕方、バス停

みね子たち3人が乗ったバスが村へ到着しました。

3人はバスの車掌・次郎さんと「シー!」と「内緒」の合図をし合って別れます。

みね子「じゃあね、三男。あ、待って!今んとこ、まだ秘密にしておくんだよね?」

三男「んだな、もっとちゃんと計画たてられるまでな。うちの人にもちゃんと口止めしとけよ」

みね子「うん、わかった。お母ちゃんは大丈夫!あと、じいちゃんも確認しとく」

三男「おう、じゃな」

時子「遅くなって怒られるんじゃないの?」

三男「まあな。気にしねえよ。早く帰ったって、なんだかんだ文句言われるんだから」

時子「ふふ」

みね子「三男!頑張ろう!!」

三男「お~!」

2人はおどけたポーズで互いを励まします。

夕方、みね子と時子の帰り道

みね子「時子は大丈夫?遅くなったけど」

時子「気にしねえよ。早く帰ったって、なんだかんだ文句言われるんだから」

時子は三男の真似をします。

みね子「ふふ。うちの人、まだ反対してんの?東京行くこと」

時子「うん。ま、それは仕方ないよね。心配なんでしょ、やっぱし。でもちょっと腹立つよ。感じ悪いし、誰も応援してくれないし」

みね子「私がするよ!応援!」

時子「ふふ、ありがとう♪」

時子「でも…私より三男の方がしんどいんじゃないかな…」

みね子「そうだねえ…みんながうちを出て行くって思ってんだもんねえ…。三男が出ていきたいわけじゃないのにさ……」

時子「そうだね…」

みね子「だから三男のためにもさ、聖火リレー、実現させようね♪」

時子「うん!」

時子「いいね、みね子んちは。仲いいし、上からああしろこうしろってガミガミ言われないでしょ?」

みね子「ふふ。それはお父ちゃんがいないからだよ」

時子「え?」

みね子「いないからさ、だから皆どっか無理してるんだと思うんだ。わがまま言ったらお父ちゃんに申し訳ないって。チビたちもきっと思ってる。普通よりいい子だと思うよ、2人とも。私もそうだし、多分じいちゃんもお母ちゃんもさ、なんだろ…例えばさ、テレビとか見てて笑っちゃう時あんでしょ?クレイジーキャッツとか出てて。その後でさ、なんか申し訳ない気持ちになっちゃうんだ…。だから我が家は今、とっても清く正しい人たちになってしまってるのよ」

時子「そっか……。皆それぞれ色々あんだねえ」

みね子「……え?なに?私には何もないと思ってたわけ!?」

時子「え………そんなこと…そんなこと…ちょっと思ってた…ごめん!」

みね子「あっら~!(笑)」

夕方、谷田部家

美代子母ちゃんは、家族写真を飾った写真立てを拭き、写真の中の実父ちゃんを見つめます。

美代子「……」

みね子「ただいま~!」

みね子が帰ってきて、美代子は写真立てを戻し、普通の顔をして台所に立ちます。

みね子「ごめんなさい、遅くなっちまって」

茂じいちゃん「例のアレか?」

みね子「うん!いろいろ計画をね、立ててたよ♪」

みね子「あ、お母ちゃん。お父ちゃんから手紙届いてない?」

美代子「え…!?……うん、今日はなかった」

みね子「そう…そろそろ返事来っかな~と思ったけど」

美代子「うん」

美代子は茂じいちゃんと顔を見合わせます。

夜、谷田部家

ちよ子と進は、大人気のテレビ番組「ジェスチャー」に夢中。

隣の部屋では、みね子が美代子と茂じいちゃんに聖火リレーの話をしています。

みね子「でね、私たちの計画では、ほんとの聖火リレーが茨城を通るのと同じ日にやろうってことになってんだ!でね、コースも大体決まってんだ!玉木神社を出発して、沢の口の中学校の前を通って、また神社に戻ってくんだ。ちょうと20キロくらいなんだ!すごいでしょう?計算したんだよ~!」

美代子「20キロか~すごいねえ」

みね子「でもさ、考えることがいっぱいあって、走る人をどうやって選ぶのかとか、肝心の聖火もね!どうやって作るのかも大事!」

美代子「できんの?あんたらに」

みね子「それがさ、高校っつうとこは便利なとこでさ!先生がいっぱいいんのよ!それぞれの専門が!」

茂じいちゃん「なんだ、秘密なんじゃねえのか?」

みね子「そうだよ。でも大丈夫だって、うまいことやってっから♪」

その時みね子は、隣の部屋のテレビの前に座って自分を見ているちよ子と目が合います。

ちよ子に「秘密」が聞かれてしまったのです。

みね子「しまった……」

ちよ子がみね子の隣にやってきました。

進はテレビに夢中で何も聞いていなかったようです。

みね子「…ちよ子、今の話、誰にも言っちゃいけねえよ…!わかってる?」

ちよ子「…うん!私、あれ欲しいなあ~。お姉ちゃんの髪留め。お花のやつ」

みね子「…あん?」

ちよ子「好きだなあ~あれ」

茂じいちゃん「…へへ、口止め料を要求してんじゃねえのか」

みね子は大きくため息をつき、自分の机に髪留めを取りに行きます。

美代子「ちよ子~!」

ちよ子「へへへ♪」

みね子もお気に入りだった様子ですが、仕方なく髪留めをちよ子につけてあげました。

ちよ子は嬉しそうに笑います。

夜、子供たちの寝室

美代子は進を寝かしつけるため、子供たちと一緒に部屋に入りました。

3人ともスヤスヤと眠りましたが、しばらくして、みね子は眠ったまま右手を握りしめて少し上に掲げます。

恐らく、聖火リレーを走っている夢を見ているのでしょう。

美代子は微笑みます。

夜、谷田部家居間

子供たちの寝室を後にした美代子は、茂じいちゃんに実父ちゃんのことを相談します。

美代子「お父さん…。私、明日 東京さ電話してみてもいいですか?…ごめんなさい、電話もただじゃないし…。明日、昼間、泊まってるところにしてみようと思うんです。それで仕事に行ってるって聞いたらそれで安心なので…。…私…なんだか心配で心配で…」

茂じいちゃん「…わかった」

美代子「ありがとうございます」

茂じいちゃん「…なんでもねえよ、きっと…」

美代子「…はい…」

翌日、郵便局

美代子は郵便局から、茂の宿舎に電話をかけました。

宿舎の人間『茨城の谷田部さん。ここにいた人なのね』

美代子「はい、そうです。谷田部です。谷田部実。………え…?」

宿舎の人間『ですから、突然いなくなってしまって、こっちも困ってるんですよ。お金はもらってるからいいんだけど、荷物置いてままいなくなったから。ちょっと心配はしてたんですよ。よくあると言えばよくあることなんだけどね』

美代子「…あ…あの…」

宿舎の人間『この間もそんな人の荷物をまとめて捨てたところなんで……』

夕方、村の道

学校帰りのみね子が家に向かって自転車をこいでいると、向こうから宗男叔父さんがバイクに乗ってやってきました。

みね子「あれ。宗男さん。どうしたの?うち来たの?」

宗男「おう、みね子か。おう。ちょっと用があってな、帰るとこだ。じゃあな~」

みね子「じゃあね」

去って行く宗男の後姿を見つめるみね子は、無意識下で何か違和感を感じているのかもしれません。カラスの鳴き声がどこか不吉に響きます。

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「お父さん…どうしたんでしょうね…荷物置いたままって…」

いのっち「心配ですよね…」

有働さん「過去の朝ドラで言うと、お父さん蒸発してしまったというケースもあるのですが、荷物がそのままというのは…」

いのっち「そういう感じじゃなさそうですよね…」

有働さん「ねえ、お人柄的にも…」

いのっち「しかし、ガチョーンにアジャパーだの色々出てきましたよね(笑)」

有働さん「続いたわ~って盛り上がりましたけど(笑)」

今日の感想

お父ちゃん……!!!!いずこへ…!!!もうほんと心配!!!心配!!!!

人が一人いなくなってんのに家族に連絡もせず放置って…しかもペラペラしゃべりすぎの宿舎の人にイラっとしました。出稼ぎが多かったこの時代はよくあることだったのかなあ…?(´;ω;`)

有働さんも言ってたけど、実父ちゃんの人柄的に、相当なことがないと家族に連絡せず失踪とはならないと思うんですよね…。先日の「スリ」の話は絶対関連してるとは思うんだけど…。全財産スラれたら、宿舎に払うお金もなくなって宿舎にもいられなくなるのかなぁ…?だから帰れなくなったのかなぁ…?

みね子たちが変なポーズをとってお互いに励まし合ったりするのは恒例みたいですね。

前も三男がやってたし。

3人それぞれ色んな悩みを抱えてるってのが印象的でした。いろいろあるけど、友達同士こうやって思い合ってるのっていいですね。

ちよ子が意外と小悪魔的でびっくりしました(笑)

大人になった時にどんな女性になるのかチョット楽しみ。

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コメント

  1. かるび より:

    心配ですね。最後のみね子の表情にドキッというか、ザワッとしました。
    前にも書きたいなーと思ったのですが、今日の宿舎の女の人も、先日の実父ちゃんと同室の男の人も、妙にリアリティがありすぎて(本当に昔の人みたい)とっても印象に残りました。特に同室の男の人の髪型!乱れているというかなんというか・・・。そこばっかり気になってしまって、大事な話が頭に入ってきませんでした(笑)。(スリの話の時)

  2. いそまる より:

    かるびさん♪
    なんとなーく違和感を感じている大人な表情でしたね。「女の勘」ってこんな感じだよなあって思って見てました(笑)
    スリの話の男性を見返してみました。確かに髪の毛の乱れっぷり……?結構気になりますね(笑)
    話してるポーズとか格好も、朝ドラらしくない妙なリアリティがありますね(笑)
    外見じゃないけど、宿舎の人の、余計なことしゃべって相手の気持ちお構いなしなところは、なんかリアルな感じがしました。
    髪型が気になってスリの話し(おそらく重要)が頭に入ってこないかるびさんを想像したら二度笑えました!(*´∀`*)