朝ドラ「わろてんか」第5週 第29回レビュー

笑いを商売に5

今日のあらすじ

啄子に向かって包丁をふりかざす藤吉。

てんは必死に藤吉を止める。

金貸しの男は、あまりの出来事に動揺し「わてもそこまで人手なしやない。分かった、今日はもうこれで帰るさかいに!」と言って帰って行った。

藤吉は、こうなってくれることを予見して「芝居」をしたのだった。

啄子はホっとしながらも、「芝居」ではなく本当に包丁を振り下ろしたかったのではないかと言い出した。

啄子は、「のれんや 家や」と言い続けてきた自分のことを藤吉が恨んでいると感じていたのだ。

藤吉は、涙をこらえながら 昔からの想いを正直に語る。

「この家が大嫌いやった、お母ちゃんのことも嫌いやった…。ちっさい頃から何ひとつ、おもろなかった。皆でご飯食べても、笑顔のひとつもない。姉さんにはいけずされ、お母ちゃんはのれんや家が一番で、俺のことは二の次。

…俺が初めて覚えた芸が何か知ってるか…?鳥の鳴き真似や。お父さんのことでツライ顔してるお母ちゃんに笑ってほしくて一生懸命覚えたんや。そやけど、笑ってくれるどころか、くだらんことするなって怒鳴られた。

「立派な商人になれ。そのためには これせえ あれせえ」……。褒められたことなんていっぺんもない…。

認めて欲しかったんや…。お母ちゃんのために、ここで一発当てたろうて…あんな勝負したんや…。結局、何もでけへんかったけどな…」

藤吉は再び頭を下げて謝罪し、部屋を出た。

啄子も涙をこらえるのだった。

翌朝、藤吉は朝から在庫の米を売る準備を始める。

「最後の一粒まで売ってやらんと、この米が不憫や。俺が一粒も無駄にせんと、売り切ってみせるさかい、これを北村屋最後の仕事としてやらせてくれ…!」と啄子に頼み込み、てんも藤吉を手伝うことにした。

てんと藤吉は街中に米を売りに行く。

「店じまいで安くする」が、「仕入れ値以下の値段に下げることはできない。それが米に対する感謝の気持ち」だと言う藤吉の心意気が気に入ったという中年の男性が、気前よく沢山の米を購入してくれた。

最後に残った米は、キースが、家賃を払うためのお金をはたいて買ってくれた。

こうして、藤吉は最後の一粒まで米を売ることができた。

てんと藤吉は、万城目の店に立ち寄って食事をすることにした。

店内では、キースや万城目など芸人が数人集まっており、キースと他の男が落語のオチについてもめていた。

藤吉は2人に、別のオチを提案する。すると芸人たちは「そりゃええわ!」と賛同した。

その後、店内では万城目たちによる芸が披露され、てんも藤吉も大笑い。

改めて「芸が大好きな藤吉」の姿を見たてんだった。

夕方、藤吉は、米を全て売りきったことを啄子に報告する。

次に、用事をしているてんの所に行き、「今日までありがとうな。おてんちゃんは里に帰り…。家なし、職なし、なんの取り柄もない男が嫁さんをもらう訳にはいかん…。俺なんかより、もっとええ人を見つけて…」と話す。

てんは怒り「情けない!」と返す。

てん「なんで そないなこと言わはるんですか!あんたさんには、商人の才覚はないのかもしれまへん…。そやけど、誰にも負けへんものがあるやないですか!人を笑顔にしたい言う気持ちです。うちはこの先が泥道やろうが地獄やろうが、何があっても藤吉さんに付いていきます!せやから……、うち決めました。うちが、あんさんと結婚してあげます!!その代わり、今度こそ、一生笑わせて下さい…♪

芸がそないに好きやったら、いっそそれを商売にしはったら どうですか?♪笑いを商売にするんです!」

つづく

今日のあさイチ受け

今日は祝日だったので、あさイチはありませんでした。

感想

うん…うん。

多分、「良い回」だったんですよね…。でも、いまいち感情移入はできませんでした…残念(^^;)

でも、てんから改めて逆プロポーズをしましたね!

昨日もちょっと書いたんですけど、てんが「受け身」なのがずっと気になっていたので、てんからハッキリした言葉があったのは良かったです♪

「笑いを商売にしたら」という ドラマの方向性を変える言葉も出てきました。

今までは序章かな。これから、グイっと物語が変わっていきそうですね。少し楽しみです。

けどアレですね…。藤吉は、お母さんに褒められたこともないと言ってましたが、初めて啄子さんが出てきた時って藤吉に抱き付いたりして、よくある「息子大好き母」って印象だったのでちょっとびっくりでした。あの時、啄子さん笑ってたし…。構い過ぎ・甘やかしすぎな母という設定だと思ってた…。

あと、あんなに、のれんを守るということを何度も言っていたのに、案外簡単になくなりましたね…店…(^^;)そりゃ現実的に考えればどうしようもなかったとは思うけど…。啄子さんが先々代へ感謝してるとか、「店は命と一緒」だとか、「お母ちゃんが借金のことも誰にも話さず守って来た店を俺が立て直す」とか…色々言った割には、そんなに悩まなかった印象。ちょっと拍子抜けでした。

先日の「啄子さん、刀を持って藤吉をおそう…!?」や「藤吉、包丁を持って啄子をおそう…!?」もそうでしたが、ちと内容をオーバーにしすぎる傾向があるのかな?

万城目の店で笑うシーンは、昨日 啄子さんが語った「幼い藤吉と見に行った寄席の話」と重なっているシーンだったと思います。どちらも非常につらくて重い気分の中、まさに笑いが薬になって、「悲しいやらおかしいやらで…(啄子さん談)」の笑いで救われたシーン。

そういう時ってありますよね…。すごくつらい時に思いがけずテレビなどで笑えると、「あ、私もうちょっとがんばれそう」って思えます。

私も、以前 究極に悲しいことがあった時、しばらく笑えないかなと思ったその夜に、「世界の果てまでイッテQ」の「出川イングリッシュ企画」で涙を流して大泣きしました(笑)

笑うことは医学的にも「良い影響がある」と言われていますもんね。「悲しいやらおかしいやら」とチョット複雑な思いで笑っていても、笑えたモン勝ちだと思います(^^)

それに、自分が笑うことが他人を元気にすることもあります。

このドラマの本質はそういうことだと思うので、これから展開が変わっていくドラマに期待したいです。

藤吉がな~、アホはアホなりに、もうまっすぐに突き進めばいいと思うんだ(^^;)

今日も、「里に帰り」発言には「また、も~!そうやって、また言ったこと撤回する~!ほら も~!そういうとこ~!!!(怒)」って思いました(笑)

店もなくなったし、仕方なかったと言えば仕方ないんだけど…。これまでが二転三転しすぎキャラだけに、ついそう思ってしまいました(^^;)

ちゃんと変われよ!藤吉!(笑)

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コメント

  1. ゆき より:

    いそまるさん、こんにちは。
    先週あたりから戦線復帰(?)して、イケズの週にもかかわらず、
    楽しく見られたのですが、
    今週の騙され、借金、差し押さえの展開、(そして刃傷沙汰)
    こっちの方がしんどかったです…
    お米の在庫は売り切ったけど、パーマの機械の在庫はどうなるんでしょう。
    ひよっこだったら、どこかで回収エピソードがあるはずなんですけどね。

  2. いそまる より:

    ゆきさん、こんにちは!
    まさか藤吉がこんな(大馬鹿な)ことをやらかすとは驚きました……きつかったですね(^^;)
    私も昨日、寝る前「……というか、パーマの在庫はどうなるんだろう…」って考えてました(笑)
    い「今は売れない」とかじゃなく、完全な粗悪品らしいので、それを生かしてどうのこうの…という展開はなさそうですよね。
    ひよっこは本当に良かったので、どうも…差を感じてしまいます…(^^;)