朝ドラ「わろてんか」第7週 第39回レビュー

風鳥亭、羽ばたく3

今日のあらすじ

風鳥亭は開業から4日経ったが、お客さんは入らなくなってしまった。

お金のことで悩む藤吉。てんは夜に内職の針仕事を再開し、そこからお金をすこしずつ実家に返済することを決め、藤吉には「寄席のことだけ考えておくれやす」と言う。

藤吉は、売れっ子の噺家を探そうとしていた。しかし万城目は、簡単ではないと言う。風鳥亭のような小さな寄席に出ると噺家の格が下がってしまうので、出てくれる噺家はいないだろうと…。

なおかつ、今 芸人の世界は二つに分かれる「戦争」が起こっている。

落語の伝統を守ろうとする当代随一の噺家・喜楽亭文鳥ひきいる伝統派約150名。

おもしろければ何でもアリの 寺ギンひきいる おちゃらけ派約80名。

この2つの派閥がどちらが上だ下だと喧嘩している状態であり、どちらの派閥でもない風鳥亭に売れっ子芸人をまわしてほしいと言う藤吉の願いが叶うのは難しい状況だと万城目は言う。

しかし藤吉は、「人気の噺家と同じ舞台に立つ」という芸人みんなが持っている希望をかなえるため、そして、キースたちの芸をもっと多くの人に見てもらってキースたちの夢も叶えたいという想いで、噺家探しに奮闘する。

藤吉はまず、伝統派の人気噺家を接待し、寄席に出てもらえるように頼み込む。

しかし、やはりうまくいかない。

次に藤吉は寺ギンを訪ねた。しかし、風鳥亭の売買の時に寺ギンとひと悶着あったため、良い顔をされず、こちらも断られてしまった。

落ち込んだ藤吉が風鳥亭に戻ると、伊能が藤吉を待っていた。

伊能に誘われ、2人は飲み屋(万城目の店・万城目は不在)に行く。

飲み屋にて、伊能は藤吉に「なぜ寄席をやるのか」と尋ねた。藤吉は「たくさんの人を笑顔にしたいから」と答えるが、伊能は「あの芸人たちで?」と辛らつだ。

藤吉が「ええ噺家に出てもらえたらうまくいく」と答えると、伊能は「なぜ落語にこだわるのか」とまた質問してきた。

藤吉「落語は芸のてっぺん。噺家のでえへん寄席なんて寄席やない。出てる噺家の格で寄席の格も決まる。色もんの芸人は、ええ噺家がトリを務める寄席に出るのを夢みて頑張る。そういうもんなんです。俺もそうやった。そやから、あいつら芸人のためにも、ええ噺家にでて欲しいんです

伊能は、落語にこだわる藤吉の気持ちを「くだらない」と一蹴する。

伊能「一番大事なのはお客じゃないか。お客は君らの夢なんてどうでもいい。ただ、笑えさえすればね。たくさんの人を笑顔にしたいと言うなら、まずお客が面白いと思う芸人に出てもらうべきじゃないか?

藤吉は「俺は落語が好きや!」と激怒しながら伊能につかみかかり、2人は取っ組み合いの喧嘩になる。

伊能「そんな甘い考えで、おてんさんを幸せにできると思ってるのか…!

夜遅く、家でてんが藤吉の帰りを待っていると、酔っ払って上機嫌の藤吉と伊能が帰ってきた。

あの喧嘩の後、「伊能の夢」を語ったりして2人は仲良くなったようだ。

「伊能の夢」は西洋の活動写真を日本に広めることであり、すでにフィルムを輸入し始めている。そしてゆくゆくは、自分で活動写真を作りたいと言う。

伊能はその夢のため、本業(製薬会社)は他の人に任せきりらしく、親からは勘当同然らしい。

啄子は、伊能製薬の次男が夢を追っていることに驚く。

藤吉と伊能は「同じ でっかい夢を追う者同士」共感したようだ。

てんと啄子は布団を敷いて、すっかり酔いつぶれてしまった二人を寝かせた。

啄子は2人を見ながら「男は気楽なもんや」とつぶやき、「藤吉の手綱を締めるのはアンタの仕事だ」とてんに言い聞かせた。

その後、別室で啄子も眠りにつき、てんは一人 内職をしていた。

そこに伊能が起きてきたので、てんと伊能は2人で話をすることに。

伊能は内職をするてんの姿を自身の母親と重ね、身の上話を始めた。

伊能は、東京のめかけの子で、本家の跡取りが後を継げなくなった時の「保険」として、中学の時に大阪に引き取られた。母はどうしているのか分からないと言う。

伊能の母は活動写真が大好きだった。伊能の夢は、そこから始まっていた。

伊能「僕のつくった活動写真で、日本中を感動させたい

てん「ほな、うちらは日本中を笑わせます

伊能「どっちが先か競争だ

伊能は藤吉や啄子に挨拶せず、夜のうちに帰宅することにした。

帰り際、藤吉への伝言をてんに頼む。

伊能「ひとつ、藤吉君に伝えてほしいんだ。…落語家を探しているなら、文鳥師匠に会ってみないかって

てんは、伝統派を束ねる有名な文鳥の名が出たことに驚くのだった。

つづく

今日のあさイチ受け

有働さん「伊能様がね♪なんかね♡川の字になって真ん中で寝たいなって思った人が沢山いらっしゃると思います♡桃李さんと一生さんの間にね」

いのっち「なるほど。そこに京香さんが寝るんじゃないかって。寝るわけないじゃないか」

今日は伊能様がたくさん出てきたので、有働さんがご機嫌でした(笑)

たしかに、伊能様と藤吉が布団に寝たシーンは、二人の布団の間に空間があったので、一人あそこに入れそうでしたね(笑)

感想

あー、かっこいい。あーー……かっこいいわー…………。

(伊能様が出た時はこういう感想になります・笑)

伊能様の過去が突然明らかになりましたね。伊能様も藤吉も、夢の出発点は「母親」という部分が共通しているのにビックリ。これは何か意味があるんでしょうか。

しかし、伊能様もまた「夢を追う男」だったとは……。大丈夫かな、藤吉と同じような人種になっていかないかな…(^^;)

どうやら、伊能様は有名な噺家・文鳥と知り合いみたいですね。てんを助けるために藤吉を助けてくれるんでしょうか…。もしそうだったら、なんか、とんとん拍子に話が進むようになりましたね。亀井さんに会えたこととか、お金借りれたこととかも含め。

伊能様は、落語にこだわる藤吉をばかにしているように演じながら、藤吉の「落語への思い」がどんなものか試していたのかな。文鳥師匠に会わせていい器かどうか、的な。

でも最後には「それでおてんさんを幸せにできるのか」と心の声がもれてましたけど(笑)

しかし、藤吉VS伊能が始まるのかと思ってたら、これまたすぐに意気投合したのに驚きました。もう藤吉VS伊能は終わったのか………?だとしたら、ほんとに、あおるだけあおって何も起きないドラマだな…(^^;)

あそこまで店の中で激しく喧嘩して、どこからどのように夢を語り合うシチュエーションになったんだろう…。

今日は、関西で活躍してる月亭八光さんが「並のウナギ」に文句をつける噺家役で出てましたね~。こうしてちょこちょこ芸人さんが出るのかなぁ。たのしみです。

そういえば、月曜の感想で「風鳥亭」という名前をつけた後で、今後どうやって「北村」の名を広げていくつもりなんだろうと書きましたが、よく考えたら、元ネタの吉本興業自体が、「花月」という劇場名と「吉本興業」という会社名の2つを持ってますので、てんたちもそんな形になるんだろうなと気付きました。ごちゃごちゃ書いてすいません。

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コメント

  1. るんるん より:

    殴りあうのかと思わせて、仲良く帰ってくるって何なんでしょうね?(笑)伊能様の無駄遣い??お母さんへの思いがキーなのかなぁと、無いシーンを想像したりして(^^;)
    お妾さんだったというお母さん、てんみたいな人だったのかも?夜なべしてるくらいだから十分なお手当てがあったわけでもなく、それでも楽しそうに過ごしてたとか。うーん、藤吉より伊能様が気になってしょうがない(笑)

  2. いそまる より:

    るんるんさん
    仲良く帰ってきた時は、今までで一番くらい驚きました。
    さすがにこの2人はてんをめぐるライバル関係になると思っていたので、「この2人まですぐ仲良くなった…!!!」と…。
    ツイッターを見てたら、『この2人が仲良くなったのは店で暴れてたので歌子さんにこっぴどく怒られて、それをきっかけに2人で笑い合ったのでは』という想像を書かれていた方がいて、それが一番しっくりくるかも!って思ったので、私はそれで補完しています・笑。
    伊能様が気になりますよね~、あの2人…てんが主人公って感じがしない…(^^;)