朝ドラ「わろてんか」第7週 第41回レビュー

風鳥亭、羽ばたく5

今日のあらすじ

キースがアサリを捜し出して風鳥亭に連れてきた。

「おてんちゃんに謝れ!」と言うキースに対し、アサリは「わいも食うていかなあかんねん!」「ここはもう…終わりや…」と(少し気まずそうにしながら)言って再び去っていった。

てんや芸人たちはアサリの言葉に悲しみ、てんは「うちがこの寄席を守ってみせます!」と固く決意する。

夕方、噺家探しで遠方に出かけていた藤吉が大阪に戻った。

アサリが去った後 寄席を閉めて一人で考えていたてんは、もう一度文鳥にお願いに行こうと藤吉を誘う。今度は、文鳥自身に出演交渉をするのだと。

てんと藤吉は、伊能から聞いた話をヒントに「甘いカレーうどん」をつくって文鳥師匠に会いにいった。

自分好み甘いカレーを嬉しそうに食べる文鳥師匠。

しかし、「このうどんでコロっといくほど、ワテは甘くないで」と返す。

藤吉は、文鳥師匠自身への出演交渉をする。

思いがけない交渉に、文鳥も弟子たちも驚く。

藤吉は、子供の頃から文鳥師匠の落語の「時うどん」が大好きなことを話す。

時うどんは「前座噺」(基礎的な落語という意味かな?)であり、現在の師匠が演じることはもうない。

しかし、藤吉は子供の頃に聞いた「時うどん」の中の「ひっぱりな~!(ひっぱるな~)」という文鳥師匠の言い回しが大好きなのだ。

藤吉「そやけど、うちの近所の人らはほとんど誰も師匠の「ひっぱりな」を知らんのです。今 師匠が出てはる寄席は敷居が高すぎて、ほんまに面白い落語を聴く機会がないんです

てん「これは、うちに来たお客さんが「金があるなら文鳥師匠を見にいくわ」言うて置いていかはったビラです。ほんまもんの落語をよっぽど見たかったんですやろな

藤吉「お願いします!1回でいいんです!俺らの寄席はこのままやったら立ち行かんかもしれません。そやから、たった1回でええ!席主として悔いのない番組をつくって、天満の町 歩いてる人らに師匠の落語をその目で見てもらいたいんです!

続けて てんは、子供の頃に観た落語に笑い、感銘を受けたことを話す。

てん「そやからうちは、面白い落語をぎょうさんの人に見てもろてわろてもらいたいんです!男の人だけやのうて、おなごはんらにも、お子たちにも、みんなにわろてもらいたいんです

文鳥は「あんたんとこの小屋が目指す色は、そういうことか…。伝統派でもオチャラケ派でもない…落語のためやと言わはるのやったら…、1回きりやで!カレーうどんの礼や」と笑った。

こうして、落語の神様・文鳥師匠が風鳥亭に出てくれることになった。

キースたち芸人は驚き、信じられない。

そして てんたちは伊能にも御礼を言う。

紹介をした伊能自身も「本当に出てくれるとは」と驚いた。

伊能は、1回文鳥師匠に出てもらっただけではどうにもならないので、新聞を使って宣伝をしようと提案する。

伊能「伝統派の大看板 文鳥が名もなき小さな寄席の席主の情熱に打たれてその高座に上がる。夢のような話じゃないか。その夢物語を新聞で大々的に書いてもらうんだ。どうなるか見ものだろ?」

そして後日、いよいよ文鳥師匠が風鳥亭に出演する日となった。

お客さんは満員で外まで人が溢れている。てんたちの希望通り、小さな子供たちもたくさんだ。

伊能や、記者たちも来ている。

楽屋では、文鳥師匠の弟子たちが「本当にこんな端席で、前座噺をやるのですか。お考え直し下さい」と懇願していた。

記者たちも「ほんまに師匠が出るんかいな」と半信半疑だ。そんな記者の中に、同じようにメモと鉛筆を持って入ってきたのは、藤吉の元許嫁の楓だった。

楓は、「文鳥師匠が出ても出んでも、こんな端席にこんなに人が集まったというだけで、ええ記事になるんとちゃいますか?」と微笑む。

先ほどの弟子たちの声が聞こえていた藤吉は、緊張しながら師匠に「お時間です」と声をかけた。

師匠は「ほな、お客さんとこ行こか」と弟子に言った。

つづく

今日のあさイチ受け

今日は受けはありませんでした。

感想

また この2人は物で人を釣ろうとする~!も~。亀井さんの時もそうでしたよね~。いいのかな~主人公がこれで。

「きっかけ」をつくるやり方としてはそりゃアリと思うけど…。でも、なんかな~…(^^;)

物で釣って話ができるようにした「後のやりとり」が本題ってのは分かるんですよ。けど、主人公が当たり前のようにまずは物で釣ろうとする姿はちょっとしっくりこないです。「物をあげたら人は喜んで話を聞いてくれるだろう」と思ってる感じがして、心が貧しい感じに見えてしまう。

比べても仕方ないけど、「あさが来た」では、こういう困った時、あさちゃんが毎日毎日相手のお屋敷に通って相手が根負けしたり、相手から逃げずに 時にはあえて大口をたたいたりして、「あさちゃんの強さ」や「勝負勘」がそういうところから感じ取れてすごく良かったと思います。

これが「ごちそうさん」や「まれ」のように、食に関するドラマならてんのやり方も違和感ないと思うんだけど…。

あと、藤吉がこの間は「会うのも恐れ多い!」と言っていた落語の神様・文鳥師匠に向かって、落語の真似事を始めた時は、恥ずかしくて目をそむけてしまいました…(笑)

恐れ多いと言ってたのに、ご本人の前でそんなことするの~?(^^;)

藤吉が若き日の文鳥師匠の高座を見て感動している回想シーンとかでも良かったような…。たとえばそのために、「文鳥師匠が大好きだ、だから落語が好き」という藤吉の伏線を今週前半の「落語にやたらこだわる藤吉」関連の時に出しておくとか…。

その方が、文鳥師匠に会うこと・師匠が風鳥亭に出てくれることの感動や驚きがこちらも大きくなるような。

まあ、明日ご本人の「ひっぱりな~」をお楽しみに、ということかな。

その直後には、てんが「うちも始めてわろたのが落語でした」と言いながら、思い出し笑いしだすという……。…ええ~!?こんなとこで、今、思い出し笑いする~!?今~!?

びっくり仰天でした。ちょっと てんがアホの子に思えました…(^^;)

でも、要するに、こんな風に大人になった時に「はじめて見た寄席がおもしろかったな~」って笑っちゃうくらい子供の心にも残る、そんな寄席にしたいっていうことなんでしょうね。

大人も子供もみんなが楽しめる寄席。

文句ばっかり書きましたが(笑)、文鳥師匠が楽屋にいてくれて、寄席にたくさんの人が集まってるシーンでは結構ジーンときました。

このままうまくいくといいですが、結局 みんなを笑わせられる芸人が集まらないとねぇ…。文鳥師匠が出たということで寄席に箔がついて、「出たい!」という芸人さんが増えるかもしれませんね。この風に乗ってうまくいくといいですね。

楓さんが出てきたのにビックリ。新聞記者なんでしょうか??元気そうで、生き生きしてて何より。

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