朝ドラ「ひよっこ」第3週 第13回レビュー

明日に向かって走れ!1

今日の物語

夕方、谷田部家

美代子母ちゃんは、家で2人きりでみね子と話をすることにしました。

美代子「心配かけて悪かったね、じいちゃんから聞いた。嘘をついて…ひどいお母ちゃんだね…」

みね子「そんなことないよ…」

美代子「…ありがとう…」

美代子「みね子…落ち着いて聞くんだよ」

みね子「うん…」

美代子「お母ちゃん、東京さ行ってきた…。こないだ、こっちからお父ちゃんに送った郵便、みね子が送った手紙も戻ってきたんだ…宛先不明でね…わかる?」

みね子「…うん」

美代子「だから…泊まってたところとか、お世話になってた会社とか…行ってみた。……お父ちゃんには、会えなかった…。どこさ行っちゃったのかもわかんねえ…。東京の警察にもお願いした」

みね子「……警察…」

美代子「うん…。手がかりは…なかった…なかったんだ…」

美代子の目から涙がこぼれます。

みね子「…じゃあ…お父ちゃんは……?」

美代子「…わかんね。さっぱりわかんね。どこさ行ってしまったのか、どうしてんのか、全然わかんね。生きてるのかどうかもわかんね」

みね子「…」

美代子「…あ…ごめん、みね子…ごめんね!お母ちゃん…ひどい言い方したね…ごめんね…!」

みね子「なんでお母ちゃんが謝るの?」

美代子「だって………」

みね子「お母ちゃん……。…ひとりで行ったの?東京…」

美代子「…んだよ?」

みね子「怖かった…?」

美代子「…!」

みね子「ひとりで怖かったんでしょ…?心細かったんでねえの…?私がもっと大人だったら、一緒に行ってあげられたのに。そしたら…」

美代子は、みね子をぎゅっと抱きしめます。

美代子「大丈夫だよ!お母ちゃんは!」

美代子は涙をいっぱいこぼしながら、明るい声をつくって言いました。

みね子「…うん…」

美代子「…みね子。お母ちゃんね、お父ちゃんのこと、信じて待ってようと思う」

みね子「…分かったよ」

みね子「お母ちゃん…、話してくれてありがとう」

美代子「……うん…よろしくね!一緒にがんばっぺ!」

みね子「うん。正月には帰ってくるって、お父ちゃん行ってたもんね。その時までの辛抱だね」

美代子「うん」

翌朝、時子の家

みね子は今日も遅刻せずにやってきました。

みね子「おはよう!気持ちのいい朝だねえ!」

時子「そうか?いつもと変わんねえけど」

みね子「今日も一日がんばっぺ!」

バスの中

みね子は、バスの車掌の次郎さんと歌を歌って遊びます。

2人「幸せなら手をたたこう♪幸せなら手をたたこう♪幸せなら態度でしめそうよ♪」

時子は、次郎のすぐ傍に座って歌っているみね子を後ろの方の座席に無理やりひっぱります。

みね子「何?どうしたの!?」

時子「いいから!どうしたもこうしたもない!」

みね子「…なによ?」

時子「なんかあったんでしょう?言いなさい」

みね子「…なんで?」

時子「なんでってね…」

みね子「明るくしてたでしょうよ、私……」

三男「明るすぎだ。不自然だわ」

みね子「…」

時子「何があったの?」

みね子「…だって…明るくしてないとさ…してないとさ、おかしくなりそうだから」

時子「…いいから言ってごらん。あんた、ずっと黙ってることなんてできないんだから」

三男「んだ」

みね子「…はい」

みね子は事情を話しました。

三男「ほんとか…?」

みね子「うん…ほんとだ」

時子「…大丈夫…?みね子…」

みね子「大丈夫じゃねえけどさ、大丈夫にするしかないんだよ。だっぺ?」

時子「かもしんないけど…」

みね子「大丈夫だよ。大丈夫、大丈夫」

話が聞こえていた二郎さんも、みね子を心配そうに見つめます。

谷田部家の畑

美代子母ちゃんと茂じいちゃんがいつも通り畑仕事をしていると、時子の母・君子がやってきました。

君子「どうもどうも!おしゃべりに来たよ~!…違う、手伝いに来たんだ~あはは!」

美代子は微笑みますが、悲しさが隠しきれていません。

君子は一瞬で異変に気付きました。

君子「…どうした?美代子…どうした!?なんかあったか!?」

美代子はうつむいて涙をこらえます。

君子「なんだよ、何?」

君子は美代子を抱きしめます。

美代子「君子…君子……」

みね子たちの学校

休み時間、三男たちはみね子を心配します。

三男「やめるか…?みね子「

みね子「?やめるって?」

三男「聖火リレーだよ。お前、それどころじゃあんめえ?なのに、できねえよ。意味ねえし。お前がいなきゃよ」

時子「そうだね…」

みね子「何言ってんの!?やだよ、そんなの!絶対やだよ!いつもと変わんなくしてなきゃいけねえんだよ。やめるなんつったら、お母ちゃんが悲しい顔するよ…」

時子「…うん…」

三男「…そうか…?」

みね子「ありがとう。…でも、いや…「でも」じゃないか…だからこそ、私はやりたいよ。谷田部家も明るくなるしさ、楽しいことあったほうが♪」

三男「そっか…?やっか!」

時子「…私、考えたんだけどさ、なかなか面白いことなんじゃないかと思ってさ。小さな村でも聖火リレーなんて。だから、新聞社だったりテレビ局だったりに手紙書いてさ、宣伝したらどうかと思って!ほら、テレビとかでさ、ニュースの時にあんでしょ?町の小さな話題みたいなの!」

みね子「あ…ひょっとしたら東京のテレビでやっかもよ!」

時子「かもね♪」

みね子「じゃあ、お父ちゃんも見るかもね…」

時子「うん。それにホラ、走る私を映画会社の人たちが見るかもしんないし!」

みね子「そうだね!やるしかないね!」

三男「よし!ガリ版で書類つくっぺ!ほら、青年団に渡す計画書だ!任せろ!新聞部はりんごで買収しといた…!」

時子「おぬし、なかなかやるではないか~!」

三男「へへへ!」

みね子「……ありがとう…」

みね子は涙をこらえます。

みね子「…2人ともありがとう…」

三男「…なんだよ、泣くのかよ、結局!」

三男は笑って明るく返します。

みね子「だってよう…」

時子はみね子をぎゅっと抱きしめます。

しばらくして落ちついたみね子は、三男を見ていたずらっぽく言います。

みね子「…うらやましかっぺ?」

三男「…うっせえ!」

みね子・時子「ふふふ」

夕方、谷田部家

みね子は外に出て、空を見上げて深く深呼吸します。

茂じいちゃんが外で休憩していました。

みね子「あ、随分とれたねえ」

茂「おう」

みね子はじゃがいも(?)がいっぱい入ったカゴを持ちあげます。

茂「お、重いど。持てっか?」

みね子「大丈夫だよ、これっくらい」

茂はみね子の後姿を見つめます。

茂「…大丈夫か、ほんとに」

みね子は笑顔で振り返ります。

みね子「まかせとけって♪」

夜、谷田部家

みね子はこどもたちと一緒に、テレビでひょっこりひょうたん島を観ながら歌を歌います。

「♪丸い地球の水平線に 何かがきっと待っている 苦しいこともあるだろさ 悲しいこともあるだろさ だけど僕らはくじけない 泣くのは嫌だ 笑っちゃおう すすめ♪」

明るい歌声に、美代子も笑顔になります。

翌日、みね子の学校

みね子たちは、青年団に渡す書類づくりを始めます。

みね子の心『お父さん、お元気ですか?お元気でいると、みね子は信じています。留守中のことはどうぞご心配なく。みね子にお任せ下さい。』

みね子「がんばっぺ~!」

三男「! また泣くのかよ!」

時子はまたみね子を抱きしめます。

時子「よしよし」

つづく

今日のあさイチ受け

今日はVTR始まりで、受けはありませんでした。

今日の感想

今日も泣いてしまった!

どのシーンもうるうるきましたが、君子さんが畑にきて、すぐに美代子母ちゃんの異変に気付いてかけよったところでブワっと涙が出てきました!

もう…なんだこのドラマ!!!

3週ずっと泣いてます、たしか!

全部、みんなの優しさで泣いてます。

なんだよ~このドラマ~すごいよ~(´;ω;`)

みね子が美代子母ちゃんに「心細かったでしょ…」と言ってあげたところ。

みね子はなんていい子なんだ…お父ちゃんがいなくなったって聞かされたばかりで、みね子だって動揺してるだろうに…!

目の前にいるお母ちゃんが、そんな不安な気持ちを抱えてひとり大都会に行ったことを考えたらみね子も苦しくなったんだね…。そんなことを思いやってやれるなんて、みね子も優しい大人だなって思いました。ほんとに感動しました。

2人の話は「正月に帰ってくるって言ってたもんね」って言って終わりましたね。

私もそれを信じたいです。物語がぶち壊しになっていいからお父ちゃんが普通に正月に帰ってきて何事もなく終わるドラマでいいよ、もう!

それから、時子ちゃんと三男も優しい…!この3人たまらない…!ずっとずっと仲良しであれ!

明るく振舞ってても抱えている悲しさや不安に気づいてくれる友達って本当にありがたいですね。美代子母ちゃんにも、君子さんがいてくれて良かった!

君子さんも一瞬で気付くんだもん…すごいよ。

観てて、本当にブワーって涙が溢れました。

じいちゃんとみね子の短いやり取りも良かった。

あれはきっと、父ちゃんがいなくなった悲しさや不安をいったん置いておいて、元気に明るく淡々と暮らそうとしているみね子の心を表しているんですよね。

かわいい元気な笑顔で「任せとけって♪」と。

この笑顔や想いを無駄にしないように、正月には絶対帰ってこいよ…!実!(毎日毎日「お父ちゃんどうしたの!?」って言ってたら、逆にだんだん腹立ってきた私・笑)

ひょっこりひょうたん島の歌って、いいですよね…。

(おそらくリメイク版を小学生くらいに頃に見てました。夕方やってたやつ…)

この歌、これからもみね子が悲しい時とかに思い出したりするのかな…今だけかな…?単純明快でいい歌ですよね。NHKさんにはこれを機にぜひ再放送してほしいです。

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コメント

  1. るんるん より:

    皆がそれぞれにお互いを思いやってるのがいいですよね~(T^T)一昔前の田舎ってこんな感じだったのかなぁなんて思います。私も東北の僻地?の農家育ちなので(^^;)何もない時?は平和な話で盛り上がり、何かあるとみんなが気遣いしあう。
    3作ぶり?の市井の人の朝ドラで、どうなるのかと気になるストーリーですね。

  2. いそまる より:

    るんるんさん
    思いやってる姿はいいですね!
    るんるんさんも農家のおうちで育たれたんですね!このドラマは懐かしい雰囲気もあるんでしょうか?(^^*)
    私もわりと田舎育ちなのですが、ほんとの「田舎」の付き合いは良くも悪くも結び付きが強いと聞きます。
    ほんと「良くも悪くも」だと思います(笑)でも、朝ドラでネチネチした部分は描いていらないので、こうして「良い」部分を丁寧に描いてくれるのが気持ちいいなって思って見ています♪
    こういう朝ドラは久しぶりですよね♪