朝ドラ「わろてんか」第12週 第69回レビュー

お笑い大阪 春の陣3

今日のあらすじ

風鳥亭に嫌がらせを始めた寺ギン。

今日はついに、3軒の風鳥亭とも 時間になっても寺ギン派の芸人が一人も現れなかった。

一先ず 今日のところは、キースやアサリなど古株の専属芸人で高座をまわすしかない。

他の太夫元を当たりつつ、キースとアサリにも今日は別々に芸をしてもらうなど、藤吉は必死に今日の番組を立て直す。

しかし、番組表に「休演」の文字が目立つので、客の入りは非常に悪い。

そんな時、風太がやってきた。

昨日まで神戸に出張していた風太は、寺ギンがこんなことをしているとは知らなかったようだ。

トキから事情を聞いた風太は困惑ばかりであった…。

そんなピンチに不安を抱えるてんだが、高座がピンチで忙しいアサリの代わりにアサリの祖父と会うことに。

アサリの祖父は、アサリの嘘を見抜いていた。

祖父との話の中で、てんは、アサリが毎年 妹と祖父のために多額のお金を送っていたことを知る。祖父は、もうお金は送らなくていいと伝えるために大阪にやってきたのだった。

祖父「迷惑ばっかりかけてよ…すんまへん…!あいつが、ええ人らにかわいがってもろてんのを見れただけでも十分や」

てんは、田舎に帰ろうとする祖父を引き止め、風鳥亭へと招く。

高座では、ちょうどアサリが得意の顔芸で客を笑わせていた。

祖父が来ていることに気付いたアサリは、高座終わりで祖父から逃げようとするがつかまってしまう。

祖父はアサリが人に迷惑をかけて勤め人だと嘘をついたことを叱り、アサリの頭を叩く。

しかし直後、祖父は目に涙をため、アサリを「誇らしい」と言ってくれた。

祖父「わしは、親のないお前を笑われんように厳しく育ててきたんじゃ。そやけどお客さんはお前をわろて喜んどったぞ…。わろてもろて人を幸せにする仕事があるんやのう…!これからは、アサリ言う名前で堂々と生きぃ!!!」

こうして、アサリと祖父は固く抱き合うのだった…。

夜、藤吉はてんに「北村笑店で芸人を抱えたい」と、太夫元になることを相談する。

てんは賛成し「うちは藤吉はんに付いていくだけです」としながらも、「芸人の給金を月給制にしたい」と藤吉に相談する。

てん「曲芸の佐助さんやアサリさんのことで、うち、よう分かりました。芸人さんは皆、先の見通しがつかん暮しに心細い思いしてはるんです。太夫元やるんやったら、芸人さんとその家族を一生面倒みるつもりでやらせてもらいたいんです。お願いします。」

藤吉「…それで経営が成り立つんか?」

てん「へえ。ちゃんと日銭が入ってくる限り、赤字にはなりまへん」

こうして、北村笑店は、当時まだ珍しかった月給制を芸人の給金に導入することを決めた。

芸人だけでなくお茶子や下足番も月給制にし、月給の金額は皆の年齢や状況に合わせて一人一人と相談。頑張った月には報奨金も出すつもりだ。

後日、てんと藤吉がそれを芸人や従業員たちに発表すると、芸人たちはとても驚いて感動する。

風鳥亭が月給制で芸人を雇うという噂はまたたく間に広がり、それを聞いた寺ギンは怒り狂うのだった…。

つづく

今日のあさイチ受け

いのっち「まずは安定ですからね」

有働さん「まあね(笑)」

いのっち「安定があって始めて人を笑わせる気持ちになる」

有働さん「なんで(笑)急に…。それはそうだけど(笑)」

いのっちがあまりにもしみじみ言うので、大笑いしていた有働さんでした(笑)

今日のわろてんかの感想

おお~月給制導入!これは素晴らしい。

でも、ほんと こんな大きな事柄もサラっといきますね(笑)

お金の動きなど、詳しい経営状態が見えてこないドラマなので…てんの「赤字にはなりまへん」も、「へ、へえ~…すごいな…そんなにうまくいってるの…?」という感想でした。

でも、月給制には賛成!素晴らしい。

我が家も自営業でいろいろやっております。私も務め人だった頃はお給料をもらっていましたが、ほそぼそながら お給料を払う側になっておりますので、払う側の事情や気持ちも、もらう側の事情や気持ちも両方分かるようになってきました。

月給でお給料を払うって本当に大変です。結婚式の神父さんのおなじみセリフ「病める時も健やかなる時も」じゃないけど、自社がどんなにつらい状況でもお給料をちゃんと渡してあげないと、その人やその家族の暮しがめちゃくちゃになってしまうんですから、大変な責任と覚悟がいります。

今回 てんが決めたことはすごくえらいと思う。現在では別に「月給制だ!わーい!」なんて思わないほど「あって当然」になっていますが、働き手に安定を与えてくれる素晴らしいことだと思います。

経営者が芸人さんや働き手に責任を持つことで、本人たちに安定した暮しをしてもらって、日々を健やかに生きてもらう。働き手側は感謝の気持ちを持って芸や仕事で店を支えるように頑張る。そしたら経営者はもっと働き手に感謝する。そんなサイクルは理想的です。

ところで、団吾師匠は全然出て来ませんね…(^^;)月曜日に高座の様子がちらっと映ったっきり…。

団吾もお抱え芸人のはずなのに、他の芸人が来ないアクシデントの時も月給の報告の時も普通にいないし。もしかして、このまま「団吾師匠もいる寄席」なのに画面には映らないという手法を続けるつもりなのか…!?斬新…!(^^;)

アサリが割と多額のお金を毎年仕送りしていたことが発覚しました。いいとこあるやん!

風鳥亭開業直後にアサリが裏切ったのは、妹やおじいちゃんに仕送りする責任のためだったのかもしれませんね。

これで、おじいちゃんに嘘つかなくて良くなったので一安心。よかったね、アサリ。

寺ギン事件のせいで、おじいちゃんが見たアサリの高座はアサリ一人の芸でした。いつも通りキースと組んでるどつき漫才だったらバンバン叩かれている姿ばっかり見せることになって、おじいちゃんもつらかっただろうと思うので、この芸で良かった(笑)。

しかし、風鳥亭開業当時、たいしてウケなかったアサリの顔芸がめちゃくちゃウケてましたね。「タコの顔を観にきたんや」と楽しみにしているお客さんもいたし。いつの間にそんなに人気に…。リリコが言っていたように、団吾人気が他の芸人を引っ張っているいい状態なんだと思おう(笑)

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