夕ドラ(再放送)「カーネーション」第10週 第60話・第11週 第61話 感想

夕ドラ(再放送)「カーネーション」第10週 第60話「秘密6」、第11週 第61話「切なる願い1」感想

朝ドラ「カーネーション」を再放送で初視聴。不定期で感想を書きます。

初見&予備知識いっさいナシなもので、2度目の視聴をされている方からしたら「それ違うよ~」「その予想間違ってるよ~」などツッコミたくなることもあると思いますが、お許し下さい(笑)

第60話「秘密6」感想

あらすじ

昭和17年(1942年)12月末。

善作は勝がいるらしい隊へ向かったが、面会は叶わなかった。

糸子はお歳暮として野菜など食べ物を商店街の親しい家に配る。安岡家には、何も事情を知らない若い縫い子のりんを向かわせた。りんから、八重子が受け取ってくれたと報告を受け、糸子はホっとする。糸子は、食材に困らずに安岡家が良い正月を迎えられることを祈る。

昭和18年(1943年)1月

年が明けてから、電気やガスの使用に規制がかかり始めた。皆で一緒に暮らした方が節約できるということで、善作たちも一緒に暮らすようになった。

ある日、糸子は、情報通の木之元から勝が大陸に渡ったという情報を聞かされる。

糸子の中で「浮気していた男や」という気持ちと、勝を愛おしく思う気持ちが、グルグル グルグルとめぐる。

そんな中、婦人会の年配女性が数人やってきて、勝が使っていたミシンが空いているはずなので供出しろと言う。勝が帰って来た時にはミシンで仕事をしないといけないから供出は出来ない…と糸子が断ると、婦人は「死んでお国の役に立ってこそ、旦那さんの値打ちだ」と言ってきた。それに腹を立てた糸子は婦人たちに激しく腹を立てるが、善作と昌子が必死に糸子を止めた。

夜になっても糸子は婦人の言葉が許せなかった。布団に入ってから、いつも隣で眠っていた勝の背中や寝顔を思い返し、そっと手を伸ばす。

そんな中、1階で寝起きしている祖母と善作と千代。この日、善作は寝付けずに作業をしていた。善作はふと棚を開けて探しものをする。

ガタガタと棚が揺れ、棚の上に置いていた「カイロに使う油の瓶」が落下し、足元にあった火鉢へと落ちていく。

善作はハッとするが、火鉢に落ちた油は大きな爆発音をたて、燃え始めた。

爆発音、千代の叫び声で、異変に気づいた糸子が慌てて1階に降りると、茶の間は火の海。善作は火だるまになっていた―――――――


衝撃すぎます。ラストについての感想は後でいっきに書きます。

婦人会の人が「死んでこその値打ち」とか言った時は、私が生きて来た中で一番じゃないかってくらいに腹が立ちました。まさに「はらわたが煮えくり返る」ように、腹のそこからフツフツとなんか沸いてきました。

単純に言うと、「このクソババア!お前、自分の息子が戦争言ってても同じこと言えんのか!お前、ほんまにそれで涙ひとつも流さんと、誇りじゃ価値じゃて手叩けるんやろうな!!!」って感じです。

くっそ~!!!!!!ほんまに腹たつ…!!!!!!!

…でも、もしかしたら、このご婦人はそうするのかもしれません。それくらい、戦争というものは人をおかしくしたんだと思います。戦争が憎い。ほんまに憎いし苦しいです。

「大きい、ぬくい背中。笑ったりしゃべったりする顔。心。それが全部、骨になってこその値打ちやっちゅうんか。こんだけのもんを石炭みたいにボンボン燃やして、日本は一体何が欲しいちゅうねん…。戦争ってなんやねん……」

このシーンはたまらなかった……。こんだけの言葉やのに、胸がはりさけそうです。

第61話「切なる願い1」感想

あらすじ

糸子は火の手が少ないところを飛び越えて台所へ行き、善作に何度も水をかける。

騒ぎを聞きつけた木岡夫妻がやってきた。糸子はリアカーを出してくれと指示し、善作を病院へ運ぶ。茫然とするハル、泣き叫ぶ千代を妹たちに任せ、糸子は病院へと一緒に走る。

善作は一命をとりとめたが、ひと月は絶対安静、治るかはなんとも言えない状況だと医師から告げられる。

動くこともできない大やけどの善作は自宅での看病となった。

糸子はしょげる暇もなく、善作のことや家の修理の手配に追われる。

数日後、家の修理中のばたばたした中で、糸子の陣痛が始まった。3人目ということもあり、陣痛の間隔などを自分である程度把握できる糸子は、耐えながら自分で黙々と準備を進める。

糸子は陣痛に耐えながら、ショックで元気をなくしてしまったハツを励まし、自分を心配する千代には善作の方に行ってやってくれと頼んだ。

そして、糸子は三女を無事出産。

「妊婦が火事を見ると、赤ちゃんにアザができる」という言い伝えをずっと気にしていた糸子だったが、赤ちゃんにアザがないことが分かって胸をなでおろす。

善作に赤ちゃんを見せ、糸子が「また女の子やと思ってるやろ」と聞くと、善作は小さく頷く。糸子たちは大笑いする。元気をなくしていたハルも赤ちゃんと見て元気を取り戻してくれた。

糸子「こんな夜に生まれてきた。ほれだけで「アンタ、一生分の手柄やで…」。そんな気がしました」


もうあかん。こんなに見てるのが苦しいことはなかったです。つらくてたまりませんでした。なんやのこれ…こんなん……苦しすぎる……お父ちゃんにはずっと、アホみたいに元気でおってほしかったのに……

今日のお話としては、お父ちゃんも一命をとりとめて、意志の疎通もできる状態やし、赤ちゃんも無事に生まれて、それはほんまに救われましたが……前半の、火事~病院のシーンはもう……息できひんほどに苦しくて、涙はえげつなく流れてくるし、見てられなかったです。

お母ちゃんの悲痛な叫びもすごかった……。

火事場でも的確に行動し、陣痛がきても祖母や父を思いやる強い糸子でしたが、その心中のこのセリフが流れた時は、また泣けました。

「なんでもかんでも自分ひとりでやってきたように思っちゃったけど、どんだけ周りに助けてもうちゃったかっちゅうことが、こんななってみて初めて分かりました。お父ちゃん、勝さん、おばあちゃん、うちな…心細いわ…」

そやんな…糸子かて人間やもんな…こわいよな…不安でたまらんよな…。いつも皆おってくれたもんね…。生まれてくる子にアザができたかもしれないという抱えきれない不安も持ってたんですよね。お母さんやもんね…。家族の愛について、ものすごく考えさせられる感じがしました。

とりあえずこの回は、一筋の光で終わってくれて良かった。再放送が2話構成で、近頃は土曜日と月曜日が一緒に放送されるので、ほんま救われます。本放送の時はあの火事のまま日曜をはさんでたんですよね…そんなん耐えられへん…日曜ずっとカーネーションのこと考えてしまうわ…。この2話を見た後でも、茫然としてしばらく何も手につきませんでしたし。

けど…お父ちゃん…どうなるんですか…?大丈夫ですよね…?

60話のラストで流れた来週の予告では、元気そうに歩いてるお父ちゃんがいましたよね…!?

なのに、糸子の「行かんといて!お父ちゃん!」という悲痛な叫びもありました。あの声は……?それがほんまに気がかりです。お父ちゃん、元気になりますよね!?大丈夫ですよね!?

…もう嫌!こんな苦しいの嫌!!!!!カーネーション、めっ……っちゃ好きやのに、見るの怖い!!!!!!つらい!!!!!!!!この間 糸子と勝さんを見て感じた「幸せと悲しさは背中合わせ」と同じことを思います。「いいドラマであればあるほど、悲しいシーンの悲しさ、半端ない!!!無理!!!!!!こんなん耐えられへん!!!!!!!!!!」

あ…ちなみにお父ちゃんの手をにぎって眠ってしまったお母ちゃんが、赤ちゃんの産声を聞いてお父ちゃんの手を放って糸子の元へ走るところは……笑ってええものか迷いました…(笑)あれでこそ千代お母ちゃんやなぁ…(^^;)(赤ちゃんが生まれてくれて、「いつものお母ちゃんを取り戻せた」って感じやったのかな…)

こんな大きな出来事の感想が意外といつもより短めなのは、ほんまに、言葉にならへん感じやからです。今は見守っていきたいと思います…。(あ、なんか月曜は国会中継があるので放送ないらしいです。続きは火曜日です。早くみたい…)

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コメント

  1. りょう より:

    はじめまして。カーネーションファンの男です。61話の感想がとてもお辛そうだったのでコメントさせていただきました。
    正直、これからの10数話がカーネーションの最も辛い時期で、本放送時、見終わって動けないというような感想もあった頃です。更にしんどいエピソードや畳み掛けるように戦時下の庶民の生活描写が続きますが、ぜひ頑張って見続けて下さいね。終戦の時は本当にホッとしますし、明るい未来に向かって進む糸子が見られますから。

  2. いそまる より:

    りょう様
    コメントありがとうございます。これからが最もつらい時期ですか………まじですか…………。
    すでに「見終わって動けない」を体験したのに、これからもっと…とは耐えられる自身がありません……。
    (2話ずつ放送なのは救いかもしれませんね…)
    苦しい先には明るい未来があるというりょうさんのアドバイスを胸に、頑張って見守っていきたいと思います…!

  3. りょう より:

    はい、戦後まだまだ厳しい世の中ですが、気持ちを明るく持って糸子にまたエンジンがかかります(^o^)
    視聴者も肩の力が少しは抜けるかな。
    もちろん、そうは言ってもカーネーションというドラマ、戦後もとても深くて濃いです。重苦しいエピソードも出てきます。でも、戦中のような容赦ない感じじゃないです。これ以上はネタバレになるからやめときますね(^^;

  4. いそまる より:

    りょうさん
    おお…そうですよね、戦争が終わったからと言って明るい話ばかりにはならないですよね、そりゃ…(ドキドキ…)
    「容赦ない感じ」…ぴったりな表現ですね…戦争中はやっぱりつらいです…。頑張って見続けます!