夕ドラ(再放送)「カーネーション」第11週 第64話~65話「切なる願い」 感想

朝ドラ「カーネーション」を再放送で初視聴。不定期で感想を書きます。

初見&予備知識いっさいナシなもので、2度目の視聴をされている方からしたら「それ違うよ~」「その予想間違ってるよ~」などツッコミたくなることもあると思いますが、お許し下さい(笑)

第64話「切なる願い4」感想

あらすじ

昭和18年(1943年)3月

善作は、話をしたり多少動いたりができるほどに回復した。このところ、木之元のおっちゃんや木岡のおっちゃんが交代で、リアカーに善作を乗せて病院へ連れていってくれている。

自分が起こしたボヤでやけどをしたことを隠したい善作は、病院の待合でやけどについて聞かれた場合は「たき火中にこけてしまったおばあさんを助けてやけどをした」というストーリーをでっちあげていたが、そのことに後ろめたさも感じていた。

ある日、戦地にいる勝から葉書が届き「元気でやっている」と書かれていた。糸子はホっとしつつも、「浮気してた旦那」という怒りも感じる。しかし、「どうか無事で帰って来てほしい」、そして「元気になってもらったら油をしぼってやる」と誓うのだった。

一方、モンペ教室は毎回 定員オーバーするほど人気が出ていた。

ある日のモンペ教室で、授業が始まる直前に安岡八重子が教室に参加させてほしいとやってきた。定員は既にオーバーしていたが、糸子は特別に八重子の参加を認める。

教室が始まり、涙を流しながら着物にハサミを入れる八重子の姿に、糸子は何かを感じとる。

教室が終わり、糸子と八重子は二人きりになった。八重子は、泰蔵が明後日に出征することが決まり、糸子に教えてもらった着物のもんぺで見送りたかったことを話してくれた。

八重子は糸子にも見送りに来てほしいと頼み、糸子は涙を流してそれを受け入れる。


感想

八重子さん………!!!!!!(大泣)

「戦地で思い出した時に、ちょっとでも明るい気持ちになるいい思い出を作ってやりたい」と言う八重子さん。きっと、泰蔵兄ちゃんも、糸子のことを気にしてくれているんですね…。(先日 河原で会ったときも、なんとも言えない表情してましたもんね。)

それに、八重子と糸子が仲良くしてたのに絶縁してしまったことも、心配してくれてたのかな。玉枝オバチャンと勘助は見送りに来れないらしく……きっと安岡家は今もずっと家の中は「灰色」なんじゃないかな…。

だから、残していく妻(八重子さん)の傍に糸子のような明るい友達がいるって思えたら、泰蔵兄ちゃんが戦地で思い出す八重子さんは明るい八重子さんになるかもしれません。そういうことも含めて、糸子に見送りに来てほしいと八重子さんは希望したのかなって思いました。

(…勘助、どうしてるんやろう………少しは元気になったんやろうか……もう何年も経つのに……。ほんで、長男の泰蔵兄ちゃんまで出征せなあかんなんて…オバチャンは大丈夫やろうか……大丈夫ちゃうよな……オバチャン……)

八重子さんと糸子のやりとりも大泣きでした…。言葉になりません。

つらすぎる現実が2人の仲を引き裂いてしまったけど、2人がこうして元に戻れて良かった。でも、元に戻れるきっかけが泰蔵兄ちゃんの出征・戦争だというのがまた…なんというか……。

あと、お父ちゃんが元気になってくれててものすごくホっとしました。…この時点では……。

第65話「切なる願い5」感想

あらすじ

泰蔵の出征の日。糸子と善作は泰蔵を見送りに行くことになった。

いつもはリアカーに乗せてもらって動く善作だが、この日は自分の足で歩くと言って聞かない。

千代は心配でたまらないが、糸子は善作の意志を尊重し、千代を説得する。

泰蔵は出征前、八重子と子どもたちと数人の知り合いで集まり、喫茶店でささやかな食事会を開いていた。

そこに、善作が杖をつきながらたどたどしい足取りでやってきたので、何も知らない泰蔵は驚き、事情を聞く。

善作は、これまでのように嘘をつくことはなく、「自分がだしたボヤでやけどをした」と正直に話す。

家族や糸子たちに見送られ、泰蔵が出発する。

善作は、ふりしぼるような大声を出し、「安岡泰三くん、万歳!」と叫ぶ。

泰蔵の姿が見えなくなった直後、無理をした善作はその場に倒れ込んでしまう。

善作を介抱しながら、糸子は向こうの方の建物の影に、奈津の姿を見付ける。奈津はその場にしゃがみ込み、涙を流す。

糸子は、奈津も八重子さんもどちらもつらいだろうと、2人を思いやる。

倒れ込んだ善作を、木之元がおぶって家に連れ帰ると、千代は無理をさせた糸子を厳しく叱りつけた。そしてその後は泣き崩れる千代。

意識が戻らない善作を見て、糸子は、これまで以上に悪いことになったように感じる。

夜中も善作は苦しそうにうなり続けるので、翌日 糸子が善作は病院に連れて行くと「疥癬」と診断され、心斎橋の皮膚科に通うことを提案される。帰り道、すっかり弱弱しくなった善作は、木岡が引くリアカーに乗りながら、空を飛ぶトンビを見上げる。

糸子は、絶対に元気なお父ちゃんに戻すと誓うのだった。

しかし、祖母・ハルはやはり度々体調を崩し、善作の療養には「疥癬」も加わったため、今まで以上にやることが増える。家事は妹たちが頑張ってくれているが、そもそも家事を苦手としているため、なかなかうまくやってくれない。糸子は妹たちに喝を入れたが…。

子守りをしてくれている縫い子のりんがいるとは言え、やはり育児は糸子の仕事。もちろん、それらを支える商売のことも常に考えないといけない。

糸子がそれらの今後を考えて頭を抱えていると、八重子と、八重子の長男・太郎が遊びにやってきた。八重子と懐かしい話に花を咲かせ、つかの間の談笑を楽しむ糸子であった。


感想

善作「ボヤや。自分でだしたんや」

泰蔵「…気付けてください」

善作「お前こそじゃ。…気ぃつけよ…」

泰蔵「…はい…」

もう涙が止まりませんでした。ここもなんとなく「男同士」ってものを感じました。だんじりの大工方も務めた泰蔵兄ちゃんやから、お父ちゃんも近所の皆も、きっと小さい頃から可愛がってきたんだろうなと思います。

命をかけて戦地に行かなくてはいけない泰蔵兄ちゃんを、偽りない自分の誠意と精一杯の力で見送ろうとするお父ちゃんの気持ちにぐっときました。

八重子さんと泰蔵兄ちゃんのやりとり、お父ちゃんの万歳三唱、影で涙を流す奈津。この辺りは涙が止まりませんでした。

八重子さんと泰蔵兄ちゃんが夫婦らしいことしてるシーンってほとんどなかったんですけどね…、というか、そもそも泰蔵兄ちゃん自身は妙に出番が少ないし…なのに、こんなに泣いてしまうとは……。八重子さん、「無事に帰って来て下さい」って言うことは許されてないから、何度も「気つけて」と言ってました。その短い言葉に、どんだけの気持ちが詰まってるやろうと思うと同じ女として、耐えられへん感じでした。

姿を見せず、影から見守って泣く奈津もたまらん…。糸子が「奈津と八重子さん、余計つらいんはどっちやろな…」と心で言った時は、一瞬めちゃくちゃ考えました。はじめは、結婚して子供までいる八重子さんの方がつらいやろうなと思いましたが、ここまで長いこと、ただただひっそり泰蔵兄ちゃんを思ってきて、今も、誰の前でも泣くことができひん奈津の気持ちを想像すると、やっぱり「八重子さんよりつらくない」なんて思えませんでした。奈津………(大泣)

(最後に糸子が「…まあ、どっちもやろな…」と言ったのが的確。比べられませんね…。糸子も大人になったんやなぁ…)

そして、無理をして倒れてしまったお父ちゃん…。えええ………元気になってたのに…。いっきに弱弱しく、小さくなってしまいました。えええ…………。お父ちゃん、元気になりますよね…?心斎橋まで通わなあかんと言われて、お父ちゃん自身は自分がふがいない気持ちを抱えていると思います。お父ちゃんのメンタルも心配です……。

それにしても…お母ちゃんが糸子を初めてあんな風にきつく怒りましたね。「そやから言うたやろ!!!」と…。普段のお母ちゃんからは想像できない口調でした。お母ちゃん…ほんっまにお父ちゃんのことを愛してるんですね…。

お父ちゃんにきつく当たられてたとこもあったみたいやけど、こんなに愛してる。浮気されてたと確信してても無事を願う。見合い結婚で流されるまま結婚したけど愛が生まれた。一度も伝えてない長年の愛情。男女間でも、いろんな愛があるなぁ……。

ラスト、八重子さんが遊びに来てくれて糸子と笑い合うシーンも泣けました。この2人が戻ってきて嬉しい……!!!!玉枝オバチャンや勘助と元に戻れるかどうかは分からないけど…今はとにかくすごく嬉しいです。糸子に八重子さんが、八重子さんに糸子がいてくれて、良かった。

あ、あと、糸子の長女・優子ちゃんと、八重子さんの長男・太郎くんの目が合うシーンが一瞬ありましたね。こりゃ、将来 恋仲になる伏線とにらんでいます。どうだろう。

…お父ちゃん、大丈夫ですよね…!?あほみたいに元気なお父ちゃんに戻れますよね…!?

正直…悪い予感しかしなくなってきたんですけど…。怖い……。お父ちゃんが元気になりますように……!!!!!!!!!!

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