夕ドラ(再放送)「カーネーション」第14週 第77~78話「明るい未来」(6/29放送)感想

朝ドラ「カーネーション」を再放送で初視聴。不定期で感想を書きます。

初見&予備知識いっさいナシなもので、2度目の視聴をされている方からしたら「それ違うよ~」「その予想間違ってるよ~」などツッコミたくなることもあると思いますが、お許し下さい(笑)

第77話「明るい未来2」

あらすじ

糸子たちの住む商店街に進駐軍のアメリカ兵が現れた。当初は怯えて店や家を閉めきるなどしていた住民たちであったが、次第に「アメリカ兵はそないに怖くない」と思い始める。闇市でもアメリカの物が増えたり、アメリカ兵も日本の物を買ってくれたりするので、糸子は「結構ありがたい」とも感じるようになった。

闇市はお金でなく「物々交換」でも物が買えるので、ここのところ、糸子は軍需品の残りや工場の払い下げの布などで作った服などを食料に換えている。

そんなある日、糸子の2人目のお客さんであるサエが店に来てくれた。二人は固く抱き合い、互いの無事を喜び近況を報告し合う。一通り報告し合って一緒に泣いた後、話題は洋服のことに。糸子はまだまだオシャレをするような時期ではないと思っていたが、サエは「今やからこそ女性にとってはオシャレが必要なのだ」と力説する。サエの住む町でも、警察のおとがめを無視して男たちがだんじりを曳いたらしい。サエは、女にとってのオシャレはそれと同じだと力説する。

その日の夕方、「洋服はまだ置いてない?」と若い女性がやってきた。サエの言葉を実感した糸子は、早速 軍需品の残り布で簡単な洋服を仕立て、店頭に飾った。糸子からすれば、まだまだオシャレな洋服とは言えず、心残りがある商品であったが、それを見た女性客が数人すぐにそれを買い求めたので、糸子は驚く。

これを機に糸子は洋服づくりを始めた。戻ってきてくれた常連客と話をしながら、糸子は「この人の出征した息子さんはどうしたんだろう…」と思いやる。皆悲しいことを抱えながらオシャレしようとしているのかもしれない、糸子はそんな風に思いながら、早く皆にもっと良い服を提供したいと思うのだった。

「ああ…縫いたい…!ほんまにええ洋服を縫うて、はよこの人らに着せてやりたい…!」


感想

この週からオープニング映像のラストが変わっていますね。赤い服を着た女の子ひとりがカーネーションを見上げていたシーンが、女の子と子どもたち3人に変わってました。ここからは、糸子だけでなく子供たちも出番が増えていきそう!個人的には直子の将来が一番楽しみです。

仕方ないことだけど、あまりにも嫌われて避けられて攻撃されかけるアメリカ兵たちがかわいそうで…面白かった(笑)

作った服と食べ物を物々交換し、作ったものがイコールお金になっている様子は、「一生糸で食べていけますように」という糸子の名に込められた願いが叶えられていますね。それから、お父ちゃんが買ってくれたミシンも糸子を支えてくれています。胸アツ……!

サエさんがお店に来て糸子と抱き合ったシーンは一緒に大泣きしました。こんなにここでも泣くか~と自分で驚きながら。良かったね…。

サエさんも家族を失って悲しい思いをたくさんしただろうけど、それでも「ご飯3日くらい食べんでも洋服買おうと思って来たんや!」と言っていたのがたくましかった~!(急にこんなこと言い出したらリアリティがないところですが、着物をもんぺにする教室に一番に参加して、その帰りに「男がいる場所に寄って行こう~!」と皆で盛り上がってた姿を見ているので、サエさんらしいなと感じますし、これまた違和感ナシ。やっぱり展開がストンと腑に落ちるので「気持ちいいドラマ!」と思いました♪)

第78話「明るい未来3」

あらすじ

昭和20年(1945年)10月

洋服用の生地を仕入れたい糸子は闇市を周るが、やはり食べる物もままならない現状なので、なかなか生地は売られていない。そんな中で糸子は、鮮やかな色の洋服を着たオシャレな若い女性を見つけ大興奮。思わず話しかけようとするが、木之元のオッチャンに止められてしまう。オッチャンが言うには、ああいう子は「男性相手の仕事をしている「パンパンガール」と呼ばれる人」らしい。なんにせよ、「オシャレ」がちゃんとこの世に生きていることを感じた糸子の心は燃える。

糸子の祖父・貞子から、祖母の清三郎ともに無事に元気でやっているという手紙が届き、糸子や千代は胸をなでおろした。

そんな中、ひさしぶりに八重子がやってきた。外で話すことにした2人は、喫茶店に入る。

八重子は、子供たちを連れて安岡の家を出て実家に帰ることを決めたと報告してきた。八重子達が家を出るということは、義母の玉枝を一人にするということだ。八重子は苦しい玉枝の気持ちも理解しているし、こんなことを選んだ自分が薄情者だとも分かっていた。それでも、精神的に不安的な玉枝との同居をもうこれ以上耐えられないほど、八重子自身も追い詰められてしまっていた。これまで八重子は「泰蔵が帰ってくるまで」と必死に耐えて来た。しかし泰蔵が亡くなり、玉枝は泰蔵の死を八重子の責任だと言った。「あんたがこの家に死神持ち込んだんや」とまで言って来たのだと言う。

八重子は泣きながら、「糸子のように仕事があれば良かった」と言う。好きな仕事は力をくれる、それすら自分にはなく、弱くなってしまった…と八重子は泣き崩れた。

糸子は、戦争が終わったと言っても消えるわけではない「戦争が残したもの」の重さを実感し胸を傷める。家に戻った糸子の元に、八重子の長男・太郎がやってきて、「中学校をやめるので働かせてほしい」と言って来たので糸子は驚く。太郎は、八重子が家を出ようとしていることも知っていた。しかし、玉枝を一人にするのが心配で、自分は家に残ろうとしていた。玉枝を養うために働こうと考えていたのだ。

安岡家のことに胸を傷めながら闇市に行った糸子は、相変わらずオシャレな「パンパンガール」の髪型がパーマなことに気付き、あることを思い付く。

糸子は木之元のオッチャンに「パーマ機がどこかに残ってないやろうか?」と相談する。木之元は糸子のために何軒も何軒も電話をかけ、東京に中古のパーマ機が一台売られているという情報をくれた。

糸子は引っ越し準備中の八重子を呼び出し、東京に行ってパーマ機を買って安岡美容室を始めようと誘う。「好きな仕事は力をくれる」と泣いていた八重子に、八重子の夢であった美容室をやって力を取り戻してもらいたいのだ。パーマ機を買うお金も、糸子が貸す。糸子は「これからはパーマと洋服なんや!」「一緒にここを乗り越えよう!」と八重子を励ます。糸子は一時間ほど説得し続け、八重子は東京行きを決めた。


感想

最後の八重子さんの顔!(笑)こんなシーンでこんなコミカル要素入れてくるとは!

糸子が「パーマ機やで」「安岡美容室やで」「東京いこ」と、淡々と魅力的な言葉を八重子さんに言い続けるので、八重子さんはめちゃくちゃ洗脳されてましたね(笑)

大丈夫なのかな~うまくいくのかな~……きっと大丈夫なんだろうけど、ドラマだし。でも、玉枝おばちゃんの精神状況は本当にしんどいことになってると思うので…大丈夫かなぁ……。けど、このエピソードが安岡家を明るくしてくれるのだとしたら待ち遠しいです。心配でたまらなかったので…玉枝おばちゃん……。

八重子さんってよく頑張ってるよなぁ…とは思ってたけど……頑張ってるなんてレベルとちゃうかったんでしょうね…。糸子のところに働きに来て笑ったりもしてたけど、家に一歩入ったら……どんな…どんな地獄やったんやろう……オバチャンを責めることはできひんけど…周りにつらさを見せず弱音を吐かずに耐えて来た八重子さんの気持ちを考えると胸がギュっとなります。

(そう考えたら、このドラマは糸子だけやなくて、強い女性が多いですね。奈津も、夜逃げはしてしまったけど…それまで必死に一人で頑張っていましたし…)

糸子が前に「太郎はええ子に育ってました」ってナレーションしてたけど…ええ子すぎて泣く……!この子も、家庭環境が不安定な中で育ったのに、こんなに優しい子になってくれて……泣く…!!!安岡家…早く皆で笑えるようになってほしいです…。どうなるんやろう…緊張します。

糸子は、奈津のときに助けられへんかったから、もう誰かを助けられへんのは絶対嫌やと思ってるのかな…。このご時世にお金を貸してまで…ってすごい。(糸子、お金持ちなのね…。景気良かったころの蓄えがしっかりあるのかな)

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