朝ドラ「半分、青い。」第14週 第79回あらすじ・感想

羽ばたきたい!1

今日のあらすじ

秋風(豊川悦司)のひと言で再び漫画を描き始めた鈴愛(永野芽郁)。締め切りが迫る中、何とか鈴愛の力になりたいと、裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)もオフィス・ティンカーベルに集まる。ところが、鈴愛は全く先の展開が思いつかない。焦る鈴愛をよそに時間は刻々と過ぎていき、ついに締め切りの朝を迎える。そのとき、描きかけの原稿を前に呆然とする鈴愛の携帯電話が鳴り、聞き覚えのある懐かしい声が聞こえてきて…

(YAHOO!テレビGガイドに掲載されているあらすじを引用)

今日のあさイチ受け

今日は司会者3人のパペット人形でスタート(笑)いのっち達の時もありましたね(笑)

華丸さん「秋風先生…ね。でも結局ああいうピュアな頃に思い付いたやつなんよね」

おもしろかったけど、受けとしてはサクっとだけでした。

今日の解説と感想

感情的になった鈴愛にひどいことを言われても、完成まで毎日手伝いに来ると言って鈴愛を応援してくれるユーコとボクテくんが優しすぎる……。3人が一緒に秋風先生の元で修行してた時期はとても「キラキラした時間」に思えました。あの青春のキラキラした日々がここにつながっているのが、感動的でもありますが…鈴愛の追い詰められっぷりがすごいので…切なくもあります…。(子育て中のユーコが鈴愛を助けに来れる理由が、お金持ちだからベビーシッターさんを雇えるから…ってのが…まぶしい…!ユーコやっぱりまぶしい…!笑)

しかし、鈴愛はネーム作成でつまづいていたところと同じところでまた筆が止まってしまいました。ついに明日が締め切り日となってしまい、もう後がない鈴愛は、ユーコ、秋風、ボクテにこの後のストーリーやエピソードを考えてもらおうとしますが…、前回 秋風先生にネームを見せた時と一緒で「そんなことはダメ」って、ほんとは鈴愛自身が分かっています。自分で言っておいて、ユーコに向かって「なんで止めないの?」って…。もう鈴愛…普通じゃないですよね…。痛々しくて見ててつらいです。人にストーリーを考えてもらおうとする自分にはもうきっと「次」なんてないことは、鈴愛自身が一番分かっています。

結局 原稿が完成しないまま締め切り日の朝とを迎え、途方にくれる鈴愛のもとに突然 律から電話がかかってきました。(ブッチャーに鈴愛の携帯番号を聞いたらしい)数年ぶりの律の電話にドキドキしたり泣いたりする気力も残っておらず、徹夜続きで目を真っ赤に腫らせて淡々と話す鈴愛が痛々しい…。…ここまで追い詰めなくても…!

秋風先生からの電話で、鈴愛にも結婚報告葉書が届いているであろうことを知った律は、気を遣って通勤途中に電話をくれたようです。通勤途中ってとこがね…なんか…あれですよね……家から、奥さんの前から、鈴愛に電話をかける気にはならなかったんでしょうね…。「結婚した」と言っても、律にもしこりがやっぱり残っているのでは……。

鈴愛はふと、律が乗る電車の色を尋ねました。律が乗る電車の色は「夏虫色」。鈴愛は、数年前に2人が再会した「夏虫駅」は、色の名前だったことを知ります。きれいな薄緑のことを言うのだと、律は教えてくれました。

なんかドラマチック…。自分が知らない生活をしている律を思う時、鈴愛は夏虫色の満員電車に揺られる律の姿を想像することになるのかな、これから…。。

律は最後に優しく「がんばれよ」と励ましてくれました。けれど、もう鈴愛は「描けない」……切ない…。本当に「私には何もない」と叫んでいたその通りの状態……。律に助けてもらおうと「描けないよ!助けて!」と笛を吹くこともできません。笛をふいたところでもう律は来てくれないし、律に解決できることでもありません。2人とも、マグマ大使の笛をふいていた頃とはもう変わっています。

鈴愛がその先を描けなくなるのは、いつも同じシーンですね…。小さい頃から幼馴染の男女が離れ離れになり、2人が年頃に成長したある夏祭りの夜、女の子は雑踏の中に男の子の声を聞き分けます。精一杯 男の子の名を呼ぶ女の子。男の子が振り返りますが…鈴愛はその先がまったく思い付きません。なんだか鈴愛と律を見てるみたいです。自分と律が再会して、いったいその先はどうなるのか? 鈴愛がいつもこのシーンで止まってしまうのは、自分と律を重ねているからだろうと思ったので律からの電話で、もしかしたら「描けるようになるのか…!?悲恋の恋を描くとか…!?」と期待しましたが結局描けないまま。原稿を落としてしまいました。

秋風先生は、鈴愛の原稿が仕上がらなかった場合の代わりとなるように、こっそり ある原稿を仕上げていました。原稿が完成してなかったことを怒ってた編集者が、秋風先生の原稿があると知って大喜びし、「もともとうちが欲しいのは秋風先生の原稿でして」って言ったのはキツイ。もうこれ以上 鈴愛を追い詰めないでくれ…!

『月が屋根に隠れる 原案 楡野スズメ 作画 秋風羽織』

うわわわ……………なんちゅうか……すべてが切ない。胸がキュっとなる展開でした。先生の親心がすごい……。

先生がめちゃくちゃかっこいいんですけど、「先生さっすがー!!ひゅー!かっこいい~!」と喜ぶ気になれない切ない展開……。けどやっぱり先生はすごいですね…。創作する仕事って本当に大変だと思います。鈴愛は数年でその壁にぶちあたってしまいましたが…、先生はもう何十年も第一線でそれをやり続けてきてるんですから…。この原稿だってたった数日で、鈴愛のフォローのために仕上げて…原案として鈴愛の名を出して…優しい……。こんなことができるのは普通じゃないよ…すごいよ…。「本物」を見せつけられた気がしました。月が屋根に隠れるは、鈴愛が律との別れを漫画にしようとして2年間挑戦し続けたものの、形にすることができなかった作品でしたもんね…。鈴愛が完成させられなかったこの作品がここに登場するとは……。どうあがいても自分に乗り越えられない壁にぶち当たり、「本物」を見せつけられ……、もう漫画家としての鈴愛の終わりが近づいている感じがプンプンします…。連名の「月が屋根に隠れる」は引導を渡す形になるのかな…。鈴愛はどう感じるんだろう…大丈夫かな。漫画家編、最後まで見守りたいです。

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