信じたい!6
今日のあらすじ
律(佐藤健)はシェアオフィスでの起業に興味を持ち、鈴愛(永野芽郁)や、他の起業家の仕事を見に来るようになった。多様な人々がそれぞれの目的で活動するシェアオフィスの雰囲気と、ものづくりの初心を思い出し、起業への思いを強める律。一方で鈴愛は、麦(麻生祐未)や恵子(小西真奈美)と話すうち、一人で起業をするのはリスクがあることを痛感する。ある日、起業に惹(ひ)かれると話す律に、鈴愛は本音を語りだし……。
(YAHOO!テレビGガイドに掲載されているあらすじを引用)
今日のあさイチ受け
土曜日なのであさイチの放送はナシ。
今日の解説と感想
ストーリー補足
・夏休み中の花野は、ひとりで3オバの家にお泊りに行く。
・花野を迎えに来た麦は、元住吉監督が「自分の撮りたい映画を撮るため」に自主制作映画をやっていることを報告。元住吉を傍で見ている麦は、自分ひとりで仕事をすることの大変さや「安定」というものがいかにありがたいことか…等、日々感じていることを語る。
・一方、律の元妻・より子は、再婚が決まったらしい。予感がしていたものの、律は落ち込む。
・鈴愛は、自分の商品をネット販売することを検討。ネットを見ていると、大手企業の平均年収ランキングの記事を見つける。そのランキングには、律が勤務する菱松電気もランクインしており、その年収の高さに驚く。
・「グリーングリーングリーン」を経営する恵子は、このところ売上が呼び悩んでいることを鈴愛に明かす。恵子はへこたれることなく、新商品の開発に励んでいる。「(売れるか)疑うより(売れると)信じる方がいい」とポジティブに考えており、自分を奮い立たせるために自分の目標を大きくオフィスに掲げている。
・恵子から勧められた鈴愛も、自分が信じたい事柄をオフィスに書く。
・近頃 仕事終わりに南村のシェアオフィスに寄っている律。
・律は、鈴愛と恵子のオフィスで、鈴愛が書いた文字を見つける。「お母ちゃんのオペは絶対成功する 100%」と書かれていた。律はひっそり鈴愛を思いやる。
・津曲のラーメン屋で一緒に食事をする律と鈴愛。起業を前向きに考えはじめ、律はどこかワクワクしている。
・鈴愛は、律が起業することを心配に思い始めていた。起業した自分の現状、麦や恵子との話、菱松電気の年収、律の性格…それらを思うと「律はこのまま菱松電気に勤めるのが一番いい」と考えたのだ。
・鈴愛は、一人で仕事をすることの難しさ、精神的に弱い部分がある律には向いていないなど、自分の意見を話す。しかし律は、自分の心に土足で踏み込まれたように感じ、怒って帰ってしまった。
感想
律の起業
鈴愛が律に言った言葉たちは、結構きつかったですね。
「律にはいつも看板があった。西北大学だったり京大の大学院だったり、そして菱松電気。律は看板に守られて生きとる。看板をなくしたらあかん。」
…ひどくない…!?律を心配する気持ちは分かるけど、さすがに律もムッと…というか、グサっときますよね。律は、律という看板で生きてきたんじゃないの?入った学校や会社が律の看板なんて、律自身に何もないって言ってるのと同じですよね。ちょっと失礼すぎる…。心配な気持ちは分かる。けど、きつい。
けど鈴愛も人の言葉に流されすぎかも。先日 律の家でシェアオフィスの申込書を見つけた時は「あそこで一緒に働けるのか?」と割と嬉しそうだったのに、ちょっと麦さんや恵子さんから「一人で仕事をすることは難しい」という話を聞いたからって、急に律に「やめといたほうがいい」って。
自分自身も一人で仕事をしてるんだから、恵子さんや麦さんに言われるまでもなく、その苦労もやりがいも自分が一番知ってるはずだし、もう40歳近くなんだから大企業の年収が高いことや「安定」のありがたさ位は見聞きして知っているはず。
昨日今日話したことに影響されて律を止めるのはちょっとどうなの?って感じでした。
恵子さんと麦さんの話がなくても、鈴愛が苦しみながら悩みながら必死に仕事をしていることをもっとしっかりと描いていれば、その苦しみと「長い付き合いで、律の性格をよく知っている」という2つだけで、「私はがむしゃらな性格だからなんとかやってるけど、律には向いてないと思う」と言える根拠になったと思います。
律も律で「恵子さんも南村さんも成功してる」って、えらく軽く言ったもんですね…。大企業に勤めている人は、勤めているからこそ、「安定がなくなる」ことの不安要素をよく理解してるパターンが多いように思うんだけどなぁ…。皆成功してるから自分も大丈夫…みたいに軽く思えるかなぁ?しかも、あの真面目な律が。
もう40ですよ。鈴愛も律も。もう40の、子育てもしてる大人に見えないんですよね…。
(「40歳になったから完璧な大人であるはず」と言いたいわけではありません。ただ、あまりにも幼く見えます。前も書きましたが、20代くらいの青春物語みたい。鈴愛が必死に考えて悩んで努力して生きている描写が少ないので、こういう風に思ってしまうんだろうと思います。人としての円熟味が足りないというのかなぁ…。)
今日は喧嘩別れしてしまいましたが、まあ、律が起業する展開は間違いないのかな…と予想しています。律も、離婚したこと(しかもより子さんすぐ再婚………)もあって、新しい自分の道を探しているんですから、心機一転、周囲が「お前には向いてない」という道でも頑張ってほしいと思います。
鈴愛の経済状況
鈴愛の言葉から、花野ちゃんのフィギュアスケート代は3オバにカンパしてもらっていることが発覚。ずっと疑問だった部分が、正式に発表されましたね(苦笑)。
現実的に考えれば、お母さん一人で頑張るには限界があるので、自分だけで難しい部分は公共の補助や家族の助けを受ければいいと思います。
「3オバからのカンパ」と鈴愛は思ってるけど、もしかしたら涼ちゃんが3オバに渡してるお金なのかも…と思ったりしました。涼ちゃん、妻と子を捨ててお金の援助もせず好き放題一人で生きてるんだとしたら、ホントにクズ(怒)。せめて「僕からだと受け取ってもらえないと思うから、叔母さんたちからだと言って鈴愛ちゃんに渡して」とか影でやっててほしい。私的には。
けど鈴愛もなあ…子育てをいろんな面で助けてくれている人たちに対して「カンパ」って…やっぱり幼いんですよね…。お店やるからお金出してくれっていうお母ちゃんとのやりとりもそうだったし…人に助けてもらうことをなんとも思ってないのかなぁ…思ってないんだろうなぁ…。
麦おばちゃん
麦さん再登場でした。ちょっとだけでしたけど。最近、麦役の麻生祐未さんが別のドラマ「義母と娘のブルース」に出演されていてソッチの印象が強かったので、一瞬、麦さんがどんなキャラだったか混乱しました(笑)。律役の佐藤健さんも出てますね、ギボムス。
そういえば、正人くんの彼女である「10歳年上のアキコさん」というのは、ギボムスの主役である宮本亜希子(綾瀬はるかさん)からとったのでは…?という説があるみたいです。ちなみにギボムスは、朝ドラにもできそうなくらい、長スパンを丁寧に描くいいドラマだな~と思って楽しく見ています。
話を麦さんに戻します。元住吉監督と、恋人同士…なんですかねぇ……?独立したこと、独立後の大変さをよく知っている(そばで見てる)ぽかったので…。はっきり名言されていませんが…そういう解釈でいいのかな……。いちいち言葉にしないような「大人の恋」をしてるのかなぁ。
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「半分、青い。」年表
拍手お返事
KIMOさん…「風」「風」言うてるでしょう?突然(笑)。あ…確かに…いくら鈴愛の知り合いと言っても、知らん人の作ったチキンライス食べられないかも……(笑)。来週のサブタイトルに「風」が入っていたので、「風」推しの謎が分かりそうですね♪
Wさん…嬉しいお言葉、ありがとうございます。ちゃんと患者のことを考えて時間をかけて説得までしてくれるお医者さんもいるんですね…!(感動)Wさんも良い先生に出会えてよかったですね…!「当たり前のことに感謝」は、本当のそう思います。なのに、当たり前すぎて忘れてしまうこの人間の未熟さはなんなんでしょうね…慣れって怖い…。朝ドラは定期的にそういう気持ちを思い出させてくれるので、そういうところも私が朝ドラを好きなポイントです。
Cさん…もうどうでもいいエピソードはやめてほしいですよね。願望ですかね(笑)何より、Cさんが「エリコ」っていうのが笑えるんですけど(笑)。10歳上のアキコさんについてのウワサ(?)を今日の感想に書きました~それもありそうなウワサです。長渕剛のモノマネ…!?(笑)そんなエピソードはなかったと思います。私は、おじいちゃんの歌い方をモノマネしてると思いました。中村雅俊さんの歌、うまいんだけど、クセがあるなぁと思ってたので。
KAZさん…被害がなくて良かったです!信じられないですよ…私もです…続きすぎてますよね…各地で…。ハル夫婦は、何十年も連れ添った夫婦って感じですよね。悲しいことが起こらないでほしいです。カーネは大相撲が始まるのでまた2週間お休みです!9/25~再スタートです。待ち遠しいですね。
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