朝ドラ「カーネーション」を再放送で初視聴。不定期で感想を書きます。
初見&予備知識いっさいナシなもので、2度目の視聴をされている方からしたら「それ違うよ~」「その予想間違ってるよ~」などツッコミたくなることもあると思いますが、お許し下さい(笑)
第133話「まどわせないで6」
あらすじ
糸子(夏木マリ)は里香(小島藤子)に、ジャージーを脱ぐか東京に戻るかだと話す。翌朝、里香はいつものジャージーをやめ、あり合わせの古着を着る。糸子は譲(川岡大次郎)と栄之助(茂山逸平)に、年配の女性用に作った、体型が変わっても美しく着られるよう工夫した服を見せる。そして“この形で既製服を”と渡す。里香は優子(新山千春)の送ってきた服を着ようとせず、糸子は問いただす。譲たちが新たに商社マンを連れてくる
(YAHOO!テレビGガイドに掲載されているあらすじを引用)
感想
自分のせいでスケバンちゃんたちに糸子の店のガラスを割られ、「糸子からジャージを脱ぐか東京に帰るか」と言われた里香ちゃん。
糸子が里香ちゃんに言った「服は着て歩くことで、それにふさわしい物事を引き寄せる」という話は、根岸先生からの教えである「ほんまにええ服は、人に品格と誇りを与えてくれる。人は品格と誇りを持って、初めて希望が持てる」に通じることに思います。
ジャージしか着なかった里香に洋服を通して生き方を教える糸子に、ここでも、糸子の人生経験を感じました。
ヤンキージャージは脱いだものの、古い服を着たり、聡子の学生時代の体育ジャージを着たりしてる里香ちゃんはなんだか可愛かったです。聡子とも普通に電話していたし、やっぱり「お母さん」である優子にだけ、「普通」でいられない感情があるみたい。
そして、ようやく里香ちゃんが抱えているものを糸子に吐き出してくれました。自分でもこれというハッキリした理由は分からず、ただお母さんのことが嫌になったと言ってました。けど、「嫌い」とは言わないし、「冷たくしたらかわいそうだって分かってるのに」と言っていましたね。ええ子や……。かわいらしくてちょっとウルっときました。反抗期ってやつなんでしょうかね、誰でも一度は感じたことある気持ちなんちゃうかなって思います。「こんなことしたら、言ったら、お母さんを傷つけてるって分かってるのに」っていう気持ち。若い可愛い孫のこんな苦しい気持ちを受け止めるのは、めぐりめぐって今は糸子の役目ですね…。
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