夕ドラ(再放送)「カーネーション」第26週 第146話感想(10/24放送)

朝ドラ「カーネーション」を再放送で初視聴。不定期で感想を書きます。

初見&予備知識いっさいナシなもので、2度目の視聴をされている方からしたら「それ違うよ~」「その予想間違ってるよ~」などツッコミたくなることもあると思いますが、お許し下さい(笑)

第146話「あなたの愛は生きています1」

あらすじ

平成17年、91歳の糸子(夏木マリ)は店の2階を改装し、皆が集まるサロンにする計画をたてる。新聞取材では91人のボーイフレンドについて話し、自分ではなく相手のためを思ってすることの喜びを語る。自分のブランドで紳士服を始めるなど、糸子はまだまだ意気軒こう。改装のため2階を取り壊す前日、広々とした畳に寝転がり今までに思いをはせる。当日、孝枝(竹内都子)は感傷的になるが、糸子は今を生きるのだと言い切る。

(YAHOO!テレビGガイドに掲載されているあらすじを引用)

感想

いよいよ最終週です。

再放送で見ているので いつもの朝ドラの「最終週」と違う感覚がするのかもしれませんが…、なんというか、「楽しみ」です。いつもの朝ドラは、最終週を迎える直前は寂しくて仕方ないことがほとんどです。親しみを持った面々とお別れになってしまう…ということが、私にとってはいつもとても寂しいんです。(半分青いだけは、そういう気持ちになりませんでしたが…)

けど、このカーネーションの最終週は、それとは全然違う気持ちでいます。糸子が生き抜いた人生を見届けることができる喜び…みたいなものを感じています。糸子の年齢的にも、最終週に悲しいことがあるだろうという予感はあります。それが「悲しくない」とは思いません。きっとめちゃくちゃ泣くだろうと思います。

けれど、それ以上に、「糸子が最後まで何を見せてくれるのか」「糸子の人生を見届ける喜び」、そして、誰もが必ず行く「老い」と向き合ったこんな素晴らしいドラマを最初から最後まで見た後、自分は一体最後にどういう気持ちになるのか……それが本当に楽しみです。

さて、感想です。

2階を改装するため、物を捨て、畳で寝転んだ糸子。そういえば、若い頃の糸子はよくあの部屋で、ごろんと足を広げて寝ていましたね…。あれからもう何十年……。神戸箱、「ピアノこうて」攻撃のメモ……、懐かしいのと、糸子がずっとそれを残してきたその気持ちを思ってみたりして…、こちらまで感傷的になりました。

糸子は「何を残さず、何を残すか」を考えているのかな…。善作お父ちゃんがスパっと家を出て糸子に店を譲ったことを思い出しました。お父ちゃんのようにスパっと娘らに店を譲ることは叶いませんでしたが、今の糸子は自分の後片付けを自分でして今度はスパっと去っていく準備をしてるのかなって…。

「与うるは受くるより幸いなり」。ああ、素晴らしい言葉やな…って思った直後、糸子が言った「こんなん人一倍欲深くないと言わんで」に、目からウロコで感動しました(笑)

ああ…糸子らしくて嬉しい…。やっぱり糸子は「朝ドラヒロイン」らしくないですね。

糸子が「うなぎ~!」と駄々をこねている姿や「うちのこともドラマならんかな!?テレビの人に聞いて!」としつこく食い下がる姿は、思わず笑ってしまうんだけど、同時に、若い頃の糸子が重なるように浮かんできました。

ところで前回、奈津との再会シーンがなかったので、「こういうとこを省くのがこのドラマなんだよな~」とか思ってたら、今回ちらっとありましたね♪糸子が入ってきた時の奈津の顔…奈津もほんま奈津のまんまやな~(笑)

「老人ホームに放り込まれた(笑)奈津」・「相変わらずのお姫様ぶり」が微笑ましい。奈津は奈津のまま、糸子は糸子のまま、2人の関係も昔のまんま……、そんな2人が互いに91歳で元気に生きている、それだけで幸せを感じます。この幸せも糸子が加奈子さんに話していたように、「奇跡」を見せてもらってるからなのかな。

そういえば…奈津はきっと糸子が出てるテレビや雑誌を見てたと思うんですけど、そう考えたら、周防さんも糸子のことをどこかで見ていたかもしれないですよね…。もし周防さんもまだご健在であれば、今も…。

プチ情報♪

142話にて、糸子と奈津が病院の廊下を、無言で我先にと競争して歩く面白シーンがありましたが、糸子と奈津は若い頃にもあんな風に無言の競争をしていました!

若い頃の競争シーンは第9話の冒頭です。私もさっそく録画を見返しましたら、最後には ほぼ走ってました(笑)。糸子の奈津の、変わらない関係描写に胸が熱くなります。(変わらないように・相変わらずなれ合わないように見えても、互いの心には互いへのあったかいものが確実にどんどん増えていっているであろうということも感じるので、2人の特殊な関係について考えると胸が熱くなります……しみじみ…)

142話を見た時、「前にもこんなこともあったような…」とちらっと思っていたんですが、どんなシーンだったか全く思い出せなかったので「自分の記憶違いかな~」とか思って流していました。しかし、常連様から「前にもあったことだよ~」と教えていただいたんです♪ありがとうございました!!

しかも、R様からは「9話だよ~」という情報まで追加で教えていただきました!R様、本当にありがとうございます!おかげさまでスっと録画を見返すことができ、ニヤニヤしつつ、あったかい気持ちになりつつ、とっても楽しませていただきました~(*^^*)

もし録画を残しておられる方は、ぜひ9話をもう一度チェックしてみてください♪

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コメント

  1. アリエル より:

    自分のためにやったことではなくて他の人のためにやったことは成功してきたっていう言葉、素敵だなあと思いました。カーネーション は良いセリフ多いなぁ。糸子は本当に面倒見がいいですよね。お母ちゃんに似たのかな?お父ちゃんにも似てるかな?院長先生、やっぱり憎めないwこういうなんか憎めないキャラの描き方がお上手。

    私、インテリアが好きなのでドラマのインテリアとかによく注目するのですが朝ドラはやっぱり完成度がいつも凄いなぁと思います。部屋の内装と共に糸子達の人生も見えるというか、あー、ここに前はお父ちゃんが座ってたなぁとかここで周防さんがミシンをやってたなぁとか思い出したりしてインテリアだけ見てもなんだか切ない不思議な気持ちになります。糸子が寝っ転がって昔を懐かしんでいた?ような描写がありましたが私も同じく懐かしんでいました。

  2. いそまる より:

    アリエルさん
    人のためにやったことが…のくだりは感動しましたが、糸子の「強欲やからそう思うねん」は大笑いしつつ納得しました。他の朝ドラヒロインの多くは、生まれながらに女神のような性格が多いですが、糸子のこういうところは気持ちいいです。
    そうそう、家も、朝ドラでは家や住む場所が移り変わっていくのが定番ですが、カーネーションの舞台はずっと岸和田のこの小原家でしたもんね。いろんなことがあの家でありましたよね…。私もいろんなシーンが思い浮かびました。

  3. tak より:

    神戸箱・・・かつて貞子おばあちゃんがこの箱で送ってくれた『ドレムじゃなくてドレス』糸子が喜んだのもつかの間、千代「ピッタリやわ~静子に」とか、箱の中の骨董品を売って生地代にしたりもしましたよね。

    「ピアノこうて」攻撃・・・チビ糸子を演じた二宮星さんが、一人二役で今度はチビ直子を演じたときの三姉妹の攻撃は強烈でした。傑作だったのは喫茶店で糸子と真剣な表情で話していた周防さんが、糸子の和服の袖の下から「ピアノこうて」のメモを発見するシーン。絶妙でしたよね。

    こういった細部まで面白いのがこのドラマ、そして晩年編でまたその話が出てくるとは・・・。

    初見のいそまるさんが「糸子が最後まで何を見せてくれるのか」・・・……それが本当に楽しみです。・・・と、書かれていますが、糸子はそしてカーネーションは最後までしっかりと『魅せて』くれますよ。
    それにしてもあの最終回は・・・(口にチャック)。

  4. いそまる より:

    takさん
    神戸箱、懐かしいですよね。ピアノこうて攻撃も、すさまじかったです。どれも今思い返すと、なおさらキラキラして思えます。晩年編でああいう形で登場させるとは…人生の積み重ねの描き方が本当に素晴らしいですね。なるほど、「魅せて」ですね!楽しみです…!!(´∀`*)お口にチャック!ご協力、ありがとうございます!(笑)