スカーレット105話 ええ色が出ました

スカーレット105話の感想です

うちは陶芸家になります

「僕にとっては女や」という八郎さんの言葉に、「女扱いせんといて」とかそんなことは何も言わず、感謝の言葉を述べ、「うちは陶芸家になります」と言い切った喜美子。

「ハチさんの想う女ではいられません。別れましょう」というようなはっきりした言葉はありませんでしたが、「うちは陶芸家になります」は、八郎さんの胸の内が分かった今、これ以上ないほどの決別の言葉だったと思います。

感想を聞かせてくださった読者の皆さんも、少しモヤモヤされてる方が多いようでしたが、私もです。八郎さんの気持ちも分かったし、陶芸家になりたい喜美子の半分狂ったような熱い陶芸家魂も知っているから、別れは仕方ないと理解できました。だけど…あの幸せだった2人がこうなってしまうとは……と、その寂しさが大きくなってきました…。

読者さんのwさんが「どちらの味方にもなれない」という感想をもっておられましたが、まさにそうだな、と。どちらの気持ちも分かるように思うけど、「それでも 夫婦やないか」と思う気持ちも。

うちの夫が、「芸術家とか職人とかそういう人は、どこか狂ってないとできない」と言ってたことがありました。あくまで夫の主観ですが、喜美子の心は その大前提を以て想像すると理解しやすいように思います。その凡人(八郎さんを含む)には理解しきれない狂ったような熱い喜美子の心を、穴窯の炎になぞらえて描いた ここ最近のスカーレットは秀逸だった と思います。

八郎さん

今日はこの後 八郎さんは描かれませんでしたね。ナレーションだとしても何かしら八郎さんの情報は出てくると思いますが…(たしか予告で流れて まだ今週流れてない映像もありますよね…?)別れたのだろうと思ってます。

八郎さん…………こういう展開になるとはなぁ…………。

ほんとに…なんというか…寂しさを感じます。

自然釉薬

そして、喜美子は自分の出したい色を出すことに成功しました。

きれいな色でしたね…、形は崩れてるように見えたので作品としてはどうなんだろう?芸術のことは疎くて正直よく分かりませんが、あのツヤのある深い緑色はきれいでした。あんな色が自然で出るんですね…。

ちや子さん

そうか……そうかそうか、ちや子さんか。大阪に行って 今のちや子さんの活動を描いたのも、このためか。私は全然つながっていませんでした(苦笑)

ちや子さん、喜美子のために大きく記事を取り扱ってくれたんでしょうね…。そこから話題になり、多くの女性の共感を集めたのかもしれません。「いい」と話題になり、穴窯はもう他に誰もやってないので価値もあり、喜美子は陶芸家として名を馳せることになった。そうか…そういう流れか………。

陶芸家

嬉しい反面、八郎さんも喜乃川さんもたどり着けなかったところに喜美子だけがたどり着いたというのは、どこか寂しさも感じます。皆 一生懸命生きてるのに…。だけど、先日 読者さんが「信じる力が足りなかったのは喜美子かもしれない」「自分はできると信じる力が こういう道を進むためには必要なのかもしれない」というようなご意見を聞かせてくださったことが頭をよぎりました。その通りだったのかもしれません。そして、夫が言った「どっか狂ってないとできひん」という言葉も。

喜美子だけがサクセスストーリーのように見えるけど、狂って、お金をかけて、必死にもがいて、夫と離れて、喜美子にも苦しみがあったことを私たちはちゃんと見てきました。そんな苦しみの中で「あの色を出したい」、そこだけは変わらなかった。そこに到達することだけを目指した。

喜美子だけが立派とは思いません。喜美子も八郎さんも慶乃川さんも、皆 悩んで自分の道を選びました。人生っておもしろいですね…なんてことをふと思います。

そうだ、朝ドラ「まれ」にあった「何かを得たければ何かを捨てろ」という言葉も思い出しました。結局「まれ」は全部つかんだ物語でしたが…スカーレットは、自分が目指す陶芸家の道のため、愛した夫を捨てることになって……なんかこう…こういう「突き進む女性」を多く描いてきた朝ドラの中でも特にスカーレットはえぐいな…と思う今日この頃です…。

8年経過

喜美子の成功から8年が経ちました。はや…!ここまで飛ぶとは…。しかも水曜に。さすがはスカーレット…。

武志もでっかくなっちゃいましたねぇ。お母ちゃんは武志の友達の顔も思い出せないくらいの歳に。でも武志がええ子そうで一安心……今の所は…えげつない反抗期きませんように…。

なんか喜美子も先生先生呼ばれてかっこよくなっちゃって……いろいろ変わってますねぇ…。穴窯は映らなかったので、現状がどうなってるのかはまだ分かりませんが、工房はそのままの場所にありましたね。

(読者さんの中には「穴窯は今回で崩れ落ちるようだから その後はどうするんだろう」と疑問をもっておられる方がいらっしゃいましたが、どうなんでしょう。自然釉を代名詞として陶芸家をやってるなら穴窯はありそうですよね。穴窯は補修しながら使っていくもんなのかな?と今の所は思ってます。)

拍手おれいなど

昨日の記事にもメッセージや拍手をありがとうございました。今日は特に時間がとれないので、お返事ができませんが、全部楽しく読ませていただきました。ありがとうございます。

急いで書いたのでいつも以上に文章にまとまりがないかも…読みづらかったらごめんなさい。最後まで読んでくださってありがとうございました。

今の気持ちを要約すると、どちらかと言うと「寂しい」です。喜美子が成功してたことは嬉しいはずなのに、失った「八郎さん」という存在がちょっと私には多すぎました。失うまでの過程も…皮肉というかぐさぐさくる感覚を持っています。

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コメント

  1. るんるん より:

    いそまるさんの旦那さんの言ってた事、私もそう思います。普通の人には入り込めないくらいの集中力というか執念?がないと、そこの域には行けない。史実だと、画家のゴッホとかほんとに狂った人もいましたね(^^;)

    朝ドラといえば「明るくはつらつ」ってイメージですが、喜美子の葛藤はリアリティがあってこれもまたありなのかなと思います。

  2. いそまる より:

    るんるんさん
    夫の意見に共感していただけて嬉しいです。喜美子の狂ったほどの熱意はちゃんとドラマ内で表現されましたが、夫の意見のような感覚を大前提として理解しないと、喜美子の穴窯への執念も「なんでそこまで?」としか思えないように思います。
    喜美子と八郎さんの葛藤はすごかったですね…。開始当初「これはすごい朝ドラだぞ」と私の心はざわつかされましたが、想像を越えてすごい朝ドラになってます…