スカーレット140話の感想です。
ちや子さん
ちや子さん、相変わらずかっこよくて、昔と変わらず喜美子の頼れるお姉さんでしたね。
ネットワークを通じてドナーを探す手伝いをしてくれるだけではなく、「ありがたい」という気持ちをどこに向けたらいいかというアドバイスもしてくれました。初めて「自分の人生のことは自分で考え」と導いてくれた頃のことを思い出しました。
それを受けて喜美子は、ドナー検査を受けてくれた人に一枚一枚直筆の手紙を書き、手作りの絵付け小皿を贈ることにしていましたね。すごく感動しました。私には喜美子のように心のこもった素敵な小皿や作品を送ることはできないけど、こういう心を自分も持ってちゃんと生きたい・人に感謝を忘れずにいたい、と思いました。
患者の会
前を向いて加入した喜美子。前なんて向けない絶望の心境のトモヤくんのお母さん。すでに娘さんを亡くしていた日高さん。いろんな人がいますね……。
喜美子は強いから前を向いて歩こうとしていますが、皆が皆 そうではないですよね…。大崎先生が「患者さんの心は毎日変わる」と言っていたけど、近しい者の気持ちも同じだと思います。トモヤくんのお母さんも、日高さんの優しさも 見ていて苦しかったです。
日高さんは、娘さんが亡くなったからこそ、他の人たちを支えたいと思って会を立ち上げたんですね…。こういう素晴らしい人って実際たくさんいらっしゃいますよね…すごいですよね…。
そういえば、喜美子が大阪で出会った「保育所を増やす運動」をしていたメンバーにも、現役の子育て中の女性と 子育てを終えた女性がいましたね。子育てを終えた女性は、自分が苦しい経験をしたからこそ 現役のお母さんたちの力になりたいと考えたんでしょうね…。あの大阪での出会いは、この患者の会の布石になっていたんですね…。
日高さんが喜美子を「頑張ってるね」と抱きしめたのも、苦しい毎日の中で一生懸命生きている喜美子をまずは全身で肯定してあげたかったんだろうな…。がんばってもがんばってもどうしようもできないのに、周囲から「がんばってね」とか言われるのは苦しいですよね…。
武志
武志のバイト先のおばちゃんは、病気のことまでは知らないように見えました。それでも、武志のことをよく見てくれているから、異変に気づいてくれたのかなと思いました。武志がいつも真面目に働いていたからこそ、かな。誠実さ・やさしさの連鎖がいっぱいで泣けてきます。
真奈さん
武志も真奈さんが好き。だけど、自分がどうなるか分からないから突き放す。だけど真奈さんはそれを良しとしない、武志に近づこうとする。だけど、武志の気持ちを一切無視して最後まで踏み込むわけではない。どっちの気持ちも分かります。この2人の恋だけで1本映画つくれますよね……。切ないなぁ……。
拍手お礼など
ちょっと…前向きな気持ちで見ていられない苦しい朝ドラになってきました。
今の私は健康で、自分の大事な人たちも健康でいてくれています。だから、冷静に見ていられますが……今闘っている人、闘った人、そんな経験者の方々には、自身の気持ちや経験が投影されて 正直苦しくて見ていられない展開になっているんだろうなと思います…。
昨日の記事にも拍手やメッセージをありがとうございました。
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YUKIさん…お兄様 ご立派ですね……!
wさん…ちょっとね…しんどくなってきましたね……
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。