エール感想(父の死)

エールの感想です。

父が死去

前半の区切りとして、裕一の父が亡くなりました。

裕一よりも弟の浩二との様子が描かれ、先週の音の決意に続き「こう来たか!」と感動させられるストーリーでした。すごく良かったです。

浩二

「父はいつも音楽のことを兄と楽しそうに話していた」「本当は父は男に家を継いでほしかったんだろう」とずっと劣等感のようなものを抱いて生きていた浩二に対して、「音楽の話でしか裕一と話せなかったからだ」「裕一は音楽しか能がない」と言い切った唐沢パパ。

ああ そうか、確かにそうだな…と 納得しました。子どもの頃の裕一は今よりもっと無口でしたもんね。音楽だけが父と子が楽しく話せる話題で、唐沢パパも決して口が上手な器用な人間じゃなかったから、裕一との分かりやすい話題を見つけたもんんで、そこばかり掘り下げてたんですね。

浩二ともっと早くこんな風にちゃんと本音を話せていたら、親子関係・兄弟関係があそこまでこじれることはなかっただろうに…。唐沢パパは「お前とは言いたいことを言い合ってきた」と言っていましたが、肝心な話はできてなかったですよね…。

浩二とお父さんの関係は、リアルな「父と息子」らしい間柄だったように思います。同じ仕事に就いたもんだから余計にいがみ合ってしまうというか…そういうところが余計にリアル。

親の死という朝ドラには必ずある別れのシーンを、主人公びいきにしなかったこの展開はすごく良かったです。あともうひとつ良かったのは、浩二自身が自分で自分の心理に向き合って「父と兄や世の中を見返すことができるなら何でも良かった」と認めたのが、父の死より前だったこと。そういうマイナスの気持ちを自分自身で認めた上で、自分だけの新しい道・夢を抱いて切り拓いていった描写がすごく良かったです。それが分かる農家さんとのシーンはとても重要なエピソードでしたね。

大丈夫か 裕一……

浩二のことを掘り下げていくと…あれですね…家の借金問題もすべてわれ関せずと捨てて東京に出てきて、音が準備してくれたレコード会社とサクっと契約し、自分に酔った作曲ばかりで採用されず、ようやく採用された曲はいつも誰かが持ってきてくれた仕事ばかりで、ようやく売れたのも妻のご縁をきっかけに双浦環が歌ったことがきっかけなのに、子どもが生まれてからは仕事そっちのけで作曲もほとんどしていない様子の裕一って…一体………。

日常の中にある音楽との接点もろくに描かれていませんし…もうさすがに「才能がある人」の一言では片づけられない違和感が……。

はっきり言って…裕一があほに思えてきてしまうので、そろそろちょっと…かっこいいところが見たいです…。(そういえば前にも主人公の夫があほに思えて困る作品あったな…なんだっけ……わろてんかかな…笑)

強いて言えば、家も土地も浩二に相続させたいという父の意志に快く同意した裕一は、らしくてホっとしました。浩二が「父さんはそうやって口約束だから騙されるんだよ」と冗談を言った通り、父の死後に「あんな口約束は無効だよ」とか言ってダーク裕一が出て来て相続の権利を主張して「舞台は相続争いへー!!いざ、第二部」とかならなくて本当に良かった笑。

しかし、死を覚悟してもなお「ハーモニカがまた聞きたい」と言った唐沢パパと、ハーモニカを買ってきて聞かせてあげようとする裕一は、やっぱり父が言った通り「音楽の話題しかなかった」と言えますね。一見 仲良さげでも「音楽しかない」父と子。これからは華のこととか話題も増えたかもしれないのに…と思うと、早い死がいっそう悔やまれます。

唐沢パパ、お疲れさまでした。

メッセージでいただいた感想

さっそく 感想を聞かせてくださった読者さんがいらっしゃいますので、ちょっと引用させていただきます。

>よくぞここまで軌道修正できました!父、兄、弟、それぞれの思いをうまく回収しつつ面白かったです。

>特に今日の回は、やれば出来るじゃん(^^;という感じでした。(でも来週は脱線コメディのようです) 今日の感想を一言で言うと「浩二、良かったね(^^)」 これまでの経緯を乗り越えて、兄弟仲は雪解けし、逆にこれから深まっていくかもしれませんし、そうあって欲しいです。

私も今週は思わぬ展開でとても良かったです。長かった浩二くんとの不仲もこれで雪解けですね。ホっとしました。

ところで、この弟くんとの話は実話なんでしょうか?不仲期間も長く確執もかなり根深かったからこそ裕一びいきじゃなく浩二にスポットを当てた父の死エピソードがすごく効いていましたが、そもそも弟との確執をそこまで物語に入れてなかったら、普通に裕一にもスポットをあてた父の死エピソードになったことと思います。実話に沿っているのか、それとも弟と父をこういう形で描きたかった故の確執だったのか…どっちなんだろう?とちょっと気になりました。それとも、「才能あふれる主人公を描きつつ、才能もない普通の人間も描きたい」というのが物語のテーマなのかな?

拍手お返事など

前回の記事にもメッセージをありがとうございました。

ペットのこと、私のことを気遣ってくださるメッセージ、本当に嬉しかったです。病気は、現在はしばらく経過観察して方針を決める段階ですので、本当にこのさきどうなるか分かりません。どうしても不安に押しつぶされそうになりますので、お優しいお言葉に救われます。

前回の記事にも書いた宗男さんの言葉「人を救えるのは人」の重みを感じました。本当にありがとうございます。

さて次週は、すごい週になりそうですね(;^ω^) スピンオフのコメディ週でしょうか。気楽に楽しみましょう~(^O^)/今日も読んでくださってありがとうございました。

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