朝ドラ おちょやん第39話感想 あんたにうちの何がわかんねん

重い……

39話感想です。

今日は特に、何から書いたらいいか迷います。

テルヲはやっぱりテルヲでした。みじめな父親。「ちょっと借りた」とか「すぐ返す」とか、何も変わってない。

でもそんなことは、奉公に出された頃からほんまはわかってたはずやのに、こうして再会するとまだどこか期待して夢を持ってしまう千代の気持ちが、めちゃくちゃ切ない…。

9歳で「うちがあんたらを捨てたんや」とまで言ったのに、今度は「金の切れ目が縁の切れ目や」とまで父に言わなあかんかった千代の気持ちは、なんかもう私には想像できないなと思いました。

そして、それは小暮くんにも言えることやな、と。

小暮くんが千代に告白。一度諦めた初恋とは言え、うれしくない相手ではないはず。なのに、千代は全然うれしそうじゃなかった。

いまだに変わらず娘の金を持っていこうとする父親に対し、財布の中の少しのお金まで床に巻きつけた千代。それを拾うみじめで汚い父の姿を見た千代には、もうきれいごとは何も入ってこなくなってしまったんやと思いました。

先週 鶴亀の社長が一平に言った「残念ながら血ちゅうもんは、嫌でも親から子に受け継がれていくもんや。見とうない汚らわしさも、優れた才能もな」という言葉を思い出しました。テルヲと千代をつないでるのは「血やなくて金や」と千代は言ったけど、やっぱり親のあんな姿を目の当たりにしたらショックは計り知れないし、「この血が自分にも入ってるのか」と嫌になると思う。(だからこそあえて言葉で「血じゃない」と自分から拒絶したのかもしれない)自分の中にあのみじめで汚い親の血が入ってると思うと、千代は自分のことすら、汚いもののように思ったかもしれない。

小暮くんにとっての「お父さん」は、千代の気持ちなんて想像できないほどの「いいお父さん」なんだろうなと思う。いくら借金したりする大変な親でも、親は親、いつか一緒に仲良く暮らそう…なんてことを、当然のように語れる親子関係。千代の汚いところを際立たせるかのような小暮くんのきれいさでした。

小暮くんが好きになった千代は、床に巻き付けたお金を親に拾わせたりはしないし、親子関係を拒絶して金の切れ目が縁の切れ目なんて言葉を吐き捨てないでしょうね。

やっぱり、先週の鶴亀の社長の言葉は今日につながってると私は思いました。せっかく初めて人から千代が「好きだ」と言ってもらえたのに、なんて酷なものを描くんやろう。

一方で、タイミングよく表れた一平。小暮さんには何も言えない千代が、一平には思いをぶつける。千代の気持ちを分かった風に語る小暮さんと、「わからん」と語る一平。対照的でした。一平が言った言葉は、昨日 千代が片金所長に言われた「役者は孤独や」と似てました。

すごく酷な展開でしたが、「人を元気にしたい」と役者を志したきれいな夢も、汚いみじめな親の血が流れてる汚い自分も、孤独も全部背負って、千代はまた次のステージへ上がっていきそう。

今日はこのあたりで終わります。明日のあさイチには、テルヲことトータス松本さんが出演されます。くれぐれも、「トータスさんとテルヲは、別」(笑)

昨日の記事にも拍手やメッセージをありがとうございました。

そういえば、花子とアンの再放送も始まりましたね。(開始2日目で、もう国会中継でお休みでしたが)花子とアンの個人的見どころは、老けない醍醐さんです………。もうこの作品もずいぶん前になるんですねぇ…時がたつのは早い。

それでは今日はこの辺で。では(^^)/

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