朝ドラ おちょやん第53話感想 お前に親の気持ちの何がわかるんじゃ

いやーおもしろい。今週もめちゃくちゃおもしろい。

福助とみつえちゃんをメインに、一平の脚本をサブとして描かれていますが、描こうとしている本質はいい感じに通じてきましたね。

「親は子の幸せを願うもんやろ?」という千代の言葉から始まった今週のストーリー。「普通の親」を知らない千代は、屈託なくそう発する。

一方、「わからんから芝居をする」「演じることでそういうもんが分かる気がするから」と言ったことがある 同じく「普通の親」を知らない一平が「母親の無償の愛情を描きたい」と言い、千さんに「お前に親の何がわかんねん」と言われ、言い返せなくなる。

筋の通った素晴らしいお人やと思われてきた岡安のごりょんさんが、福富のことになると、ちょっと引くくらいに頑固でうがって物を見る。娘の恋心より、自分の福富憎しの気持ちが勝っているようにしか見えない。

今週の流れとしては、最終的には千代が屈託なく言った「親は子の幸せを願うもんやろ?」を答えとする結末になるんだろうな~とは思うのですが、おそらく「そうは言っても親だって人間」みたいなところが描かれてるのかな~という気がしてきました。岡安のごりょんさんがすでにそうなっているので…。

福富さん

その反面、福富のごりょんさんからはチラっと「うちにお嫁にくるみつえちゃんがかわいそうや」的な言葉が出たりと、案外、冷静なのは福富のごりょんさんぽいところもまたおもしろい。

福富さんが岡安にお客さんを紹介した件も、岡安のごりょさんがひねくれて考えすぎな気がしました…自分とこのごひいきさんを紹介できるなんて、なんだかんだ言って岡安のことを認めていたってことだと思います。みつえちゃんに最後「息子をたぶらかすな」とかきつい言葉を吐き捨てたのも、みつえちゃんのために悪者になろうとしているようにも見えました。

仲が悪い理由

そして、この2人がこんなに犬猿の仲である理由は、さらにその親の代にさかのぼる、ということが発覚。ここでもまた「親」。うーむ、なんとも興味深い…。(福富からのれん分けしてもらったお家さんは、めちゃくちゃ近くにお店を構えすぎたのでは……。店の営業範囲は重ならないようにして独立するというのは、現在でも病院や美容室の独立では当たり前なルールだと聞いたことがありますが…ルールがなかったのかしら…)

みつえと福助が恋仲と知ったお家さんが「これも時代やろか」と言ったのは、おもしろいセリフでした。男女が同学年で育ったなら恋に発展するのは あり得ることだと思うのですが、お家さんが言ったのはきっと「親同士がいがみあってるから子もいがみ合うのではなく、子は子で人間関係を築いていく」という部分が、「親の言うことすることは絶対!という世の中の常識が変わってきた」という意味で言ったのかなと思いました。自分が悪いとみつえちゃんに謝るところも含め、賢いお家さんらしかったです。(なぜ近くで独立したのか問題だけはお家さんらしくないような気もするけど…笑)

おばあちゃんと孫

あと、よかったな~と思ったのは、みつえちゃんとおばあちゃんのやりとりのそばで、千代が完全に部外者だったこと。いくら、千代が家族のように想ってもらっていても、やっぱり仲睦まじくずっと一緒に暮らしてきた家族の中に入れない(入らない)ところがあって当たり前だと思います。当たり前のことを当たり前に描く、主人公びいきしない描き方が良かった。

とは言え、居合わせた千代にとっては、孫であっても、「親は子の幸せを願うもん」というような愛を見せてもらえたわけですから、心の奥底で実感とともに親の愛を学ぶ機会になったのではないかと思います。

親というものへのあこがれ

一平と千代の「普通の親がわからん」同士は、今回の岡安・福富の一件をそばで見ることで、わからんかったものを学ぶきっかけになる…というのがサブのストーリー(ある意味、こっちがメイン?)になるんだろうなと予想中です。

二人とも、「普通の親」が分からんゆえに憧れを持ちすぎているのかもしれない。

昨日の岡安を巻き込んだお芝居の脚本。しっかり学んで座長に任命されてこれからあたたかい家庭劇を描こうとしている一平が作ったにしては、どうもチープすぎました。その理由は、一平が家族を知らないことというより「家族は美しいもの」という憧れがありすぎるから単調になってしまったんじゃないかな…と、今日の分を見て感じました。家族なんだからこれくらいで分かり合えるでしょ?みたいな。

親も家族も、みんな人間同士やから、周りからみたら「え!?」って思うような身勝手も汚い気持ちもある。その上で皆悩みながら想いながら生きている。「親の無償の愛」と一言で言うのは簡単やけど、一言で言い表せるほど単純なものではない。

そんな部分を一平が学んで本に描ければ、一平が描こうとしている「親の無償の愛情」はさらに際立って良い演目になりそう。千さんが一平の本をえげつないほど赤ペンで修正したしたのは、千さんの意地悪ではなく、一平の力不足やと思います。

幼少期から染みついた母への憧れで描く物語ではなく、「母親の無償の愛」を説得力を持って描けたとき、ようやく千さんに認めてもらえるんちゃうかな。

おわり

みつえちゃんと福助週の明るい一週間(スピンオフ的な)になるのかと思いきや、結構 深いところを描いていることが分かってきて、なんだかびっくり&うれしいです。本当におちょやんは面白い。

今日は感想というより、今週はこんなことを描いているのだろうという予想を書いたような内容になってしまいましたが、そんなに大幅に外れていることはないんちゃうかな…と思ってるのですが、どうでしょう。木・金と、どんなふうに描かれるのか早く見たいです。

大河のハナシ

話を変えまして、大河の件について、たくさんメッセージいただけてびっくりしました(笑)「歴史を知らないからこそ楽しめるかもよ~」というお声を数名の方からいただきまして、「ああ、確かに!」と目からウロコでした。まっさら視点で素直に楽しみたいと思います。

「感想は一文でもいいんだよ~」とも言われました。そうですねぇ…では…1話はとりあえず、主役の子役の子のまっすぐな演技がすごく気持ちよかったです。最近の子役の子たちって、なんですでにこんなに演技うまいんでしょうね。ほんとすごい。あと、つかまってボロボロな外見なのに玉木宏さんの色気が漏れ出してるな…と…思いました…(笑)。あと草彅くんが出てたのがうれしかったです。ひさしぶりにドラマで見た~。(SMAPファンではないですが、子供の頃からずっとSMAPという存在が当たり前にあったので、あんな形での解散は悲しかったです)

……あれ、これ大河の感想…なの…か……?(笑)

あとオープニングの長さに驚きました(笑)こんな感想でもいいですかーーー!!!(笑)

おわります

そんなわけで、今日はこの辺で締めようと思います。

昨日の記事にも拍手やメッセージをありがとうございました!おひとりずつへのお返事は私の都合で省かせていただいてますが、全部楽しく読ませていただきました。

では(^^)/

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