朝ドラ おちょやん第54・55話感想 親は子の幸せを願うもんや

おちょやん54話・55話感想です。

えーっと、水曜日に張りきって書いてた感想が、特に当たってもなかったので、ちょっとブログに顔を出しづらい私です(笑)

54話

54話は、千さんの赤ペン脚本による「マットン婆さん」。

こちらは、実際 松竹新喜劇で演じられた「アットン婆さん」という作品をモデルにしているそうです。

どんな話になるのかと思ったら…、めちゃくちゃええ話となりましたね!!!しかも赤ペン脚本は、一平が描こうとしていた「母親の無償の愛」の本質をちゃんと理解した上で作られているし…え、千さん、すごいやん!!!脚本もかけて、主演もして、実際お客さん笑わせて、泣かせて…!!!

昔からよく、育ての母親と生みの母親が子どもを取り合って、子どもが「痛い!」と叫んだら育ての母親のほうが手を放す……みたいな話あるじゃないですか。なんとなく、本質的にはあの話と似ている気がしました。

千代と一平は、千さんのアドリブ芝居から千さんが描こうとしたもの・意味を学び取っていました。2人とっては本当に大きな気付きになったと思います。千さんが一平に「お前に親のなにがわかるんじゃ」と悪態をついていましたが、逆に、千さんはなんでこんな繊細なものを描けるんでしょうね。(千さんに子どもがいないとも聞いてないので、いるのかもしれないけど…)アドリブではなく、初めからこういう形を脚本に描くこともできるだろうけど、そうはしないし…。いまだに全く読めない人です。

一平の脚本が赤ペン添削されてしまうのは、やっぱり一平の力不足。そのままの脚本を千さんに認めてもらえる日が来るのが待ち遠しいです。

ちなみに、こんな素晴らしい54話ですが、私の心をとらえて離さなかったのは、これです。

(ニコニコ動画風?に、私の気持ちを入れてみました。笑)

55話

岡安と福富

描かれたのは「迷惑をかけられてもかわいい」という親心だったんですね。

これは、子のいない私からは出ない発想だったなぁとつくづく思いました。なるほどなぁ……。お子さんがいらっしゃる方は、「そう、そうなのよ……!」と、うなずかれたんでしょうか。

あんなに福富といがみあっていた岡安のごりょんさんが、愛娘にまっすぐお願いされ、自分の気持ちをこらえて結婚を許し、福富さんに頭を下げる。

結果、心が晴れたかのように、福富ごりょんさんの苦しかった気持ちを思いやれるように変わる。岡安旦さんの「あの2人のおかげちゃうか」という言葉が染みました。みつえちゃんの家族のことも福助のことも大好きなまっすぐな気持ちが、岡安と福富の2世代にわたる関係を雪解けさせるという優しいラストには、「やっぱりおちょやんはすごいっ!」と思わされました。

お家さんがお菊さん(福富のごりょんさん)にお酌するのもめちゃくちゃ感動しましたし、密会をめちゃくちゃ怒られていた旦さんもまあるく納まりました。15分×5回分という制約の中で、過不足なく本当にいろんな物事・心情を上手に描きますよね、おちょやん。

千代の言葉

今週は主人公らしく、千代がみつえちゃんにきっかけを与えました。けど、千代がでしゃばりすぎる展開でもなく、勝手に人の気持ちを熱弁するわけでもなく、いい塩梅やったように思います。

「駆け落ちなんかしたら、もう帰る場所がなくなる。うちはそないなってほしない」、行く場所・帰る場所がないことを幼いうちに経験し、岡安が居場所になった千代だからこその言葉でした。

それを受けての、みつえちゃんからごりょんさんへの言葉も本当によかった。まっすぐな言葉でした。親同士の仲の悪さを理由に一緒になれない、こんなこと、めちゃくちゃ悲しいですもんね…。ポロポロ涙をこぼすみつえちゃんの演技もすごくよかった。

自分の子にこんな顔されたら、親はいとおしくてたまらんのですかね。悔しくて腹立つくらい、いとおしいのかな。

54話で、ごりょんさんが千代に話した みつえちゃんの着物の話をなぞるような展開も胸が熱くなりました。ワガママきいたらあかんと思いつつも新しい着物を買ってしまった、「その時のうれしそうな顔は一生忘れられへん」…今日のみつえちゃんの顔も、ごりょんさんにとって一生忘れられへん顔になったことでしょうね…。

いや~…今週も、本当に素晴らしいお話でした。

今週の千代

今週の千代は、うれしそうに笑っていても、どことなく寂しく見えることが多かったです。53話で、みつえちゃんとおばあちゃんが話しているとき、祝言の席…。家族のあたたかいものに触れるたびに、「自分には無いもの」という気持ちが同時に出てくるんだろうなと想像しています。

「親は子の幸せを願うもんやろ?」から始まった今週は、千代の「言うたやん。親は子の幸せを願うもんやって」という言葉で終わりました。見事な流れでしたが、同時に千代の寂しさがすごく際立っていましたね…。

けど、今週描かれた「親の愛」は決して単純ではなく、相当深いところが描かれていたと思います。今週の展開は、私も少し寂しくなる感覚を抱いたんです。さきほども書きましたが、「わがまま言われても かわいい」なんて気持ちは、子のいない私には実感できない気持ちです。

けどその一方で描かれたのは、マットン婆さんによる「本当の親にはなれへんけど、迷惑かけられると頼りにしてくれてると思えて嬉しい」という血のつながらない者の愛。

考えさせられるところがありました。きっと一平の描いた「母親の無償の愛」の脚本だけでは、私のような子のいない人にも何かを考えさせるような展開にはなっていなかったと思います。

千代自身も、「自分にはこんな風に思ってくれる親はいないな」という寂しさとともに、何か大きなもの・深いところにあるもの(きっとそれを愛と呼ぶのでしょう。笑)について考える機会になっていると思います。しつこいですが、よくできた素晴らしい週でした。

まとめ

今日の感想はこの辺で終わりにしたいと思います。今週は途中2話ほど絵を描けていないので…振り返って頑張って描くか、もうスルーするか悩み中…。読者さんに見てほしいというより、自分の葛藤です。全話描いて、製本して、一種のアルバムにしたい…!という夢があるので(笑)。描くべきか…描かざるべきか…それが問題だ…(笑)

来週の予告はご覧になりましたか?私は見ました。いよいよ、ですね。ドキドキ。

あ、今週の、千さんを黙らせるお茶子さんズは笑いました。まさかあの最強独断千さんを黙らせるのが、お茶子さんズとは!

前回の記事にも拍手やメッセージをありがとうございました。

まだまだ大河バナシが終わらず、「難しくて流し見してる回もある」とか「ベールに覆われて見ているときもある」というご意見をいただきました。笑いました。結構 皆さんそうなのね!なんだか安心しました。ツイッターには、ものすごく歴史や文化に詳しい方の感想や解説がよく流れてくるので、「歴史に詳しい人が多いんだなぁ…」と思って尊敬ばかりでしたが、急に親近感。そうですよねぇ。みんな歴史に詳しかったら、そもそも学生時代 社会の点数 みんな100点とれてることになりますもんねぇ。なんだかすっきり(笑)

あと、「ごりょんさんは「福助ママ」と呼ぶ方が似合う」的なご意見も。めちゃくちゃわかります…いしのようこさんって、男の子のママ役がめちゃくちゃ似合いますよね。私もそう思いながら見てて、途中までその感想も書いたんですけど、作中 別にそこまで福助を溺愛・甘やかしているわけでもないので「感想に書くのはやめとくか」…と思って消したんです。同じ感覚の読者さんがおられて嬉しいです。なんだろう、ほんと、男の子のママ役がしっくりくる…いやらしくなく、いい塩梅で…。

今日はこの辺で終わりにしたいと思います。今日も読んでくださってありがとうございました!では(^^)/

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